Fast IV blog vol.2

こんにちは!5月もあっという間に終わりを迎えようとしていますが、皆様お変わりありませんか?最近は気温の上下が激しくて体がついていけません。笑さて、今回のブログですが、前回の市川さん・行徳さんの4年生ペアに続き、平田さん・小池さんの2年生ペアにFast IVのブログを執筆してもらいました。彼らの初の国際大会挑戦の様子をご覧ください!✨


Table of Contents

1, 自己紹介

2, ペア結成・大会出場の経緯

3, 各ラウンドの感想

4, おわりに


1, 自己紹介

Katsuyuki:こんにちは。Fast IVのブログを書かせていただくことになりました。二年の小池克幸です。1年生の皆さんも見てくださると思うので軽く自己紹介をすると、自分は非帰国未経験(高校の時に10か月ほどアメリカに留学経験あり)で大学に入ってからディベートを始めました。ディベートを始めたきっかけは新歓のときの先輩方のスピーチがかっこよくて自分もやってみたいと思ったからです。自分は一年生のまさにこの時期(4月5月あたり)、KDS練に毎回参加していたものの全く勝つことができず、6月中旬ごろまで勝った回数は5回あるかないかくらいで結構苦しんでいたのを覚えています。ただ、毎回のKDS練に加えて自主練したり音源を聞いたり、リサーチをしたりするうちにだんだんやり方がわかってきて少しずつ勝てるようになっていきました。まだまだ自分はDebabyですが、未経験でディベート不安!という新入生には「いっぱい練習したら最高!」ということを、そして経験者の新入生には少しでもモチベになるようなことを伝えられたらなと思いつつ書かせていただきます。

Yuto:久々にブログを書かせていただくことになりました。経済学部2年の平田祐翔です。 初めましての方も多いと思うので、まず軽く自己紹介します。趣味とかはディスコの方で書いたので、入サーの経緯と去年の自分がどんな感じだったのかについて書こうと思います。 僕は海外経験はなく、大学からディベートを始めました。高校のときから、英語ディベートに興味があったので、新歓の時期には真っ先にKDSを見に行ったのを覚えています。そこで、先輩方のかっこよすぎるスピーチを聞いて(特にLSさんのスピーチが衝撃的でした)、自分もこうなりたい!と思い、入サーを即決しました。 始めて間もない頃は、1分間も話すことができなかったです。なのでラウンド練に参加するのが毎回すごく怖くて、びくびくしていました(練習前日はliterally体が震えていました笑)。そんな中、勇気を振り絞って毎回のKDS練や、休み時間のスピ練、非通常練に参加しているうちに、少しずつ話せるように、そして勝てるようになっていきました。気が付いたときには、すっかりディベートにのめり込んでいました。こんな感じで今に至ります笑。 このブログで、今スピーチが上手くいかないよーという新入生の子を少しでも勇気づけて、モチベを上げることが出来たら嬉しいです。

左: 平田祐翔(のそっくりさん?)/右: 小池克幸(のそっくりさん?)


2, ペア結成・大会出場の経緯

Yuto:克幸とは、1年生の頃から一緒に組んで様々な大会に出てきました。 初めて組んで出た大会がIcho Cupという夏頃に行われる一年生大会でした。そこで上手くいって良い成績を収めることができ、相性もバッチリだったのでそれ以来、固定ペアみたいな感じになった気がします笑(僕たちが書いたIcho Cupのブログもあるので、もし気になったら読んでみてください)。 前々から海外大会出たいねーみたいな話をしていて、そこで見つけたのがFast IVでした。日程も時差も値段もいい感じだったので、実力試しに出場を決めました。ただ春Tの練習などとも重なり、1,2回スパー練とプレパ練くらいしかできず、練習量は正直言うとかなり少なかったです。幸いにも長く組んでいたのでプレパなどで困ることは特になく、オープンブレイクを目標に大会に臨みました。


3, 各ラウンドの感想

-1日目―

R1:This house regrets the increasing prevalence of cancel culture against public figures.

OG 1位

Katsuyuki:似たような論題はやったことがあったのでケースはすぐに浮かび、マイノリティのadvocacyが批判され苦しむという話を出しました。このラウンドは祐翔がPMでon fireなスピーチをしていて、もうPM終わった段階で「これはいけるやろ」という感じでした笑流石すぎる。論題に対してOGというポジション運にも恵まれた気がしますが、なんにせよOGを1位で消化することができたのは良かったです。

Yuto:R1からOGを引いてまじかー汗となりました笑(BPはプレパ時間が15分しかないので)。ただモーション自体は古典で、プレパで方向性もスムーズに決まりました。スピーチでは出せる話は全部出して、ケースを立てきることができました。さらに克幸がOOのケースをsymmetrizeしてくれ、いい感じにいき、ラウンド終了時には、二人とも勝ちを確信しました(結果1位でした✌️)。早々にOGを消費して、しかも1位だったので心にゆとりができ、良い流れが来ていることを感じました。

R2:This house believes that hospitals should have the power to remove patients from the care of their legal guardians in suspected medical negligence’s cases.

CO 2位

Katsuyuki:最初motionがわからな過ぎて困惑していました、、(英語力)。結局プレパの段階では「家族に会えなかったら悲しいやーん」みたいなフワフワした話を出すことになりました。ただ、メインケースはOGが病院を良いアクターとcharacterizeしていたためそことクラッシュさせる形で病院に患者とその家族が搾取されるという話を出すことにしました(正しいかは怪しい)。しかし結果はOGに抜かれ2位。キャラがクラッシュしているものの十分にweighingができていなかったことが敗因でした。悔しくはあるものの、家族の話はverticalとして説明量でOOを抜くことができ、搾取の話はhorizontalとしてCGを抜くことができたためアッパーで終わることができてよかったです。

Yuto:モーションが意味分からん。その印象が強いです笑(どんなこと言ったのか忘れてしまいました😭)。

R3:This house would reduce the sentence for offenders committing serious economic crimes if they can compensate for the victims’ losses.

OO 4位

Yuto:ここでアッパーを取れば、ブレイク可能性大みたいなラウンドで、見事OO を引いてこれはいけるぞ!という雰囲気が流れていたのですが、、、最後まで強いケースが思いつかず、結果は4位。R4で1位を取らなければ、ブレイクが不可能という状況になってしまい、かなり落ち込みました。

 Katsuyuki:やらかしました笑 CJSが苦手というのもありますが本当に何を言えばいいのかわからず、あんまり覚えていないのですが怪しすぎるケースを出し、しっかり4位をとりました。このラウンドは個人的にお世話になっている同志社のららたさんがR2に引き続きチェアをしてくれていたのですが、ららたさんの前でひどいスピーチをしてしまいかなり萎えたのを覚えています。ここで4位をとったため、ブレイクには次のサイレントラウンドで1位を取らないといけなくなり、試合後は「もうブレイクはむりやなー」とすべてあきらめムードでした。

R4:This house believe that the increasing military securitization of Australasia is good for regional peace.

CG 1位

 Katsuyuki:まさかのオセアニアということで最初めっちゃ悩みました。IRに関して大体の地域は以前リサーチしていたため大丈夫かなと思っていたですがオセアニアのマターはほとんどなく、すぐに噓をつくことに決めました。他のチームの言う中国のケースをlikelihoodでフレームアウトした上で、オセアニアは現在アメリカの軍事支援が少なくなっており安全保障が危ういこと、オセアニアには海賊がたくさんいて島に住む先住民の安全が脅かされていることをそれなりのメカを出して説明しました。ジャッジは自分の知識でディベートに介入することは許されていないが故にできるこうした嘘もディベートの魅力ですよね。手ごたえは悪くなかったものの、流石に1位をとれる確証も自信もなく、むりーって感じでした。

Yuto:ここでIRが出ました。最近克幸がIRリサーチを頑張っていると聞いたので、安心していたのですが、出た地域はまさかのオセアニア。知らないよー。二人とも知識が何もなかったので、嘘をつくことに決めました。個人的にこのときのプレパが一番盛り上がった気がします笑。ラウンドの概観としては、他のチームは中国の話をしている中、僕らだけ海賊の話をしていました笑。 中国がオセアニアに侵攻するとか非現実的だし、このディベートに関係ないやろという話をした上で、最もvulnerableなのは小さな島に住み、常に海賊の脅威にさらされている先住民なんですというケースで勝ちにいこうとしました。

〇Breaking Announcement

Yuto:正直R4で1位を取った感触がなかったので、オープンブレイクは厳しいのかなと思いつつ、一縷の望みを抱いてBAを見ていました。ルーキーブレイクの発表から始まったのですが、そこでは自分たちのチーム名は呼ばれませんでした。結果はまさかのオープンブレイク。本当に最後の最後に自分たちのチーム名が呼ばれました。発表された瞬間、嬉しすぎて(言い方きもいんですけど)半年ぶりくらいに克幸と抱き合いました。

Katsuyuki:BAが始まる前、もうオープンブレイクは諦めていたため、Rookie Finalは出ずに二日目は遊ぼうと祐翔と話していました。でも実際は最後までブレイクを諦めたくない自分もいて、ほんの少しだけ「奇跡起きろ」と心の中で願っていました。そしてBAが始まると、本来自分たちが呼ばれるはずであったRookie Breakのカテゴリーに自分たちのチーム名はなく、結果はオープン8位ブレイク。最後の試合を1位で通過しギリギリでブレイクすることができました。初めてのオープンブレイクに感極まり、祐翔と抱き合ったのを覚えています。通話をつなぎながら一緒にBAを見ていたららたさんもIAの中で流石の1位ブレイクをしていて、みんなでブレイクできたことが嬉しかったです。

-2日目―

SF: This house prefers a world where the US had aggressively pushed for total global nuclear disarmament at the end of the Cold War.

OO win

Katsuyuki:R4に続きまたIRがでてやばいかなと思ったものの、プレパはとても順調に進みました。OOからは大国はどのみち核武装を進め、国際社会はアナーキーであるときに、小国が抑止力として核武装することの重要性を説明しました。祐翔の立論がめちゃくちゃ上手く、プレパで話した大体のケースは祐翔がLOで立ててくれていたためセカンドからは何を出そうか迷いました笑 結局OGの話はアメリカが主導権をもって核廃止を進めることが重要であるという内容であったため、仮にそれが可能だったとしてもアメリカが主導権を持つこと自体が小国にとってハームであるということを、アフガニスタン侵攻でアメリカが民主主義がそぐわない国にそれを力づくで植え付けようとした例を用いて説明しました(どの程度取られているかはわかりません笑)。ラウンドを通してOGには勝っているかなという感触と、COがOOの話をオーバーラップしていた印象もあり「わんちゃんあるのでは?」と思っていたところなんとGFまで進めることになり、もうなんかめっちゃ嬉しかったです。

Yuto:またしてもIRが出ました。今回はretrospectiveなモーションで、面白かったです。 中国・ロシアのような大国やこれらに支援された権威主義国家は、ガバの世界でも核開発を進めるため、小国が抑止力として核兵器を保持することがそれらの安全にとって重要なのだというケースで戦いました。かなり感触は良く1位通過で、ついにGFに進むことができました。

GF: This house predicts that Donald Trump will be impeached again.

CO 負け

Yuto:最後はトランプの弾劾に関するタイムリーなモーションでした。アメリカに関しては、お互いリサーチしていたのもあり、話すマターはあったものの、他のチームも強く勝つことはできませんでした。OOにいたKDSの先輩チームがしっかりとケースを立てて、優勝しました。先輩方強すぎました。

Katsuyuki:初めて見るpredict motionに驚きました。プレパが始まったときは「?」という感じで何を言えばよいのか全く分からなかったけれど、祐翔と昨年の米大統領選について話しているうちに、COとして民主党はバイデン政権を通して信頼を大きく失っておりそもそも共和党を弾劾することに正当性を持てないのではという方向性で行くことに決めました。しかし結果は負け。OOにいたKDSの先輩チームがしっかりOppの一番強いケースを立てて勝っていて、本当に流石すぎました。


4, おわりに

Yuto:まずは克幸に感謝を伝えたいです。 今回も彼のアイデアに数々の場面で救われました。プレパの時アイデアをたくさん出してくれて本当に助ったし、克幸が2ndにいることで安心がすごかったです。本当にありがとう。 去年からずっと一緒に組んできた克幸と、人生初のオープンブレイクを成し遂げることができて、とても嬉しかったです。誰よりもディベートに対する熱量が強く、努力家な克幸のことを僕は同期で一番の実力者だと思っているし、いつも刺激をもらっています。これからもたくさん大会に出て、お互い強くなっていこう! 今回のオープンブレイクは僕一人の力では無理で、克幸やKDSの先輩方のエジュケのお陰です!本当にありがとうございました。 最後にららたさん。大会期間中も僕たちを気遣って、電話をかけて相談に乗ってくれたり、アドバイスくれたりとありがとうございました。オープンブレイクしたときに、一緒に喜んでくれてすごく嬉しかったです。

Katsuyuki:最後負けてしまい悔しかったけれど、1年生の時からずっと組んできている裕翔と初のオープンブレイクができてとても嬉しかったです。祐翔はプレパのときに自分がふわっと投げたアイデアを自分が描いている以上にきれいに立ててくれて今回の大会も本当にお世話になりました。いつも本当にありがとう!!目標にしていたオープンブレイクを同期と自分たちの力で達成できたことは1年しかない自分のディベートキャリアの中でも最高に嬉しかったし、ディベート楽しいなって改めて思いました。また、今回ブレイクできたのは頼りがいのありすぎる祐翔と、いつもエジュケしてくださるKDSの先輩方、普段から自分や祐翔を気にかけて色々教えてくれるららたさんのおかげです!本当にありがとうございました!