国際大会やばい
みなさん、こんにちは!今回は8/15、16に行われたFeminism Openについて22期のタクシにブログを書いてもらいました!
タクシはEquity Officerとしても今回の大会に参加していたので、ディベーターとしての観点だけではなく、Equity Officerとして感じたことも書いていただきました。Equity Officerに興味がある方は必見です⭐️
それではどうぞ〜👇👇👇
こんにちは、今晩は、22期の小林です。今回はDebaterとして、そしてEquity OfficerとしてFeminism Openに参加してきました。自分より良い成績を残した先輩がいるのに、実は結構情けない終わり方をした自分が書くのは大変恐縮ですが、しくじり先生的な、失敗から学ぶ系のブログにしようかなって思います(つまりこれを真似ると負けます)。
Table of contents
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The Call to Adventure
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Refusal of the Call
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Meeting with the Mentor
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Crossing the Threshold
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Approach to the Inmost cave
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The Ordeal
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僕がディベートしたモーション集
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パラレルワールドで
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終わりに
“The Call to Adventure”
夏休み暇だし、免許でも取りたいなって思っていた普通の大学生の夏休み計画が、来月まで予約が一杯で教習できないとの一言で潰れ、シクシクオンライン大会を探すことに。そんなモチベーションでしたが、たまたまFeminism Openの知らせを見つけ、他にやることないし、出ちゃおうかなって決めました。さあ、ペア探しだ。
“Refusal of the Call”
ペア探し、大変だーー。僕は特に実績とかないので、誰を誘うにも気が引けてしまいます。理想(弱音)を言えば、監督みたいな人に勝手に決めてもらいたいなぁって常に思います。自分の得意なロールとかもないし、誰を誘えばいいんだろう、って真剣に悩んでしまいました。
そんな中、自分の欠点を補ってくれそうな人を探していると、UTDSの猫派代表あつき君にダメ元で頼んでみました。忙しい中なんとか快諾してもらい、そんなこんなで僕らのFeminism Openの旅は始まりました。
“Meeting with the Mentor”
お互いスピーカーロールよく分っていないので、とりあえずたくさんラウンド練習に参加させてもらい、いろいろ試してみました。そんな中で、いろいろな先輩からアドバイスをもらいながら修正していきました。(ここのしくじりが後々の結果に関わってくるのですが、一応ペアの希望のロールを組む前に聞いておいた方がいいかもです)。
やはり偉大な先輩に教わると、練習の効率がまるで違います。独自で草野球のチーム作って練習するのと、コーチに教わって野球するのでは上達が後者の方が早いのと同じ感じな気がします。いろいろ教えていただいた先輩、OBの方には頭が上がりません。
“Crossing the Threshold”
結局ラウンド練参加したけど、全然勝てねーとか嘆いていたら、大会当日が来てしまいました。私は本番は結構緊張するタイプです。前日は全然寝られないし、当日朝は寝不足でそんなに頭が働きません。炭水化物を取ると寝てしまいそうになるので、何も食べずコーヒーを無理やり流し込んで、覚醒させます。
そんなこんなでR1。頭働いていないのに、まさかのPorn系のモーション。『OG高校生じゃん、まじごめん』と心の中で叫びながらOOから大人気ないマターを出してコンテクストを奪い、1位。本当にごめんなさい。
R2は僕ら以外の2チームがグランドファイナル、1チームがセミファイナルに行くという今考えると、結構ありがたい部屋に入れてもらいました。結果は3位でしたが、1位のチームとか83点がつくラウンドで試合をしていたので悔いはないです。
R3はちょっとよくわからなかったので飛ばします。(意味:負け)
R4は結果を振り返ると、統計的には半分以上のラウンドでOGが1位をとり、半分以上のラウンドでCGが2位を取るモーションが選ばれました(バブルの人々はどんまい)。我々の部屋のOGも丁寧にケースを立ててくれたので、私たちCGはちゃんと2位を取りました(悔しい)。いまだにOGがケース完成させた場合、それを上回る方法がわかりません。多分OGが何言ってくるのか分かっている今同じラウンドに入れられても、結果は同じな気がします。むずいですね。
“Approach to the Inmost cave”
結果オープンブレイクはできませんでしたが、EFLというカテゴリーのグランドファイナルに行きました。それが確認できて、その日はおやすみなさい。
“The Ordeal”
モーションを見て、Man Boxってoppressionだから(少なくともそう感じる人が一定数いるから)、narrativeっていうか事実じゃね?と思い、思考が完全に停止してしまいました。やらかしました。こういう思考に陥ると何も出てこなくなります。ペアにはまじで申し訳ないです。もう自分が何をサポートしているのか、自分が何を言っているのか分からなくなってしまい、惨敗しました。
“僕がディベートしたモーション集”
R1: TH, as the feminist movement, would advocate for the ban of violent/ unrealistic porn.
R2: THBT spouses of political figures should not be recognized as public figures.
R3: THBT the LGBTQ community should actively boycott the Harry Potter series.
R4: Assuming there exists the technology to divide the 40 weeks of pregnancy between two partners in any possible way, THW mandate that each partner carries for half the term.
EFL Final: THR the narrative that the Man Box is a form of oppression.
パラレルワールドで
実はEquity Officerもコッソリやっていたので、あまり大会と直接関係ないですが、そこで経験したことも残しておこうかと思います。
正直言うとComplaintがたくさんあり、思ったより大変でした。大会に出ていた方はinformal complaintsがSNSで流れてきていたのを目にしていたかと思いますが、それの倍以上のformal complaintsを処理していた感じです。
実は僕もディベート1年やってきて初めて、Formal Complaint出したいと思うラウンドがあり、しかも今大会で2回もあったので、深刻です。Complaintは結構出すのに勇気がいるので、もしかしたら実際に受け取ったComplaintの倍くらいあるのかもしれません。
直感的に、ディベーターはEquityに敏感な生き物である気がしますが、何故でしょうか。
モーション?
諸事情でOpt Outできなくて、やりたくないモーションでメンタルハーム喰らい撃沈した経験は、僕もあります。これに関しては渋々opt outを選択しないでラウンドでやってしまったモーション自体のcomplaintをいう先が現状ないので、どうしようもないですが、今後のACになる人が想像力きかせてバリアフリーなモーションを作ってくれることを願うばかりです。
勝利への執念?
僕もうまい人の真似して、simply laughableとかいう単語使ってた時期があったので、本当に人のこと言えませんし、めっちゃ反省していますが、よく考えると別に言わなくて良いことですね。世界のオーソリがPOIの返しをちょっと小馬鹿にして返すのがうまくて、それは説得力を持たせる技術かもしれません。しかし、that is to sayを多用したところでBo Seoになれないように、相手のPOIに笑けてしまったと言っても、通常なら自身の印象こそ下がるものの、説得力を上げるものではないはずです。
英語力?
僕は英語力が全く高くないEFLのため、きっとこれに関しても人のことを言える立場ではないのですが、表現方法を間違えてしまうと、思いもよらないメッセージを送ってしまい、それがequity violationに繋がってしまうこともあります。意図しないOvergeneralizationがこれの最たる例です。英語力大事。表現力大事。
終わりに
何ともまとまりのない文章になってしまいましたが、実際結構楽しかったですよ。国際大会あるあるですが、海外サーキットのディベーターにはいつも大迫力なスピーチを見せつけられモチベをもらいますし、同期が勝ち上がっているのを見ると負けていられないなと思わされます。
あと、あつきありがとう。