JPDU Spring Tournament 2024

こんにちは!今回は春Tで素晴らしい成績を残した定岡春樹さんにブログを執筆していただきました!この規模の大会でしっかり結果を残せる我らが同期、春樹くんには本当に尊敬です、、、そんな彼の激闘の様子をぜひご覧ください!


Table Of Contents

・自己紹介

・春T

・最後に


 

どうも、理工学部2年の定岡春樹です。

ありがたいことに、再びKDSブログの執筆の機会をいただきました…!昨年の成蹊ジョイント以来のブログとなるので1年ぶりですかね。

何はともあれ、私の季節である「春」を冠する春Tについて書けることを大変嬉しく思います。

自己紹介

私はカナダとメキシコとで計9年ほどの海外在住経験があり、英語ディベートは高校から始めました。現在は理工学部情報工学科の2年生で、昨年よりは忙しそうな日々を送っているようです。

 

春T

まず、結果につきましてはPre-Semi Finalistになることができました…!私自身初めてのオープンブレイクとなるので、大変嬉しく感じます。ただ、ルーキーカテゴリーとの決別もどこか哀愁が漂うような気がしますね…

今大会は、定岡夏美さんと飯田龍喜さんとの3人チームでの参加でした。お二方のおかげでこの上なくアットホームな雰囲気の中、大会に臨むことができました。チーム名についてはどういうわけか、抜群のネーミングセンスを自負していた夏美さんの案が採用されると思いきや、私の出した「龍が行徳」というチーム名が採用されました。そういえば、セガが似たような名前のゲームを出していますね。私は結構前にキムタクが出てくる方のゲームを買ったのですが、まだプレイできていません。どこか時間を見つけてやりたいです。でもそんなことより、行徳さんを含む運営の皆様、大会運営お疲れ様でした。

大会に向けての練習については、あまり前もって時間を確保することができなかったので、大会前の一週間で何回かスパーをさせていただきました。私はファーストスピーカーだったので、お強いお二方からチームの方針やマターを受け取り、自分で足せるところは足してスピーチをしました。その後はPOI要員としてPOIを投げる立ち回りをしたのですが、強いディベーターに対するPOIって軽く返されてしまい、どこか虚しく感じるかもしれません。でもきっとそれでいいのでしょう。強いスピーカーのスピーチ時間を何秒か削れるだけでも吉ですからね。

 

印象的だった論題の一つは、ラウンド1の「This house, as people who currently promote vegetarianism on animal welfare grounds, would actively promote a flexitarian lifestyle (eating a diet centered on plant foods, with limited or occasional inclusion of meat) as an alternative to a traditional non-vegetarian diet.」でした。相手はUTDSの宇宙級ディベーターを擁する超強敵で、こちらはOppサイドでディベートをしました。ベジタリアンの中にも、デモとかに参加する人もいれば、非ベジタリアンの友人や家族と日々交流するようなカジュアルなベジタリアンもいるように、そこにはスペクトラムがあり、後者のタイプ寄りの人々にとってFlexitarianismは受け入れられないものではないはず、という相手の指摘を返しきれず、負けてしまいました。アクター分析をする際にスペクトラムがあることや、アクターの中にも更に細かい分類があることの意識の重要性を認識させられる試合でした。ところでFlexitarianにとっての肉は、ボディビルダーにとってのチートデイみたいな感じなのでしょうかね。

一日目は超強敵チーム×2と遭遇し、苦戦を強いられましたが、その分勉強になる試合を体験することができました。なんとかブレイクを果たし、二日目を迎えまして、Pre-Semifinalではまたもや超強敵チームと当たりました(この時点で3つの超強敵チームと当たったわけですが、巷ではこれをグランドスラムと呼ぶらしいです)。しかしここで、医療系モーションがついに登場。医学部4年生、夏美さんの本領発揮と思われましたが、論題の内容にあたる診療報酬は未習だったとのこと。一方、試合後に判明したことですが、相手チームのボスは大学で医療倫理の勉強もしていたとのことで、知識のドーピングがかなりなされていた模様。チーム一丸となって精一杯頑張りましたが、ここで敗退となりました。しかし、完全燃焼感もあり、第一にブレイクできたことがとても喜ばしいことだったため、大会を終えて皆澄んだ気持ちでした。

その後、晴れ渡る空の下、先輩方と横浜の赤レンガ倉庫のパエリアフェスに行きました。いろんな種類のパエリアを食べることができ、どれも大変美味でしたが、やはり最も美味しいと感じたのはJammy Paellaさんのソフトシェルシュリンプと茄子のトマトクリームパエリアでしたね(これはもはやリゾットだったような気もしなくもないですが…)。

最後に

今回私とチームを組んでいただいた夏美さんと龍喜さん、本当にありがとうございました。お二方のおかげでとても気楽で充実した時間を過ごすことができたと感じております。

同期で組むディベートも楽しいですが、先輩方と組むディベートもまた良いです。とても勉強になりますし、私の場合は実家のような安心感がありました。なので先輩と組んでみるのもいいかもしれません..!