2020 ブログリレー #2

新入生の皆さん、こんにちは!2020年度ブログリレー二日目は2019年度入学・22期のエリカに執筆してもらいました!帰国でもなく、高校でもディベートに触れたことがない彼女が、ディベートを一年してどのように変わったのかなどが書かれています!特に英語力を伸ばしたいと思い、KDSに少し興味があるが「ディベート…敷居が高そう…」「自分には無理だろうな」などと思っている新入生に一読していただきたいブログです!

それではどうぞ〜👇👇👇


新入生の皆さん、初めまして!KDS新2年の上野恵里花です。私は1年前、帰国子女でもなければディベートなんて人生で一度もかじったことすらなかった状態でKDSに入りました。今回はそんな私だからこそ共感できる、入サーを迷っている皆さんの多くが抱えているであろう不安を少しでも和らげられたらな、という思いで書いてみました☺️高校ディベート未経験者/非帰国子女で、「英語を頑張りたい」「かっこよくディベートしたい」という気持ちはあるけれど、それでもやっぱりディベート経験や海外経験の差が不安で、そんな自分でもKDSに居場所はあるのかな、と思っている皆さんにぜひ読んで欲しいです。


Table of contents

  1. なぜ私がKDSに入ったのか

  2. 1年経った今だからこそ分かること


  1. なぜ私がKDSに入ったのか

私は先に述べたように、大学に入るまでディベートは英語でも日本語でも経験したことがなく、帰国子女でもありませんでした。

では、なぜそんな私が大学に入っていきなり英語即興ディベートを始めたのでしょうか?

それは、「英語が好きで、とにかく英語が上手くなりたかったから」「ディベートなら日常的に英語に触れられそうだったから」「モデルディベートで見た先輩の姿がかっこよくて私もあんな風になりたいと思ったから」です。きっと皆さんの多くと同じ理由なのではないかと思います。

 

  1. 1年経った今だからこそ分かること

ディベート未経験者/非帰国子女の皆さんがKDSに入って英語即興ディベートに触れるということは、まさにこれまで自分が踏み入れたことのない領域に挑戦する、ということですよね。大学に入って新しいことに挑戦する人は多くいますが、それがスポーツであれ音楽であれ何であれ、経験の差から生まれる不安は誰しもが抱えるものです。

ですが、高校ディベート未経験者かつ非帰国子女である私が1年間KDSに所属して思うことは、経験の差なんて気にしなくていいんだな、ということです。そしてそれはディベートを始めたばかりであればあるほど当てはまるものです。なぜなら「経験の差」というものを「超えられないほどの大きな壁」にしてしまっているのは自分自身の不安であることがほとんどであって、初めから自分自身が作り上げた大きな壁に怯んでいては実るはずの努力もする前に諦めてしまいがちだと思うからです。

もちろん経験者や帰国子女は、私に「いつかあんな姿になりたい」というモチベーションを与えてくれる、そして私のまだ知らない様々なことを教えてくれる、ディベートをする上で私の周りにいなくてはならない存在です。ですが、周りにいるからといって、彼らと比べて落ち込む、自分にはもう無理だ、どう頑張っても追いつけないんだ、と諦めるというのは違うと思うんです。

「英語即興ディベート」という今まで経験したことのない未知の世界、初めから芽が出なくて当然です。私も、最初は話すことが何も思いつかない、ましてや英語で30秒すら喋れない、そもそも相手の話も理解できない、本当に私にディベートができるようになる日が来るのかな…という状態でした。

ですが、そこで諦めなくてよかったと思っています。今の私なら、7分喋れて、議題を見れば言わなきゃいけないことが大体把握できるようになって、ジャッジという立場も経験するようになりました。1年前の私と比べて大きな変化です。

それでも、私は決して毎月のようにぐんぐん順調に成長していったわけではありません。それは一緒に頑張ってきた私の周りの未経験者/非帰国子女の皆にも言えることです。始めて1ヶ月で成長した分が1、2ヶ月で成長した分が2だとしても、1年経ってみるとそれが12、と思いきや20にも30にもなっている。英語即興ディベートはそんな競技だと思っています。だからこそ、スタートが遅いからもう無理だと思っても、2ヶ月経っても成長が感じられないからダメだと思っても、そこで諦めるのはものすごく勿体無いんです。英語ディベートはまさに頑張れば頑張るほど結果がいつか必ず返ってくる競技だと思っています。実際、努力を重ねた結果、高校ディベート未経験者/非帰国子女というバックグラウンドを感じさせないほどの活躍を国内外で見せている先輩方はKDSに限らずディベート界に多くいらっしゃいます。

挑戦してみても結果が出なかったら怖いな、不安だな、恥ずかしいな、と思うかもしれません。ですが、始めて数週間や数ヶ月で劇的に上手くなるようなものではないというのは、実際にディベート界を経験してきた私達部員がよく分かっていることです。だからこそ頑張りたい人に手を差し伸べてあげられる、どれだけ時間がかかってもとことん向き合ってあげられる環境だと思います。まずは「英語が上手くなりたい」「かっこよくディベートしたい」という思いさえあれば、自分の経験や今どれだけできるかなんて気にしなくて良いんです。未経験者も非帰国子女も大歓迎です☺︎一緒に楽しく頑張りましょう!

 

皆さん、ここまで読んでくださってありがとうございます。KDSに1年間所属した部員のリアルな声を感じていただけたら、そしてそれが皆さんの不安を和らげられていたら何よりです。

是非ぜひ練習にも足を運んで、KDSの雰囲気を確かめに来てほしいです。皆さんにお会いできることを一同楽しみにしています!