梅子杯2024
皆さんこんにちは!!もう少しで年越しですね、思い残したことはないでしょうか!皆さんにとってこの一年が良いものであったことを願います🔥
さて2024年度最後のブログは梅子杯についてです。今回は出場した櫻井茉穂さん、星夢佳さん、平田祐翔くん、加藤綾さんの4人に書いていただきました!最後にふさわしい超大作、読んでいて仲が良いのが伝わってくる最高のブログで2024年を締めくくりましょう!!皆さん良いお年を!
Table Of Contents
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他己紹介
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梅子杯とは
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練習期間
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大会1日目
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大会2日目
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大会を終えて
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1. 他己紹介
①紹介される人:櫻井茉穂
他己紹介者:星夢佳
まほはとても頼もしいパートナーです。プレパ中はたくさんマターを投げてくれたり、試合中には鋭いリバッタルや試合を動かすようなエクステンションをしてくれたりと、ディベートのパートナーとしても最高だし、ディベート外でも、懐が深いところ、私が何を言っても何をしても笑って受け止めてくれるところが大好きです。
あと、まほはとても努力家で勤勉な人です。暇があればバイトを入れていていつも忙しそうなのですが、そんな多忙な中でもプレパ練・スピ練に誘うと高確率で快諾してくれるし、逆にまほからお誘いが来ることもあります。さらに、ディベートに身を入れ過ぎて勉強がおろそかになるわけでもなく、空いている時間にちゃんと勉強もしていて本当に尊敬します。
そしてそんなにしっかり者なのに、11時くらいに寝落ちしちゃうところがあったり、寝落ちしたあと朝3時くらいにおもむろに起き出すという習性を持っていたりするところも大好きです。なんでもこなせちゃってもの凄く頼もしいのにそんな人間味があるところがまほの魅力だと思います。
他己紹介者:平田祐翔
まほは頑張り屋さんです。法律の勉強やバイトで忙しい中、学校の勉強やディベートも両立して頑張っていて、頭が下がります。また彼女はliterallyなんでもできます。しごできだし、リサーチ能力が高くて、料理も上手で、お菓子も作れて、卓球も上手で、・・・などなど多すぎて書き切れないくらいです。そして、遅い時間にもかかわらず、僕の相談に親切に乗ってくれる優しくて素敵な人です。ただ意外な一面も持っていて、まほが「1:00(深夜)になったら、ライン通話入るね」と言うときは、必ず3:00くらいになって通話に参加してきます笑(寝落ちしたと思ってたけど、まだ起きてたんかい笑)。普段しっかり者のまほが、深夜になると急に時間にルースになるところがギャップがあっていいですね。
ディベーターMahoは、どの大会でも結果を残していることから分かるように、つよつよディベーターです。彼女の強みはケースを外さない所とBOPを洗い出せる所で、NAでもBPでも安定した強さを見せてきます。強すぎるよ、まほ。
他己紹介者:加藤綾
まほはみんなのお母さん的存在です。いるだけで安心感があります。いつも落ち着いていて、自然と頼ってしまいます。流石リーダー。
そんなさすまほの強みは、論の立て方が丁寧なことです。適切なタイムアロケに始まり、ファーストの不足分を必要最大限盛り込んだり、相手の論のどこにどう反論するかの取捨選択が的確だったり、大雑把な私にとって天敵の細かいニュアンスを随所に滲ませられる所など、同じセカンドスピーカーとして見習うべき部分ばかりです。梅子に向けたラウンド練も、対岸にまほがいるのは怖かったです。二人でプレパ錬するときも、相手の論を見越してargumentに盛り込んでいたり、自分にない視点を知れて勉強になりました。先輩方のFBをすぐに吸収して次に生かし、スパー毎に成長していくディベートに対する真摯な姿勢を尊敬しています。いつもみんなをまとめて引っ張ってくれてありがとうーーー!!
②紹介される人:星夢佳
他己紹介者:櫻井茉穂
My best partnerのゆめかは本当に本当にすべてがpureでふわふわでかわいいです!一緒にいると毎回必ず何か1つほっこり笑顔になってしまうようなちょっと不思議な言動が飛び出します(笑)周りをぱっと一瞬で明るい雰囲気にできるのは、ゆめかの天性の才能だと思います!それだけでなく、ゆめかは周りをよく見て気遣いができるし、本当に聞き上手です。KDSで初めて話した時からすぐに打ち解けて、今ではまじめな話からどうでもいいことまで、何時間でも話せてしまう安心感が、本当に私にとっては唯一無二の存在です。(そんなゆめかの魅力は他にも挙げきれないくらいたくさんあるのですが、書ききれなさそうなので…泣)ディベートの話に移ると、ゆめかは本当に誰よりもまっすぐにディベートと向き合っています。高校からディベートをしていたこともあり、motionの経験値やスピーチへの慣れは誰にも負けません。そして何よりの強みは、本当に少ないメモの量で7分話せることです。1stで確実に重要な話を出し切ってくれるので、ディベートにおいてもゆめかと組んでいるときの安心感は本当に誰にも負けません。そんなゆめかは決して経験や才能に頼ることなく、たゆまぬ努力を継続しているところが本当に尊敬できるしかっこいいです。(もちろんディベート以外でも!!)先輩と個人的にスピ練をしたり、体調が悪くてもプレパ練やスパーをしたり、うまくいかなかったラウンドは満足するまでとことん考え直したり…そのディベートに対するストイックな姿勢は、個人的にはKDSで一番だと思っています!
他己紹介者:平田祐翔
ゆめかは27期のムードメーカーです。彼女は明るくて、本当に気遣いの出来る人で、いつも場の空気を和ませてくれます。また優しさに溢れていて、スピーチが上手くいかずにへこんでいるときに励ましてくれたり、いつも些細な話でも聞いてくれます。一方で、肉じゃがのことをじゃがにくと言ったり、突然「人がいつもより立体的に見えるね」と言ってきたりと、ちょっと不思議な発言をする一面もあります(同期の間ではゆめか語録が作られていて、前の二つのエピソードが僕のお気に入りです)。そのようなところも含めてゆめかの魅力なんだと思います。彼女は周りを笑顔にさせる力を持っていて、ゆめかと話していると、とっても楽しいし心が温まります。そしてディベートに関しては、本当にストイックです。空きコマの時間にはスピ練をし、非通常練にも積極的に参加して、常に自分のスピーチを磨き、努力し続ける姿には尊敬しかないです。今までたくさんのディベーターに会ってきましたが、ゆめかのディベートへの愛や熱意はその中でも誰にも負けていないと思います。彼女こそ真のディベきちなのかもしれません笑
他己紹介者:加藤綾
ゆめかはふわふわしています。公認癒し枠です。実際見ていると癒されるので、マイナスイオンとかが出てるんだと思います。いつも眠そうな場面ばっかり目撃してるからかもしれないです。同期によれば、ゆめか伝説が作れるくらいゆめかの天然マターファイルが存在するらしいです。(詳しくはゆうと枠を参照)でもディベートになるとふわふわした雰囲気でBOPを余すことなく埋めてくるので、聞きやすく、引き込まれるスピーチと本人のふわふわさとのギャップがすごいです!ディベート理論的な知識も豊富で、隠れでぃべきちであることはまず間違いないです。
みなさんもゆめかの生態を知れば知るほどゆめかの魅力に沼ること間違いなし!!毎週水曜3限に体育終わり&遅刻魔&ほぼ寝てるゆうとの代わりにプレパ錬付き合ってくれてありがとうー!!!
③紹介される人:平田祐翔
他己紹介者:櫻井茉穂
ゆうとはとにかく純粋で優しいです。さりげなく気遣いができるところはものすごく素敵だし、落ち込んでいるときや疲れているときにさりげなくかけてくれる一言に私もたくさん救われています!時々ゆうとから無意識に飛び出る究極pureな発言も、自然と周りを笑顔にさせてしまう力があって、一緒にいると本当に穏やかな気持ちになれます!個人的には、寂しがりやの一面があるところもかわいくて大好きです🤭
ところがディベートになると一転、あらゆる大会でプライズをとりまくる、非帰国未経験なことが本当に信じられないつよつよディベーターです☺!わかりやすいメカとイラスト、感情に訴えかける力強い1stスピーチを聴いていると、敵なのに気付けばゆうとのスピーチに惹き込まれています。そんな”でぃべきち”なゆうとはディベート用語を日常会話で上手く使う才能が光っていて、話しているとあらゆるところに登場してきて面白いです(笑)
他己紹介者:星夢佳
個人的にはゆうとの一言一言が結構ツボで、しかもウケ狙いじゃなくて淡々と言うので面白さが増していて、一緒に話していて本当に飽きません。ディベート関連で言うと、たまにスピーチ中にボソッと言う一言が面白くて好きです。最近はゆうとがブレイク・プライズを獲りまくるつよつよディベータ―になっているので聞かなくなってしまいましたが、7分直前くらいに口からこぼれ出る「やべ、時間ない」がめちゃくちゃ好きでした。普段も涼しい顔で面白い発言をして笑わせてくれます。
そしてなんと言っても、ゆうとはsuper優しいです。いつも褒めてくれるし肯定してくれるので、彼と話していると私も優しい気持ちになれます。
そんな穏やかな彼ですが、ディベートが始まるとキレキレなディベータ―になるというギャップを持ち合わせていて、そこがゆうとの良さだと思います。彼のファーストスピーチはメカが豊富でストラクチャーも綺麗だし、リプライでは試合の流れを自分たちのものにするフレーミングが人一倍輝いていてとてもかっこいいです。同期ながら密かに憧れてます。
他己紹介者:加藤綾
ゆうとはKDS27期が誇るdebate crazy(通称でぃべきち)の一人です。独り言でディベートしてたり、特定のモーションに対する原稿を暗記していたり、合宿で深夜ディベート部なるものを立ち上げたり・・・とにかくディベートに対する熱量に溢れていて、ディベートと相思相愛なんだと思います。おめでとう。そんなゆうとの強みは、圧倒的ファースト力です。私がぽんぽん投げたargumentを補強してillustしてインパクトまで落とし切ってくれます。今回、トライアウトの結果発表から梅子まであまり時間がなかったことに加え、私がほぼディベートに充てられる時間がなく、プレパのスタイルもあやふやなまま、そして私自身もextentionのコツを掴めていないまま梅子当日を迎えてしまいましたが、ゆうとが論を立てきってくれたお陰で大事故は起こりませんでした。マジでありがとう。
④紹介される人:加藤綾
他己紹介者:櫻井茉穂
あやの行動力とコミュ力は本当に誰にも負けないと思います。自分から他インステに積極的に話しにいったり、スパーを募集したり…今回の梅子も対面大会だったので、常に他インステのみんなと交流を深めていてさすがだなと思いました!梅子の練習でもグループを作ったり、他インステにスパーの声掛けをしたり、プレパ練をしたり…その行動力にたくさん助けられました!そして何より、めちゃくちゃ頭の回転が速くて記憶力がすごいです。同じ法学部法律学科ですが、あやにかなう科目は一つもないです^^;そんなあやは、ディベートでももちろんその能力を存分に発揮して、2ndスピーカーとしてキレキレの反論で相手のケースを確実に削っていきます。直前には先輩からもらったAnalysisを勉強しながら、1回目を通せばなんとなくいける、と言っていて、耳を疑いました(笑)あやの知識量恐るべし。もちろんその知識を自分のものにするための努力も怠らないところもかっこいいです。
他己紹介者:星夢佳
あやはとても努力家だと思います。梅子前には空きコマにとどまらず週末にもスパーをしたりと、ほんとにディベートにコミットしまくっていました。また、梅子に向けた練習で対戦することがたくさんありましたが、毎回リバッタルの細かさに感心させられていましたし、一度一緒にプレパ練をしたときにも、exampleがぽんぽんと出てくるのを見て、頭の中の引き出しがすごいなと思った記憶があります。本当に生粋のセカンドスピーカーです。
そしてあやと言えば、27期の一二を争うコミュ力の持ち主です! 普段話しているときも、マターみたいに次々に話が出てくるので聞いていてとても面白いです。ディベートの活動においてもそのコミュ力は健在で、率先してスパーを提案してくれたのはいつもあやだったし、先輩方にスパーのジャッジをお願いしたりしてくれていたのもあやでした。私はあまりそういうのが得意じゃないので、梅子の練習をする中で本当に助けられていました。ありがとう!
他己紹介者:平田祐翔
あやはめっちゃコミュ力が高いです。他インステの人たちとすぐに打ち解けて、一緒にご飯に行ったりと、インステの垣根を越えて様々な大学のディベーターと交流の輪を広げています。梅子のときも他インステのコミュニティーに馴染んでいて、すごいなと思いました。また、彼女は頭の回転が本当に速いです。プレパの時、僕が強いケースを思いつかず、固まってしまっている時に、色んなアイデアを出してくれて助かりました。加えてメンタルの強さもあやのすごいところだと思います。大会1日目、あと一敗したら、予選突破が厳しいという状況になったとき、僕は内心焦りまくってたし、予選落ちした自分の姿を想像してしまいました。そんなときに、あやが「相手が強かったんだから仕方ない。残りの2試合全勝すればいいだけじゃん」と言って僕を鼓舞してくれたのを覚えています。不安でいっぱいだった僕にとって、それは本当に心強かったです。たとえ相手がつよつよディベーターであっても、全く怯まずに堂々とスピーチをする姿はペアとして、とても頼もしかったです。あやには大会も大会前の練習でも様々な面で支えてもらいました。本当にありがとう。
2. 梅子杯とは
梅子杯とは、津田塾大学で開催される日本で最も歴史あるNA形式の一年生大会です。各大学が最大2チーム/4名の代表者を選出し、大学対抗で新入生最強の称号を競います。そのため、KDS内でトライアウトがありました。応募者がPM/LOスピーチをzoom上でそれぞれ行い、その録音を他インステの先輩方が審査する形式で行われました。9月下旬にトライアウトが行われ、約1か月後に大会に出場する4人が発表されました。
3. 練習期間
まほ&ゆめか:
もともとまほゆめかペアは他の大会で何度か組んだことがあり、相性は本当にぴったりだとお互い自負しています☻ちなみにプレパスタイルは多分ものすごく独特で、プレパ時間で無言の時間はほとんどなく、ずっと話しています(笑)
ただ、慣れているからこそ、逆に話し過ぎてargumentの方向性や勝ち筋がふわふわしたままプレパが終わってしまい、負けてしまうことが多いのが課題でした。先輩にスピーチやプレパを見てもらった際にも同じことを何度も言われていたので、2人で組むときは常にどうコンパリをしてどういう勝ち筋で勝ち切るかを意識するようにしました。うまくいかなかったラウンドは、スピーチをし直して先輩に録音を見てもらったり、反省会をしたりして次に活かせるように努力しました。
なかなかうまくいかないことが多かったのですが、とにかくどんな結果も悔いなく受け入れられるように練習をやり切りることを2人で目標にしていたので、日付を超えてプレパ練をしたり、先輩からもらったAnalysisやArgumentのを読んだり…と大会が近くなるほど2人とも寝る時間が遅くなっていた気が…。
2人のチーム名は、夢佳と茉穂をひらがなで書いてうまくつなげるとゆめかまほ(う)(=夢か魔法)となるといういつもチーム名に使っているネタと、お互いの共通点であるSaucy Dog好きであることを入れたくて…「魔法にかけられて」という曲名とかけ、「ゆめかまほうにかけられて」にしました。(すごくいい曲なのでぜひ聴いてください!(笑))
P.S.実はくだらない願掛けで、チーム名を決めてからはLINEのプロフィールのBGMをこの曲にしていました(笑)
あや&ゆうと:
熟年ペアのまほゆめかとは対照的に、あやゆうとペアは今回初めてのペアでした。大会はもちろん普段のスパーでも組んだことがなかったので、プレパのスタイルを相談するところから始めました。あやが空きコマの時間にグル学を毎回予約してくれて助かりました。
チーム名は「花より梅子 to begin with, right?」にしました。初めは「花より梅子」というチーム名にしようとしていたのですが、何かが足りないと思い、僕の尊敬するディベーターの名言であるto begin with, right?を使わせていただきました(いつもありがとうございます)。
4. 大会1日目
R1 THW ban extremist political parties
R2 THR the narrative that adults should be independent (i.e. supporting themselves financially, living on their own, being emotionally self-sufficient etc.)
R3 THS the normalization of prenuptial agreements
R4 THBT the feminist movement should prioritize the lawsuits over internal effort to make legislative changes
まほ&ゆめか
R1 Gov Win
夢佳:R1は先輩との直前期のケース練習のおかげですぐにアーギュメントと方向性が決まり、上手くいきました。ただ、ガバでもオポでもextremistは存在し続ける以上、extremistを批判するだけだとmotion relevancyが無いと言われてしまいそうだったので、「political partyの形で存在してるのがまずくて、それはなんでかと言うと①国から下りてる莫大な資金を持ってて、②メディアとかに取り上げられやすくて、③政党という形であることそれ自体がreputationに繋がってて……」という風な説明を入れたのですが、それを結構評価していただけたので、ここで1stにかなり自信が持てたのが良かったです(最近1stスピーチが上手くいかないことが多くて自信喪失してたので……)
茉穂:直前に先輩に”THW ban race based political parties”というmotionでスピ練をしてもらっていたので、その時に教わったargumentをそのまま使わせていただきました。polarizationが起きてしまうというimpactはイラストが足りなくてあまり強くとってもらえなかったのが少し悔しかったですが、R1気持ちよくスピーチをしていいスタートを切ることができたので、本当に先輩に感謝しかないです…!
R2 Opp Lose
夢佳:ほっとしたのも束の間、すぐに壁に突き当たることになります。R2で負けてサブマリンに……。あれはOPPきついモーションだからしょうがないよと先輩には慰めていただきましたが、あと一回でも負けてスピスコが低ければブレイクが危ういという状況に追い込まれ、その後からはずっと「負けたら先輩方に顔向けできない……」という気持ちでいっぱいでした(笑)(あのとき慰めてくださった先輩本当にありがとうございます……梅子杯の性質上、サブマリンしたら精神的にしんどいのは変わらないけど結構救われてました)
茉穂:本当に考えれば考えるほどgovに有利なmotionに思えてきてしまって、ものすごく苦し紛れにargumentを考えていました。このnarrativeがあることで子供がもっと頑張ってより良いfutureを迎えられるという方向性はわかるのですが、どうしてもそのuniquenessやデルタを出すのが難しかったです。R1と違ってうまくいった感触0だったし、ジャッジの方からのFBで、motion的にもoppきつめだし、方向性は間違ってなかった、と言われたので、私自身は逆に意外とすっきりと切り替えることができました。
R3 Opp Win
茉穂:R3では1つ目に「そもそも妻と夫の関係がunfairなことが多いから契約内容もunfairになる可能性がある」、2つ目に「関係性や事情が契約時から変わるかもしれないのに強制されるのはよくない」というargumentを立てました。1つ目はゆめかがほとんど立て切ってくれたので、2ndからはrelationshipってめっちゃchangeableだよねーということをひたすら叫んでいました(笑)1つ目のargumentはgovとcrushしてしまったのと、oppでなぜunfairなsocial structureがユニークなのかがうまく説明できず、あまり強くとられなかったので、まさかの自分が伸ばした2つ目のargumentがwinning issueになったとOAで言われました。(梅子の練習を始めてから2ndとしてうまくextendできたことがなくて、家に帰って1人で振り返って半泣き…みたいな直前期をすごしていたので笑)本番で1ラウンドでも2ndとしてextentionがうまくいって勝ちに貢献できたことが本当にうれしくて心からほっとしました。
夢佳:モーションを見たときは、無知すぎてinfo slideを読んでもprenuptial agreementsがどういうものなのかが想像できず困惑していたのですが、プレパが始まったら割とすぐにアーギュメントが思いついたのでなんとかなりました。試合の詳しい内容についてはまほが解説してくれてるので割愛します。
R4 Gov Lose
夢佳:R4は完全にケースを間違えて撃沈しました!! 訴訟の過程で女性が救われるアーギュメントが正解では……?と試合後半になってから気づき、試合が終わってから、オーディエンスとして来てくれていた先輩にそれを話したら「それが正解ケースだと思う」とあっさりと言われてしまい、「あ、終わった」と思いながらORまで戻っていたときの悔しさは一生忘れないと思います😇
茉穂:思いっきりケースを外したことに途中で気づいたので、一番2ndをやるのがつらかったです…。さすがにケースを方向転換する余裕はなかったので、もう諦めの境地に入ってとりあえずほんの少しでもデルタを出そうと必死でした(笑)1日目で先輩と同期が見に来てくださった唯一のラウンドがこのラウンドだったのが本当に恥ずかしかったです( ..)
夢佳:というわけで、絶対最後のラウンドは負けてる……というほぼ確信的な敗北感を抱えた状態でbreak announcementに臨みました。カフェで梅子勢+応援に来てくれた同期(本当にありがとう!!心強かった……!)の5人でプリンを食べながらBA待ちをしていたのですが、待ってる間は楽しくお喋りできたので気が紛れて助かりました。同期の存在って偉大、、、。
そしてやっぱり最後のラウンドは負けていましたが、負けたラウンドの対戦相手が運よく(?)2チームとも1位2位ブレイクと強かったおかげか、スピスコが引き上げられてブレイクすることができていました……!! 実は津田塾大学を出てカフェに向かっている途中で、まほと二人、まるでもうブレイク落ちしたかのような気分で「結果がどうであれ、一緒に梅子出られてよかったね」としみじみと感謝を述べ合っていたので(笑)、想定が良い意味で裏切られて本当によかったです。
あや&ゆうと
綾:R1 gov win
govでした。古典モーション研究会(猫愛好会)という謎の27期のライングループに古典モーション百選という共有スプシがあって、そこで同様のモーションを予習していたのでセカンドとして遺憾なく同期のanalysisをパクリ、ラウンドが終わった際に勝ったような感覚がしていてそのまま勝つことができました。梅子の三日前に部室でまほとプレパ錬してたらようへいさんがブレイクするには三勝すれば確実とブレイクシュミレーションサイト的なやつにかけて教えてくれたので、勝ててブレイクできるlikelihoodが高くなって喜んでいました。同期のみんな本当にありがとう、私は犬派です。
祐翔:R2 opp lose
WADのつよつよチームに当たりました。
自分たちのアーギュメントは、このnarrativeがあることで親は子供の将来にもっと投資するようになるし、子供の頃から将来に備えて準備できるというものでした。govに、それができるのって、お金とキャパがあるprivilegedだけじゃねと言われ、詰みました。その通りですって感じでした😂
綾:R3opp win
私たちはoppでした。19分ほぼ無言で過ごした後、ExampleベースのArgumentをラウンド開始1分前に思いつき、祐翔に共有するという最悪のプレパ時間を過ごしました。voteを聞くまで生きた心地がしませんでした。勝ったので後味の残らない悪夢だったということにします。oppのよいケースを思いついた方は共有して頂けると幸いです。
また、よりにもよってこの私のディベータ―史上最も振り返りたくないラウンドの観戦にご足労いただき、OA待ちの廊下で励ましてくださったR先輩に、特段の感謝を申し上げます。(本当にありがとうございます)
祐翔:R4 gov win
相手は数日前にスパーをした東北大のチーム(梅子優勝チーム)でした。
このラウンドで勝てば、ブレイク確定という場面で、負けられない戦いでした。
自分たちのアーギュメントを簡単に説明すると、legislative changeなんて無理だし、できたとしても時間かかりすぎる。
①feminist movementにlobbyingするキャパない(これにも理由つけたんですけど、忘れてしまいました)
②議員はwhite privilegedが多くてconservativeなのに加え既得権益があるから、feministのadvocation聞いてくれない
③法律を作ったり変えたりするのって手続きが多くて、すごい時間かかる etc
→その間に苦しむ女性を助けることができない
一方、lawsuitsだったら個人レベルの話だし、lobbyingする必要とかないからfeminist movementであってもachieveできて、 セクハラとかで苦しんでいる女性を少なくとも救うことができる。
①良い弁護士を探してくれる
②資金援助してくれる(補助金くれたりクラウドファンディング募ったりしてくれる)
③メンタルサポートになる
裁判期間というすごい不安の中、feminist movement全体が自分を応援してくれていると思えるから、メンタルサルベーションになるよね
④たとえ裁判で勝てなかったとしても、feministのコミュニティーに入れるからoppよりはcompratively betterだよね
というような感じで、govサイドだと苦しんでいる女性が救われます的なことを押しました。
綾:一日目夜
応援やジャッジに来てくださった先輩方や同期と一緒に、暗い公園でフリスビーをする先輩方を置いて、鷹の台駅近くのカフェでプリンを食べながらbreak anouncement待ちをしていました。私と祐翔はすでに二勝していて、最後のラウンドもうまくいった感触があったので楽観的でしたが、まほゆめかが負け予想でスピスコ次第という状況でした。なので、最早四人ともなるようになれ!!みたいな気持ちだったので、MBTIの話とかをして盛り上がっていました。I(E)NFJ×2+ENFP×2というpolarizationが起きていることがわかりました。
結果、二チームともopen breakすることができ、順位的に翌日QFで当たらなそうだったので、凄く嬉しかったです。その後連れて行って頂いた焼肉も勿論、めちゃめちゃ美味しかったです(ゆめかとゆうと曰く、特にハラミとカルビがおいしかったそうです。私は肉と同じくらいキムチを食べまくっていました。ご馳走様です!)
↑BA待ち中のプリン
5. 大会2日目
Open QF THS increased usage of Al generated images for the purpose of protests (e.g. All Eyes on Rafah)
両チームともOPPにアロケされたのですが、どちらのチームもインパクトを落とすのに苦戦し、QFで敗退となってしまいました。
ですが4部屋ともOPPが負けていたし、各々気持ちよくスピーチを終えることができたので後悔はないです!!笑
番外編
夢佳:方面が同じだったのでゆうとと一緒に津田塾大学まで行ったのですが、1日目に乗り換えで逆方向の電車に乗りかけ、乗る手前で気づいて二人で焦って引き返すというプチ事件がありました。乗りたかった電車にはギリギリ間に合ったのでよしとします。ちなみに帰りも同じミスをしました。
2日目は乗り換えこそ間違えなかったものの、ゆうとが寝坊して30分電車を遅らせるという事態が発生しました笑 これも大会には間に合ったので良かったですが、実は電車に恵まれなかった(?)二日間でした。
茉穂:実は梅子2日目が誕生日で、ブレイクできなかったらmentally harmfulな誕生日を迎える予定だったのですが、夢佳のおかげで無事ブレイクできたし他インステの友達からも直接おめでとうを言ってもらえて幸せな誕生日になりました!祝ってくれた同期、そしてブレイクという何よりの誕生日プレゼントをくれたゆめか!本当にありがとう🥺
6. 大会を終えて
茉穂:ディベートの難しさや辛さ、それと同時に、それでも続けたいと思う楽しさややりがいを一番痛感したのがこの梅子までの1カ月だったなと思っています。
梅子に選ばれた瞬間に最初に頭に浮かんだのは、選ばれなかった同期の存在でした。絶対にブレイクしてKDSの代表として恥ずかしくない結果を残したいという強い思いがあったからこそ、時にはそれがプレッシャーで、自分が選ばれたこと自体に自信を喪失することも多々ありました。ですが、どんなひどいスピーチをしても、丁寧なFBで最後までサポートしてくださり、ジャッジもエジュケも進んで引き受けてくださった先輩方のおかげで何とかここまでこれたと思っています。2日目は1勝もできなかったし、歴代の先輩方のように輝かしい結果とは程遠いかもしれませんが、私の中ではOpen Breakを自分の目標としてやってきたので、なんとかその結果を達成できたことにほっとしています。本当に先輩方には感謝しかないです。ありがとうございました😭
この期間を通して自分の実力不足を改めて痛感し、ディベートから逃げたくなることもたくさんありました。ですが、どんなに辛くてもやはり”うまくなりたい”という思いは常に自分の中から消えなかったので、(梅子の期間ほどディベート漬けの日々はなかなかないかもしれませんが)少しでも良いスピーチができるように今後も精進したいなと思っています。
最後になっちゃったけど!ゆめか!2人で出れたらいいねーって冗談半分で話してた梅子杯に実際に2人で出れて、ブレイクまでできて…ゆめかとだから辛い期間も乗り越えられました本当に本当にありがとう!もっとうまくなろうね!永遠のBest Partnerだよ💕
夢佳:2日目に1試合しかできずに終わってしまったのは悔しいですが、やれることはやったという清々しい気分で終わることができたので悔いはないです! 正直、梅子2週間前ぐらいから精神的にしんどかったのですが、一緒に練習してくれた同期、練習を見てくださった先輩方のおかげで無事に当日を迎え、オープンブレイクまで行くことができたと思っています。本当にありがとうございました🙇
そして茉穂、ペアが決まってから本番までの1ヶ月間、ラウンド練はもちろん、サークル外でもプレパ練やケース練をたくさん一緒にやってくれてありがとう!! これからも一緒にディベートしようね!
祐翔(by綾):彼はディベートに夢中になるあまり、連日深夜までディベートしていたせいで期日までにブログが書き終わらず、催促したところ「ぼちぼち行こかでいいや」と返信が来ました。代理して載せておきます。詳しくは26期の先輩方の素晴らしい梅子ブログをご参照ください。
綾:まず、練習に付き合っていただいた先輩方や同期、そして梅子メン三人に感謝したいです。普段何も考えずに誘われたから出ていた大会とは異なり、KDSの代表として真剣にディベートに取り組むことができた貴重な一か月でした。大会当日も、プレパの時間の使い方やextendの仕方など、多くの問題点が見えてきたことにより、マターのリサーチ不足や普段の反省不足を実感しました。まずは目の前の一つ一つの試合に勝ち、ディベータ―として実績を積んでいくことが必要だと痛感しています。今後、もっとディベートを理解して、1試合でも多く勝ちたいです!
実はこのブログは当初私一人に依頼されたのですが、みんなで書きたくてみんなにも書いてもらいました。結果、どうやら書きすぎたらしいです。一万三千字‥仲が良いんだということで、許してください。preemptしておきますが、来年度以降の方々は参考にしないことを強くすすめます。
おまけ 詰められるゆうと