QDO VOL.2
新年明けましておめでとうございます。本年もKDSを宜しくお願いいたします。
さて、新年1発目のブログはずっと温めていた(長らくお待たせしてしまい大変申し訳ないです)、QDO2本目のブログとなります。たくさんの先輩方(敦紀さん、隆之介さん、陽平さん、たいすけさん、茂木さん)のご協力のもと、大作が出来上がりました…!読了までに30分くらいかかると思いますが、最後まで是非ご覧ください✨
Table of Contents
1. プロローグ ~スーツケース忘れて、飛行機と終電逃して、スマホとPC落として20万失った話~
→【伊東視点】トラブル四重奏、博多は翌日
→【行徳視点】緩さも武器に、九州の頂 feat. 好きな音源とディベート練習方法
→【堀口視点】博多飯テロ、今回の犠牲者を添えて
→【吉村視点】5万円払って学ぶ搭乗術
→【茂木視点】QDOと共にディベート遍歴を振り返る(大作)
2. QDOについて
3, 謎国際大会現地参加のススメ
4, 4年初オープンブレイクの人間による
(a)今年のディベート遍歴
(b)ディベートQ&A
Q1,国際大会ってレベル高くない?
Q2, 国際大会って何年生から出て良いの?
Q3, 帰国生が有利ゲーじゃない?
Q4,帰国子女怖いよー。
Q5, スピーチって書いた方がいい?見ずに話した方がいい?
Q6, 音源とは何?
Q7, 音源マジ何言ってるか分からんくない?
Q8, レクチャーって何?
Q9, レクチャーマジ何言ってるか分からんくない?
Q10,普通に大学で数年やってるよりも高校経験者の方が上手くない?
Q11, 今、自分より上手い人を超えるのは無理じゃない?
Q12,ディベートで英語は上手くなる?
Q13, 英語が上手くならないと、ディベートも強くならない?
Q14, 何したら英語って上手くなる?
Q15, 頑張ってる同期強すぎて怖くね?/熱量すごすぎて怖くね?
Q16,ディベート中マジで他のチームが何言ってるか分からんくね?全部分かってるの?
Q17, 論題マジで何言ってるかわからんくね?知識ないと詰み?
Q18, 古典って何?やってないと不勉強?
Q19, 用語が分からないまま会話が進んでるけど、理解してないの自分だけ?
Q20,ラウンド練はいっぱい参加することが正義?行ってなかったら終わる?
Q21, 自主練は必須?
Q22,スパーって何?
Q23, 組むペアいなくない?
Q24, コミってやってないとダメ??
Q25, 執行部やった方が良い?
Q26,なんか知らんとこでコミュニティ出来ててついていけないよー
Q27, ジョイントって組めなくね?
Q28,スピーチって暗記ゲー?本当に即興?
Q29, 受験みたいなノリの知識必要じゃね?
5, 大会結果
1, プロローグ ~スーツケース忘れて、飛行機と終電逃して、スマホとPC落として20万失った話~
【伊東】
「どうしよう…」
うんざりするような暑さの中、
金銭的にも精神的にも大ダメージを受けました。
博多に行くまでの道のりだけで大きな失敗を4つしてしまい、生まれ変わったら貝になりたかったです。
まず、飛行機を逃しました。18:45成田の便を取っており、仕事が問題なく終われば乗れるはずが、退勤した時にはすでに最速で着いても手続きを締め切っている時間。別の便を取ろうにも直前だと高すぎて躊躇い、結局新幹線で行くことに決めました。ちなみにこの時点で22時から予定していたスパーに出られないことが確定し、パートナーの吉村泰丞に土下座LINEをかましました。
次に、新幹線を逃しました。東京駅18:51発の新幹線に乗れば当日中に博多に着けるはずが、チケットを取ろうとした時にはすでに締め切られていました。(席が空いてても5分くらい前には取得不可になるようです)この時点で博多に着くのが翌日以降になることが確定して、九州行くのやめようかなと思いました。当日中に広島までしかいけないことが分かり、泣く泣く広島のホテル代を支払う羽目に…
さらに、新幹線にスーツケースを忘れました。座席の上の棚にスーツケースを置いていたのと、降りる時に(自分が出られなかった)スパーを聞いていてぼーっとしていたのが敗因です。降りた瞬間から何か違和感がありましたが、気づいた時にはもう新幹線はいなくなっていました。さらに運が悪いことに終電だったので改札も窓口も閉まっており、今スーツケースがどこにあるのかも確認が取れないまま広島駅近くのベンチで途方に暮れました。深夜にベンチで項垂れている僕を心配してくれたらしく「おはようございます!」と声をかけてくれたおじさんありがとうございます!そして「寝るところある?」と聞かれて咄嗟に「この辺で寝ます」と言ってしまいましたが、決してホームレスではないです。
最後に、カプセルホテルでシャワーを浴びていたところタオルを持ってき忘れていました。シャワーを浴び終わってから気づき、ガチで心の底から絶望して泣きそうになりました…結局その時着ていたシャツさんにお礼とお詫びを言いながら体を拭き、その後すぐにふて寝しました。
翌朝窓口が開くと同時に忘れ物センターに向かい、無事スーツケースを受け取れたのがQDOのハイライトです。
ここまでの被害総額は新幹線代+広島ホテル代+広島レンスペ代(仕事してたので)で約3万円、飛行機は返金なしだったのでそれも数えたら4万円は超えます。あと尊厳も失いました。殺してくれ。
ただ、今回の旅行でやらかしたやつは僕だけではなく、そういうところでも仲間になってくれるディベートコミュニティって素敵だな()と思いました。その辺りは他の人が書いてくれると思います。
皆さんはバッファーを持って行動しようね!!!
あと泰丞、マジでごめん。GF行けて嬉しかった!
【行徳】
「どうします?」
「うーん…出るか!」
緊張感のない会話と共にチームが生まれました。
今回の大会を一言で表すなら「緩い」です。
普通に観光楽しみましたし、何かやらかしてる人いっぱいいるし()、実は陽平さんとスケジュールが合わないのもあってあまり事前練習はしませんでした。
それに倣って、下で印象に残った試合についてゆるーく書こうと思います(爆笑必至パートは他の人が担当してくれてるので)
R1 – THR the normalization of individualised entertainment
OGであまり強い論を思いつかず、家族をはじめ人間関係の強化に繋がる話をしました。サブマリン渋いなーと思ってたらジャッジがめちゃくちゃ評価してくれて1位でした。
BPって運も大事だよな、、と思ったラウンドでした。
R3 – THS states pursuing the goal of energy self-sufficiency
真横にスクールズの高校生チームがいて超強いし、スピーチ上手いしで大変なラウンドでした。てかこの部屋みんな年下ペアかつ上手で陽平さんと老いを実感してました。
QF – THP a world where religions did not attribute spiritual authority to sacred or holy sites
CGで、プレパ中に空から神エクステンション降ってきたのでそれを話しました。が、別部屋で試合してた泰丞に聞いたら「あー普通にそうですよね!自分も出しました」って言われて「あ、別に神アイデアでは無かったわ」ってなりました。
まあ自分の部屋では神だったということで、、(religionだけに)
GF – TH Predicts that the Middle East will go through another Arab Spring within the next decade
Fast IVでpredictモーションにあたった経験(トラウマ?)があるので、割と冷静に対応できました。陽平さんとあつきさんがシャウトアウトで煽りあってて面白かったです。
内容がスッカスカすぎてアレなんですが、とても楽しい大会なので皆さんもぜひ参加してみてください!
あと今回初めてカプセルホテルに泊まったんですが、思ったよりも過ごしやすくてビックリしました。旅費を抑えたい人おすすめです。
[追記]: 上は帰宅日に福岡空港で執筆したのですが、羽田に到着した今、終電に間に合わずタクシー使用が確定して絶望しています。
こういうことにならないよう、時間に余裕を持たせたフライトで帰りましょう。
[追追記]: ABP @マレーシアでもKLIA乗り継ぎ失敗して、クアンタンまで8時間バスに揺られてました。なぜ。
少しだけ真面目な話をさせてください。去年の熊本NEADCで陽平さんと組み、リザーブド2位で終わってしまったのがけっこう悔しかったです(やっぱメジャーは舐めたらダメ)。当然大会そのものや参加者層のレベルにも左右されますが、それは置いといて、今年は同じ九州の地で陽平さんとリベンジ1位ブレイク・優勝を果たせたこと、また結果によらずラウンド中に自分の成長を実感できたことが凄く嬉しかったです。陽平さんありがとうございました。
あと何も関係ないけど、好きな音源貼らせて。
https://www.youtube.com/watch?v=YIBjR17WBLs
https://m.youtube.com/watch?v=U6C4rJEaZfU&pp=ygULSHdzIHJyIDIwMjM%3D
https://m.youtube.com/watch?v=_LzU6daMy_o
https://m.youtube.com/watch?v=Q_GqIiquU34
https://m.youtube.com/watch?v=RG53F3qSBW8&pp=ygUQcGFuYW1hIHd1ZGMgMjAyNQ%3D%3D
https://m.youtube.com/watch?v=-o8y23-FfKg&pp=ygUKTmF1ZGMgMjAyNQ%3D%3D
[追追追記]: 折角なので、普段自分がブログで書かない「ディベートの練習法」みたいなものを書き残しておきます。他の人ほど真面目にやってなかったので4年後期にして未だに苦手分野がわんさかあるんですが、ズボラな自分でもこれはできたぞ、というものを書こうと思います。
①ノートを作ってスパーや大会の結果をまとめる
そういや1年生の梅子の時期に取り組んでそれ以降サボってたのですが、夏美がオーストラルズでやってたのに触発されてまた作ったところかなり役立ちました。例えばABPに向けてスパーや大会に出た際は、それ用のノートになるべくラウンドの結果やRFD、反省点を書いていました。ラウンドで使った紙って(特に大会で最低5ラウンドとかあると)嵩張ったりバラバラになったりしがちですが、ノートにまとめる習慣をつけるだけで見直す機会が増えますし、少しずつでも自分の弱点を克服できます。ラウンド後やOA中にササっと書くだけなので楽です。メジャーじゃなくても、「銀杏杯に向けて!」「アジ橋に向けて!」という感じで頑張りたい大会があればそれ用に作るのオススメです。
②好きなディベーターの音源を流しまくる
自分にとっては勉強目的から完全に逸脱していましたが、役に立ちました。もぎもぎが後述しているように、音源って何もマターを暗記するためだけじゃなくて、使いやすい言い回しを発掘したり、話すスピードについて振り返ったりするのにも使えると思うんです。それに数あるオーソリの中でも「この人のスピーチが特に好き」ってなる理由として、まさにマナー面に惹かれてることが大きいです。あと「真剣に聞かなくても良いが、日常の中でディベートを少しでも感じる=最低限のモチベに繋がる」ツールになります。私はよく部屋の片付けや出かける準備をする時に流しています。
もちろん、話されているマターが実際に役立つこともあります。ABPのブログでも書きましたが、上に貼ってるRound Robinのサウジアラビアの音源はQDOで使えましたし、C-Suiteの音源はTokyo IV 2025のテスラ論題で反論を編み出す材料になりました。好きなディベーターの音源を見つけて繰り返し聞けば自然と覚えるので、ぜひやってみてください。
③(番外編)「競技としてのディベート」から離れた事柄でディベートを楽しむ
これは練習法というより「サバイバル術」に当たるかもしれません。ディベートやってるとメンタル的にきつい時期に皆さん直面すると思います。上手く結果出せなかったり、またブレイク落ちだ、、ってなってしまったり。ディベート活動とメンタルの安定性の両立は永遠の課題ですよね。ではどうすれば良いんでしょう。
まずできることとして、結果によらない視点から自分を見てみる、ということが挙げられます。試合の結果って、歯に衣着せぬ物言いをすれば、けっこう運に左右されます。今回のQDOは幸運に恵まれ続けて優勝したと言っても過言ではありません。スピーカープライズに至っては、運営やACがどこでボーダーを引くかで当落が変わってきます。だからまずは反省点を並べ立てて自分を責めるのではなく、同時に運が悪かったことも受け入れることです。その上で、何故大学ディベートを始めたのか、ここまで続けて来られたのかを思い出すと良いと思います。「英語スキルが上がるらしい」、「新歓でモデルディベートを見て自分も同じように喋りたいと思った」、「高校で磨いた英語ディベート能力をさらに伸ばしたい」、、こうした当初の目標に立ち返れば、自分がある程度は成長できたことが冷静に理解できそうじゃないですか?私自身まだまだ改善点だらけであることは自覚していますが、それでもさすがに高校生の時よりは強くなりました。わざわざ週末を使って、よく分からない論題と向き合って、4回も頭フル回転で英語を喋るって、一般人があまり経験すること、できることではありません。だから自分を褒めてください。
次に、最初から結果以外の要素を重視してみること。コミは試合出る側じゃなくて作る側なので、結果に左右されづらくてメンタルに良いですよ。(遅延とか起こると胃がキリキリしますが)おまけに、「同期のこの人、久しぶりに聴いたらめちゃくちゃ上手くなってるじゃん!」「え何この先輩のスピーチ、、すき、、」といった貴重な瞬間に出会ってモチベにもなります!あとは、他インステの人と組んだり、遠征大会で観光に行ったりすることですかね〜。自分は1年の頃アジ橋に筑波のゆーき、同志社のちさとと京都から出場して(※オンライン大会です)、ついでに観光もして超楽しかったです。時間とお金が許すなら、気分に任せて行動してみてください。大抵の場合後悔しないです。
これら全て半分真面目に、半分楽しみながら取り組んでいます。己に厳しい姿勢を貫くことを含め、ディベートへの最適な向き合い方は人によると思います。ですが競技性から来るプレッシャーを上手く中和しながら、自分が大好きなアクティビティ&コミュニティに関わり続けることも大事ではないでしょうか。
皆さんもぜひ自分なりの方法を見つけてみてください。
【堀口】
どうも、いいイントロ文が浮かばない22期の堀口です。
近年、ブログを書いていなかったので、久しぶりのブログ緊張するな~と思いながらほかのメンツの文章見てみたらみんなぶっ飛んでたのでハードル上がっててつらいです。
さて、本題に入ろうと思うのですが、ここまでブログを読んだ皆さんお気づきかもしれませんが、今回のQDOメンツ、大会前後でいろいろやらかした結果基本全員大金失ってます。あまりネタバレになるので詳しくは語れませんが、この後に書いてある泰丞、もぎもぎのブログでも壮絶なやらかしエピソードが待ってます。(伊東敦紀はまだ社会人なので4万失っても翌週節約すればどうにかなる気はしますが、茂木とか泰丞とか学生なのにあんな大金失って生きていけるんですかね。)
ただ、今回のブログ読んでる皆さん、各メンバーの損失額があまりにも大きすぎて、実際どれぐらいの損失をこのブログメンバーがしているのか、いまいちイメージをつかみかねているかもしれません。そこで今回は、本ブログメンバーがやらかした損失額を有効活用できていたらどれぐらいQDOの開催地博多でどれだけおいしいごはんを堪能できていたかを説明して、事態の深刻さを理解していただけたらなと思います。(ただおいしいごはん紹介したいだけの言い訳です。)とりあえず今回の指標としては本ブログ5名のうち、損失額がちょうど真ん中である伊東敦紀の損失額4万円をベースにQDOの豪遊先を考えたいと思います。
※以下の飯テロブログ本当は長文の説明文書こうと思ったんですけど、この後のもぎのブログが長すぎるので自分は自重して超短文で紹介していこうと思います(決してめんどくなったとか、QDO前過ぎて細かい感想忘れたとかではないです。)
①もつ鍋(前田屋)
感想:みんなでワイワイするならもつ鍋!写真撮るの忘れるぐらいおいしい!みそ味も醤油味も優勝!せっかくならイカの活き造りやゴマ鯖なども頼むよき!
金額:6000~7000円/人
②博多ラーメン(暖暮、ShinShin、だるま、一双、海鳴、兼虎)
感想:やっぱり博多といえばラーメン!どの店も特色があるけどめっちゃ美味くて替え玉が止まらない!(QDO中に12玉は食べた)次は屋台系ラーメン食べ行きたい!
金額:1000~1500円/店
③寿司居酒屋(すし酒場さしす)
感想:九州は海鮮もバリ美味い!特にこの寿司居酒屋はコスパも最高!食べながら1位ブレイクを知ったのもあり最&高
金額:5000~6000円/人
④餃子が食べれる居酒屋(鉄なべ)
感想:九州で餃子といえば鉄なべ餃子をイメージするけど、水餃子や蒸餃子も最高!
金額:4000~5000円/人
さてここまで4つの博多豪遊先をご紹介しましたが、ここまでの合計がなんと!27000円です。おそらくQDO期間中に上記のお店を全部行くと食い倒れるぐらいの量を乗せたのですが、それでも敦紀が失った4万円には遠く及ばない結果となってしまいました。これで皆さんも伊東敦紀の損失のやばさが少しは理解できたんじゃないかなと思います。ただ問題は、このブログには敦紀の4万円なんて優に超える損失をしているメンバーが2人残ってるんですよね。もうどれぐらい深刻な損失なのか想像もできないですよね…
それでは、堂々の損失Top2の方々のブログをお楽しみください!
【吉村】
んーーーなんか飛行機乗るのって難しいらしいですね。僕は空港に着くはずの電車が気づいたら地元の方々が海水浴を楽しんでいるような海岸線に停車していました。追加で4万円払って同日の別の飛行機を予約したのですが、もはや懺悔のために泳いで帰った方が良かったかもしれないです。ちなみにその日はその飛行機が遅延して、終電も逃してタクシーで帰ったので計5万円強の出費でした。最高ですね。
その翌週のマレーシアへのフライトはビビりすぎて空港に離陸の3時間前くらいに着いてしまって、めっちゃ暇してました。そのおかげか、奇跡的に飛行機に無事乗ることができました。飛行機に乗ることができるなんて、、、、偉すぎる
忙しい中組んでくださったあつきさん、このブログを書いているみなさん、本当にありがとうございました!!
[伊東追記]:数万単位で失う人が複数いるのはさすがにおかしいので泰丞はわざと逆方向に乗った説を推したい。「飛行機乗るのって難しいらしいですね。」←このわざとらしさ!
ペアと同レベルまで身を落としてくれる泰丞さんかっこいいっす。
[吉村追記]:やっぱあつきさんは観察眼が素晴らしいですね、、かわいそうなあつきさんが1人だけ弄られていることに僕の心が裂けそうになっていて僕も逃せばあつきさんは救われるかもしれない、、、と思いながら逆方向の電車の中に足を運ばせていただきました。
うん、そんなわけないですね。
[堀口追記]:何かしら失ってるみんなが可哀想すぎて、自ら5000を失う選択をした慈悲の塊は私です。
【茂木】
~目次~
2, QDOについて
3, 謎国際大会現地参加のススメ
4, 4年初オープンブレイクの人間による
(a)今年のディベート遍歴
(b)ディベートQ&A
~冒頭~
広報の折笠さんへ ありえないくらい滞納した上にこんな教典みたいな字数のブログを投げてしまい本っっっ当にごめんなさい&心からありがとうございます…
これが公開されるということは、折笠さんのとんでもない労力がそこにあったということに他ならないので、その暁には皆さん本当に労っていただきたいです…
どうも、KDS4年、25期の茂木です。
ありがたいことに、KDSブログを書くのは3回目です。
毎回のことなんですが、いっぱい書きすぎて、もはや辞書みたいになったので、辞書として使ってください。(6万字らしいです。ちなみに、卒論は0字)
読みたいところだけ読めるように、各トピックの内容を簡単に述べます。
①QDOについて
→先日のQDO2025でKDS27期のホープ、しんtroと組んで4年生にして初オープンブレイク、2人とも念願のルーキー卒業!
②謎国際大会現地参加のススメ
→QDO後に、日本人が自チーム以外誰も出ていない謎インド対面国際大会に参加(人生初海外)
(QDO→インド→KDS合宿で10連泊以上の旅を決行)
という感じで、我ながらなかなかのトピックを抱えているので、そこら辺に関して後世の参考になることを書ければと思っています。
③4年初オープンブレイクの人間による(a)今年のディベート遍歴/(b)ディベートQ&A
→4年夏ということもあり(って書いたんですが、書くの溜めてたら普通に冬になってました)、多分人生最後のブログになるので、入学前からのKDSブログオタクとして最後に自分のなにがしかを書ければと思っています。
特に、タイトル通りの、僕の身の上でなければ書けない視点で情報をお届けできればと思います。
ただ、僕のブログに入る前に、QDOのエアビに一緒に泊まったおじいさん方2チームがQDOチャンピオン&GFファイナリストに輝きながら、同時に(2名)飛行機のフライトを吹き飛ばしたり、スーツケースを置き去ったり、終電を喪失したりしていて面白そうだったので、先にブログに登場していただきました。
さて、突然ですが皆さんにはsurface pro 9というPCの価格をご覧いただきたいと思います。
10万円らしいね
僕でしょうか。九州でバスにスマホを忘れ、インドにPCを置いてきました。
ちなみに、インドでスマホの充電器とワイヤレスイヤホンの片割れも紛失したんですが、もうインパクトが弱すぎて話してすらいません。
[補足]:なお、今なぜブログを書いているかというと、無事インドの余波をくらい、体調を破壊して寝込んでいていて暇だからです。めちゃくちゃ警戒していたインド中は案外お腹も体調も壊さず無事生き延びたのですが、あろうことかインドから帰ってきた直後のKDS合宿中に体調がおしまいとなり始め、優しい同期・後輩達に介護してもらいながらなんとか帰宅した後の現在も、発熱、頭痛、気だるさ、下痢などと格闘しています。原因は不明なのですが、特定の何かというより、普通に心身ともに疲れていたところで帰国して気が緩んだのかなと思います。そんなもん。
結果、1年生などの事情をよく分からないであろう後輩の視点からすると、「謎に合宿1日目の深夜に大枚をはたいてタクシーで一人で来て、1ラウンドだけアイアンをやって、レクのバドミントンでボコボコにされた瞬間からその場でふて寝し、そのまま見知らぬ部屋で一人寝込み続けているとされる妖怪」となってしまいました。
よく冗談めいて老害という言葉が使われますが、僕の形容のために生まれた言葉なんじゃないかな?と思っています。
(助けてくれた同期・後輩、一言でもしゃべったり気にかけてくれたり優しい目で見守ってくれた全ての合宿参加者の方々、本当にありがとうございました!!!)
[さらに補足]:このブログを書くのを2ヶ月くらい貯めていたので執筆時期が複数時期に渡っているのですが、今人生初のハーフマラソンに出走するつもりが寝坊してスタートに間に合わなくて、友人が完走するのを見届けるまでクッソ暇なので公園で寒がりながら書いてます。
(↑ちゃんと走ってる友人)
2, QDOについて
既に今回ペアとして僕と組んでくれたしんtroことしんたろうがとても良いブログ(http://keiodebate.org/blog/qdo-vol-1/)を書いてくれたので被っているところもあると思いますが、僕の目線でもQDO出場の経緯を書きます。
当時5月半ば、僕が就活を終えて4年生の3月くらいからぼちぼちディベートに復帰していた頃に、ありがたいことにしんtroからQDOで組まないかと声をかけてもらったので、1分でいいよと返しました。
当時の僕は「ありえない内容に対してありえない速度で返信を返したら相手を怖がらせられるんじゃないか?」という仮説を持っており、しんtroは国内渉外として提供などの話をよく持ちかけてくれるので、しばしばその実験の被害者となっていました。彼は今回もその一連の被害を被った形ですね。
しんtroは2年生の中でもめちゃめちゃ熱量を持って頑張ってる若手のホープという感じだったので、声をかけてもらえたのはとても嬉しいことです。
ブランクとかがあった状態で上の学年になると分かるのですが、一時競技からもコミュニティからも離れていたのに、現役で頑張ってる後輩から声をかけてもらえるのは想像以上に嬉しいです。
後輩の方々もぜひ先輩にドシドシ声かけていきましょう!特に就活を終えた4年生は暇してたり、なんだかんだ組む相手がいなくて出れる口実を探していたりするので、大分狙い目です。基本的にすごく喜んでくれると思います!
さて、記憶が薄れている中で書きますが、練習に関してはそれなりにやった?くらいな気がします。なんだかんだ結構真面目にプレパ練(+スピ練)はやりました。
こんな感じで共有のドキュメントを作って、日程を共有したりして何回かBPプレパ(15分)+スピーチ(7分)+無限反省(特に時間決めてないけど大体30分くらい?)をしていました。練習の1stスピーチをする方をじゃんけんとかで決めたりしたのですが、マジでやりたくなかったので全力で勝ちに行ったのを覚えています。普通にしんtroの方が全然上手いし「じゃあ、僕やります」みたいな感じで引き受けてくれたりしたので、結局2:1くらいの割合(しんtro多め)でスピーチをした気がします。
ただ、このスピーチをする過程、復帰勢/ブランク勢にはかなり大事だった気がします。やはりプレパをするだけでなく、それを実際のスピーチに落とし込んで反省するプロセスはすごく大切で、個人練習の観点でも、チーム間で互いのクセや雰囲気を掴む観点でも良かったかなあと思います。ブランク勢はシンプルに英語を話すことを忘れていたり、そもそもスピーチの構成ってなんだっけという認識が抜けていたりします。また、「このマターをプレパで話したら、多分ペアはこんな感じで話してくれるだろうな」という認識はわりとチーム連携を高める気がします。
結果的にQDOのスピークスがお互い当社比で良かったのはこの練習もあるんじゃないか?という気もします。
(もし人にスピーチを聴かれるのが嫌だったら、最近だとchat gptとかも英語でおしゃべりしてくれるので、1人で適当なmotionのスピーチをして録音を聞き返しながらフィードバックをもらう、とかも良い気がします。自分がそんなにやったこともないのに無責任ですが…)
ただ、しんtroもブログに書いている通り、僕がインド大会側のスパー(練習試合)を直前に複数入れてしまっていたこともあり、スパーは1〜2回しかやったことがなく、特にこのチームでのクロージングは経験なしの本番ぶっつけ、という感じでした。
こんな適当な感じでも「いやーしゃーないっすねえ、まあ頑張りましょう笑」みたいなノリでニコニコで臨んでくれるしんtro、良い子すぎます。そりゃママとか呼ばれます。
そんなこんなで大会が近づき、九州に向かいました。その後に起こる諸々が強すぎてもう全然覚えていないのですが、確か飛行機をマジで直前に取ったせいで便数が限られていた&普通に3時間くらい飛行機が遅延しました。そのせいで、合流を兼ねて同じエアビに泊まる勢と行く予定のモツ鍋の予約時間に間に合わないかも…となって焦っていた記憶があります。
飛行機って普通に数時間遅れるんですよね…
うん、普通に同じ駅の同じチェーン(前田屋)の別店舗に着きました。もうこんなんじゃ動じません。
TYこと、たいすけよしむら君。よく「人を埋める」と発言しています。
モツ鍋めっちゃ美味しかったです。
既にこの時点で、あつきさんが非常に大きな犠牲(フライト・スーツケース・尊厳)を払っていて、全員で大変わろていたのですが、その後大半が同じような不幸に見舞われることとなります。
なんか新たな時代の到来を知らせる出来事ってありますよね。ワンピースのロジャー処刑とか、呪術廻戦の五条悟誕生とか。それです。
まあきっと、悲しみに暮れるあつきさんを孤独にしてはならないという仲間意識が強すぎたのでしょう。(違う)
もうだいぶ前の事なのでLINEを見ながら思い出していたんですが、モツ鍋を食べた後みんなでカラオケに行っていたみたいです。元気ですね。
(遠征大会の一つの大きな魅力として単に遊びの旅行の側面もある気がするので遊べる時は全力で楽しみましょう。良い思い出になります。僕とは別エアビでしたが、ペアのしんtroも前日は砂浜で全力で相撲かなんかをして筋肉痛だったらしいです)
QDOの大きな思い出として、エアビが本当に楽しかったです。
大会前日、翌朝6時起きとかなのにも関わらず、みんなで深夜3時くらいまでカップラーメン等をすすりながらおしゃべりをしてしまいました。つまり、僕以外のエアビメンバー=今回のGF進出者達は3時間睡眠とかでディベートしてます。
ちなみに本当にアホなのですが、僕は3日後とかに迫るインドの宿探しを全然やっておらず、さすがに命が危ないと思ってその後に全力リサーチを開始してしまったため、5時半とかに寝ました。30分睡眠ですね…(ほんまに眠かった)
(↑エアビの陽平さん)
[余談]:インド、大体の人が最初はデリー空港に着くかと思いますが、なぜかその空港周りだけやや治安が悪くて、Googleマップの宿の位置情報が嘘だったり、悪質タクシーに連れ去られるリスクがあったりします。(深夜にも関わらずめっちゃ客引きのタクシーの運転手の人がいます。そこに引っかからず、予め宿提携のタクシーを予約するか、Uberとか信頼できるサービスを使った方がいい、という感じらしいです)
そんな状況なので、初日だけは宿探しをわりと丁寧にやって良い&少々宿代をお高めに払っても良いと思います。
こういう諸条件に気づいたのがこの日で、本気で悩んでいたら朝5時半になってました…
何が言いたいかというと、意外と睡眠時間は短くてもディベートはできんこともない、ってことです。
むしろ短い方がなんか謎にハイになるとか、逆に頭が回るみたいなよく分からない話もたまに聞くので、大会前日に絶望の時間になってしまった方も諦めず頑張ってください!(ちなみに、絶対に普通に寝た方がいいです それはそう)
そんなこんなで当日朝(ほんまに眠い)を迎えます。
さすがに当日はディベーターという感じで、たいすけとあつきさんが電車やら歩きやらの途中で爆速プレパをしていて、僕も「難しいこと喋ってるなあ〜頭いいな〜」と思いつつ、頭をディベートにスイッチする意味合いを兼ねてその会話にフリーライドして、内容をなんとなく写経していました。
プレパ、思ったより人によって流儀が違っていたりして、爆速思考派の人から熟考派の人、理路整然としている人から思ったより雑〜にしゃべる人もいたり様々なので、知らん人のプレパを聴くのはめっちゃ勉強になる気がします。オススメ
2人とも整理速度が早くてびっくりしました。頭いい…
あと、個人的には僕のように英語が苦手な人ほど「その時英語に慣れてる度」によってパフォーマンスが左右される気がするので、大会前は英語を聴く/しゃべるといい気がします。会場到着後、僕は1人で別の部屋に行って上手い人のモデルディベートをシャドーイングして口を慣らしていました。(気のせいかもしれませんが、わりと効果はある気がします!)
バリ帰国子女のりゅのすけ君(今回のチャンピョン&GFべスピ!)も、この時はイヤホンで何かのスピーチを聴いている様子でした。なんかルーティン的なものがあるといいのかもしれませんね。
(↑ORのあつきさん(右)&たいちゃん(3位ブレイク、GFファイナリスト)(左))
さて、肝心の試合内容ですが、細かいことはしんtroのブログに委ねて、全体的な感想を書きます。
結果思ってたよりめちゃめちゃ上手くいったのですが、なんというか「なんか思ったより結果ついてきてるな…?」みたいな感じでした。完全に今までと違うスピーチをしていたかというとそうでもないんですが、なんか結果的にそこそこ勝てるな、みたいな感じです。(2位→2位→2位→3位)
多分しんtroがだいぶキャリーしてくれてたんですが(スピークス全部僕より1点上なので文字通りキャリーされてます)、チーム的にも、多分先述のプレパ練のおかげで、わりと2人のチーム連携がいい感じだったんじゃないかな〜と思います。結構しっかりと、方向性や何を言うかをお互いにスピーチ前に相談した上で試合には臨めていた気がします。それなりの論を2人で分担してそれなりに話せていたのかなあという感じです。
また、相性的にも、お互いそんなプレパで喧嘩するタイプじゃないので、譲歩したり理解したり、逆に適切に意見を言う感覚がいい感じに噛み合ってた気がします。
不安だったクロージングも思いの外切り抜けられて良かったです。
ちなみに、R3だけはマジでmotionが分からなくて、苦肉の策として最高戦力であるしんtroを後半に持ってきて色々考えてもらうため、スピーチ開始前1分くらいの時点でロールを切り替えることになって面白かったです。
試合後は2人とも「終わったな〜⭐︎」みたいな爽やかな絶望の気分で、教室の外にあった九州大学のキャンパスの池(?)を見て「これなんのためにあると思う?」「なんでしょうね、ははは」みたいなカッスい内容の会話をしていた気がします。結果、2位でマジで驚きました。わけわからんくてもなんか頑張ってしゃべるの大事!
別に制御できるものでもないですが、やっぱりBPは4位を取らないこと、コンスタントに点を稼ぐのは大切なんかなあという感じです。アッパー(2位以上)目指していきたいですね。
R3後、この右の謎の池の跡地みたいなところを放心状態で眺めていました
てなわけで、これ意外と良くないか?という感触のまま、お互い別々の場所でブレイクアナウンスメントを見ることになります。正味この時点の勝ち点でルーキーブレイク以上はほぼほぼ確定していたので「まあおけ!」みたいな気持ちだったんですが、オープンブレイクとは思わずさすがに嬉しかったですね。(しかもわりといい順位で、10位ブレイク/16枠でした。)
このままルーキーで卒業かもな…と思っていたところだったので、なんとか卒業までに「まあディベートやったな」と思える結果を残せてよかったです。
tabだったクロエが祝福と共に送ってくれました
(↑打ち上げ時のりゅうのすけ+陽平さん(1位ブレイク、優勝))
そんなこんなで翌日、悲劇は起こります。アウトラウンドって、テンションが上がるからか絶対何かをやらかしている記憶があります。
内心ウキウキで会場に向かうバスに乗ると、たまたましんtroと合流できて隣に座りました。平常を装って談笑してた気もしますが、今思えば、僕は小物なので全然平常心ではなかったんだと思います。
バスから降りてから20秒くらいして、「なんか違和感あるな〜」という気がしたんですよね。
とりあえずポケットとかを叩いたりしてみたんですが、ないんですよね。スマホ。
まだ走ればさっき降りたバスには間に合いそうな気もしましたが、睡眠不足からかなぜか「まあ、まさかそんなね笑」みたいなテンションで、どうせカバンに入ってるやろ〜みたいな感じで過ぎ去るバスを横目にOR(会場)に行ったんですが、やっぱりいないんですよね、スマホ。
ここで、バスを降りた時の違和感に確信を持ちます。なんでか分からんのですが、確かにスマホをバスの座席にスッと置いた感触を思い出しました。なんで?
さすがに異国の地九州でスマホ紛失はマジでまずいということで、意外とこういう時に優しい陽平さんがバス会社に電話をしてくれて、バス運転手の方とコンタクトを取り、「次のバス停が終点で、その九大グラウンド駅みたいなとこで待ってくれてるらしい」という情報を聞き、まさかの試合前全力ダッシュを決行します。
ただ、今考えてもアホなんですが(本ブログ2回目)、スマホがないのに急いで走っても、どこがバス停なのか分かる訳がないんですよね。
厚意を受けた身なので強くは言えないんですが、「あっちの方向にグラウンドあるらしい!GO!」みたいな雑なノリで僕を送り出した陽平さんのことも1ミリくらい恨んで良い気はします。
てなわけで、大事な初のオープンアウトラウンド前なのにペアの先輩に意味のわからない失踪をされる、あまりにも不憫なしんtroをORに残しながら、1人で夏の九大を30分爆走してました。
デカい
〜九大ランニングポイント〜
- 謎の段々構造になってるおしゃれなキャンパス
→体力を持っていかれます。
- 縦長かと思いきや十字に広がっているキャンパス
→スマホがないと方向が分からなくて、ほんまに迷子になります。
- ポカポカのグラウンド
→部活頑張ってる人たちいて偉い。
- グラウンド付近の施設の受付のおじいさん
→優しかった。
- 明らかに意味の分からない、このご時世に「公衆電話ありませんか?」と聞いてくる来訪者に困惑する守衛のおじいさん×2
→マジ不審者でごめんなさいという気持ちです。
- 公衆電話があるかもしれないと聞いて20分くらいかけてたどりついた建物
→鍵かかってるのは想定外だよ(涙)
(ちなみに、試合後も結局1時間くらい1人で電話をかけられる場所を探して走り回りました。試合前30分だけ走ったにしてはやたらポイントが多いのはそういうことです。絶対QDOで僕が一番走りました。)
ということで、無事虚無の真夏30分ランニングを果たし、スマホ無しで誰よりもアツアツの状態でアウトラウンドを迎えます。汗をかきすぎて服を着替えました。しんtro、そもそもペアが帰ってくるのか、試合に出られるのか、ありえん方向性で不安にさせてごめん。
~アウトラウンド~
→まあ普通にボコボコにされたんですが、後から聞いた感じわりと惜しい3位ではあったらしいです。(2位以上が突破)
言い訳をすると、進出したチームは今大会のべスピがいるチームと、GFに進むチームで、かつ他の部屋でも僕らのいたOPPサイドが不利そうな感じの結果っぽかったので、まあその中で惜しいとこまで喰らいつけたのは結構頑張ったんじゃね?という気がします。満足。
敗北後、さすがにスマホがまずいということで、1人で探し回った公衆電話も見つからなかったので、泣く泣くしんtroに電話を借りてバス会社の人に連絡させてもらい、GF後に取りに行くことになりました。2年生に電話をせびる4年生、さすがにパワハラで訴えられていいと思います。情けない…
GFには同じエアビの4人がみんな進出していて「すげ〜」という気持ちでした。同期ながら、1年生以来スピーチをそんなに聴いてなかったんですが、りゅうのすけが本当に上手くてカッコよくて感動してました。やっぱり4年間の人間の成長ってすごいです。陽平さんもあつきさんもたいすけもみんな気迫がこもっててカッコよかったですね。
なんか陽平さんがスピーチ前に謎シャウトアウトをかまして(本来はせっかく決勝まで来たということで、周囲に感謝したりちょろっと意気込みを語ったりするものです)、指を刺して僕のことをイジって来たのですが(あの大舞台で?)、「mogi」とかではなく「he」だかなんだかの一般名称で呼んでいて、後から聞くところによると「普通にお前の名前忘れたw」とのことです。はっ倒したい
結果は、りゅうのすけ&陽平さんが優勝で、あつきさん&たいすけもグランドファイナリストで、ペアのしんtroもルーキー3rdべスピを取っていて、めでたいね〜という感じです。KDSのOBOGの方も参加されていたので、現役メンバーと合わせてみんなで一緒に写真を撮るなどさせていただきました。(卒業生担当時代にお世話になった方です)
そんな感じで、閉幕後は大変歯がゆくも、単独でスマホを回収しに、普通に電車で1時間くらいかかる遠方の駅に向かいます。スマホもないし、知らない土地だし、暗いし、寂しかったです。
多分誰も知らないと思うんですが、バスの落とし物は最終的にバスの営業所みたいなところに届きます。九大でWi-Fiがあるうちに予めPCに保存した地図のスクショを頼りに、駅から片道20分くらい歩いて、なんとかスマホを回収できました。翌日朝からインドへのフライトの予定だったので本当に安心しました。さすがに人生初海外inインドwithoutスマホは死ぬというか、それ以前に渡航できないので…
みんながわいわいと打ち上げをしているであろう中、トボトボと1人遠方のバスの営業所から歩いて帰る道で、ふと回収したスマホを開いた時。
最高の通知が目に入ります。
ニッコリ
そう、なんと2人目の飛行機逃しマンの爆誕です。しかもそれはこんなミスを滅多にしないイメージの完璧しごデキ法曹マンのたいすけくん。
人間というもの、決して人の不幸を喜んではなりませんが、この時ばかりは同情しつつもさすがにウキウキでした。
飛行機を逃したのがあまりにも悲しくて通話を要求するたいちゃん(レア)
吉村追記:別に悲しかったわけじゃないです、次の電車が来るのが40分後だっただけです
僕は正味、こう送りながら彼のことを馬鹿にしていたんですが、ちゃんとインドでより大きなやらかしをしました。人のことを馬鹿にしたら返ってきます。
その後、無事エアビの九州宿泊勢と合流でき、カプセルホテルに泊まりました。
深夜にりゅうのすけとラーメンを食べに行きました。美味しかった
こんな感じでQDOはドタバタしながらもみんなハッピー(?)という感じで幕を閉じました。
ちょい真面目に書くと、まずはペアのしんtro、本当にありがとう。人間としてもディベーターとしてもめちゃくちゃ信頼してたし、結果もしんtroに支えられまくってたし、意味の分からんやらかしとかにも優しく色々フォローしてくれたりして、めちゃめちゃありがたかったです。度々言ってるけど組んでくれて本当に嬉しかった!スーパー感謝です。
あと、しんtroみたいな後輩に優しい先輩って本当に本当に大事だと思っているので、これからもぜひみんなのママとしてKDSを引っ張っていってください。
次に、エアビの方々。散々いじってますし、今も度々飲んだりカラオケ行ったり等々していますが、めちゃくちゃ尊敬してますし、めちゃくちゃありがたい存在だと思っています。ブランクのある身としては普通にディベート(競技もコミュニティも)怖いよ〜という感じだったのですが、優しく受け入れてくれて、ディベート外でもフラットに仲良くしてくれるのは本当にありがたいです。コミュニティとしても、ディベーターとしても、皆さんのおかげで4年生を楽しめています!いつも本当にありがとうございます。(もちろん、QDOにいなかった人も、僕と関わってくれてる皆さんに本当にありがとうございますという気持ちです!!)
これからもぜひ仲良くしてください。
最後に、ディベーターで何らかの形で僕に関わってくださった/くださっている皆様、本当にありがとうございます。本当にKDS/ディベートコミュニティに入ったのは僕の人生唯一の英断だったと思っています。おかげさまで何とか良い大学生活を送れた気がしています。皆様大感謝!
追記:QDOの大会写真見返してたらいい感じの写真見つけました。貼っておきます。
(↑お世話になったエアビメンバーの皆さん(みんな良い人です。))
(↑しんtroと!良い思い出をありがとう!)
さて、めっちゃ良い感じに締めの文章を書いた気がしますが、全然締まらないんですねこれが。
QDOの悲劇はもうちょい続きます。
【りゅうのすけ】(既にこのブログで本人が綴った出来事の再掲です。なんかABPブログに詳細版があっておもろかったのでそちらもぜひ。http://keiodebate.org/blog/abp2025/)
- 九州後の終電逃しタクシー
- 合宿後のABPで乗り継ぎ失敗→8時間マレーシアバス
→普通に飛行機逃してる人間が過半数になってて笑います。あと金銭よりも時間と精神のロスが大きそうで芸術点が高いですね。
(このブログで書くことじゃないかもだけど、りゅのすけ&たいすけABPオープンブレイクおめでとう!マジで凄すぎる)
[行徳追記]: お祝いありがとう!ちなみにこのイミグレは事前電子申請(ちゃんと済ませてた)の機械通せば並ばなくて良くて、結果として飛行機を逃さないで済んでいたという事実もあるので、それを知った時は自分にキレそうになりました。
【陽平さん】
・北陸旅行でタクシー(5000円)
→ナメてる
【ぼく(茂木)】
- 国際便のチェックインが早いことを知らず、インド出発予定時刻の40分前に悠々と空港に到着し、飛行機を逃しかける(奇跡的に乗れた)
→ネットの知恵袋とかで「国際線 1時間前」とか検索しても、論外すぎてヒットすらしなくて本当に泣きそうでした。国内線は1時間とかでも全然良いのに罠すぎるよ…
マジで国際線は3時間前には着きましょう。
- インド帰り後、合宿の開催地に向かう終バスを逃し、深夜料金のタクシーで30分爆走(1万円超)
→おもろいくらいにガンガン上がるメーター、本当に絶望します。もうヤケクソでした
全然こんなことをして良い身分ではないのですが、将来いっぱい働こうと思います…
- インドPC紛失(10万円)
→本当に辛いことって、人は語れないらしいです
QDOブログ、終わり!
我々の不幸を、皆様がなるべく楽しさとウケに変換してくれていれば何よりです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
3, 謎国際大会現地参加のススメ
先に結果を書くと、ブレイクは出来なかったものの、案外戦えて2位→2位→2位→2位→4位でした。最後1位ならオープンブレイク、3位以上でルーキーブレイク(インドだと3オープンブレイク以下だとルーキー枠らしいです)だったので悔しかったですが、案外インドの方々もちゃんと我々の話す英語をしっかり理解してくれて、評価してくれて嬉しかったです。ディベートを始めてから、一番「自分、英語喋ってる…使えてる…」となった時かもしれません。
インド人のディベーター(わりと多くの人と友達になった)からも「お前らブレイクいけそうやん!いけるって!」みたいな感じで励まされたり、「いやー君らがブレイクできなかったのマジで分からん、絶対行けると思ってたすごかったよ」みたいな慰めもしてくれたり、人間あったけえなあと思いました。
motionは国際大会らしくめっちゃIRとかpolitics寄りなものが多くて知識ゼロ教養なし人間の僕はほんまに毎回絶望してたんですが、プレパで助けてもらいつつ一般論を語って耐え抜きました。固有名詞が分からなかったら一般論を語ろう!(カスの教え)
さて、本題なのですが、意味の分からん現地海外大会、時間とお金に余裕があれば冗談抜きで結構マジでオススメします。
思いつく理由を列挙します。
①インステ制限がない(ものがある)
→今回僕がこの謎大会を選んだ大きな理由の一つです。ABPやWUDCのようなメジャー大会は同じインステ(所属団体、所属大学)じゃないとチームを組めない制限がありますが、海外謎大会はそんなこともなかったりします。人の多いインステの方もそうですが、特に中小インステの方などはインステ制限のせいで現地大会に参加できない…ということもある気がするので、オルタナとして全然アリな気はします。ペアを探せる範囲が広いのは大きいですね。
②国/時期を選びやすい
→そりゃそうじゃって感じなんですが、メジャー等と比べて大会の数が無数にあるので、比較的行きたい国に行きたい時に行けます。(インドとかね)
夏休み暇やなあ〜海外行きたいな〜みたいな人は観光がてらの選択肢として大アリです。観光めちゃ楽しかったです。
➂日本人がほんまに珍しい
→これもそりゃそうじゃなんですが、謎の国際現地大会に参加してる他の日本人なんているわけがありません。というか、普通にその開催国以外の人がほぼいなかったりします。なので、めちゃくちゃ珍しい存在なので、わりとみんなからチヤホヤされます。「なんか謎の日本人おるwwなんで来たんww」みたいな。あとやっぱみんな日本のアニメが好きみたいで、それを観てるおかげで日本語を喋れる人が複数人いてビックリしました。
その中でも、ナルトの「だってばよ」というセリフに特に意味がないと知って絶望ニキが一番好きでした。草
あと、自国サーキットでずっとやってると、知り合いが下手に増えてプレッシャーを感じる時もある気がするのですが、そういうのも取っ払えるのでそういう意味でもめっちゃアリです。とても気楽
ここでちょっとインドの話をすると、マジでインド人(特にディベーター)はほんまに良い人が多くて、めっちゃ一緒にご飯食べてくれたり、一緒の部屋に泊まったり、めちゃくちゃ観光案内してくれたり、めちゃくちゃ仲良くなりました。結構インスタ交換しました。ええ国や…
てなわけで、謎国際大会現地参戦はめちゃめちゃアリな選択肢なので皆さんぜひ検討してみてください。特に僕みたいな、「せっかく英語ディベートやったけど結局海外行ってないな〜でもメジャー出るほどでもないな〜なんか行けるとこないかな〜」みたいな層に激推しです。
適当にインドの写真載せときます。(チョイスびみょいかも…)
↑何もこっちから写真送ってないのに急にQDO勢からこれが送られてきて本当にビビりました。大会公式インスタに写ってたらしいです…笑
4, 4年初オープンブレイクの人間による(a)今年のディベート遍歴/(b)ディベートQ&A
ここまで色々と語ってきましたが、最後に再びちょい真面目なことを長々書こうかなと思います。
冒頭で述べた通り、KDSブログを書くのは3回目なのですが、僕はなんか毎回良いことを言おうとしてしまう/後世へのtipsを残そうとしてしまう習性があるようで今回もそうします。
ただ、2年生の時、2回目のブログで既にメンタル面とかは結構魂を込めて書いてしまったので、今回はより情報面に寄せて、「4年生でオープンブレイクした人の実際の状況」「凡人ながらもそれなりにディベートをやった、くらいの人の目線から見るディベートQ&A」を書こうと思います。
ちなみに、前回のブログ、思ったよりもわりと色んな方から反響をいただいて、ガチで照れてました。ちょっとライターとか目指そうかなと思った
(まだ若い僕がそこそこ真剣に書いたので、もし良ければちらっと読んでみてください。このブログよりは真面目です。http://keiodebate.org/blog/gemini-cup-tokyo-mini/)
今回のブログの読み手の想定(この文章の対象としてイメージしている人)は主に以下の2パターンの方々です。
①オープンブレイクが遠いなあと思っていて、身近な例がないなあという人
②ディベートから何らかの理由で離れてしまって、そこに心残りがある人
それぞれの方に対する意図を書きます。
①オープンブレイクが遠いなあと思っていて、身近な例がないなあという人
背景として、ディベートのブログを書く人って、大体クッソ頑張っててすごい人とか、全然参考にならない超天才みたいな人が多くて、「めっちゃ頑張っちゃうよ〜」という人向けの参考材料はあれど、大多数の人にとっては「いや自分には無理すぎるが」「状況が違いすぎるやろ…」みたいな感じになりがちな気もします。
そこで、ほどほどの凡人の僕の出番というわけです。
「非帰国未経験で、その道中で別にそんな飛躍をしたわけでもない、ただ4年目でオープンブレイクは果たせた」くらいの感覚の実例ってあんまり転がっていない気がするので、めっちゃ全部書きました。
ぜひ参考になれば幸いです。
②ディベートから何らかの理由で離れてしまって、そこに心残りがある人
内容に入る前に結論を先に言うと、「もっとみんな老後のディベートやろうぜ!」です。
もうこんなコンペティティブな競技続けらんないよ〜と離れてしまう方や、(特にKDSに顕著なのですが)就活とか院試とかで3年生で離れちゃってそのまま卒業みたいな方も割と多い気がするのですが、ぜひもっとディベートに戻ってきてほしいなあと思っています。
当然、ディベートって大変な側面も大きいし、それよりも大切な何かを見つけるのは全然あることだし、それ自体はめちゃくちゃ良いことなんですが、個人的には「戻ってきたらきっと色々楽しめるだろう人ももっとたくさんいるはずなのに!」と思うんですよね。僕自身、元々というか今も全然よわよわ英弱ディベーターで、就活で3年生の間1年間ほぼ完全にディベートをやっていないブランクがあって、4年でルーキーとして戻ってきて今、という感じで全然特別な立ち位置でもなんでもないです。
それでいてなお「別にそんなガチ勢じゃなくてもディベートやっていいし、軽いノリでやるディベートマジで楽しいし得じゃないか!?」と思うので、そう思った人間の実例を書いて、4年で戻るっていう選択肢もあるんや〜という人を増やせたらなと思います。
要は、もっとみんなでワイワイしたいやん!って感じです。
4-(a), 4年生でオープンブレイクした人の実際の状況(今年のディベート遍歴)
ここでは身の上話をさせてください。4年生で初オープンブレイクというのは、我ながらかなり遅咲きというか、あんまり他に聞いたことがないのですが、実際どんな感じでそこに至ったのかを書こうと思っています。
僕は非帰国未経験でこの競技を始めて、まあ執行部とかをやりながらも基本ボコられて、たまーに嬉しいことがあるかなくらいのノリで2年生までやってました。(詳細は前回のブログの通りです)
その後、さっきも書いた通り、3年生で我ながらわりと就活を頑張った結果ディベートから1年間離れており、無事3年の3月、実質4年生の頭くらいに内定が決まってから「まあ大学生活、ディベートちょい心残りだし4年生からもっかい戻ってみるか」というノリでスルッとこの競技に戻らせてもらいました。
先に全体感を話すと、全然上手くいってない部分もたくさんありながら気にせず顔を出し続けていたら、なんだかんだで4年生が一番成長を実感しながらヌルヌル楽しくやれている、という感じです。
別に大層な存在でもない僕がそんな感じなので、今はもうディベートを離れてしまった元来僕よりもっと全然すごい人たちは、余裕でもっと全然すごい感じに楽しんで活躍できる気がします。
さて、論より証拠ということで、3年春〜4年秋の今の実際のディベート参加の軌跡を書きます。この期間に参加した全ての大会の結果と、その練習量や背景を書きました。
全部書いてたらめっちゃ長くなったので、お時間と用途に合わせて好きなように読んでください。
・実際どんなもん?って知りたい方は、文は読まずに大会の結果だけ追っていただければ、実情がお分かりになる気はします。
・一方で、再現性を持たせるため、細かい練習量やコミュニティにどう関わっていたかもそれなりに細かく書いています。気になる方は詳細に読んでみてください。
補足:正直ジャッジスコアとかスピークスとかってあんまり参考にならないというか、チームメイトとかmotion/アロケ運とかその大会のスコアリングとか色んな要素で変わる水物だと思っているので、絶対値で比較するものでもないと思うのですが、大まかな目安くらいにはなると思うので参考のために載せてあります。
●2月上旬 如月杯 (提供ジャッジ→ボコボコ、ワーストタイ(スコア:6.8))
→練習量:1〜2回くらいスパーのジャッジ?
内定はまだだったけどもうだいぶ暇だった時期です。タイミーとかしてました。
これでひっさしぶりにディベートに戻ったのですが、マジで久々すぎて本番ちょい前の練習時点で「AP(アフタープラン、論題の政策を取った後の世界)」とか「OA(オーラルアジュディケーション、試合の勝敗とその理由)」みたいな1年生1ヶ月目とかでも覚える言葉をわりとマジで忘れてました。(あとこの当時家に引きこもって原神しかやってなくて人と会話する話題がなくて詰んでた 英語版でプレイして自分を納得させてました)
大会当日は、もちろん英語は喋れないし元から分からんのでリスニングに苦戦、ディベートもよく分かっておらず日本語OAでぐちゃぐちゃみたいな感じでした。当然結果はワーストジャッジタイでひどいものだった気はしますが、別に失うものもない無敵の4年生(正確には3年生)なので、むしろ久々に論理!思考!バトル!みたいな感じを思い出して楽しかった記憶があります。
なんかここでディベートまたやろっかなと思えた気がします。大会後に興が乗って関西podcast(https://m.youtube.com/@kdcofficialchannel5255)をめちゃくちゃ聴いてました。(でもこの後すぐには別にそんなに復帰はせず)
●2月中旬 KDS追いコン
全然大会でもなんでもないんですが、さすがにお世話になった先輩方の追いコンということで参加しました。ただ、これが意外と大事だった気がしていて、後に組むことになるけいたやしんtroを含む現2年生のみんなとの初対面だったんですね。めちゃくちゃ緊張しましたが、ここでコミュ力お化けのけいたと大会で組むことになりましたし、今の現役メンバーと面識ができたことでKDSに顔を出しやすくなった気がしています。復帰するなら、とりまコミュニティから攻めるのは気も楽でアリかもです。
●4月初旬 春T (ディベーター、 ルーキーチャンピオン&ルーキーGFべスピ(スピークス:74))
→練習量:ちょっとだけ対面でプレパ練、部内で何回かラウンド練(大体負けた)
いやなんか結果だけすごくないか?という感じがするかもしれませんが、GF勝てたのは前提普通に奇跡みたいなとこあります。再現性0です。今やったら絶対負けます。あと、そもそもルーキー4チームしかなかったので…
それを踏まえても、マジで別に普通にボコられてはいて、予選は4戦1勝で、実は大会を通して予選も決勝も、僕らが勝ったのはKDSの2年生の皆様の2チームだけで(こっちはKDS4年と3年なのでほんまにごめん)何なら練習だとどっちのチームにもちゃんと負けていたので、全然順当に負けてます。大会当日の噛み合わせがたまたまちょい良かっただけです。
スピーチもスピークスの通りで、全然順当というかボロボロというかそんな感じです。
ただ、GFだけはなんか少し手応えがありました。弱〜い成長なのですが、いつもよりスピーチをナンバリングすることができた感覚がありました。
なんか、この大会のちょっと前になささん(最強)のwhipスピーチをYoutubeでちらっと見て冒頭1分くらいだけ書き起こしてみたんですが、意外にもシンプルにスピーチを「three things in my speech」から始めていらっしゃって、パクるか〜と思ってそこだけパクったらこの回だけなんか上手く行きました。アホなので未だにこれだけパクってます。(マジでパクっているだけなので、3つとか言いつつ2つしか言えなくて終わることがよくある)
春Tでwhipといえば、思い出されるのは2年前の自分の記録、ワーストスピーカーなので、その意味でもなんか自分ちょい成長したなという実感がありました。
ここは僕も何故なのかはあまりうまく説明できないのですが、単に歳をとって知識が増えたり、就活とかで論理的な話し方や構造を意識していたのが活きたのでしょうか?ブランクも無駄ではなかった気がします。
謙虚そうに書きましたが、一方で僕は前もブログに書いた通り気軽に調子乗り男(のりお)なので、さすがにホクホクしてました。なんか復帰そうそうトロフィーもろたで、みたいな。まあ我ながらめっちゃダサいですが、これはメンタル的に復帰の助けになったかもしれません。
●4月中旬 ネモフィラ杯 (ディベーター、ブレイク落ち、普通にボコられ(スピークス74〜75?))
→練習量:数回プレパ練(ドキュメント作って真面目にやってた)
春Tも一緒に出たいいもりと組んで出たのですが、久々のBPむずすぎで普通にボコボコに負けました。最下位付近を漂っていた気がします。
まあでもそもそもブレイク枠4枠しかないし、何より久々の宿泊で、かつ僕のようなディベートが久々の同期がみんなで示し合わせて集結して参加した大会だったので、アパホテルで夜にめちゃくちゃふざけまくったりしたので、本当に楽しかった記憶しかないです。やっぱり同期は素晴らしい。
ディベート的には結果は散々だったものの、帰国マジョリティのアクティブ同期の中でただ1人英語が出来ないへなちょこだった昔の一年生の自分のイメージと比べると、その時よりは自分がみんなと同じ目線感に立てている気もして、少しは成長したかな?と思えた気もしました。
(↑同期+陽平さん、たいちゃん)
●5月中旬 成蹊 (提供ジャッジ(ジャッジはスコアなし))
→練習量:この大会に向けてはそんなにやってない気がします。
ただ、この時期からNDOや国際大会に向けて、人にお願いして週数回、ちまちま一緒に音源を聴いたりプレパ練をしたりしていました。今までラウンド練と大会を除いて、何も努力らしい努力をしてこなかったので、4年生は少しそういう練習もやってみたかった、という動機です。結果たぶんこれは成長に大きく貢献した気がします。
同期にみやけさやっていう神がいるんですけど、「一緒に提供やらない?」って感じで誘ってくれました。お互い昔は執行部として真面目にジャッジもやっていたのですが、就活ブランク勢なので復帰も兼ねてやってみよう!って感じです。あと、細かい時系列は忘れたんですが、確かこの時期くらいに僕がさやに「適当な国際大会出ようぜ!」と誘って出ることになっていたので、それの練習みたいな意味合いがあった気がします。
会場に行くとマージで年齢層が若くて、4年の我々を除くとジャッジを含めてほぼ2年生以下しかおらず、老いと寂しさを感じていました。
ジャッジ自体は、頑張る若者大好きおじさんとして、1年生の若人相手に分かりやすくなるようそこそこ頑張った気がします。最後、さやと同じ部屋を2人でジャッジすることになってマジで勝敗をつけるのが難しくて悩んでたんですが、なんとか頑張った記憶があります。
確か3年生以上で珍しくたいちゃんとリーさんがいて、打ち上げでりょうたさんとかが参戦されて久々にそこらへんの方々と喋った気がします。
●6月頭 エリザベ (ディベーター(ブレイクなし)(スピークス:75))
→練習量:わりとやってた、大会までに計5回くらいプレパ練/ラウンド練をした気がする+エリザベ外のプレパ練、音源、レクチャー、スパー
毎年のことですが、先輩が足りないので国内渉外のしんtroから指示が下り、内々定式と被りそうだったので参加が怪しかったものの、日付が被らなかったので出場できました。
1年生への指導はマジで大切だと思っているので気合を入れてちゃんと頑張りました。自分が三田キャンパス通いなのでオンライン練習が中心で申し訳なかったのですが、5限終わりから21時過ぎに守衛さんに怒られるまで、何回かzoomをしていた気がします。
この大会、個人的に結構デカかった気がしていて、結果は3戦1勝で別にそんなすごくもないのですが、新入生の子に教える過程で自分がめちゃくちゃ勉強になった気がしています。アーギュメントをどう考えるか、motionをどう読むかなどを言語化していく過程、プレパを自分が引っ張っていく≒論を最初から最後までしっかり作っていく練習として、なんなら僕の方が学ばせてもらった気がしています。
確か1年生のゆわと初めて会った日がこの日の打ち上げです。席が前で、この子は目がキマっているなあと思った記憶があります。(今はめっちゃ仲良いです)
あと同じく1年生で、今はフランスにいるもりしん君にラウンド3でラブモでボッコボコにされました。上手かったなあ〜
(↑みんないた三田の教室)
●6月中旬 NDO (ディベーター、ルーキー ルーキー2ndべスピ(スピークス:75.5))
→練習量:週2〜3くらいのチームプレパ練&ラウンド練
+他の大会に向けたプレパ練、音源、スパーなど(カレンダー見返したらわりとやってた)
これもかなり大事な大会です。追いコンで組むことになった2年生のけいたと1年生のもんじさんと出た大会です。当時、けいたもやる気があり、僕もバイトがなく暇で、かつ他の練習が軌道に乗り始めていたので、そのノリでわりと練習しました。veto練めっちゃしてた記憶があります。
ラウンド練もわりとやっていて、やたらたいすけと戦っては負けていました。(多分5回くらいやって1回も勝ってない)たいすけアイアン、たいすけwith1年梅子勢のしょかさん&あや(ふじい)さん…みたいな強チームと戦いまくってボコられていました。全然勝てませんでしたが、強い相手と戦いまくったのは本当に良い練習になりました。ありがとうたいすけ。
当日、別に全然ボコられはして(この年のNDOは猛者がたくさん色んなチームで出ていてかなりの魔境でした)4戦1勝だったのですが、その1勝を勝ち取れたのはだいぶ偉かったし練習の成果だったなあと思います。
結果、ルーキーブレイクするも初戦で実力的に普通に負けてしまったのですが、個人スピークスでルーキー2ndベスピを取れました。いやまあそもそも4年なのにルーキーにおるんかい、という話ではあるんですが、まぐれかな〜と思いつつ、ちょっと成長を感じれて嬉しかったです。ちなみに1位の人とは圧倒的な大差がありました。シクシク。(平均2点差)
組んだ2人はもちろん、この時泊まったエアビで、久々に陽平さんや、当時まだそこまで話してなかったあつきさんなどの方々と話すようになった気がします。エアビでやったみんはや(みんなで早押しクイズ)がアツかった。あと同期のあゆき・りゅうのすけともより話すようになったかもです。
(↑名古屋で食べたきしめんwithチームの2人)
●7月中旬 Pre-ABP (ディベーター ブレイク落ち(スピークス:75.4))
→練習量:夏セミンゴを半分真面目に読んだ、スパー少し
+これ以外でプレパ練、音源、レクチャー(ただしテスト前であまりやれず この時僕テスト11個あったんですよね…)
前々からちょいちょい出てきた同期のさやと出ました。趣旨としては、適当な国際大会って英語も練習になるし気楽だしよくね?という感じで、意外にも国際大会に出たことがなかったらしく少し怖そうなさやを無理やりテスト前に国際大会に引っ張り出しました(大変ありがたいことにお忙しい中わたくしめと出ていただくことをご快諾いただきました)。
さすがにpre-ABPなので普通にレベルが高くてほとんど3位みたいな感じではあったのですが、わりと国際大会でもいけるな、という感じがあったこと、最後のラウンドで2人ともスピークス78を取れたことなどがあり、わりと手応えのある満足な大会でした。非帰国の神であるさやとこんな感じで組めて嬉しかったです。
ここら辺からKDS同期+陽平さんやたいちさん、りゅうきさんら先輩の会(月例会と呼ばれています)が動き始めた感じがあり、ディベートをやっている人も今はそうでない人も一緒に月1くらいの頻度でご飯を食べる文化ができた気がします。4年生になると、ディベートを抜きにしてもコミュニティとしての良さ、大切さを認識します。
(↑三田のグル学)
●8月頭 philosophy open (提供ジャッジ(スコア6.4))
→練習量:引き続き国際大会に向けたプレパ練、レクチャーなど
自分でも出てたことを忘れていたのですが、提供をやりました。少し復帰後のディベートにも慣れてきていましたがやっぱりジャッジはまだまだ思い出せないというか普通に難しいなあと思っていた気がします。
確か英語OAをせざるを得なくて人生で初めてやりました。20分くらい喋りました。おしまいだった記憶があります。
コンセプトのある大会で面白かったです。
●8月上旬 銀杏 (提供ジャッジ ブレイク(スコア不明、そんな良くはない))
→練習量:前日に陽平さんとKDS練に行ってジャッジ+いつもの
これはジャッジが少し成長した&コミュニティが拡大したという2つの意味でデカかったです。一年生大会なので(僕というより周りの方々の)スコアが荒れまくっていましたが、とはいえブレイクは出来たことで安心しましたし、あゆき、こうたさんやあつきさん、陽平さん、たいすけら今よく遊ぶ面々とかなり喋りました。(未だにこのLINEグルが動きまくっています)
(↑後輩たちの隠し撮り)
●8月下旬 QDO (ディベーター、オープンブレイク(クオファイ)(スピークス:76.75))
→練習量:ブログに書いた通りプレパ練とスパー時々+インド側の練習とスパー
てな感じでQDOに至ります。(もう書いたので割愛)
見ていただけたらわかる通り、スピークスは個人的にはたっか、って感じです。大会的なインフレも少しあった気もします。ただまあ練習の甲斐あってか、この点に該当するくらいのパフォーマンスは出来た気もします。成長は感じました。
●9月頭 インド (ディベーター ブレイク落ち(スピークス:75.6))
→練習量:これまで書いた通り総量はかなり多い(ただし、特にこの大会のためのIR勉強とかをしたわけでもないです)
スピークス、平均を見るとQDO対比下がった感じがしますが、どう考えてもR1が悪さをしており、先述の通りチームでもブレイクできそうな感じで思いの外良い結果ではあったので、個人的には「QDOはまぐれじゃないかも」と思えて成長を実感出来た大会でした。
motion発表はこんな感じでした。見にくい…
執筆時点で11月中旬なのですが、せっかくなのでもう全部書きます。
●10月頭 sunsun cup (提供ジャッジ 4thベスアジュ、ルーキーGFパネル (スコア:8.5))
→練習量:前日のジャッジ練
この大会は結構達成感がありました。同期のあゆきがAC、たいちゃんがベスアジュ、りゅのすけが3rdベスアジュでしたが、なんかちょっと並べて嬉しかったです。
前日のジャッジ練が結構大事で、多分この練習なしで参加してたらスコアは6とかだった気がしてます。
感覚を思い出すために前日にKDS練でBPジャッジをしたんですが、やっぱりBPジャッジって本当に難しくて、まあそれはそれはカスのOAを生成いたしました。
そこでこれはまずいなという危機感を覚えた僕は、個人&チームフィードバック要望に対してあろうことか5ページにわたるPDFと40分に渡るその解説音声を1年生に送りつける、という気持ちの悪すぎる蛮行に出ます。テンションが狂って、1人で朝6時まで起きてました。
裏側の事情としては、カスOAをした申し訳なさを少しでも挽回したいという浅ましい根性と、色々じっくり考えたら明日の大会のためにもなるんじゃないかという自己中なインセンティブによるものです。(なんと、時間配分をミスりすぎたため、別のチームにはフィードバックを返せていません。ネタとかじゃなくて本当に本当にごめんね…)
(↑皆様のご反応)
ただ、かけた時間分の効果はあったというか、フィードバックとして何が大切なのか、BPのジャッジの目線は何かを考え抜いて、それを言語化する練習をしたので、そのままそれなりに満足のいくパフォーマンスにつながりました。
やはり付け焼き刃でも対策するのはかなり大切だと思います。
実を申し上げると僕は英語OAが出来ないので純ネイティブとして有り余る日本語力でOAを誤魔化しているのですが、これはもったいなかったなあと思います。今から習得するインセンティブは正直ないのですが、若い方々はぜひ逃げずに向き合うことをオススメします。
せっかくの英語ディベートなので英語を喋れた方が実利的にも良いと思いますし、ジャッジとして国際大会に出たりと色々オプションが増えると思います。恥はかけるうちにかくものな気がします。ジャッジを始めた時から、具体的には2年生とかからどんどんやると良いのではないでしょうか。
(↑あつきさん(?))
(↑同期でACのあゆき(あんまこのブログにいない気がしたので))
●10月上旬 Gold Cup 、 ブレイク落ち(スピークス:75))
→練習量:ラウンド練2回くらい?
1年生のゆわと優しめの国際大会に出るつもりが、レジを忘れて、オルタナとして1年生のジャッジ育成という名の魔境大会に出てしまいました。(ブレイク2枠、名だたる上級生ばかり)
こういう大会、物好きの上級生(だけ)が集ってくるので、逆に魔境がちなんですよね…普通にブレイク難易度最難関まである大会だったと思います…笑
普通に全敗して悲しかったんですが、久々に同期のなつみと対戦できたり、ゆわとラーメンを食べたり映画を観たり、りゅうのすけと良いカフェに行って談笑したりしてすごい楽しかったので全然OKって感じでした。
(↑ゆわとチェンソーマン観ました。二郎も美味かった。)
●11月頭 DTU pre-WUDC (ディベータ―、ブレイク落ち、ルーキー5thベスピ(スピークス:76.4))
→練習量:プレパ練8回くらい
これまで何回もお名前が出ている通り、今年からかなり仲良くしていただいてる社会人のあつきさんと組むご縁がありました。今だと普通に接していますが、ディベート的には自分が下級生の頃からザ・オーソリの先輩というイメージなので、組んでもらえるのはありがたびっくりという感じです。
行ける時は毎日勝手に各自discordに集合してプレパ/スピーチ練をやる、という協定のもと、あつきさんとそこそこの数プレパ練を重ねていました。
僕はスピーチをしたくなかったので、1日1〜2motionに対してあつきさんとプレパ→あつきさんが1stスピーチ(僕はそれを聞いて感想と恐れ多くもフィードバックをしゃべる)という感じでやっていました。
あつきさんは構造化が本当にお上手で、めちゃくちゃ勉強になりました。1stかくあるべき、という一種のロールモデルみたいなものを知れた気がしています。本当に基礎に忠実に、丁寧に構造化をすることが大切なんだな、という認識です。
こういう形で、意外と先輩がdiscordで野良プレパ練/スピ練をやっていたりするので、参考にするためにフラッと覗いてみると良いかもしれません。基本断られません。(全く邪魔されたくないならそもそも誰でも入れるdiscordでやらないはずなので…)
当日はかなり難しい内容でしたが、論からpoi、スピーチまで全てをカバーしてくださる神ことあつきさんのおかげで2位→1位→4位→サイレント→1位と推移して、わんちゃんギリブレイクあるか…?と思っていましたが、サイレントが4位だったのでダメでした。残念。全然卑下はしてないんですが、普通に僕の実力のせいではありますね。
ただ、「頑張ったけど実績的には収穫なしか〜残念」と思っていたところ、noviceのスピーカー賞を貰えました。全然期待してなかったし、別に全然あつきさんにキャリーされただけではあるのですが、ないよりは全然嬉しかったので良かったです。インスタにあげておきました。
こんな感じ
ちなみに時差を全く考慮していなくて、普通にラウンド4に参加すると終電を逃すおしまいスケジュールに気づかずに対面集合でやってしまったので、あつきさんとカラオケでディベートをしてそのまま朝5時まで仲良く寝ました。
これは本質情報なんですが、カラオケってディベートをする場所としては本当にオススメできなくて、zoomの悪い音質&上手いディベーターによる難解な話&インド訛りという三重苦に必死に向き合っている時に、隣から爆音の怪獣の花唄が聞こえてきた時は流石に気が狂いそうになりました。カラオケって思ったより壁薄いんすね…
カラオケ睡眠記念(朝5時)
●11月上旬 Sports IV (ディベーター、 ブレイク落ち(スピークス:76.6))
→練習量:うす~いスポーツリサーチ(3時間くらい)、時々プレパ練、ラウンド練2回くらい
今をときめく同期、りゅうのすけともありがたいことに国際大会に出ようという感じになっていました。4年目の付き合いですが、なんだかんだりゅうのすけと組むのは初めてでした。彼は1年生から最前線を走り続けているので、足手まといになりそうな自分からは声をかけづらく…
ただ、4年生にもなるともうしがらみもなんもなくなってくるので、こういう今までなかったチーミングが出来るようになるのも嬉しいことです。
オーストラリア主催の大会で、普通にネイティブオーソリみたいな人達にボコボコにされましたが、りゅうのすけにめちゃくちゃ引っ張ってもらいました。単に彼のスピーチがすごいだけではなく、プレパからリスニング、POI、スピーチなどもうめちゃくちゃに支えられまくってました。
そんな感じなのであんまり実力は反映されていないという条件のもとで、スピークスが意味のわからない跳ね方をしていましたが、正直この数字にはあんまり意味はない気がします。(本当に良い部分があったとして、それは多分りゅうのすけの言ってたことをそのまま読んだからです。)
こんな感じ(79は嘘じゃね…?と思います 75と74はホント)
ちなみにりゅうのすけは僕より平均2点くらい上です。2回くらい80とか取ってました。
逆にマイナスのことも触れると、自分でもびっくりしたのですが、R4で過去1と言えるほど謎に集中が切れて、しっかり何もしなかった時がありました。マージで何もしゃべることを用意していなくて、せいぜいいつものスピーチの⅓くらいの材料をハキハキ堂々と喋りましたが、スピークスも大納得の74でこの日最低です。
これは逆にいうと、その時の集中力がちゃんとパフォーマンスに影響を与えるんだなという事例にはなった気がします。
スポーツIVなので、スポーツの専門知識が問われるのでは…とアセアセしまくっていましたが、思いの外スポーツは関係なく、普通にディベートって感じの試合が多かったです。
まあ毎度のごとくボコられはしましたが、念願の同期と組めたし、同じくこの大会に出てたあゆき・あつきさん+野生の陽平さんと温泉→カラオケオールというムーブを出来て楽しかったので良かったです。
(↑野生の陽平さんat温泉)
ここまでが、3月くらいからディベートに復帰し始めた4年生の、特に盛ってもいなければ謙遜してもいない、ありのままの軌跡という感じです。
なんというか、別に突飛なことがあるでもなく、全く成果が出ないでもなく、かけた労力分くらいでヌルッと進歩しているのがお分かりいただけるかと思います。
当然、ディベートの最前線を走れるような能力ややる気、努力があればもっと違った世界も拓けるとは思いますが、別にそこまでではなくても、順当に成長も出来れば成果も実感できるし、楽しめるなあという気がします。正味、僕はスタートは低い状態だったのでこれでも頑張った方だと思いますし、飽きっぽくて適当な僕の性格や就活を頑張った事実を考えると、これ以上にディベートに対して努力を積みまくれた世界線があったかというとそうでもないと思います。
それでも、1年生〜2年生とかの時では絶対に敵わなかっただろう経験者や帰国子女相手でも、今の自分なら普通に勝てることもある気がしますし、少なくともディベートをやっていない時の自分と比べたら英語も論理的な力もめちゃくちゃ伸びたとは思います。言い換えると、(浅ましいですが)ディベートをやっていない普通の方と比べたらめっちゃ頑張ったし力もついたでしょ、という点では結構な自信になっています。
こんな感じで、ヌルッとやってれば多分ヌルッと成長はします。
一部の同期や後輩が偉大な存在になればなるほど、自分にはもうついていけないというような感覚に陥りがちですが、実は別に全然そのレベル感と熱量でついていかなくても良くて、自分なりの水準とタイミングでやっていても全然プラスが大きい競技だと思います。
(もちろん、環境やモチベが許すならぜひ高い目標を持って最前線を引っ張る気持ちで頑張ってほしいとも思いますし、スタートの状況に関わらずわりとそれは報われると、色んな事例を見て確信もしていますが!)
失礼な言い方かもしれませんが、別に英語プロでもなければ天才でも秀才でもない、みたいな自認がある人ほど、もっと気楽にこの競技を続けてほしいな〜と思っています。その分得られるものはわりとデカいです。
慰めでもなんでもなく、別にいかに結果が散々でも、やらないケースと比べるとやった方が全然良い収穫にはなると思うので、芽が出ないなあと思う方もやる気があれば長い目で適度に続けてみてほしいですし、引退して暇や〜という感じの方はとりままた軽くやってみてほしいなと思います。
(矛盾するように聞こえるかもですが、やってみて「やっぱやーめよ」と思ったら全然それでも良いと思うので)
ぜひそんな方の一助になれば幸いです。
4-(b), 凡人の目線から見るディベートQ&A with 独断と偏見
大学でゼロから英語ディベートを4年やってきて思うのが、「分からんこと多くね?」です。
暗黙の了解とか、上達のセオリーとか、コミュニティのシステムとか、全然分からなくないですか?しかも、その内容が上手い人の目線では違ったり、普通に聞きづらかったりして、僕は全然分からなかったです。
てなわけで、一問一答みたいな感じで色んな素朴な疑問にセルフ回答してみました。
前提として、別に全然全ての疑問を網羅してもないですし、なにせ僕自身まだ全然よく分かっていないです。(というかここに書いたのは全部僕の思う疑問なので、誰かもっと偉い人に回答してほしいくらいです)
なので、多分客観的には間違ってることとか嘘とかも話すんですけど、先ほどの僕のディベート遍歴と併せて「そういう認識のやつが、こんな結果だった」という事例としては有用な気がするので、気にせず書きます。
(なんか致命的な嘘や欠落があれば誰かの訂正を待ちます…)
書いてみたら対象層が初心者なのか上級者なのか、下級生なのか上級生なのか色々よく分からなくなりましたが、大目に見てください。
あと、適当に書き始めてしまったせいで、質問のカテゴリがぐちゃぐちゃなのですが、許してください。
Q1,国際大会ってレベル高くない?
A1,
一概には言えないんですけど、まあそりゃ多少高い部分はある気はします。全然ネイティブもいるし、わざわざ国際大会に出てるだけあって、色んな国からの実力・熱意のある人が集まるのも確かです。
ただ、国際大会と聞くとビビりますが、単に色んな国の人がいるだけに過ぎないものもあり、いうてピンキリなので、むしろそこら辺の国内大会よりハードルが低そうなものもあります。なんというか、層が厚いイメージです。全然ディベート初めたての中学生とか高校生が出てたりします。
個人的には、知り合い少なめで、より強制的に英語を話せて、別にブレイクへのプレッシャーも少ないという観点で、気軽に出ていいんちゃう?と思っています。国内大会と併せると、参加可能なスケジュールも増えますしね。
コロナ禍の名残でオンライン大会もたくさんあり、参加自体のハードルは実はかなり低いので、チャレンジを求める方のみならず、逆に緩やかにやりたい人にも意外といいんじゃないかな〜と思います。
(↓大体全部これに載ってます。https://docs.google.com/spreadsheets/d/1R9s3MAh1H_7rJ9NQhO18p6o7bvekrIDTk27l7emXk6o/edit?usp=drivesdk)
Q2, 国際大会って何年生から出て良いの?
A2,
当然、大学生ならほぼ全ての大会に出れますし、特に決まってはいないんですが、やっぱり少しハードルの高い、上級生向けなイメージがある気もします。ただ、さっき書いたことと同じで、思ったより良い機会なのでぜひ気が乗れば1年生だろうが2年生だろうが気軽に出てみるといいのではないでしょうか。
僕は2年生の時に機会に恵まれて2回ほど、それぞれ陽平さんと、Japan debatersで募集したらなぜか来てくれためっちゃ上手い方と出たのですが、とても良い機会になりました。学年大会とかと比べるとさすがに英語が早くてほーんとに何を言ってるか分からなくて終始「????」でしたが、別に友達の前でスピーチをしているわけでも、ブレイクできなかったら殺されるわけでもなんでもないので、「海外の英語ってこんな感じなんやあ」「意外と他の国の人にも自分の英語って理解はしてもらえるんだあ」みたいな学びを得られる場として良かったと思っています。
逆に、3年生とか4年生も、僕みたいな感じで適当に出る場にするのはアリな気はしてます。
Q3, 帰国生有利ゲーじゃない?
A3,
うーん、未だにこの回答は悩むんですが、そりゃそう、って感じではあります。そりゃ英語上手い方が説明も上手いし情報量多く喋れるのは事実なんですよね。ぶっちゃけ英語が下手ならその分ハンデは負いますし、そこで悔しい思いも全然すると思います。普通に上手くなりたきゃディベートうんぬんの前に英語をトレーニングせい、という時もあると思います。(僕が今そうなので我ながら刺さる)
逆に帰国生の方は普通にめっちゃアドではありますし、その分ディベートのもっと本質的なところ、楽しいところへのアクセスがしやすいと思うのでそこはすごく良いところだと思います。ぜひそのメリットを享受しまくってほしいです。
ただ、これは盛るわけでもなく、意外とそこだけに勝敗は委ねられないというのもまた事実です。これは多分どんな属性の方でもわりとみんなyesって言ってくれると思います。
そもそもルール的に英語の流暢さや発音とかは論の強さには全く考慮されませんし(ジャッジへのバイアスとか物事の説明の上手さという意味では影響しますが)、どれだけ多くしゃべっていても、それがロジカルじゃなかったり直感的じゃなかったりすればその分評価されずに負けますし、逆に口数が少なくてもすごく的を射たことを喋れていればしっかり評価されます。そういう意味で、非帰国生が帰国生に勝つというのは別に珍しくもなんともないこと(単にその論題に対して相対的に良い内容をしゃべった方が勝つ)ではあるので、ちゃんと論題をよりよく理解してより説得的なことを話す、という点にフォーカスすると良いと思います。
実際、学年最強格!みたいな人が全然非帰国だったりします。
僕みたいな英弱でも、なんならたまにネイティブとか準ネイティブみたいな人にも勝てるので、そこもこの競技の面白いところかもしれません。
逆に、英語が上手い人も、それだけで勝てないところにこの競技の奥深さがあるように思います。
Q4, 帰国子女こわいよー
A4,
めっちゃ分かります。普通に自分は何も英語話せないのにペラッペラの人と同じ競技するの怖すぎますよね。あとちょっとズルいなとか思いますよね。
それは全然変な感覚ではないですし、みんなビビってると思うので気にしなくていいと思います。(僕も未だに全然怖いし)
競技的には英語力に秀でた彼らにも意外と勝てるぜ、っていうのは先述の通りなんですが、ぶっちゃけ普通に人間的にも怖かったりしますよね。
でも、伝えたいのは、彼らも同じ人間で、苦労している人もいれば、分け隔てなく仲良くしてくれる良い人もたくさんいるということです。好きなだけビビっても、その能力をやっかんでも良いんですが、それはそうとして同じ競技に打ち込む大切な仲間として、ぜひ心を閉ざさず、人間としては対等に付き合うと良いと思います。
僕のように大学に入るまでそこまで帰国生のことを知らなかった人のために、彼らのことを少し勝手に書いてみます。
よく言われるのが別に帰国も楽じゃないぞ!ってやつです。海外全然キツくなかったという人も聞くのでこれは人によるとは思いますが、彼らの中にも言語で苦しんだ経験のある人もいると思うので、むしろよき理解者になってくれる時もあると思います。また、よくいうアイデンティティが分からなくなる苦しみや、それ以外の文化や触れてきた物事の観点でも日本と別の国のどちらにも100%属していないという辛さがあるなど、人によって状況は様々です。
僕は同期にガチガチの帰国が多い代なのですが、「日本の文化がわからんから頑張ってアニメを観て憧れてた」とか「現地でアジア人レッテル貼られてた」とか「コミュニティが転々として辛かった」とか完全無欠に聞こえる彼らの涙ぐましいエピソードを聞いた時にこの人達とは仲良くなれそうだなと思ったのを覚えています。
逆に帰国無双/おもしろエピソードとかもそれはそれで聞いていてめちゃめちゃ楽しいので仲良くなって聞き出すと良いと思います。(別に帰国生だからといってそこらへんを変に謙遜はしなくて良いと思います!)
ディベートの面でいうと、人よりも英語ができる以上、逆に負けた時に言い訳が出来ずに苦しいとか、積み上げてきたプライドが打ち砕かれるとか、あとは帰国の中にもグラデーションがあって、色眼鏡で見られるわりに言語的なアドがあるわけでもないとか、意外と彼らの方がかわいそうかも…と非帰国なりに思う時があります。
なので、怖がるのは分かるんですが、あんまり特別な扱いをしてしまうと彼らもかわいそうなので、ここは図々しく友達になりにいってはいかがでしょうか。
帰国生の方(とか、いわゆるミックスの方とか、英語圏以外の帰国生の方とか、純外国人の方とか)も、ここに書いたみたいな状況などなど、各々事情があって大変な時もあるかと思うのですが、ことディベートの世界に関していうと、身の丈を話せば周りは皆さんのことをちゃんと理解してくれると思いますし、最終的に同じディベーターとして仲良くやろうやって感じになるので、安心してもらって良いと思います。
何が言いたいかというと、僕が入サー当初にビビってた帰国の人達は、みんなめっちゃ良い人だったし、結局めっちゃ仲良くなれたし、超大切な友達/先輩後輩だよ!ってことです。
Q5, スピーチって書いた方がいい?見ずに話した方がいい?
A5,
これ1年から迷ってますし、結局色んなことを言っている人がいてほんまに分からないんですけど、個人的には「書いた方が整理されるしより良い言葉で言えるのでいいが、それはそうとして見ずに話せた方が情報も詰め込めるし、短い準備時間でスピーチを作れたりPOIの対応とかもできていい」な気がします。
時間や余裕があるなら書ける部分は書いた方がいいと思うのですが、一方でそこにリソースを割きすぎて相手の話を聞けないとか、話す時間の配分を間違えるとかは良くないと思うので、個人のパフォーマンスが最大になるバランスを見極めるべきな気はします。
練習面で言うと、一単語レベルまでこだわってめっちゃスピーチを練りまくる練習をするという話も聞いたことがあれば、敢えてなんも見ずにプレパからスピーチまでやることでノールックでしゃべるトレーニングをする個人練とかもあるらしいです。
どちらかが正解というよりも、両輪としてどっちも鍛えよう、って感じなんじゃないでしょうか。
多分どっちかが出来るようになれば、それに付随してもう片方も出来る幅がある程度増えるものな気がします。
こと始めたての方に向けて言うと、大体の人が全部書くところから始めがちな気がするので、たまに書いてないこともしゃべる、ということを意識的にやると良いのではないでしょうか。イメージ、自転車の補助輪をたまに外すみたいな感じです。
具体例としては、例えばexampleを話す時に、何を言うかは頭に描きつつ、プレパ用紙にはその単語や簡単な概要だけを書いて、実際にしゃべる文はスピーチ中にその場で頑張って考えてみる、みたいな感じでしょうか。
僕も、4年生になるにつれて、それが出来るキャパは昔よりは増えていった&それはディベートに役立っている気がします。
実際、あるレクチャーに参加した時、よしパン君(最強)が「見ずにしゃべる練習をすると良いかも」と言っていたので、僕は最近それをたまに意識してみてます。
やっぱ文を書いてないと圧倒的に詰まる(よくum…とかlike…とかyeah…とかwhatever…とか言って誤魔化してます)んですが、たまにスラスラ喋れて効率的だったり嬉しくなったりしてます。このブラーを無くす意識をするとより高次元にいけるかもしれませんね。僕もいつかそうなりたい…
Q6, 音源って何?
A6,
なんか、YouTubeにディベートの録音がいっぱい転がってます。それを音源と呼びます。「〇〇 debate」とかで検索すると出てきます。
内容的には、昔の世界大会決勝みたいな試合から、国内大会の最近の予選の試合まで、わりと色々あります。なんならこの競技を続けていると自分が音源を生み出す側になるかもしれません。(大会で決勝まで行った時とか、あとたまたま選ばれた部屋に居合わせただけとか、様々です)
どう使うかというと、聞いて色んな面で参考にするという感じです。
論題に対して方向性として何を喋るべきか、論を補強する強いロジックや例は何か、喋り方はどのようにすれば分かりやすいのか、スピーチをどう構成すれば良いのか、実際の試合展開に対してどのように対応するべきなのか、などなど様々なことを得られるものです。
僕から見た率直なイメージだと、「なんか上手い人たちは聴いてる人多いなぁ」って感じです。
大体、上手い先輩とか、急成長した後輩とかに聞くと「これ音源にある論なんですけど〜」とか「この音源いいよ」とかみんな音源を活用していがちです。「あ、あの大会のこの試合のあの人の話してたあれね」みたいな感じでなんでも知ってるような、もはやマニアみたいな人もいます。たまに上手い人同士が音源の話で語り合っていて僕は分からない、みたいな悲しい状況もあります。
さっき書いたみたいにめっちゃメリットは多いので、上手い人ほど使っていがち、という相関は観測していても一定間違っていないと思います。
ただ一方で、実は音源を聴いている度ってわりと人によってバラつきがあって、トップクラスの実力の人でも「音源聴かないんだよな〜」という人がちらほらいます。音源を聴いていない≠上手くない、です。
それはどういうことやねんという感じがしますが、僕なりの結論は「音源を聴いた方がいいこともあるし効率的な練習方法に間違いはないが、それは絶対の条件ではないから」な気がしています。
たいちゃんが言ってたのですが(責任転嫁)、彼は音源を聴くことを至上とするのではなく、「誰かが言っていたマターやロジックをなるべく暗記して使えるようにする」ことを頑張ったらしいです。その収集範囲には、何気ない普段のラウンド練や、自分が出た大会の他の人が言っていた話なども含まれているようで、それは別に音源に限らないそうです。
つまり、音源はあくまで効率的な手段の一つであって、「聴いてなかったら詰む」とか「聴いたら自動で上手くなる」とかではないのかなと思います。ちゃんと咀嚼して活用して初めて、効率的で有用になるものなのかなあという感じです。
あと、非公式に自分が録音するというのも手です。
スピーチを録音されるのは結構「えー」と思う人もいるとは思うので、厳密にいうとコンセント(同意)をちゃんと全員に取らないとダメなんですが、まあ大会で自分が出てたラウンド、とか決勝くらい上手い人たちのラウンドとかならある程度は勝手に録っても良い気もします。(流出させるとか、あんま悪用はしちゃダメです。あくまで個人使用の範囲で あとおふざけで過激なことをいうネタ大会とかは録っちゃダメです、その場限りで楽しみましょう)
自分のスピーチなら特にそうです。大会に出るたびに自分のスピーチを録音して反省をしていたという人をちらほら耳にして、それはすごく良い練習になる気がするので、ぜひ思い出した時にやってみた方がいい気がします。僕も1年生の時から全部大会は録音しておけば良かったな〜と思ったりします。(大会ってさすがに自分のできる最大のマジのスピーチをするので、それをストックしておくと反省がしやすくていいと思います。わさわざ反省のために新しくスピーチをするのも手間だと思うので…)
Q7, 音源マジ何言ってるか分からんくない?
A7,
え、本当に分からなくないですか?(回答になっていないですね)
4年生になって、みんな音源を聴いてるから僕もいい加減聴いてみるかと思って何個か聴いてみたんですが、僕が英語出来なさすぎ&スピーチ早すぎで全然分からんくて泣いてました。
さっきも書いた通り、あくまで音源は手段に過ぎなくて、こんな感じで咀嚼できないとあんまり意味はないので、本当に何も分からないのに聴いても残念ながらそれは無駄になってしまうと思います。(本ブログでは積極的に自分を刺していきます)
ので、分からないならばなんとか咀嚼するのが大事だと思っていて、その方法は2通りある気がしています。
①頑張って内容を理解する
→めっちゃ上手い人で、1つの音源を10時間かけて写経していたみたいな話を聞いたことがあります。分からないなら時間をかけちゃおうというわけです。ちまちま音源を止めて、分からない単語や表現の意味を調べて…みたいな感じです。
さすがにあまりに時間をかけすぎるとコスパ(タイパ)は悪いかもですが、実際ここまでやるとさすがに内容の理解もできるし、表現とか単語とかも覚えられたりすると思うので効果はあるとは思います。
あとは、外部的な力を借りるのもいい気がします。
YouTubeもCC字幕というものをオンにすると一言一句英語を全部書き出してくれるので、僕はそれをオンにして聴いてました。そもそも耳に入ってこないことが大きな壁の一つだとは思うので、そこは軽減できます。あとは、AIや先人の書き起こしを利用する、とかでしょうか。AIに書き起こし/要約頼んだ!と投げて返してくれるものも役に立つでしょうし、たまに熱心な人がすでにドキュメントとかに頑張って書き起こしてたりするので、それを貰って利用する、とかもいいのではないでしょうか。
②他の部分に学びを見出す
→これ、個人的に推しポイントです。先述の通り僕は音源を聴いても周りの人ほど理解できないのでそんなに成長を得られないのですが、一方で曲がりなりにも聴いた効果を感じてはいて、そういう意味で得たものがどちらかというとこっちになります。
他の部分というのは、論の細かい内容とかではない部分のことです。例えば、喋るペースや、POIの取り方、スピーチを構成するときの言葉などを指します。
マージで難しい単語を使っていたり、早すぎたり高レベルすぎて何を言っているか分からなくても、こういう情報は比較的簡単に理解できる気がします。「あー意外とネイティブなのにゆっくり話すんだな」とか、「存外上手い人も〇〇is bad!とか簡単な言葉で表現するんだな」とか、「POI適当にあしらうやん、そんなんでもいいのね」とか、「細かい内容は何言ってるかわからんけどそういうノリでexample出すのね」とか、そういう類の学びはある気がします。(逆にレベル差に打ちのめされることももちろんありますが)
僕も全然数は聴けてないんですが、英語表現を盗むために何個かダウンロードして繰り返し聴いているスピーチがあります。未だにあんまり内容を完璧に理解してるわけではないのですが、大会前とかに聴いたりシャドーイングしたりして英語の感覚を掴むのに利用しています。(QDOでもやってたのはこれ)
あと、さすがにそこで出てきた内容は少しは理解していてたまに頭に思い浮かぶのでスピーチに使ったことも何回かあります。多分上手い人はこれの元データ量が多いからディベートもやりやすいんだろうなあと思います。
要は、①みたいな感じで別に理解にめちゃくちゃリソースを割かなくても、理解できる範囲のものをちゃんと咀嚼する、というやり方もあるし、それは一定有用な気もする、という感じです。
なので、何回か言っている通りあんまり背伸びしすぎて音源を聴くことそのものに傾倒するのも良くはないと思うんですが、一方で、適切な利用をすれば色んな人に効果があるツールではある気がします。
いつから練習に取り入れるかは人によって意見が割れると思いますが、今のKDS2年生(つよい すごい)とかはみんな1年生の時から音源を聴いて上手くなっているっぽいので、個人的にはぜひ下級生もチャレンジしてみるといい気がします。英語の勉強にもなるんじゃないでしょうか。(ちなみに彼らがちゃんと使いこなしてる事実に僕はめっちゃビビってます。すごすぎんか…?)
Q8, レクチャーって何?
A8,
上手い人たちが、ディベートお役立ち情報を、動画にしてレクチャーしてくれます。ないし、生で先輩や卒業生の人が新歓期とか合宿とか大会とかのタイミングでやってくれたりします。
例えば「BPジャッジとは」とか「whipスピーチとは」とか「プレパのやり方」とかみたいなルール解説、コツみたいなものから、「politics」「econ」「art」「sports」みたいなテーマ別のものまで色々です。
上手い人が、自分たちの持つ知識をわかりやすく整理して凝縮して伝えてくれるわけなので、当然有用ではあり、音源と並んで効率的な練習材料の一つで、特に体系的な理解に大変良いです。
これもまたYouTubeとかで「〇〇 debate lecture」とかで検索すれば(英語が多いですが)ヒットしますし、たまに先人の日本語レクチャーも見つかります。また、普通に対面/オンラインで新たに開催してくれることもあります。JPDUとか特定の大会とかdebate for Japanとかが色んな形でやってくれたりしているので、「これは聞きたい!」と思ったら参加してみると良いのではないでしょうか。
これはたらればなのですが、もし自分がディベートを1年生からやり直すとして、今よりもガチでやりたいと思ったのなら、ある程度慣れてきたところでレクチャーを一通り観ても良かったのかなと思います。なんか、politicsのレクチャーを見て、「politicsといえば、論点はこれなんだよねぇ…」って暗記して偉そうに語れれば、習得が早いんじゃないかなあって思ったりします。(ここは人によって意見が違うと思いますが。)その後に、各論として音源を聴く…とかは効果的かもしれません。
まあ飽きてどっかで三日坊主になる気もしますが…
ちなみに、その資料だけ転がってたりもしてそれもとても有用なので見つけ次第アーカイブしたりして見返すといいんじゃないかな〜と思います。ネットで検索しても意外とヒットします、日本語でも。(誰かがこんな感じでブログに載せてたりするので)
あとサークル内部の資料部とかにも色々あるかもです。KDSはあります!(僕は不真面目なのでそんなに見てないですが…)
Q9, レクチャーマジ何言ってるか分からんくない?
A9,
え、英語のレクチャーって英語難しくて分からなくないですか…?
まあ内容はさっき「音源分からんくない?」で書いたことと全部同じなので省きますが、分からないならば分からないなりにちゃんと理解してものにするのが大事なんだと思います。
僕はこれまたお恥ずかしながら4年生で初めてちゃんとYouTubeの動画を観たのですが、度々止めてスクショしてメモってなんとか少し身になりました。
まあでも逆にいうと、見ての通り効率的とされている練習方法を全然ちゃんと出来ていない僕でもまあ形上はディベートをやれているので、別に音源/レクチャーを見ていないから論外かというとそこまででもないとは思います。
普通に頑張って経験を積んでいればまあそれなりには上達できるので、「自分は音源/レクチャーを消化してないから、消化してる人よりゴミだ…」とかは思わなくていいと思います。
せっかくの即興ディベートなので、率直に今自分の手元にある情報の範囲で、最も強い論を頑張って出力すればいいと思います。めちゃくちゃ強いポテンシャルがある論じゃなくても、そこそこのポテンシャルの論をめっちゃちゃんとしゃべったら全然強い、というのはしばしばあることです。
たぶん完璧な人はいないと思います。
Q10,普通に大学で数年やってるよりも高校経験者の方が上手くない?
A10,
これ、個人的に思っていたんですが、どうなんでしょうね。僕のような未経験勢が2年生以上、すなわち先輩になると「自分より経験年数の長い後輩」が出来るのですが、最初はほんまにビビり散らかしてました。
なんでこの話をしたかというと、(薄暗い性格の)僕のような人がこの考えに至ってしまうと、ちょっと弊害があるからです。
何かというと、「どうせ自分は経験で劣るから…」という変な謙遜の姿勢を産んでしまうリスクがあること、その経験差を超えようとする姿勢へのストッパーになってしまう側面があると思っています。(僕がややそうだったので)
未経験の先輩の目線から見て、高校経験者の後輩に対して「自分の方が大学ディベートを長くやっているので絶対に偉い、上手い、よく分かっている」はさすがに違うだろと思うのですが、かといって「自分が先輩である要素はない、超えることは出来ない」も嘘というか逆に無責任なスタンスな気はします。
ということで、これについて考えるべく、実際観測するシナリオと、その要因として多分この要素に関してはこうなってる、を考えてみようと思います。
実際に見る事例として、確かに先輩の未経験者よりも後輩の経験者の方が上手いことがあるのは確かです。僕(先輩の未経験者)とか全然そうでしたし。
実際、マジで上手いガチガチの経験者とかに追いつくのは至難の業です。HPDUガチ勢とか。さすがに彼らには確かに積んできたものがありますし、彼らの中には大学でも最前線を走り続けるエースもいます。
でも、逆に後輩に年数では劣っていても、全然実力で勝ってる未経験の存在もわりと観測する気がします。上手い未経験の2・3年生が本当の意味で上級生として経験者1年に指導をしているようなケースも結構見ます。全然珍しくはないです。
ほな、何がそれを産むのか、を考えてみます。(高校ディベートの実情をよく知らない人間の勝手な推察なのでそこはお許しください。)
①大学ディベート経験
→そりゃそうなんですが、一部の大学大会にも出ている高校生を除き、基本的に高校生は大学ディベートをしていません。
実は大学ディベートって特殊らしく(高校が特殊とも言えますが)、ルールが高校までと色々違ったりするそうです。
例えばBPとかは高校にないらしくて、毎年全1年生がルールの難解さに頭を抱えています。
そういう意味で、そこら辺をちゃんと理解している部分があれば、それは勝ちうる部分かつ彼らに指導もできる部分です。
②ジャッジ
→意外にも、ジャッジって特殊技能な気がします。高校生からジャッジ経験をバリバリ積んでいる人はほぼいないのではないでしょうか…?高校だと顧問の人とか大学ディベーターとかが派遣でジャッジしたりしてるらしいので、高校生自身がジャッジをすることは(少なくとも大学対比で)あまりないと思います。
そういう意味で、ジャッジに関しては大学にユニークなスキルとも言え、大学から始めた人も、1年生終わり〜2年生頭くらいから経験を積みがちだと思うので、そこは高校経験者も最初からは持ち合わせていない、確かな経験の差になります。
その経験自体、どうやってジャッジをするのか、という技能として直接指導できる点でもありますし、ジャッジ的な視点でディベートを俯瞰して語るフィードバックは経験者にも有用なはずですし、そもそもジャッジをやれる人材というだけで後輩というかコミュニティにとって、めちゃくちゃ貴重で練習に欠かせない存在です。いくら経験者の子相手でも、入りたての子に「君経験者なんだ!じゃあジャッジよろしくね!」とかやったらさすがに多分怒られます。
てなわけで、ちょっとでもジャッジをやれるだけで、そこは十分に自信を持って良いんじゃないかと思います。
➂良質な指導環境
これ、度々聞くのですが、どうやら高校ディベートといっても環境は様々で、一部のガチ高校を除き、意外と恵まれない環境だった人も多いようです。例えば、部で誰もディベートのルールを分かっていないから自分達で独学したり、練習相手がいないから大学の練習に乗り込んだり、そもそもメンバーがいなさすぎて全然チームを組めずに大会に参加できなかったり、みたいなことがよくあるそうです。
「高校まではあまりディベートに打ち込める環境がなかったからより恵まれている大学でもディベートを続けた」「大学ディベートに入ったら恵まれてる度にびっくりした」みたいな高校経験者の声は結構聞くので、実際そうなんだと思います。(追記:これ書いた当日に高校経験者の1年生のあやふじいと全く同じような話をして、やっぱそうなんだ、となりました。)
これは、逆にいうと大学からディベートを始めた人間はかなり恵まれているという意味にもなり、そこがアドバンテージになる側面はある気がします。
世界大会に出るような先輩/卒業生からの直々の指導、色々な大会にみんなで出られるコミュニティ、大会や練習方法に関する豊富な資料や情報、ここら辺のリソースをフルに活かしてディベートに取り組めた経験は、高校経験者にとっても羨望の対象であり、ぜひ教えてほしい部分になる気がします。
④積める努力量の制約
シンプルに、大学の方がディベートに使える時間多いやん、という意味です。
まあこれは部活で本当にガチガチで毎日数時間やっていた高校生とかもいることを考えると必ずしもそうではないのですが、そういう人を含めて、いうても高校生って基本的にすごく忙しいと思います。やっぱり大多数の人は受験も頑張らないといけないし、みっちり詰まった授業もこなさないといけないし、文化祭とか青春とか色々大変だと思います。そんな中で英語ディベートにかけられる時間・労力はどうしても制約を受けると思います。実際、高校経験者でも「受験でブランクがあるので…」という感じでディベートそのものが不安そうな子をよく見ます。
一方で、大学生もまあそりゃ授業もサークルもバイトも就活もゼミも色々忙しいかもしれませんが、多くの人は高校生と比べると生活の自由の幅は広がっているはずです。その中で、一つの打ち込むこととして、豊富なリソースを活かして英語ディベートという競技に集中して取り組むことは、大きな成果を生みうるものだと思います。
⑤年齢的/教育的な優位
めっちゃ元も子もないというか、大人気ない感じの話ではあるんですが、さすがに年長者の方が知識があったり、教育を受けていたりしがちなので、それは武器だと思います。
いくらディベートが上手い子でも、例えば大学の学部の授業は受けていなかったりしますし、大学生のようなバイト経験や就活経験、資格勉強の知識があったりする訳ではなかったりします。
意外とこういう実生活の知識ってディベートに直で活きたりするので、そこは差分になり得るかと思います。
こうやって本気で考えてみると、意外と高校の経験だけが全てではない感じがしますね。(ディベートのGovみたいな感じでプラスの面しか喋ってないですけど…)
未経験者の人でも熱意のある人がグングン実力を伸ばして活躍している人がいるのも分かった気がして自分でも腑に落ちました。経験のなさを言い訳に努力を怠っていた1年生の時の自分に見せてあげたいです。
そんな感じで、経験がある/ないというのは最終的にそこまで大きなファクターにならないので、ぜひ皆さん前向きに頑張ってください。
まあ、いうて知らん僕が語っても机上の空論みはあると思うので、実際の経験者の方のブログも載せときます。
・同期のれあ
http://keiodebate.org/blog/2023blogrelay3/
・2個下の代のつぼたあやかさん
http://keiodebate.org/blog-relay/2025-ブログリレー4/
・3個下の代のしょかさん
http://keiodebate.org/blog/sekei-joint-2025/
Q11, 今、自分より上手い人を超えるのは無理じゃない?
A11,
これはさっきの「経験者の方が上手くない?」にも通ずる部分がありますね。結論わりと実力の逆転は起こります。
先に例外を話すと、過去のガチのレジェンドみたいな人や、社会人になってもずっと力を伸ばし続けてる向上心の高いディベきちみたいな人と比べて超えようとするのはさすがに難しいかもしれません。誰から見てもめちゃくちゃすごいからレジェンドなわけですし、力を伸ばし続けている人を追い抜こうと思うと、自分がより大きく力を伸ばす必要はあります。
ただ、例えば「1個上の自分を指導してくれた先輩には一生勝てないなあ」とか「同期の帰国生/経験者は上手いからずっと勝てないだろうなあ」みたいな疑問に関していうと、意外と簡単にひっくり返ります。
帰国生と経験者のところはもうわりと話したので、同じ属性の歳上の人との比較感で、なぜ意外と逆転がありうるのかを話します。(ちなみに、これはどちらかというと抜かされた先輩側の目線で書いています。後輩みんなすげえぜ)
①熱量
→正味ここに尽きるんですけど、ディベートに取り組んだ熱量の差です。いくら経験があろうと、熱量がなければそこからそんなに成長はしません。逆に、熱量を持って、先に述べた色々なリソースをフルに活用して頑張ったら、停滞している人なんて簡単に抜かせます。
1週間/1ヶ月で抜かす、とかはさすがに経験の差で厳しいところもあるかもしれませんが、感覚的に半年もその差が続けば余裕で力関係はひっくり返ります。
僕自身、就活で1年離れて戻ってきたら、その間も続けていた人達がみんな別人レベルで上手くなってたりしていて正直びっくりしました。
逆に、僕も人に誇れるほどの熱量を積み重ねたわけではないのですが、いうてほどほどの熱量で3〜4年ちまちま取り組んでいたので、当時僕がフルボッコにされた、1〜2年とかで辞めちゃった方々とかにはそれなりに勝てる気がします。
てなわけで、今は勝てない人がいても気にせず、その人よりディベートに熱く取り組めばきっといつか思ったより普通に勝てると思います。
②実力の飽和
→ディベート頑張ろう啓発本みたいなノリのこのブログで書くにはあんまり良い話でもないかもしれませんが、ある程度突き詰めると成長が鈍る点もあるっぽいです。
例えば、知識のスタートラインに差のある2人がいたとして、「ある論題に対するマターをちょっとでも知っている/全く知らない」という差があればそれはめちゃくちゃ大きい差で後者が勝つのは難しいかと思いますが、その後2人ともが同じような量の知識を追加で身につけた結果として「マターをより多く知っている/多くは知らない」という程度の差になると、論題によっては後者がたまたま知ってるマターの方が大事になったり、後者のアウトプットがたまたま上手くいったりという理由で逆転する確率が上がると思います。
また、例えば英語力も、出来る人と出来ない人では当初は圧倒的な差になっていたものが、出来る人が特に向上の余白があまりないのに比べて、出来ない人側がディベートのスピーチに慣れてきたりすると、勝敗の観点では意外とそんなに差がつかなくなってきたりすると思います。
こんな感じで各要素の差が埋まってくると、段々と「その時の運や出力のわずかな差」「当初見えていなかったが顕在化してきた他の要素における差」とかで勝敗が決まりやすくなると思います。
(いくら埋まってきてもひっくり返せないレベルの高い知識/英語力/競技理解などの力の差があればそれは別ですし、そこに英語ディベートのある種つまらないところと面白いところのどらちもが存在している気はします。)
そういった形で、当初差があると思っていた人に対して、のちのち意外とその差を埋められて勝つことができる、というケースはわりかしあると思います。
逆にいうと、そういう逆転を許さないために、既にどこまで高い水準にあっても、その差を確かなものにすべく、その力を伸ばし続けることに意味があることもこの競技の良いところかもしれません。
➂取り組んだ経験の差
→単純な時間とか熱量だけじゃなくて、「何に取り組んだか」によっても結構差が出る気がしています。
例えば僕は英語OAが未だに出来ないという話をしましたが、これは僕がOAをやった回数が少ないからではなく、「英語OA」をやった回数が少ないからです。
こういう感じでそもそもやらないと身につかないことってあると思います。それこそ、音源やレクチャー、レベルの高いスパーへの参加なども、かけられる時間がどうというよりも、単にやるかやらないかという判断の差が重要な気がします。
ちょっと違いますが、少し理解を深める例として出すと、たまに聞くのが「キャリアジャッジ」という概念で、これは周囲よりもジャッジに特化して、そこで専門性を高めたディベートのキャリアを追求するものです。
仮にそういった形で色んな大会にジャッジとして出た人と、どちらかというとディベーター中心で同じような大会に出た人のジャッジの力を比べると、ディベート的な総合力はさておき、さすがに前者の方が色々なジャッジ経験を積む分、良いジャッジが出来る確率は高くなるとは思います。
(色々な大会にジャッジとして出た、という要素は後者が経験しなかったものなので)
こんな感じで、何をやって何をやらないか?という点においては、それの良し悪しはさておき、明確に差は生まれると思います。
それを踏まえた上で個人的に言いたいこととしては、どんどんネクストステップにチャレンジすると良いのではないでしょうか?
別に日本語OAが完璧じゃなくても英語OAを練習しちゃえば良いと思いますし、背伸びした大会にも出てみたりしても良い気がします。
僕みたいに、英語OAをやらなかったら一生習得できないままだし、出なかったら一生メジャーも出ないままなので…。
もちろん、地に足をつけるべきタイミングもあるとは思いますがそこはバランスだと思います。
さて、色々書きましたが、僕は逆にこういう差を認識していて、理由に関わらず、自分を上回る何がしかを身につけた後輩を心底リスペクトしているので、プライドもへったくれもなくガンガンフィードバックを貰いまくったりしています。
僕はそんなスタンスもありだと思います。NEW KAWAIIですね。(最近FRUITS ZIPPERにハマってます。るなぴ推し)
Q12,ディベートで英語って上手くなる?
A12,
毎回回答の歯切れが悪くて申し訳ないんですが「絶対上手くなるけど、限界もあるから、英語だけが上手くなりたいなら他の勉強もいるよ」な気がします。
これこそ僕の実例なのですが、大学入学当初はほんまのほんまに英語が喋れなくて、マジでスピーチで次の単語が出てくるまで30秒詰まりました。
一方、今はそこと比べるとそこそこ喋れる言語にはなった気がします。7分スピーチはまあ出来るし、オンライン英会話をしてもイギリス人の先生に「not bad…」と言われることもあるし、インド人の英語ペラペラな人たちと会話して「君たち英語まじ上手いじゃん!」と言われるくらいにはなりました。
似たような純ジャパの一般入試の慶應生とか相手に「どや、わい喋れるやろ」みたいな感じを出してイキるくらいならたぶん多少出来ます。(しません)
数値も出しておくと、2年の夏に受けたIELTSではスピーキングが6.5だったのですが、そんくらいです。これは昔の自分と比べたらめちゃくちゃすごい。
そういう意味では、当初想定していたよりははるかに有用だった、やって良かったなあと思います。
ただ、じゃあディベートじゃなくて資格勉強とか、それこそ英会話とかをしていた時よりも英語は身についたのか?/このまま英語ディベートをあと10年やればネイティブみたいになれるのか?というと、どちらも多分そうではないと思います。
確かに英語ディベートそのものには慣れるので、このフォーマットにおいてペラペラ内容を喋ること、その中で色々な表現を使うことなどは出来るようになっていきます。ただし、別にそれは日常の場面での英語習得や、発音矯正や根本的なボキャブラリーの拡大、最も効率の良い英語を習得することなどとは重きが違います。
あくまで、「自分の出来る範囲の英語を使ってディベートをする」ことを頑張るだけで、「自分の出来ない範囲の英語を身につける」ことが主眼にある競技ではないです。
なので、僕は英語ディベートを数年やったからといって「じゃあ英語が上手いんですね!」と言われると、「いやちゃうねん…別に単にディベートをやってただけやねん…」という気持ちになります。
前にも書いた通り、今も別にくっそ拙い英語で、um‥とかいって詰まりながら、文法ぐちゃぐちゃの聴き取りにくい英語でスピーチをしています。別にそれでも怒られたりはしないです。
もっともっと続けて上手くなれば、そりゃ表現の幅も広がるでしょうし、構造化されたシンプルな英語で分かりやすく伝える力は伸びるでしょうが、ディベートの世界を離れた時に、ネイティブのようなウィットに富んで流暢で淀みのない表現が出来るようになるかというと、また違うと思います。
別に英語ディベートをやったからといって、「みんなで英語勉強!」みたいな時間が設けられるわけでもなく、「君のスピーチ、この表現をこう言い換えるとより良い英語になるね」みたいなフィードバックがあるわけでもないので、英語を学びたいなら普通に自分で単語帳なり資格勉強なり英会話なり留学なりする必要はあると思います。
今、実は入社先から課されたスピーキングのテストの受験を控えているのですが、練習のために解いた問題で「この一連の画像を見て、状況を上手く人に説明しよう!」みたいなやつでマージでむずくて困りました。
「えーっと、洗濯機にシャツを入れて、洗剤を入れて…」とか喋らされるよりも、普通にプレパ15分7分スピーチで「より良い人々の幸せとは何か!理由は2つ!」とか喋る方が楽。
要は、「そりゃ英語ディベートやって英語力はメキメキ伸びたからよかったけど、ちゃんと英語が上手くなりたいなら他の勉強もちゃんとしないとあかんかったな」という気持ちです、今。
もっとTOEFLとかやっとけばよかった…
オーソリと呼ばれるディベートの実力のあつきさんでさえ、「結局英語上手くならないとなあと思った」という理由でオーストラリアに英語を学びに行くそうです。
そんな感じで、ディベートをやれば絶対に英語力向上には結びつくのですが、ディベートだけをやっていれば完璧な英語力にたどり着けるかというとそうではない、という形だと思います。
まあでもめちゃくちゃ効果はあるので、英語ができない人ほどやり得な競技ではあります。
Q13, 英語って上手くならないと、ディベートも強くならない?
A13,
これも回答が難しい&既に話した内容と相当被ってるんですが、「別にそうとは限らないけど、実力の壁にはなる時があるし、必要性を認識したら上げたほうが良いとは思う」ですかね。
Q14, 何をしたら英語って上手くなる?
A14,
僕が聞きたいくらいですし、まあさっきも書いた通り単語帳、資格勉強、Youtube、英会話、留学等々やり方は色々あると思うんですけど、なんか個人的には資格(英検・TOEFL・IELTS等)のスコアメイキングをすると良いんじゃないか?と勝手に思っています。
ことディベートにおける体感なんですけど、英語で困る場面って「motionに使われてる単語むずすぎて何言ってるのか分からんくて詰んだ」とか「英語が速くて/表現が高度で聴き取りが難しいなあ」とか「POI打ちたいけどそんなスラスラ英語喋れんなあ」とかそこらへんな気がします。
ここら辺って、わりとこういう資格勉強で補える気がしていて、大体の資格で難単語の暗記はめっちゃ求められますし、リスニングは試験パートとしてあるので早めの英語で訓練すると思いますし、スピーキングでさっと綺麗な英語で喋る練習はTOEFLとかでめっちゃやると思います。
実際、僕は基本的に英弱すぎてスピークスが伸びないので昔から「勝てることはあるけどスピークスは基本低い」って感じなんですが、初めてスピーカープライズを貰えた2年夏のgeminiは、1か月くらいの付け焼き刃でのIELTS勉強の真っ只中でした。(会場に対策本を持っていった記憶がある)
正直大学4年間でまともに意識的に英語を勉強したのはその1か月くらいだったんですが、それだけで効果があった気がするので、ディベート的にも資格勉強は良いのではないでしょうか。
あと、マジで勝手に人のことを憶測で喋るんですが、今回QDOでめちゃ高なスピークスを獲得したしんtroも、ちょうどIELTSの勉強をしていたらしいので、この推論は間違っていない気がしています。
あと普通に高いスコアあるとめちゃくちゃ色々有利(なんかの学内選抜、留学、院進、就活etc)なのでぜひディベートと並行して頑張ってみてはいかがでしょうか。
Q15, 頑張ってる同期強すぎて怖くね?/熱量すごすぎて怖くね?
A15,
怖いですよね。僕はみんなすごすぎて怖いです。
ディベート的には、もう色々書いた通り、帰国/経験とか関係なく実力は頑張ったら良い感じに伸びます。もし現状の実力面で引けを感じていたら、熱量でわりと捲れるのでそこはそんな気にしなくていいです。元から上手い人たちがひと足先に先のステップに進んでいても、その分頑張れば追いつけます。
ただ、シンプルに熱意がある人に熱意的に勝てないなあ、ついていけないなあということはありますよね。
ここに対して、2通りの路線で意見を述べます。
①「でもそれ良いことじゃね?」路線
身近に熱意がある人がいるということは、捉え方によってはとても幸運なことで、色んなおこぼれをもらえることがあります。熱意に感化されて、「ほな自分も負けへんで!」と熱意を持てたらそれはいい関係ですし、彼らが積極的に仕入れてくれたディベートのマターや大会情報などを色々教えてくれるかもしれません。なんなら一緒に組んで楽しい世界を見ることもできるかもしれません。
熱意のある同期は、いないよりは絶対にいた方がありがたい存在ではあると思います。
②「気にしなきゃ良いんじゃね?」路線
どちらかというと伝えたいのはこっちで、熱意がなくても自分のペースでやってけばいいんじゃない?です。もう既にめっちゃ書いたので省きますが、この競技は自分のペースでやれば十分楽しいし余りあるメリットがついてきます。
追加でディベート外のことです。
こっちももう散々書いた通りで、ディベートはさておき、そういう人達はめちゃくちゃ大切な友達になるので、関係性は大切にして損はないと思います。「ディベートでついていけないからもう自分は彼らと仲良くできない…」はマジでそんなことないので、引け目に感じないで良いです。
仮にそういうディベートだけ上手い意地悪な人がいたらどっかに埋めましょう。(他に話題を作れなくて困っているだけの人は可哀想だからそっとしておいてあげて…)
ディベートがすごい人でも、他の面では例えば出席やテストに苦しんで普通に落単していたり、恋愛に苦しんでいたり、就活や院試に打ちのめされていたり、普通に全然同じトピックを共有できる人間なので、全然友達やれると思います。一緒にご飯食べてカラオケ行きましょう。
Q16,ディベート中マジで他のチームが何言ってるか分からんくね?全部分かってるの?
A16,
これどうなんでしょうすぎます。皆さん実際どのくらい聴いていてどのくらい分かっているんですか…?
先に僕の回答を話すと、スピーチのレベル感による、です。
例えば、すごくゆっくりな、シンプル〜な英語で述べられる論とかなら、さすがに完全理解できることもあります。相手の話の全てを理解した上で、適切にどこに反論を打つべきか、自分たちの論をどうぶつけて比較するべきか、理想的な動きを試みることができる時もあります。
ただ、爆速で、高度な話をしていて、えぐ上手い(聴き取れない)英語の論とかだと、普通に「スピーチずっと聴いてたけどマジで何言ってた今?」となることは残念ながら僕は良くあります。
「ほな詰みやないかい!」と思うかもしれませんが、(まあ大部分詰んではいるのですが)実はまだやりようがあります。
ここで、3つほど、僕の4年の経験でお届けする珠玉のカスディベートライフハックです。相手が何を言ってるか分からなかった時の super technicです。
(カスとか言ってるけど大事ではある)
①:多分相手が言っていた話を考える
→何も分からないとはいえ、少しでも拾える相手の話の断片が転がってはいたはずです。
「相手、老人かわいそうって言って気がするぞ…?ってことは相手の言いたかったことはこれでは…?」「何もわからんかったけど、この単語を言ってるということは、相手がGovなのを考えると、きっとこの論なんじゃないか…?」
みたいな感じで、推論して、そこに反論等を打ちます。
まあ大外ししたら当然爆死するのですが、まあそこの判断は(かわいそうな)ジャッジに任せましょう。
そして、この適当に推論するスキルは実は結構大切で、ディベートの経験を積めば積むほど「多分この論題に関してはこの論が出る」という感覚が出来てきて、相手の話をフルに聞かなくても、予め何を言ってくるか分かるようになっていきます。
また、マターやクッキーカッターを学べば学ぶほど、「ああ、その話ね」と瞬時に理解できる部分が増えます。いわゆるリスニング力を構成する要素は英語力に限らず、こうしたディベートの知識があるかどうかも大いに関係します。
その分、予め、かつ多くの時間をかけて良い反論や比較を考えられるので、上手い人ほどこのスキルが高いのは間違いないです。
むしろ、相手の話をフルで聞かなくてもちゃんと理解できることそのものが実力といっても過言ではないかもしれません。
②:相手が言ってなさそうだけど言われたくない架空の論と戦う
→これもコッスい策なのですが、一方で大切ではあります。
マジで相手が何を言ってたか推察もできない場合、「相手は多分言ってないけど仮にこれを言われてたらマジで嫌なので、そこに対して対応します!」という作戦が取れます。
自分たちの話をフル無視された相手からするとふざけんな、ではありますが、残念ながら聴き取れなかった時点でどうしようもなくはあるのでしゃーないです。
しかも、意外と効果的な理由として、「仮に相手が弱い話をしていた場合、そもそも反応する必要が薄かったので、むしろより大事な相手の想定論に対応できる」ケース(特にBP)と、「実はたまたま相手が言ってたことと被ってたので、上手く対応できてしまった」という2つのケースがあり、どっちも上手くいったら強いので、意外とアリなんですよね…。
③:相手へのエンゲージ(反論とか比較とか)を放棄して、自分たちの喋りたいことを喋る
→これもディベートという対話を重んじる競技の性質を踏まえると相当にカスなのですが、一方で何もないよりは相当に有効です。
もう、相手が何を言ってたかもわからんし、相手が何を言ってきそうかのアイデアも思いつかない場合、ぶっちゃけ相手に対して出来ることはないので、自分たちが喋りたいことをひたすらしゃべろう、というわけです。
当然、あまり評価もされませんし、されるべきでもないのですが、一方で自分が喋る段階でチームの論に穴があった場合、チームの解像度を上げて、最低限自分たちが何を喋りたかったのか、をジャッジに伝え切ることは重要な役割でもあります。
しかも、意外とよくあるのが、「お互い相手が何を言っているのかよく分かっていない、お互いそんなに相手に触れていない」という時です。
こういう時は最終的にどう勝敗が決まるかというと、(場に出てたそんなに的を射ていない細かい反論・比較や、追加でのジャッジの仕方なしの介入によるメトリックの持ち込みもありますが)わりかし「どんだけ自分たちがちゃんと自分たちの論を言えていたか」で決まったりします。
もっと具体的にいうと、ジャッジ視点、「いや〜どっちもお互いの論が分かってなくてちゃんと触れてないからどっちの話が大事か分からなくてどっちにも勝ち入れづらいんだよな…あーでも片方のサイドはインパクトめっちゃ曖昧だけど、もう片方のサイドはインパクト自体は証明できてるな…じゃあまあ最低限こっちのサイドの話が大事とは言えそうだから、これを勝ちの理由にするか」みたいなことって、結構あると思います。
この比較に持ち込まれた時に勝つためには、やはり自分たちの論の色々な要素、ロジック、example、イラスト、インパクトやらをちゃんと説明し切ることが大切です。
特にBPでは、チーム貢献という観点で存在感を強めて意外と評価を得られたりするので、本当に困ったらトライすると良いかと思います。
あと、組んでいるペアが英語自信マンだったり、ディベートつよつよ人間だった場合、「相手何言ってた?」と聞くと良いと思います。まあちょっと負担が偏りますが、これもチームのパフォーマンスを高めるために大切ですし、役割分担の範疇ではあると思います。
予め、「自分はスピーチを用意するのに集中したいから、このスピーチは代わりに聞いておいて」という分担をするのは日常的にあることです。
Q17, 論題(motion)マジで何言ってるかわからんくね?知識ないと詰み??
A17,
うーん、やっぱり知識があるに越したことはないんですが、基本的には詰むまではいかないと思います。
ディベートをしていると、本当に前提知識が何も分からないクッソむずい内容の論題と鉢合わせたりするんですが、そこで「はい終わり〜」となるのではなく、とりま何か言えないかを必死で考えることの方が大切です。
例として、(ほんまに未だになんも分かっていないし理解しようとも思わないので気が進まないのですが)インドの大会のR3のmotionの写真を載せます。ちゃんとは読まなくて良いです。
なんか色々書いてあっておもろいですね。OGでした。ワシに死ねというんか
人の頭が写真に被っていることからお分かりの通り、別に皆様に詳細にお読みさせるつもりもないです。(僕が解説できる内容でもないので…というか僕も読み返してないです今)
内容に関していうと、およそ知るわけもないマレーシアの政治状況が固有名詞てんこ盛りで書かれていて殺意しか感じないのですが、これ、よーく読むと「今!こんなスタンスの政党がこんな状況だよね!」みたいな政党の勢力図の話をしています。で、motionも難しいことを言っていますがめーっちゃ適当に言うと「この状況に対して、こんな思想の人たちはどうすれば良いでしょうか!」です。
つまり、マレーシア固有の政治トピックや国民層の懸念、勢力状況や著名な政治家などを何一つ知らなくても、そういう仮定の問題だと思って考えれば、「じゃあまあ普通に考えたらこっちの方が投票集められるんじゃない…?」という感じで、よくpolitics motionであるような投票の話とかに落とし込めます。
さっきインド編でちらっと書いた「分からなかったら、一般論を話そう!」とはこのことです。
これはあくまで一例なのですが、こんな感じでよくよく考えると、思ったより親しみを感じられるようになるmotionが結構あります。Sports IVに出た時に思ったよりスポーツじゃなかった、と書きましたが、色んな論題があったにも関わらず、結局は本当にだいたい毎試合「ファンはどうなるか、収益はどうなるか、スポーツ選手はどうなるか」みたいな同じような話をしていました。根底として大切になる分析は共通だったりします。
もちろん知識があった方がより細かく的確な話をできるのはそうなんですが(だからこそリサーチが大切です)、こんな感じで、motionを自分の分かるステージに引きずりおろす、というのも大事な対処法です。
あと、motion解釈は思いのほか、人によって全然揺れたりするので、自分の目線では自信のない解釈しか思いついていなかったりしても、堂々と話すと良いと思います。あまりに変な解釈だったらさすがに普通に負けるだけなので、その時はその時です。
(相手がマジで全然想定と違う解釈で話してくる時もあります。その時は、その解釈は違うよ!と言いつつ、その上でcharitableに相手の解釈に乗っとっても自分達の方がいい理由を言えるとベストです)
Q18, 古典って何?やってないと不勉強?
A18,
古典というのは、「昔から定番のディベートの論題」という意味で、よく「この論題古典じゃん(≒有名な論を使えるね)」みたいに使われます。
例えば、「THW ban tobacco」とか「THW ban zoo」とかですかね。
当然ですが、色々とありがちな話や論点を学んでおけると、その分たくさん活用出来るのでめっちゃ便利やん、というわけで、習得が奨励されます。
実際、古典100論題、みたいなたくさんの古典論題がまとまっているドキュメントも見た記憶があります。
でも、僕は思うんですけど、古典って何なんですかね…?別に体系的に習った覚えも、何か固有の論題に関してマスターした覚えもないんですよね…
正味何かの論題を渡されたとして、それが古典かどうか完全に判定する自信はあんまりないです。(多分自分の認識に漏れがあるので)
まあ意識的に先に暗記みたいなノリでやると良いのかもしれませんが、正直そういう勉強みたいな形で進めている人はそう多くは聞いたことはありませんし、多分普通に何回かやるうちに経験的に理解していけば良いとは思うので、古典をマスターしていなかったらダメ、もまた極論な気はします。
まあただ、行き詰まったら基礎に立ち返る意味で意識的に取り組んでも良いのかもしれません。僕はそのくらいの認識です。
Q19, ディベート用語が分からないまま会話が進んでるけど、理解してないの自分だけ?
A19,
よくある!ほんまに!!よくあります!!!
ディベートって本当に無数に用語があって、なんなら新しく生まれたりするらしいので(例:メトリック、デルタとか)、全部理解するのはめちゃくちゃ厳しいです。なんなら人によって同じものを違う用語で喋ったりするので尚更。
でも、そういう用語を喋る人って、意地悪で使ってるとか、イキって敢えて使ってるとかではなくて、大半は本当に用語を使わざるを得ないから、正確にいうと用語を使わなかった時のコストが重すぎて使わない理由がないから、なんです。
例えば、「デルタ」を使わなかった場合、これを日本語に正確に訳すと(多分)「自サイドの世界と相手サイドの世界を比較した際に発生する、発生している差分」なんですが、どう考えても3文字で済ませたいじゃないですか。別に「差分」って言えばいいんですけど「何の差分?」って感じで、用語を使う時よりも文脈が特定しづらくて分かりにくいので、結局用語を使った方がいいんですよね。
そんなわけで、僕も気を抜くと(一般人からすれば)なんだかんだ用語てんこ盛りで話す人間になってしまいましたが、もうそれは仕方ないです。許してあげてください。
それで、分からなかった時の対処法なんですけど、まあ普通に恥を捨てて相手に聞くのが一番早いです。そんな感じで、無数にある用語のうち1つくらい分からないことはそんなに恥ではないので、聞いた方が良いと思います。聞くは一時の恥、聞かぬはなんとやらです。
でも!聞けませんよね!僕は聞けませんでした。小物なので。そんなあなたに朗報なんですが、普通に知ったかぶりをすれば良いと思います。
いうて用語も言語みたいなものなので、何回も聞いてるとさすがに「あ〜そういう意味ね」ってなったりします。大体の人がこんな感じで身に付けてるんじゃないでしょうか。
あと、そんなに頻繁に出てこない用語ならばその場でスルーしてもその後影響はないので別にOKです。知ったかし続けて、明らかに支障が出てきたらそれは大事な用語だと思うので聞いたり調べたら良いと思います。
参考までになんですが、全然4年生でも日々知ったかぶりして生きてるので気負わず生きてください。
Q20,ラウンド練っていっぱい参加が正義?行ってなかったら終わる?
A20,
これもよく議論になってますよね。
外さない回答をすると「行ったほうが経験を積めるので良いが、目的意識がなければ効率が悪いのであまり意味はない、他の練習をすべき」です。
なんでかというと、ラウンド練って他の人のスピーチを聞いたりOAを聞いたりする必要があるので、意外と時間を食うんですよね。1回1〜2時間かかります。
例えば、「チームでの連携を練習する」とか、「新しく決めたやり方を実践に持ち込む」とか、ラウンド練でしかできない明確な目的意識があるならばめちゃくちゃ効果的なのですが、一方で何も考えずにやると、ただ1つの論題に対して7分スピーチをするためだけに1〜2時間使う営みになってしまいます。
それであれば、たくさんプレパ練をして、15分とかで1論題を回したり、個人練習でリサーチやらスピーチをたくさんするほうが良いじゃん、という形です。
…というのが一般論なのですが、敢えてここでは中途半端マンとして「何も考えず参加しまくれば?」という論を提唱させていただきます。
最も大きな理由としては、人間、そんな効率的な理論に沿って生きれないと思うんですよね。
この道に関して言えば僕はprofessionalなのですが、計画の99%を志半ばで終わらせられる能力を持っています。
皆さんも「1日100単語やれば1年後には最強!うおお!!」とか計画立てませんでしたか?僕は立ててました。基本何もやりませんでした。なんなら計画立案に割いた時間のほうが絶対に多いです。
何が言いたいかというと、仮にラウンド練に行かない選択をしたとして、そこに対して自分で色々計画を練って遂行するのって、思ったよりハードルが高くないですか?ということです。
挫折して、やっぱ練習いいや…となり、むしろラウンド練に参加していたほうがちゃんと練習していたじゃん、という結果になってしまうケースもわりとある気がします。
そういう意味でいうと、ラウンド練は参加した以上、与えられた論題に対しては本気でプレパ・スピーチをする義務があるので、何らかの収穫の最低保証はあります。
また、別に収穫がないだけなら良いとして、より悪いリスクとして、ラウンド練に顔を出さないと、人によってはコミュニティ離れにつながりうる可能性があると思っています。
ディベートのモチベって、わりとコミュニティが理由になる部分が大きくないですか?
「拙者、他人に興味無し、我が道を往く」みたいな感じの自己研鑽の鬼みたいな人がいればそれは全然良いんですが、大多数の人のモチベは「みんなに負けずに頑張るぞ!」とかそんな感じな気がします。
他にも、「他のディベーターに会うため」に副次的に、ディベートをやるパターンも多いと思います。(例:同期に会うためにラウンド練行こ!)
そういう感じで、コミュニティとしての帰属意識を感じていることは、ディベートに取り組む上で基本的に正の働きをすると僕は思います。(もちろん負もあるけど)
で、そのコミュニティを最も形成してくれる要因の一つがラウンド練なんじゃないかなと思っています。
喋ったことがない人と喋るようになったきっかけって、ラウンド練で当たったから、とか、OA待ちの時間や帰り道にみんなで話したから、とか、ラウンド練後にみんなでご飯に行ったから、とかな気がします。
なので、ラウンド練に行かないと、自分の中でそもそもこのコミュニティが形成されず、モチベ自体の減退を招いてしまうんじゃないかと思います。
いや〜な話をしますが、あんまりラウンド練に行かないうちに、知らない代が大半になってしまって、顔を出しづらくなってしまい、ますますラウンド練に行かなくなって、コミュニティの意味合いが薄れて、より魅力を感じなくなってついにはディベートがどうでもよくなり…
みたいなシナリオ、あんまり望ましくはないと思います。
だったら、非効率でも、何も考えずにラウンド練だけは参加しておけば、知り合いも増えて楽しいかもだし、結果的にディベートのモチベも出て、そこで初めて他の練習に対してもより意欲的に取り組めるかもです。
別に全然ラウンド練適当にやると非効率論は賛成してますし、ぜひぜひ代わりの自主練等もやるべきだとは思っているんですが、ともするとこれを真に受けすぎて望まぬ方向に行ってしまう落とし穴もあるなと思ったので書いてみました。
僕みたいに、別にストイックではなく、わりと人間との関わりに意味を見出しがちな人間は、適当でも参加し続けると良いんじゃないかな〜と思います。
実際、なぜ僕がぼちぼちこの競技を続けられてきたかというと、困ったら何も考えずにラウンド練に行く、というコマンドをインプットしていたからだと思います。
音源とか、レクチャーとか、プレパ練とか、なーんも知らずにやっていたので、ディベートをやる=ラウンド練か大会に参加、だったんですよね。
結果的に別にそんなに上手くはなりませんでしたが、やってないよりは絶対に良かったなと思うので、そんな考えをしてみても良いかもしれません。
Q21, 自主練って必須?
A21,
上手くなりたかったらぜひやると良いと思います!!!!
もう触れた音源やらレクチャーやら古典やら、あとは触れてませんがスピ練やらプレパ練やら選択肢は色々ありますが、適切なものを適切にやると良いと思います。
別に誰にでも当てはまるベストプラクティスみたいなものはないので、これをやれ!とは言いませんが、ぜひ自分で色々トライしてみたり、先輩に「自分の状況を鑑みると、何をすれば良いですか?」みたいな感じでアドバイスを求めると良いと思います。
一方で、度々述べている通り、そんなにガチでやらなくても良い競技なので、全然やりたくなかったらやらないで楽しめば良いと思います。僕はそっち寄りでした。
(まあでも自主練ちゃんとしておけばよかったな…)
Q22,スパーって何?
A22,
なんでスパーと呼ぶのかは知らないんですけど、野生のラウンド練みたいなものです。discordやLINEやらなんやらで、勝手に人が募集して勝手に集まってやる野良ラウンド練です。
公式なラウンド練の開催時間・回数に縛られずに自分たちの好きな時間に好きな分だけ出来たり、他のインステとも気軽に練習できたり、似たような志向の層(同じ大会を目指している、とか、1年生だけで集まって練習してみたい、とか)で練習できたりするので、かなり主流の練習の一つです。
(多くのラウンド練にいない上級生は知らんとこでスパーをして引きこもっていたりします 自分達が行って荒らすのもやだ、上級生同士で練習をしてより効率を高める、みたいな理由もあるんですが、単に後輩と喋れない…という理由もあったりします)
開催すると意外と人は集まるので、気が向いたら開催しまくってみるといいのではないでしょうか。
逆に、Japan Debaters(discordのサーバー)で頻繁にスパー参加募集が流れてくるので、たくさん参加してみても良いかもしれません。
ちなみに、他大学のラウンド練にも参加できるので、その大学の誰かに頼んでdiscordやLINEグルーブに入れてもらうといいと思います。
Q23, 組むペアいなくない?
A23,
え、いなくないですか?
当たり前のようにペアを見つけないと大会に参加できないこの競技、激ヤバだと思っています。
ペアを組むのって、軽い告白みたいなとこあって(ほんとに!そんな重く考えないでほしいんですが)、言い換えると「自分と複数回一緒に(時には練習を含めて)プレパやスピーチをして、ある大会に関して自分と命運を共にしてくれませんか」なんですよね。
冗談で言っているわけではなく、これを言い出すハードルってそのくらいめちゃくちゃ高いと思ってます。誘える人本当にすごいし偉い。
しかも、みんなが同じ大会に参加しようと思うので、一種の探り合いみたいになるんですよね。誰かと組もうと言えば、時にそれは誰かと組まないことを意味してしまったりします。
しかも、仮に誰かの誘いを断ったあとで、その後同じ大会の別の人からの誘いに乗った場合、それは最初の人への大きな拒絶を意味してしまったり…ペア探しって、マジで残酷だし大変で面倒だと思うんです。
これって、自信のないディベート始めたての時には大きなハードルになると思います。(というか今も全然、人を誘ったり誘われたりするのは緊張します。)
…いや、めっちゃ問題提起しておいて僕がこの問題をめちゃくちゃ鮮やかに解決できるとかではなくて申し訳ないんですが、その気持ちマジで分かるよということを言いたいんです。
いざそうなると本当に孤独に感じるので、少なくとも「俺は分かるよ…」という寄り添いになればと思います。
確か、1年生の時にアジ橋かなんかに出ようと思ったけど組む相手がいなくて悲しかった記憶があります。他にも全然同様の思いをしたことは無限にあると思います。(まあ最初は国内渉外が勝手にチームを組んでくれるので安心!)
逆にいうと、みんなそんな感じでペア探しは大変だなと思っていると思うので、みんな人のことはぜひぜひガンガン誘ってください。
めちゃくちゃ人を誘ってくれる人、あなたは多分人をめちゃくちゃ幸せにしています。誘われて嫌な人はそうそういない!
あと、ハードル高いよねとかいいつつなんなんですが、マジでみんな人をめちゃくちゃ誘ってください。お互いに。
そうすれば逆に断るハードルも下がりますし、みんなハッピーです。
その上で、自分のような人に向けたペア探し対処法です。
①対面で誘う
→なんと、対面だと相手は断りにくいです。圧かけましょう。相手が油断してるラウンド練とかの後にスッと相手を捕まえると良いです。
②文面で誘う
→対面で喋れるわけないだろ、と思いますよね。僕はそう思います。なら、LINEやらdiscordで送りましょう。気楽です。
➂全体募集をかける
→最強です。最もおすすめ。
対面で話しかけたくない、誰か特定の人に話しかける勇気がない、誰かを誘った時の波及効果が面倒、これらのなくなったほうが幸せになれる悩みを全て消し去れます。
もし出ても良いよ〜という人がいれば、勝手に名乗り出てくれますし、winwin度も高いです。マッチングですね。別に誰も出たくないよ!だったら、別に誰からもnoを突きつけられることなく自然に流れていくので、それもそれで気が楽です。
最悪の例えをすると、釣りみたいなもので、さらに最悪の例えをすると、僕はマジでありがたいことになぜか全体募集をかけた時の釣果がめっちゃいいです。(これまで組んでくれた方々、本当に本当にありがとうございました!!!!)
④先輩を誘う
→僕みたいに、ペア探しの苦労を本当に身に染みて知っている先輩は意外といます。そういう人は、後輩から誘われたら大体快諾します。なぜなら、その行いがいかに大変か、ペアが見つからないことが悲しいかを知っているからです。
しかも、先輩ってもう結果とか実力とか満足しててもう楽しめればなんでも良いフェーズに入ってたりするので、勝てなそうでも全然いいよ〜みたいな人がわりといます。狙い目です。
⑤同期を誘う
→まあ普通に定番だし組みやすいと思うんですけど、そんな話ではなく、同期にもビビり散らかして全く誘えない僕のような人が対象です。いや、むしろ身近すぎてあんま誘えなくて…
そこで!そんな皆様に、上級生限定にはなるのですが、伝家の宝刀「同期せっかくだしスキーム」をご紹介いたします。
内容は簡単で、同期を誘う文句として、「俺たちもう卒業だし…今までそんなに組んだことないし、せっかくだし今度組まない?」と言おう、というものです。
こう言われると、なんか否が応でも同期の絆みたいなものを感じてしまいますし、貴重な機会感、やらなきゃもう出来ないよ…感が出て、断りにくいです。もう卒業なんだから、堅いこと言わずにさぁ…みたいな卑怯なスタンスも滲み出せます。
しかも、何より大事なのが、自分に暗示をかけられるところです。普段なら誘う勇気が出ない中、これを使おうと思うと、意外に説得性が高いので「ほな僕から誘っても別にいいか」と自分で思えます。パーフェクト。
もしかすると少し応用すれば下級生でも使えるかもしれません。「俺たち、あと少しで2年生終わっちゃうし…」とか「みんなが忙しくなる前に少し組んでみたくて…」とか。みんなが持ち寄った最強の口説き文句大会とか開きたいですね。
これ、大変有用なので、ぜひ使ってみてください。
⑥後輩を誘う
→先輩は強かったり色々教えてくれたりするので大体の後輩は喜んでくれますよね。基本組んでもらえます。
でも、そんな特権層の話をしてもしょうがないので、ただ歳をとってしまった僕のような先輩向けに変な戦略を紹介します。
題して、「こいつ何に誘ってもくるやん…」ブランディングです。
基本的に、運良く後輩から誘われたら、それはもう快諾します。相手が軽く引くくらい。
すると、さすがに不気味に思った後輩が「あの先輩なんか怖いくらいの勢いでOKしてくれたんだけど…」と不審者情報を周囲に共有します。
結果、「誘ったら、予定とか被ってなかったら多分来てくれる人」として広く認知されることで、気軽に組めるペアいないかな〜と思っている後輩達から、より輝いたスターのような先輩を差し置いて誘いを受けられるというわけです。輝きに甘んじた同期や先輩達にコーナーで差をつけましょう。
こうすれば、自分は誘わずして、誘われまくる状態を形成できるかもしれません。
ぜひ真似してみてください。
Q24, コミってやってないとダメ?
A24,
前提、コミというのは大会の運営のことです。色々役職があります。TD(トーナメントディレクター)という人が一番偉いです。
なんか同期とか周りがやってると「あれ…出遅れてる…?」みたいな感じで焦るかもしれませんが、やってないとダメかと聞かれると、別にそんなことはないです。社会生活が苦手なので、僕も2〜3回くらいしかコミはやったことがないです。別にディベーターとかジャッジだけやってて楽しかったらそれで良いと思います。
ただ、やった方がいいか、と聞かれると、やってみてもいいんじゃない、とは思います。
1回目のブログ(http://keiodebate.org/blog/keiodebateopen2023/)に書いたんですが、コミをやるとディベート界隈とか大会のことが色々分かってめっちゃ勉強になります。あと、一緒に大会を運営していく過程でディベーターと仲良くなれます。
しかもそれだけではなく、コミ好きの人から聞くには、コミそのものがめちゃくちゃ楽しくて良いらしいです。軽いお仕事、企画運営みたいな側面はあるので、文化祭実行委員会とかが好きなタイプの人はハマるかもしれませんし、何より参加者からすると本当にありがたい存在なので、やりがいというか意義は間違いなくあります。(全てのコミの方に感謝。)
色々なコミを歴任している同期のりゅうのすけは「単に楽しいからやってる」と言っていました。ブログにも書いてましたね。また、コミマスターとして全てのディベーターから感謝されている人達(神谷さんとかね)、その道を極める人達(謎にtabはその系譜が強いです。名前は挙げませんがもっと上の代の方から、いのはんくん→くろえ、あやかとーとかでしょうか?)などなどコミの有名な方々もいらっしゃるので、やってみると新たな自分の楽しみが生まれるかもしれません。
ちょっとAC(論題を作る人)とかはやったことなくてよくわからないので回答さえ出来ないんですが、もしやれる機会があるならぜひやるといいと思います。モーションバランスや面白さなど色々な側面から良い論題を作成してディスカッションしていく過程は本当に勉強になると聞きます。内々で声掛けがあったり公募があったり勝手に大会を開いたりと色々道はあると思うんですが、ディベートをちゃんと頑張ろうと思う人は目指してもいいかもしれません。あと、単に面白い論題を生み出したい人にも良いかも。
逆にいうとACやったことなくてもオープンブレイクは出来ます。(というか実績求められがちなACの方がハードル高いかも…?)
まあでもなんか流れたんですが、そういえば僕も2年生の頃にちょろっとACやらないかみたいな話が来たことがあった気がするので、意外とチャンスは近くに転がってるのかもしれません。
Q25, 執行部はやった方が良い?
A25,
別にやらなくても良いんですが、僕はオススメします。
コミと似た感じなんですが、サークル理解につながりますし、仕事を通して執行部や他の部員と仲良くなったり、そもそもやりがいがあったりします。
僕はめちゃめちゃやって良かったです。
実際、楽しいからか結束が強まるからか、なんだかんだディベートを続けるアクティブなメンバーの多くが執行部がち、というのは毎年見る光景ではあります。
ただ同時に、毎年無職でめちゃめちゃアクティブで中心メンバーな人もいます。なので、やらなかったらダメとかでは全くないです。気にしなくていいです。
個人の判断で、好きな方を選択すると良いと思います。
あと実利的には就活とかでも喋りやすかったりしますね…。
(あと、仕事を通して自分の至らない点を認識できるので社会勉強にはなります…)
Q26, なんか知らんとこでコミュニティ出来ててついていけないよー
A26,
分かります!!(自己回答)
1つ大会に参加しなかっただけで知らないとこの輪が出来てたり、他大練に行った人たちが知らんうちにめっちゃ仲良くなってたり、自分が知らないところで行われていた遊びで盛り上がっていたり、しかもそこからディベートでのチームとかが出来ていて、もうますます疎外感を感じて悲しくなったりしませんか?僕はしました。
これも実はさっきの「ペア探しむずいよね」ってやつと近くて、まあそりゃそういうこともあるよねって感じなのでめっちゃ力になれるわけではないのですが、わりとよくあることなのでそんなに悲しまなくて大丈夫です。
悲しみの実例:1年生の夏、たまたま行かなかったラウンド練な日に、同期で花火大会に行く話が出ていたらしく、参加できてなくて結構落ち込みました。でも後から聞いたら後に梅子に参加する同期もそうだったらしくて自分だけじゃなくてよかった〜と思いました。家でドライヤーしてた時にその様子をインスタで見て悲しかったらしい。
あとよくあるのが、知らん間にインステとか学年の垣根を超えた周囲のつながりが発足しているパターンですね。その人が話題に出ても「ついてけんよ〜僕その人知らんよ〜」となりがち。
悲しい話をした後で、希望パートです。
逆に、拍子抜けするくらい簡単に自分のコミュニティが広がることがあります。
ディベート遍歴のところにも書いたんですが、仲良くなるきっかけは本当にひょんなことだったりします。たまたまラウンド練で鉢合わせたとか、誘われて泊まったエアビが同じだったとか、友達の友達としてご飯で同席したとか、全体募集した大会で初対面で組んでみたとか。
僕も4年生で戻った時はもう知り合いも少なくて怖かったのですが、気づいたら色んな人とむしろ今までより仲良くなれています。
そんな感じなので、多分そういう感じで凹んでいる人が思うよりも軽〜く、自分の知らない人達と仲良くなれる機会は来ると思うので、「きっといつか友達になれるさ〜」くらいのテンションでいればいいと思います。
もちろん、もしコミュ力と勇気があって、もっといろんな人と仲良くなりたいなら、それこそ他大練に出たり、遊びや飲みに誘ったり、チームメイトやスパー募集をかけてみたり、アクションを起こしてみるといかがでしょうか。多分思ったより効果があります。
Q27, ジョイントって組めなくね?
A27,
組めませんよね。他大学の人に声をかけるなんて無理ゲーやろ、と1年生の頃の僕は思っていました。
これ、意外とデカいインステほど顕著かも、と思っています。僕がそうだったのですが、自インステ内にたくさん人がいるので、人間関係がそこで完結しちゃうんですよね。これは恵まれていることでもあります。
ただ、他大学の人と全然仲良くないな…というのも寂しいし、たまにジョイント制限の大会もあったりするので、そういう時にちょっと困ると思います。
ただ、まあ思ったより全然組めるよ、っていうのが結論です。
もうペアの募集方法は色々書きましたが、誘い方によってはむしろ自インステより全然楽です。全体募集でランダムに声をかけたり、喋ったことないけど知り合い、くらいの人にDMで声をかけてみたりしてみると意外とすんなり組めたりします。
実例として、2年終わりに紺碧杯という大会があったのですが、その時僕はXで「誰か組んでください!」と声をかけて、幸運なことに全然喋ったことのなかったUTの同期(ゆりこ)と組んでもらうことになり、そこからさらに獨協の同期(そーすけくん)に声をかけてAsianで出場して仲良くなれたりしました。
せっかくのインターネット全盛の時代なので、インターネットを使いまくりましょう。
あと、こちらももう書きましたがコミュニティの拡大です。何年かやってると、わりと大学の壁が気にならないくらいには他大にも知り合いが出来たりします。僕みたいな自インステ引きこもりの人間でもそうなので、多分皆さんならもっと大丈夫です。
そうなれば、あとは単に他大の知り合いを誘えば簡単にジョイントの完成です。
Q28,スピーチって暗記ゲー?本当に即興?
A28,
これ気になりませんか?僕は気になったんですよね。「上手い人ってペラッペラ喋ってるけど、あれ全部ほんまに即興なんか…?予め考えてない…?」みたいに思っていました。
てなわけで、レクチャーでよしパンくんとなささんに聞いたので回答を横流しします。
「さすがに全て暗記しているわけではない。ただ、自分、同じようなマターを使い回したり同じようなことを喋ってるなって時はある」だそうです。
まあ要は経験はものをいうが、別に全部用意しておく必要はないよ、って感じでしょうか。
僕は「なんかもはや決まったトピックに対しては一言一句決まった最高出力のスピーチを作成して覚えておかないとダメなんじゃないか…?終わった…」とか極論を考えていたんですが、さすがにそこまでじゃないってことだと思います。
Q29, 受験みたいなノリの知識必要じゃね?
A29,
僕は個人的に未だに思っています。ただ、客観的にはそうでもないとは思います。どっちの立場でも書きます。
ディベートのトピックにおける決まった論点や、ディベートをするにあたって求められる前提知識の水準って、やっぱりシンプルな学力、知識にかなり依存する気はしています。
自分の例でいうと、一年生の大会かなんかで、まだ色々な知識が頭にあったとき、受験地理で習ったフィンランドの福祉制度かなんかの話をして褒められた記憶があります。こんな感じで、知識はめっちゃ活きます。
(ディベート外の知識で褒められるという経験、もう基本ないのが悲しいですね…全部忘れました。)
これはXでもつぶやいたし、あつきさんとかかつゆきとか(たぶん)にも話した記憶があるのですが、おじいちゃんなので同じ話を繰り返すと、マジで教養として世界史を履修していたかったです。ただの僕の不勉強なんですけど、本当に昔の植民地問題とか部族対立とか宗教戦争とか社会主義とか色々知らなくて…
僕は日本史と地理をやってたんですけど、ディベートに日本史要らなすぎるやろ(涙)とは思っています。(まあ全部忘れましたが。)
あと、普通にもっと色々勉強頑張っておけばよかった…とは思います。知識があって損することはないですからね…
まあでもこの話をすると、普通にディベート用の知識としてインプットすればいいだけではありますし、目先の大学の勉強とか英語の勉強をちゃんとする方が全然大事でディベートに活きるので、そっちを頑張ればいいと思います。
世代最高のディベーターが高校までの学力で世代最高だったかというと全然そうとは限らないと思います。
そういう意味では、大学からフレッシュに頑張る人にもおすすめできる良い競技かもしれません。
うん、書きすぎました。これ卒論にならないかな。いっぱい書いて、いっぱい振り返ったりして、KDSに入ったばかりの頃の昔の自分を思い出してたら、卒業するのが寂しくなってきました。自分は特段強いディベーターではなかったですが、誰かにとって良い先人であれたら何よりです。みんな良い感じにディベートから幸せを享受してください!
5, 大会結果
novice best speaker
3rd: Shintaro Yamada
open best speaker
2nd: Taisuke Yoshimura, Ryunosuke Gyotoku
6th: Yohei Horiguchi
✨open quarter finalists
Tro- Salmon (Yuto Mogi, Shintaro Yamada)
Why do people like beaches so much? (One of us is from Hawaii) (Aya Kato, joint)
✨open grand finalists
Summer Dissonance (Taisuke Yoshimura, joint)
open grand champion
博多完全”攻略”マニュアルver. 2025 (Yohei Horiguchi, Ryunosuke Gyotoku)
open grand final best speaker
LO, Ryunosuke Gyotoku
















































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