JPDU Autumn Tournament 2022

今回のブログの担当は、11月に行われたAutumn Tournament、通称秋Tにて、Rookie Grand Finalistに輝いた25期の小野寺葵さんです。

これが年内最後のブログ更新となりますが、来年も引き続き、KDSをよろしくお願いいたします。 皆様、良いお年をお迎えください🌅


こんにちは、25期の小野寺葵です。今回は11月に行われた秋T大会のブログを書かせていただきました。まとまりのない文章ですが、ラウンドやその前後の色々なエピソードを飛ばし読みでも見ていただけたら嬉しいです!


Table of Contents

1. チーム結成

2. 大会一日目

3. 大会二日目

4. 終わりに


1. チーム結成

今回は同じく1年で同期の市川歩樹とチームを組んで出場しました。歩樹と組むのは2回目で、1ヶ月前のSMU Novice Debating ChampionshipsというBP国際大会にも一緒に参戦しています。その時は惜しくもブレイク落ちしたため、絶対リベンジしようと言い合いまた一緒に挑みました。とはいえ、秋Tはオープン大会なのでブレイクは厳しそう、、したがって練習期間が限られる翌週のもみじ大会にも出場し、そこでブレイクできるよう秋Tには鍛えられに行こう!と計画していました。(結果は逆になりましたが笑)

互いの共通点としては、海外歴が約10年間と長いことです。小学校の卒業式を歩樹はシンガポール、私はアメリカで経験し、偶然二人ともPharrell WilliamsのHappyを卒業ソングとして歌ったことがあります。日本では想像つきませんね。これを元に、その歌のサビからroom without a roofというフレーズをとって最高にポジティブなチーム名にしました!

 

2. 大会一日目

初日はみんなで三田キャンパスに集合。お菓子交換を経て、空き教室を各ペアそれぞれ占拠し、ラウンドを開始しました。私たちの教室はなぜかエアコンが点けられず、集中が散るほどとにかく寒かったです。どうしようもないので、ラウンドが終わる度に部屋の中で飛び跳ね、走り回っていました。下の階から苦情が来なくてよかったです笑

 

R1(OO 2nd)

Assuming feasibility of assessment, THW decide jobs of individuals based on their abilities upon reaching legal adulthood

初戦はいきなり先輩のりささんと太一さんとオープニング同士で当たり、せめて2位は取ろうと、とあゆきと言いながら開始しました。OGだった先輩チームに、abilityはその人のやる気やその職に対する関心度も含むよね、と想定以上にGov有利な定義づけをされて、焦りながら論を立て直したのを覚えています。オープニング勝ちできましたが、より先輩達と対抗できるようになりたいね、と歩樹と反省。ですが、勝ったのでチーム名由来のHappyを流し、カラオケしながら次のアロケを待ちました。

 

R2(CO 4th)

Info slide – AI illustration technology uses deep learning to analyze existing illustrations and generate illustrations for specified words

THBT the rise of AI illustration technology does more harm than good

RFDの時「COのargumentはirrelevantだった」とディベートからあっさり放たれ、悔しかったです。激強と言われるOGとCGもしっかりengageしてくれていたためなおさらでしたが、確かに自分達だけ少し浮いていた感覚はありました。クロージングとして、新たな視点を出すのは必須ですが、それが他の論よりも重要だとjustifyする難しさを痛感しました。

 

R3(OG 2nd)

THBT the feminist movement should actively seek success in capitalism

今度はKDS同期の夏美と隆之介と同サイドで対戦。この二人に続いて2位でした。勝ちたかったですが、痛いところを付かれたおかげで、論題からインパクトまでのメカニズムが飛躍しがち、と自分達の弱点を自覚できました。

 

R4(CG 1st)

Info slide – Japanese exceptionalism is the idea and social narrative that Japan is exceptional in comparison to other nations. Some examples include but are not limited to; Japan has four seasons, Japanese people are hardworking, Japanese people are good in STEM fields, Japan is super safe, etc.

THO Japanese exceptionalism

歩樹は俺らはクロージング得意だからといつも言っていて、最後のアロケを見た時も喜んでいましたが、CGのWhipスピーチに一番苦手意識を抱いていた私は正直不安でした。しかし大会中、特に4位だった2試合目に言われたことや、練習でジャッジしてくださった先輩方による指摘を振り返ってから挑み、その結果個人的に一番満足いくWhipをできました。So we are happy to win this final roundと(画面オフですが)ドヤ顔で締めた後は、それだけでも嬉しくて調子に乗っていました笑。といっても、初ブレイクが分かった時は目と耳を一度疑ってから喜びました。

 

3. 大会二日目

初ブレイクに緊張感を抱きながら迎えた朝。前日の疲労と睡眠不足を少しでも回復できるように、予約したシェアオフィスに10分程度の余裕を持って着くよう三田駅での待ち合わせ時間を決めていました。そこに10分遅刻してきた歩樹くん:)私も時間の迫りに気づかず二人で話しながら見覚えある道を歩いていたら、たくりつ先輩から、そろそろ起きましょうと電話がかかってきました。ぎょっとして時間を見ると、レジ落ち5分前。本当に救われました。他に連絡してくださった先輩方もありがとうございました!!

Rookie SF (OO)

THW abolish the right to intellectual property

Rookie GF (OG)

In an aging society, THW determine one’s pension based on the number of children they raised

SF後の結果発表で自分達の名前が画面上に残り、GF進出が決まった時は、喜びの声を上げながらすぐさままたHappyを流しました!

GFとなるとお互い緊張感がより一層高まっていましたが、先輩や同期からの応援メッセージに勇気づけられながら最後の試合に挑みました。残念ながらSFで一緒に対戦して勝ち進んだUTのチーム(CG)が優勝し、クロースで負けてしまいました。後から聞いた話によると、SFでは私たちが1位、GFでは彼らが1位、と接戦な一位争いだったそうです。その時は非常に悔しかったですが、より強いディベーターになりたいと刺激されました!

4. 終わりに

想像以上に濃厚な体験となった秋T大会でしたが、中でも学んだことを2つ上げると:

・切り替え大事

勝っても負けても陽気な歌を流しながら、ここが足りなかった、次は補強しよう、と正直な反省を繰り返しました。あゆきも私も自分のスピーチがダメダメだったと自責する瞬間がありましたが、そのnegativityを次こそ!というマインドセット互いに変えていけたからこそ、6ラウンドやり抜けたのだと思います。

・オープン大会の学びの充実度

アロケを見て強い方と当たると知る度に、少々絶望感を味わっていましたが、実際対戦すると勝ち負け関係なく非常に勉強になると実感しました。相手のスピーチを聞く時やRFDの時に、自分が何を不足しているのかが明確にわかるため、自分のスピーチの弱点をより客観的に把握できます。今大会で学んだことを活かし、これからもRookie Champion・Open Breakを目指して楽しく頑張っていきたいです!!

長くなってしまいましたが、最後に、何度も組んでくれたあゆき!ディベートの楽しさを改めて見せてくれて、さらに初ブレイクにも導いてくれて、感謝しかない!組んでくれてありがとう!!

 


Results

Autumn Tournament 2022

Open Grand Finalist
Mita-Jiro A (Tsubasa Ito, Yohei Horiguchi)

Open Pre-Semifainalist
肉球食べたい (Lisa Smith, Taichi Fukami)

Rookie Grand Finalist
Room without any roof (Ayuki Ichikawa, Aoi Onodera)

Open Best Speakers
4th Taichi Fukami
5th Yohei Horiguchi

Rookie Best Speaker
4th Mihane Ryu

Best Adjudicator
5th Miyo Arai (Alumni)

CA
So Ushiroda

DCA
Eiki Goro (Alumni)

Tab
Takuritsu Cho