QDO vol.1

こんにちは!10月に入り、少しずつ秋らしい陽気になってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今回は8月末に行われたBPの国際大会、Kyushu Debate Open(QDO)について27期の山田槇太郎さんに執筆してもらいました。ディベートの楽しさと難しさ、葛藤を詳しく書いてくれたので、是非最後までご覧下さい✨


Table of  Contents

1, 他己紹介

2, どうやってモチベを保つか

3, 練習について

4, 大会当日

5, 最後に

6, おまけ

7, 大会結果


1, 他己紹介

特に自分で紹介することもなかったので1年sに他己紹介を依頼したんですが、とんでもない超大作となってしまいました笑笑。嘘も多分に含まれているので、真に受けずにご覧ください。

**INFO: Shintaro Yamada is a second year debater in KDS. He is a passionate senpai who actively helps his kouhais improve. Furthermore, not only does he help with debate, but he also gives good life advice in general, and is frequently invited to 一年生の打ち上げ despite being a second year. As a result of the increasing fondness, the first years have recently started calling him ママ. With this, the “槇太郎はママ” narrative started.

**MOTION: THBT the rise of the 槇太郎はママ narrative is in the interest of KDS.

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ご覧の通り、槇太郎はKDSのお母さんです。Obviously, このモーションは完全ガバゲーです。オポに勝ち目はありません。そんな槇太郎の魅力を、Shintaro’s Vulnerable Children代表3人 (凛和、勇和、渚花) として、たくさん語っていきます。

槇太郎のmotherly aspectsを以下の5点にまとめたので、全てのメカニズムに目を通してもらえれば、きっと皆さんもいかに槇太郎がお母さんなのかが理解できます。いつでもnew vulnerable children募集中です、きっとmentally salvateしてもらえます (決して宗教なんかではありません)。

① 優しい

Shintaro is probably the most benevolent man you will meet in KDS. As a mother, he is とても優しい。There are three reasons:

    1. Shintaroはいつも子供のくだらないノリに付き合ってくれます。For example 朝までディスコードのゲームを一緒にやってくれたりします。Shintaroはいつも嫌な顔せずに我々をcareしてくれるのです。
    2. モーションを選んでくれる。毎回我々が最大限成長できるように数ある中のモーションから適切なものを選んでくれる。いつもありがとうございます。childrenは大体無能でモーション選ぶのに30分くらいかかってしまうのにtroはすぐにこの仕事をこなしてくれます。ジャッジをしてほしいと突然頼んでも、喜んで受け入れてくれます。
    3. どんなに「生意気」でも受け入れてくれる。特に勇和と凛和は帰国生なため、日本のvaluesがindoctrinateされておらず、礼儀がなってないと指摘されることが時々あります。そんな僕たちをShintaroは寛大な心で受け止めてくれます。

② 料理できる

今日はスパーの後も、槇太郎はチャーハンを作っていました。とても美味しそうでした。特に27期のactive members (でぃべきち♂) の中で料理できるのは槇太郎だけなのでvery unique。素晴らしい。尊敬しかない。

③ エジュケ熱心‼️

(This is the most important part, and is clearly debate-winning, so please take the time to read this section)

渚花: 初めて槇太郎さんの熱いエジュケに触れたのは、自分がSeikei Jointに向けて初めて2nd speakerになったとき。2nd speakerがどうやって試合で立ち回ればいいのか、何を話せばいいのか全く分からず途方に暮れていたときに、まだ話したこともほとんどない状態で、勇気をだしてDMしました。すると自分の想像の10倍以上の文量で詳しく丁寧に教えてくださって本当に衝撃を受けるとともに涙出ました(これほんとです)。それからというもの、ラウンド練の度にいつも見守ってくれてたくさんFBをくれました。Icho cupが終わってもっと強くなりたい、ならないとと思ったときに、エジュケしてほしいと頼んだら槇太郎さんは快く快諾してくれた上に、Sun sun cup一緒に出ようと誘ってくれました(これも泣きました)。それから自分の留学準備の時間を削ってまでスピ練をたくさん見てくれました。いつも自分が頼むより前に、槇太郎さんが「次のスピ練いつにする?」って聞いてくれるんです。本当にありがとうございます😭その度に新しいマターや考え方を教えてくれていつも実力の差を思い知らされると同時に、たくさん努力してディベートを極めていることを実感して自分ももっとやる気になり、この人みたいになりたいと常に思う毎日です。

勇和: 槇太郎との出会いは入サー後のラウンド練でした。ディベートについて何も知らない僕にとってShintaro のOAはChristianにとってのイエスでした。こんなにも丁寧で的確なアドバイスをもらったのは人生で初めてでした。僕からは成蹊Joint前のスパーの一件を紹介したいと思います。実は成蹊joint 前にりんなとメディセンでスパーをしました。しかし、ジャッジがいないということで、試合を録音してshintaroにあとでジャッジしてもらうよう依頼しました。Shintaroはもちろん快く承諾してくれました。成蹊joint前日だったため、フィードバックとかもらえないかもなーって思っていましたが、なんと1:46 AMにGoogle Docsでまとめられた丁寧なOAが送られてきました。また、2時に質問をしたところすぐに返信が返ってきて、全ての疑問を晴らしてくれました。このようにShintaroは子供のためなら自分の睡眠を、削ってまでcareしてくれる救世主イエス・キリストそのものなのです!!

凛和: 上手くopening halfにいる二人と被らないようにnew matterを出します (永遠にマターが出てくるのもまた槇太郎のすごいとこ)。槇太郎は私をディベート未経験の完全素人からここまで育ててくれた偉大な先輩のひとりです。最寄りが一緒なので、KDS練後の帰り道でよく相談に乗ってくれたり、ディベートモチベの維持方法など共有してくれます。一つエジュケ熱心だなと思った場面は、若葉杯前に、私が初めてセカンドスピーカーを担当することが決まった後にずっと電車の中でアドバイスしてくれた時です。単純に反論レクチャーをみるのとは違って、槇太郎は実際私のスピーチを何度も聴いてきたので、適切なフィードバックをくれました。また、エバグリ以降、3回連続で後輩と大会に出る予定がある時点でエジュケ熱心なのが伝わります。ではそんな槇太郎のエジュケはなぜこんなに高く評価されているのかというと、それは槇太郎自身が圧倒的努力家だからです。その努力の成果も今回九州で見せてくれましたね。尊敬しております。

④ Beautiful ❤️

槇太郎は普段メガネをかけているのでわかりづらいとこですが、彼は本当に優しい目をしています。一重美人を彷彿とさせます。また、槇太郎は可愛いです。渚花の槇太郎の第一印象は、「可愛い」。先輩なのに、カッコいいではなく可愛いと思ってしまうのは、かなりの才能だと思います。要するに彼はコーギー🐕なのです。(ワン)しかしこれでは現実味がなさすぎてまたdebate landと批判される恐れがあるので、人間要素も紹介しておきます。槇太郎は美脚の持ち主である。一見女子だと思っちゃいます。Lastly, スピーチ中の仕草が可愛い。しんたろーはよくスピーチ中に左上を向いたり、髪をかきあげてます。また、スピーチ中によく出る “Ah”もKDS内で親しまれています。この前のgemini cupのopen grand finalsでも、7分で30回ほどahが出てた気がします。このようにしんたろーのスピーチ中には多くのファンサが見受けられ、とても可愛いです。

⑤ 恋愛相談に乗ってくれる

Shintaro はいつも子供の恋愛に適切なアドバイスをくれます。幸せな関係を築くための秘訣、喧嘩した時の対処法、さりげない気遣いの仕方など恋愛のあらゆる点でサポートしてくれます。槇太郎は27期の中でも恋愛経験豊富であり、目指すべき理想なromantic relationshipを示してくれます。子供は親の夫婦仲を見てinternalizeするように、我々もまた槇太郎をみて、「Ah, こんなふうに幸せになりたい」と思わせられます。しかもShintaroは我々を否定することはありません。嬉しい時も悲しい時もいつもそばにいてくれる。それがShintaroなのです。

いかがでしたか。ここまで読んでくれたあなたはもう立派なShintaro’s Vulnerable Childrenの一員です。我々の立論はここで終わりますが、まだまだ多くのアーギュメントは残っています。しかし、どのアーギュメントにおいても結局インパクトは我々vulnerable children にimmense loveを送っているということです(ひあひあ)。以上がKDSのイエス、コーギー、ビッグマザーである山田槇太郎でした。きっと素晴らしいブログを書いたに違いない。

Lots of love,

凛和、勇和、渚花

2, どうやってモチベを保つか

二年生になってから、同期のモチベーションが落ちていくのを感じて少し寂しかったですし、自分自身も一時期ディベートへのやる気をほとんど失ってしまったことがありました。特に夏休みの中盤から秋にかけては、一年生にとってBPシーズンが始まる苦しい時期でもあります。積み重ねてきたことが通用せず、ラウンドで何が起きているのか分からないまま練習が終わる……。自分もそんな経験をして、かなりつらい思いをしました。そんな中でディベートから離れかけた自戒も込めて、また今これを読んでくれている誰かが同じように萎えているなら少しでも参考になればと思い、自分なりのディベートとの向き合い方を書いてみます。(こんなひよっ子の考えなので使えない可能性大です汗汗。こんな考え方するやつもおるんやなーくらいの気持ちで軽く読んでもらえると助かります、、。)

モチベが下がってしまった理由としては春TのRGFで納得いくスピーチができずに負けたり、ネモフィラで二勝一敗avg74.0、エリザべで一勝二敗avg75.0とかいう壊滅的な結果になってしまったりと大会の結果が振るわなかったこと、そしてスパーやラウンド練でも思い通りのスピーチが全くできずにディベーターをしても苦しいだけの時期がだいぶ続いていました。ディベートに心の浮き沈みはつきものな気もしますが、周りの同期を見てみても二年生の4〜6月辺りは萎えてる人が多かった気がします。音源を聞く機会が極端に減ったり、そもそもスピーチをする頻度が少なくなってしまっていた記憶があります。

そんな萎え萎えな状態からどうやって戻ってきたかというと、一つ目にジャッジに集中していました。ディベーターのモチベがないとはいえ、一年生のエジュケやKDS練のジャッジなどをやらないと練習が回らない状態だったのと、ジャッジは少し気負いせずにできたのでこっちに集中していた気がします。自分のような初心者ジャッジでも後輩や同期たちが真剣にOAやfbを聞いてくれたりジャッジに感謝してくれたりしたので、自分の存在意義を少し見出せたのはとても助かりました。またジャッジのいいこととして、ジャッジを何回も続けていると必ずと言っていいほどどこかのタイミングでスピーチしたくなるので、またディベーターしてもいいかな、という気分にさせてくれた面もありました。

次に大きかったのは、ディベートへの向き合い方を変えたことです。

    • 結果やスピーチの完成度にこだわりすぎないこと
    • 勝敗ではなく、自分が設定できる小さな目標に集中すること(原稿を減らす、タイマネを完璧にする)

僕はだいたいこの二つのことを意識していました。ディベートは運の要素も大きいので、勝敗に一喜一憂するのは精神的にかなりしんどいです。そこで、自分が操作できる部分だけに集中するようにしました。また、モチベーションの軸も変えました。以前は「自分が上手くなるため」「大会で結果を出すため」だけに練習していましたが、二年生になると誰かに教えてもらう機会も減り、自分の改善点も分からなくなります。そのうえ、経験を積むほどプライドだけ高くなり、負けたときの落ち込みがひどくなったりもするので、これが焦りやモチベ減少につながっていたのだと思います。そんなとき、とあるディスコでRさんから聞いた話がきっかけになりました。「モチベは自分のためだけに保つのではなく、他人の成功を心から喜べるようになること。自分もうまくなって、仲間と一緒に喜べるようになることをモチベにすると良い」という考え方です。自分が大会でブレイク落ちしていると他人の活躍を素直に喜べず気まずくなることがありますが、逆に言えば、結果を出せるよう努力することで他人の成功を100%喜び、褒める余裕を作りたいと思って頑張っていました。確かに自分のためだけに頑張ろうとすると波が大きいですが、他人のためだと不思議と続けられることに気付きました。やる気が出ないときは、こうした「自分なりのモチベの保ち方」を探してみるのも一つの方法だと感じました。さらに、ディベートによって受けた傷はディベートでしか癒せないという意識もありました。ブレイク落ちの悔しさは次の大会で結果を残すことでしか克服できず、どこかでゴミスピをして落ち込んだときも、別のラウンドで納得のいくスピーチをして初めて気持ちが回復できます。そうした実感が、自分を前に進ませるエネルギーにもなっていたと思います。

最後に、ディベート・コミュニティを全力で楽しむこともいいと思います。コミュニティが居心地いいと感じてディベートを続けている人もいると思うので、KDSの人や仲のいい同期と話して楽しむだけでディベートやってる良さを実感できると思います。あとは、イロモノモーションでディベートしたり、crazy argument出してみんなでわいわいディベートすると、勝ち負けとかspksとかスピーチ上手さとかにはない良さを味わえてリフレッシュになってディベートの魅力を再認識できるのではないかと思います(とはいえ馬が合う人合わない人は出てくると思うので、上手く属するコミュニティを取捨選択する必要はあると思います)。

3, 練習について

個人的にメンブレから回復した後の6~8月辺りにとても実力が伸びた気がするので、なにが変わったのかつらつらと書いていきたいと思います(ディベートは上達→結果出せる→いったん成長が落ち着く→周りに追いつかれるなどして大会で結果が出なくなる→メンブレする→回復して上達するのサイクルの連続なきがしてます。次はいつメンブレするんだろうか、、。)

一つ目に、ジャッジ視点の会得があると思います。メンブレ期間中はただひたすらジャッジを練習していたので、①アーギュメントのバーデンの把握が早く、上手くなった(大体delta, importance ,relevancyの3種類のスコープで見るようにしています)②どんな反論に弱いかが見えやすくなった③それぞれのクラッシュでどちらのチームが優勢なのかだんだんわかるようになってきた(ここが一番難しくて、まだ時間をかけないとできないのでもっとジャッジがんばります、、。)の3つをラウンド中に判断する能力が向上した気がします。

二つ目に、intuitionを伸ばす意識ができてきました。一つの具体例がgeneral contextで成り立つできる話なのか分からず、大分intuituionを軽視していたんですが他インステの人とディベートしてみたり、Diliman pre-ABPに出るなどして海外サーキットのディベートを体感したりしたことで、3 structurual reasonsと2.30秒のintuition pumpが同等ないしintuitionの方が評価されるケースを何度か体験し、logicで証明しようとする従来のコンスト+そのメカが現実でどう作用してるかのイラストを入れることを意識していました。ただ、まだ量も質も全く足りていないのでこれからの改善点でもあると思います(gemini GFの敗因はまさにこれでした。ちゃんと身に着けるにはまだ壁がありそうです、、。)。

また、大会前の練習としては茂木さんとプレパの15分の使い方をずっと模索していました。茂木さんと組むのは初めてで、お互いのディベート観がわかっていなかったのでBPプレパの短い時間をどう有効に活用するかをスピ練・プレパ練を繰り返すことで探っていました。あまり一緒にディベートをしていない人からもらう意見・感想はバイアスが入っておらず、今まであまり感じられなかった問題点に気付くことができたのでとても勉強になりました。ただ自分の予定があまり合わないなどしたため、夏休みに入ってからスパーに一度も二人で参加できないまま、大会当日を迎えてしまいました。みなさんお気づきでしょうか、そう、僕たちはクロージングの練習を一度もせずに国際大会に凸ってしまったのです、、。

当日の話に移る前に、今大会掲げた目標について触れておきます。茂木さんと僕がペアを組む際に作ったdocsがあるんですが、そこには「しんtro: average 76、チーム:2日目行きたい」と書いてあります。銀杏とかで一年生が無双し、avg76.5とかを取ってる中恥ずかしい話なんですが、僕は学年大会含めてavg76.0を超えたことがなかったので、74-76レンジを安定して超えるのを目標としました。直近は76,77点スピーチをすることはできるものの安定性に欠け、途中で73,74をとって謎の帳尻を合わせてしまっていたのでそれを乗り越えられたらなと思っていました。チームとしては、国際大会の経験があまり多くないのでとりあえずルーキーブレイクが目標、できればルーキーチャンピオンなんて取れたらいいなぐらいに考えていました。

4, 大会当日

筋肉痛×寝不足×疲労という八百万の神もびっくりな三種の神器を携えて大会本番を迎えた私ですが、ことのいきさつを軽く触れておきましょう。

(1)取る飛行機を間違えた

エアビは福岡空港から電車で3駅ほどの好立地なところにあったのですが、「東京→福岡 飛行機」と検索してヒットした飛行機をなんとなく取ったところ、羽田⇔北九州のチケットでした。5時起床9時過ぎ福岡着という順調な旅は、北九州から博多への3時間弱のロスによって妨害されました。

(2)炎天下相撲をしてしまった

博多でゆうと・かつゆきを含むエアビメンバーと合流し、レンタカーで福岡タワー近くの砂浜についたのですが、何を血迷ったか傾斜のある砂浜で相手を海に突き落とすべく相撲大会が開催されました、、。ディベートを始めてから運動という運動をしばらくしていない僕の身体は、35℃を超えようかという炎天下の下低い姿勢でタックルを繰り返す過負荷に悲鳴を上げていました

(3)エアビの冷房が効かなかった

猛暑を耐え抜いた末エアビについた我々でしたが、計7人が泊まるエアビに対してついていたクーラーは一機のみ。しかも設定温度を16℃にしてもぬるい風がちょろちょろ出てくるポンコツっぷりで、セミダブルベッド一個に漢二人というむさくるしい環境でありながら部屋まで暑かったため、なかなか寝付けずに苦労しました。

とまあこのような背景で、両腕両ふくらはぎ筋肉痛、寝不足という夏合宿3日目のような極限状態で大会本番を迎えることとなりました、、。

 さて本題の各ラウンド振り返りですが、僕なんかがどんなケースをだしたかについて能書きを垂れても仕方ないので、ラウンド中に何を考えていたか、そして反省点について書ければと思います。

・R1 (CO, 2nd)

This house regrets the normalization of individualized entertainment. (info略)

各チームの座ってる場所がバラバラでとても混乱しました、笑。上のOOの話は割と穴が多く、プレパで考えていたことを上手くフレーミングして出すだけだったので気持ちよくスピーチができました。僕ら以外が全員高校生×英語ペラペラだったので、generation gapとlanguage bariorを同時に感じさせられるなかなかない機会でした。ちなみにですが、疲労×人見知りのため、ラウンドが終わってからデリバレーションを外で待っている時間は大分気まずく、茂木さんか外の景色どっちかを向いてる時間がほとんどでした。なかなか克服するのは難しい、、。

・R2 (CG, 2nd)

This house prefers a world in which all pro league baseball teams in Japan follow the regional recruitment model. (info略)

プロ野球のドラフト会議に関するモーションでした。小1くらいからヤクルトファンの僕はプロ野球マターを出したい気持ちでいっぱいでしたが、ジャッジもディベーターのほとんどが日本の野球はおろか、野球全般に対する知識がなさそうな雰囲気を察したので自制しました。その結果出した「マドリ-とかLAドジャーズみたいなメガクラブが、、、」みたいなexampleに対するジャッジ陣の反応が渋すぎて、とても悲しくなりました。この配慮と時間を返してほしい。というか、全体的にこの大会はジャッジ陣の反応が少なかった気がします。海外ジャッジってみんなこんな感じなんでしょうか、、?割と対面大会だと、ジャッジの反応に合わせて説明の濃淡を変えることが多いのでとてもやりづらかったです(首だけかしげて何もメモ取らないのは怖すぎて勘弁してほしい、、汗)。

このラウンドは自分の直近の成長を一番感じられた気がします。上と出そうとしていた方向性は丸々被っていたものの、OGが抜かしていた相手ベンチとのweighingをひたすら詰めることで上手く上回ることができました。PMが終わった後に、焦って暴走しようとする僕を止めて落ち着かせてくれた茂木さんに大感謝です。

・R3 (OO, 2nd)

This house supports states pursuing the goal of energy self-sufficiency. (info略)

プレパ練している限りでは、商学部の茂木さん×経済学部の僕というecon得意系ペアだと感じていましたが、このモーションが意味不明すぎて焦りました、、。落ち着いている今ならなんとなくわかりますが、2ラウンドで4ポイントを手にしている緊張感からか、まじでなんも思いつかなかったです、、。挙句の果てには、出せそうな話を思いついている茂木さん(本来セカンド)と頭真っ白な僕(本来ファースト)をスイッチすることになりました。茂木さんに大感謝です、、。(n回目)このようにliteraly fuxxed upしており、closing halfがどんな話をしていてそれがどれだけ立っているか見当もつかなかったわけですが、蓋を開けると2位(spks: 77, 78)と耐えているどころかなぜかいい結果を出してしまっていましたw。今でも何だかよくわかってないです。

・R4 (OG, 3rd)

This house believes that educational institutions should never attempt to restrict the freedom of expression of students or staff.  

まさかの3ラウンドで6ポイントを抱え、3位以上であればほぼオープンブレイク確定、4位でもルーキーブレイクは確定していてもしかしたらオープンブレイクもありうるという、とんでもないところまで来てしまいました。割と話は思いつきやすく、今回に使えそうなマターを少しもっていたOGに好条件なモーションでしたが、”never”のバーデンがガバにかかってくる点を見落とし、そこのバーデンをずっとプッシュしていたOOと上手く埋めてきたCGに抜かれてしまいました。しかも、このneverの話を埋める際に使えるchilling effectの話を前日にエアビでしていたばかりだったので、自分の馬鹿さ加減に少し萎えてしまいました。僕のspks自己ベストがR2,3,4の78だったので、ちゃんとバーデンを漏らさずにスピーチしていれば何点もらえたのか非常に気になってしまいます、、。たらればって良くないとしりつつも気になってしまいますよね、、。

・QF (OO, eliminated)

This house prefers a world where religions did not attribute spiritual authority to sacred or holy sites.

負けました。悔しかったです。(記憶皆無)

5, 最後に

オープンブレイクは去年の冬ぐらいからずっと目標としていたことだったので、やっと実現できてとてもうれしいです。ダメもとでお誘いしたのに一緒に九州まで来て組んでくださった茂木さん、今までエジュケ・ジャッジしてくださった先輩方、ずっと仲良くしてくれた同期、いつも新しい刺激を与えてくれる後輩、全ての人に感謝を伝えたいです。これからも、いやこれまで以上にディベートをやっていければと思うので、さらに成長してまた次の目標に向かって努力を続けていきたいです。そして自分自身がもらってきた多くの学びや楽しさを、今度は後輩たちや周りの人に還元できるように頑張りたいと思います。

6, おまけ

ここではディベート以外の写真を色々載せてみました!

(1)海岸相撲

(2)もつ鍋

(3)中州屋台のラーメン

 

7, 大会結果

🔥novice best speaker
3rd: Shintaro Yamada

🔥open best speaker
6th: Yohei Horiguchi
2nd: Taisuke Yoshimura
Ryunosuke Gyotoku

✨open quarter finalists
Tro- Salmon (Yuto Mogi, Shintaro Yamada)
Why do people like beaches so much?
(One of us is from Hawaii) (Aya Kato, joint)

✨open grand finalists
Summer Dissonance (Taisuke Yoshimura, joint)

🏆open grand champion
博多完全”攻略”マニュアルver. 2025 (Yohei Horiguchi, Ryunosuke Gyotoku)

🏆open grand final best speaker
LO, Ryunosuke Gyotoku