紅葉杯2020

みなさん、こんにちは!明けましておめでとうございます!今回は紅葉杯についてのブログを髙田君に書いていただきました!

大会のラウンドごとに詳しく説明してくれています!髙田君からみた視点で書いてあるので、是非紅葉杯に興味がある人は一読してください!

それでは、どうぞ〜⬇️⬇️⬇️


初めまして、KDS23期の髙田陽一郎です。今回は12月5日、6日に行われた紅葉杯について書かせていただきました。ついに自分もこのブログを書かせていただけるときがきた…!と思い光栄な気持ちでいっぱいです。自己満足で色々と書きますが気になるところだけでも読んでいってください!


Table of Contents

  1. 自己紹介

  2. 大会1日目

  3. 大会2日目

  4. 結果

  5. 終わりに


  1. 自己紹介

いつかまたブログを書いたときに覚えておいてもらえるように、色々書いておきます。次書ける時がくるのかはわかりませんが笑

・SFC

改めまして、環境情報学部1年の髙田陽一郎と申します。日吉に本拠地を構えるKDSですが、もちろん私のようなSFC生も入れます。特に最近はオンラインで活動しているのでSFC生もKDS入りやすいです!!待ってます!!

・ディベートは大学からです

私は浅野高校出身でディベート部に所属していたのですが、英語ディベートは全くの初心者です。中高では模擬国連をずっとやっていて、全国大会で二度優秀賞を取り、日本代表でした。よく模擬国連もディベートも一緒でしょ!という声をいただきますが、それには強く反対したい!!ディベートは1対1の形式で相手を倒したら勝ちですが、模擬国連は1対多の形式で相手を自分の仲間に引き入れたら勝ちです。気の使い方や使う頭の部分が全然違います。なので僕は純粋な超初心者です。

・ディベートに興味を持ったきっかけ

もともと大学でも模擬国連を続けるつもりだったのでディベートはやるつもりがありませんでした。でもいざ日本代表になると、同期や先輩に日本代表でWSDCにも出場している人がいて、まだまだ上には上がいるなあと圧倒されつつ、これは自分も2冠目指さなきゃなあ?!と思ったことがきっかけです。また、高校の同期でWSDCに出場した友達に誘われたのも大きな理由です

・大会中のポリシー

大会中は夜までポイフルとオレンジジュースしか摂取しないというマイルールがあります。高校の時は模擬国連の会議中ポイフルしか食べないというルールがあり、それに喉が乾くという理由でオレンジジュースを追加してディベートでのルールにしています。もし今後オフラインの大会でポイフルとオレンジジュースを持っている人がいたら確実に僕なので声をかけてください。

 

  1. 大会1日目

今大会は、お互いが忙しかったのと私が”梅子ロス”に陥ってモチベーションを失っていたという理由で大会前日まで全く練習していませんでした。前日のKDS練で一度だけclosingを練習して、案の定ボロボロのスピーチをし、ヤバイという気持ちで当日に臨みました。ポジションはペアのこーやくんに無理を言って僕がDeputyとMemberをやりました。いきなり当日にWhipやらせてごめんなさい。

R1: THR social media being increasingly used as a primary source of news distribution (CO, 1st)

いつもR1は負けるので、1位で正直驚きました。Openingはそれぞれのサイドのベネフィットを丁寧に話していたので、Closingでは相手を潰しつつコンパリをきちんとしてオポ勝ちを狙いました。ちゃんと意図通りに持っていけたので良かったです。

R2: THBT parents should be honest with their children about their (i.e. parents’) imperfections and insecurities. (OG, 1st)

Openingで綺麗に話を完結させられて良かったな、という感じです。ジャッジも割と綺麗に勝てていると褒めてくれました。ちなみにClosingで何を言えばいいかは僕もわかりません。

R3: TH supports Voluntourism. (CG, 2nd)

このラウンドが最もヒヤッとしたラウンドでした。OGはプラクティカルを話すだろうと完全に思っていたのですが、まさかのモラリティ大事というプリンシプルを7分話す展開でした。しかもOGが外国人の方で英語が速く、聞き取れませんでした。こうしてテンパってしまいOOの話もまともに聞くことができず、どうしていいかわからなくなってしまいました。そこでペアとラウンド中に電話をして一旦落ち着いて話し合い、OOに多少エンゲージできなくてもプラを詰め直して2位で落ち着かせようという方針になり、自分はひたすらそれに集中しました。OOへのエンゲージはペアが全部書いて送ってくれて、本当に助けられました。最終的になんとか2位に踏みとどまることができました。

R4: THS athletes making political and religious expressions at international sporting events. (OO, 1st)

このラウンドもある程度クリアに勝つことができました。SNSなどのオルタナを出しながら相手のinternational sporting eventsでないといけない必要性を削れたので良かったかな、といった感じです。

 

  1. 大会2日目

SF: In times of crisis, THBT the state should withhold information that may damage public confidence. (CO, 1st)

OpeningではOGがfake newsが出て国民が混乱してしまうという話、OOが状況を正確に判断するためにactual informationが大事という話をしていて、どちらが勝ってもおかしくない展開でした。どうオポ勝ちにしようか考えた末、closingではinformationはself-protectionするために一番大事でOOの話はサブケースだよねみたいなframingをしました。以前某先輩がKDS練でしていた超かっこいいframingを外枠だけパクって喋った感じになります。

このラウンドはジャッジにとても褒められました。特に個人リフレクの時に「COは唯一ディベートしてるって感じがした。君のスピーチ最高。好き!」と言われたことがとても嬉しかったです。どうやらフレーミングがすごくよかったようで、先輩のパクリはやはり最強だなと思いました。(僕は自分の英語力に自信がないので、このラウンドに限らずよく色んな先輩の話し方をパクらせていただいています。いつも勝手にパクってごめんなさい。)

GF: TH opposes the ‘Toxic Positivity’ culture. (CO, eliminated)

Openingでは両サイドがpositivityとnegativityを持つ人の特徴(positiveな人は反省しない、negativeな人は客観的に物事を見られるなど)についてひたすら並べ合う展開で、ディベートが”無理してpositiveになることにopposeする”ことにすり替わってしまっている気がしました。なので、closingでは”このmotionってToxic Positivityの文化にopposeするmotionだから、無理にpositiveに振る舞うことで周りの人やチームに出る影響について話し合うことが一番重要だよね”といったframingをしました。反省点はこの主張をPOIを出さずいきなりCOから出してしまったこと、OOの話と完全に差別化するように話せなかったこと、少しこのframingは無茶だったかなということです。最終的にはOOが勝っていました。とても悔しいです。

 

  1. 結果

Grand Finalist: KDS2(Koya Hirosako, Yoichiro Takada)

Overall 1st Best Speaker

 

  1. 終わりに

まずペアのこーやくんに感謝したいです。僕はエンゲージの量が少ないことがとても問題で、どのラウンドをとってもこーやくんのLINEに助けられました。本当にありがとうございました!

また、今回はかなり運に恵まれた大会だったなという印象を受けます。R1に勝てたこともそうですし、Closingが厳しいmotionにOpeningで当たることができたことも本当に運が良かったと思います。運任せだけでなく、実力で勝てるようにしていきたいです。

今後もゆるーく頑張っていきたいと思います!


Results of Momiji Cup 2020

Team Prize:

Grand Finalist: KDS 2 (Koya Hirosako, Yoichiro Takada)

Semi Finalist: KDS1 (Sana Ota, Shuren Goto)

Best Newcomer Speaker: Shuren Goto

Best Speakers:

1st: Yoichiro Takada

2nd: Sana Ota, Koya Hirosako


髙田君、ありがとうございました✨