The 22nd Elizabeth Cup

皆さま、こんにちは!テスト前にはあんなに待ち遠しかった夏休みの半分が、もうすぐ終わりそうです(汗)中の人は外が暑すぎてどこにも行く気力が起きず、、、(笑)何かしらやらなければと焦っていますΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン

さて、今回のブログは前回のSeikei Joint 2025でもちらりとお名前があがった、藤井彩さんに執筆していただきました。25期のNatsumiさんとペアで出場した今大会、どのように過ごしたのか是非最後までご覧ください✨


Table of  Contents

    1. 自己紹介

    2. 本番までの練習について

    3. 大会本番について

    4. 大会に出てみた感想

    5. 結果


1.自己紹介

みなさんこんにちは!KDS28期の藤井彩です。法学部政治学科1年に所属しています。出身はさいたま市立浦和高校で、中高では部活でディベートをしていました。中高でのディベートが楽しかったことやKDSの実績をこのブログで前から見ていたこともあり、慶應への進学が決まった瞬間にKDSに入ることもほぼ決めていました。しかし大学ディベートが高次元すぎて、毎回の練習で先輩方から流れるように出てくるメカやマターに戦慄する日々を送っています、、、 今回は新入生と先輩でペアを組んで出場するNA形式のElizabeth cupという大会について執筆させていただきます。初めてのブログで拙い文章だとは思いますがよかったら読んでいってください!

2.本番までの練習について

一緒に組んでいただいたなつみさんと試合練を重ねて練習しました。なつみさんは色々な大会でプライズをとりまくり何度もこのKDSのブログに登場している神のような先輩で、組ませていただくことが決まった時は「本当に私が組んでいいのか、、?」「何かの間違いかも」と自問自答していました笑 実際の試合練では、まずプレパ時間に私が言えそうな論をふわっと説明した後に、先輩が「相手が何を言ってきそうか」「どこを詰めればいいか」などを精査してくださっていました。私はfirst speakerだったのですが立論をするときに課題としてあったことが主に2つありました。

①説明する必要のないこと(どっちのサイドでも同じように起こることなど)に時間をかけすぎて本当に説明が必要なこと(相手と対立するであろう内容や大きなBOPを含む内容)を説明しきれない

→相手の論を予想した上で重点的に説明する内容を決めることを目指してプレパをしました。練習をしていくうちに説明する内容の取捨選択自体が苦手だということが判明したので、まずは自分の論に対して逆サイドだったらどうやって反論するかということを考え、BOPになりそうなところから時間をかけて説明することを意識しました。これを意識することでハイバーデンなケースをはじめから避け、自分たちの一番強いケースや反論に耐えられる論も掴みやすくなったのかなと思っています。

②言うことを原稿に書かないと喋れないand喋ろうとすると余計なことまで話して自爆する(自分の論と矛盾してしまうなど)

→20分のうち12分くらいは原稿を書く時間にあてさせてもらっていました。やはり原稿を書き切った状態のスピーチは無駄の少ないスピーチになっていたと思います。しかし流石にいつまでもこのくらい原稿に時間を割き続けることはできないという自覚はあるので、全て原稿に書かなくてもスピーチ中に考えながら話せるディベーターになりたいなと思っています。

また、試合練が終わった後にはなつみさんが書いていた原稿を見てmotionごとの考え方を勉強させていただいたり、似たようなmotionの音源をいただいてメカを集めていたりしていました。特に私は宗教系の論題が苦手で、音源でmotionの解像度を高められたことは本当にありがたかったです。KDS練の試合を録音して先輩のスピーチを分析しようともしていたのですが毎回のように忘れ、結局1試合(しかもラブモ)しか完全な録音ができなかったことだけが悔いです。(でも面白いメカがたくさんあったりKDSの先輩がexampleとして登場したりして個人的にはとても好きなラウンドです!)

3. 大会本番について

R1はなつみさんがジャッジで私はディベーターとしてはお休みのラウンドでした!以下R2からの様子を書きます。

R2 (Gov, Win):THP Momochan’s world over the current world

(Info; Momochan’s world is a world where animals can talk to humans as well as to each other. In Momochan’s world, the intelligence level of the animals stays the same as in the current world.)

私たちは「食べたいものとか体調とか分かるから、動物からのニーズに応えられるよね」という論を主にたてました。相手はlivestock keeperのmental harm(自分が育ててきた牛とか豚に愛着が湧いてしまう)を論として立ててきました。しかしprefer motionのためこっちのパラダイムでlivestock keeperが悲しいと思うならそもそもlivestock自体が存在しない、仮に存在しても動物の痛みがわかるなら少なくともOppのパラダイムよりは動物に優しい世界になるはずという反論がとられたことなどからこっちの論が残り勝つことができました。Oppから「動物実験ができないから人間にharmfulだよね」という話も来ていたのですが、なつみさんが大量の動物実験のオルタナを出していて流石だなと思いました。

R3 (Opp, Win):THO the widespread use of generative AI (e.g. Chat GPT, Deepseek, etc.) as a person to consult your problems to

相手は「AIばかりに相談して現実世界での対人関係がなくなる」という論を出してきましたが、「信頼している家族や友達にはOppパラダイムでも相談する」という反論や、そもそもcounterfactualで本当に人間に相談できるのか相手から示されていなかったこともありこちらの論が取られました。私たちは「人に相談できないことも相談できて、蓄積されてきた情報に基づいて相談に乗ってくれるAIっていいよね」という論を立てました。Motionが出た時点で私は「AIならプライベートなことも相談しやすそうだな」とぼんやり考えていたのに対してなつみさんが「相談しようと思っても周りが忙しくて相談できないことあるよね」と言っていてこうやって自分たちが勝ちやすいディベートに持っていくんだなーと思ったのを覚えています。なつみさんのMOに内容が詰まりすぎていてreplyの私は話すことなくて焦っていたのも覚えています()

R4 (Gov, Win):TH, as you, would pursue a romantic relationship with A.

(Info; You are informed that your long time friend, A, has had a crush on you for a long time. You like A’s character and enjoy spending time with A. You are thankful that A has supported you during your recent breakup.)

Govの私たちからは「失恋の傷を癒すために必要だよね」「自分のことをよく知っていて尽くしてくれる可能性の高い人だから付き合ったら上手くいくはず」という論を出しました。Oppは「youはAのことを恋愛として好きではないからmental burdenだし上手くいかない」と言ってきて付き合っている時のyouへのbenefitの観点で真っ向から対立していたのですが、なつみさんが「上手く行かなくてもAが人としてやばい人かどうかは知れるからat least betterだよね」という話をしてくださって勝つことができました。Oppから来るだろうなという論は分かっていただけにPMの段階で「もし上手く行かなくてもyouにとってはbeneficial」というレイヤーを張れたらよかったなとスピーチが終わった後に思いました()ただジャッジからの個人フィードバックで「出してほしいメカはきちんと出ていたし良かったと思う!」と言われて嬉しかったです。

4.大会に出てみた感想

ここまで読んでくださった方ならお分かりかと思いますが、プレパもスピーチもなつみさんにliterally キャリーされまくった大会でした。Motionについての知識はもちろんですが論に使うメカや反論の考え方など、自分に足りないことがたくさんあるなと練習でも本番でも実感できました。また上級生の先輩方が毎試合MG, MOで高度な応酬をしているのを見て自分もこの次元に達してみたいという憧れが強くなりました。チームプライズをいただけたことはもちろん嬉しいのですが、先輩方がmotionが出た後どのように考えているのか、どのようにスピーチを組み立てているのかをたくさん見ることができただけでもこの大会に参加した意義があったなと思っています。

総じて自分が今するべきこともわかりモチベも爆上がりした最高の大会だったと思います!練習で対戦してくださった皆さん、毎回ジャッジのOAの後に丁寧に個人フィードバックをくださった先輩方、研修で忙しいにも関わらずたくさん練習に付き合ってくださったなつみさん、本当にありがとうございました!来年のElizabeth cupまでに先輩たちの実力に少しでも近づいたディベーターになることを目標に努力していこうと思うので、これからもよろしくお願いします!

読んでくださりありがとうございました。またこのブログに登場できるように頑張ります!

5. 大会結果

Best Adjudicator

1st Taisuke Yoshimura

Edward Category Best Speaker

5th Natsumi Negoro

Andrew Category Best Speaker

5th Linna Tabe

8th Natsumi Negoro

Anne Category Best Speaker

1st Yuichiro Hasegawa

2nd Shin Morimoto

Charles Category Best Speaker

1st Yohei Horiguchi

4th Natsumi Sadaoka

8th Ayuki Ichikawa

10th Taichi Fukami

Best Team

2nd プーパッポンカリー(Natsumi Sadaoka, Aya Fujii)

8th KDS SFC支部(Ayuki Ichikawa, Ryusuke Narita)

AC&Committee

CA Lisa Smith

CD Rei Ozawa