いちねんせいでがんばったでぃべすす

みなさんこんにちは!今回はでぃべすすについてのブログを21期のエースましうに書いて貰いました!時期的に結構前ですが、過去の記憶を振り絞って振り返ってあり、ましうらしい文章でテンポよく読みやすい内容だと思います!

それではどうぞ!👇👇


 KDS2年の小林真脩です。3月初旬に行われたディベートのすすめのブログを書かせて頂くことになりました。タイトルにあるようにディべすす時は1年生であったものの、もう2年生になってしまいました。執筆が遅れに遅れてもうICUTも春Tもエリザベス杯もNDO/TDOも経てしまっているので色々訳が分からないですが、記憶を辿りながら書きたいと思います。なにせチームとして準備できた時間が非常に少なかったので、こう練習したらこうなったとかこうするといいとか役に立ちそうなことは書いてないし、非常~にまとまりのない感じになっていますがご容赦ください。大会まで、大会の感想、謝辞等という構成になります。


Table of Contents

1.大会まで

2.大会の感想

3.謝辞など


1.大会まで

 大会には、KDSの同期のとしやと、WADの同期のわたなべと出場しました。このチームは前々から決まっていたとかではなく、けっこう直前になって決まったものでした。元々としやとは組んで出たいね~と言っていたのですが、残り1人のパートナーがなかなか決まりませんでした。ジョイント大会だしオープン大会だし、せっかくなら普段組む機会がないような他大のOBOGや上級生の先輩方を迎え入れて組みたいなという方向性は共有していたのですが、「誰がいいだろうね~」「誰がいいかな~」「〇〇さんとかは?」「ああいいね~、〇〇さんは?」「おーいいねー」とドリームチームの構想を日々のんびり重ねていたところ、もう大会のインビテーションが始まってしまい、「え!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!もうインビテじゃん!!」となりようやく具体的にチーム作りが始まりました。ところが、色々な先輩方に声をかけて回ってみても、それぞれ予定が入っていたりほかの人と組むことになっていたりしてなかなか決まりませんでした。そりゃそうだろうな、もうインビテ始まっちゃってるもんな。。。という諦めムードのなか、んーじゃあ同期では誰かいないかなと思っていたところで白羽の矢が立ったのがわたなべでした。同じ高校でディベートをしていたということもありいつか大会で組みたいなあと思っていたのですが、「あれ?これいいチャンスでは?」となったので誘ってみると快諾してくれたので、晴れてチーム結成となりました。「いちねんせいが、ただいがくのせんぱいとじょいんとをして、いっぱいまなびをする!」から「1年生チームでゴリゴリのオープン大会に殴り込む」に完全に趣旨が変わってしまいましたがまあ頑張るかとなりました。

 チーム名はチャパティーで出場しました。特にこれといった理由はなくつけてしまいました。2月中旬に開催されたざかんさいに出場したのですが、2日目の会場で、「え!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!アプリケ今日までじゃん!!!」となり、2人にチーム名の希望はあるか聞いたところ、チーム名はなんでもいいが黒板に書くとき面倒くさくないものがいいとのことだったので、一単語でシンプルだが響きのかわいいチャパティーにしました。チーム名決めるの難しいですよね。いろ~~~~いろ考えた末だに訳の分からない名前をつけてしまいがちです。

今までつけたチーム名で1番気に入っているのはAsian Bridgeに出場したときのチーム名の「ポチャポチャ」です。あのときは、あの名前で何かの大会にどうしても出たいとずっと思っていたのが実現した念願のポチャポチャだったのですが、今回は適当に決まりました。同じような響きの同じような言葉なのに思い入れはここまで違うのだから、チーム名ってよく分からないなおもしろいなと思います。書きやすいために短くしたけれど、実際のラウンドの時は、あまりに適当にチーム名をつけすぎてしまったため3人ともチーム名を忘れていちいちタブを確認するというタイムロスが起きて大変でした。

とにかく、大会の様々な締め切りは逐次確認しておく、チーム決めは計画的にという学びを得ました。計画的にというかまあ今回は頭が悪かっただけですが、大事なことですね。

 チームが決まったのがある程度後になってしまったこと、予定がなかなか合わなかったことなどが原因でチームでの練習はほとんどできませんでした。一回ラウンド練習がかろうじてできたくらいでした(プレパ練は数回しました)。ロールは、色々な案があって迷ったのですが、ガバのときは1st自分、2nd わたなべ、Whipとしや、オポのときは1st自分、2nd としや、Whipわたなべという感じにヌルっと決まりました。

 

  1. 大会の感想

結果としては、チームとしてはQuarter Finalist, 個人としてはありがたくもルーキーベストスピーカーとオープン10thベストスピーカーという結果になりました。感想を述べます。

 

・上級生/社会人と当たるとこわいが、ちょっとたのしい

 自分たちのマッチアップを振り返ると、オープン大会満喫!ディべすす満喫!というマッチアップだったなあと思います。R2ではのちのGrand Finalistとなるチームと当たり、PQFでは4年生チームと当たり、QFではのちのChampionとなるチームと当たり、という感じでした。いわゆる強いチームと当たることのメリットは、もちろん戦略を学べるとかそういうのもありますが、臨場感というかディベートをしているという感じを味わえることだと思います。生存本能というか、やばい殺される殺される殺されるという気分になってプレパ中も試合中も頭がブワー―――っと回る感じになると思います。

 そういったわけで、頭が真っ白になったとかではなかったものの、頭は正しいほうに回らず結果としてはR2もQFも負けということになってしまいました。あとからジャッジのフィードバックを聞いたり自分で振り返って考えてみたりすると、まだまだ言えることがあったなとわかり悔しさの残る感じになりました。

 PQFは、相手が4年生3人のチームなのでこわかったしQF免除の先輩などがラウンドを見に来ていてこわかったですががんばりました。このラウンドもいま振り返って考えるともっと違う話ができたなと思いますが、あのときの頭脳でやれることはやったのかなと思います。また、プレパは比較的普段通りの精神状態で臨めたのも大きかったと思います。もちろん相手は上級生だったので緊張しましたが落ち着いて自分たちの話を考えられたと思います。THR the choice of trans women to subscribe traditional standards of female beautyというモーションでガバでした。見ていた先輩はオポが勝ったと言っていたので勝敗はよく分からないですが、結果として勝ってQFに進出できたのでうれしかったです。

 自分はけっこう、スピーチのよい相手に当たると説得されてしまう/思考が停止してしまうタイプなのですが、今大会では比較的がんばって頭を働かせられた気がします。練習でそういった上手と言われる相手と当たれる機会があったからか、単純に、以前より、強いと言われるディベータ―のスピーチを聞く機会が増えたからか、勝敗というよりは満足のいくパフォーマンスをしようという諦め半分のマインドが働いたからか、ともかくよい経験ができました。練習でも本番でも、上級生などのチームや強豪と言われるチームに当たると怖気づきがちですが、そういう場所で初めて自分のディベートが試される感じがするし、むしろ「よーしがんばるぞ」というマインドを持ててはじめてそういった機会がトラウマではなくて学びとか楽しみなると思うし、がんばろうって思いました。

 

・具体性って大事

 今回ブログを書くにあたって、過去の自分のブログは何書いたっけなと振り返ろうと思い読み返したところ同じようなことが書いてあったので、具体性大事なんだなあって思っているのだと思います。

 実際には全然できないのですが、メンタリティーとして具体的な話をしようとするようになってきているのかなと思うし、1年生の最初の方などとどこが1番変わったかと言われればこの点になりそうです。1年生の最初のほうは、常にいろいろ新たにロジックを吸収したり考えたりして、闇雲にそれらがあてはまりそうなモーションにそれらをぶち当てて相手にぶち当ててということをやっていた気がしますが、色々なスタイルのスピーチを聞いたりジャッジをしたりするうちに、なんか色々言っていても結局誰に何が起こるのかなどが分からないスピーチは聞いていて辛くなるなと思うようになりました。でもやってみるととても難しくて、単純によく言われるイラストであったり具体例を足すだけでも説得力は増すものの、アクター分析であったり背景知識であったり語彙であったり想像力であったりもっと色んな能力が要求されるなあと感じます。

今大会で特にそれを感じたのはR4です。モーションはTHR the concept of  “the one that got away”というものでサイドは肯定側でした。ブレイクがかかっていたラウンドで、相手は強い同期だったのでとても緊張しました。キャラクターが分かれるディベートかなと思ったので、キャラ取るぞキャラ取るぞキャラ取るぞキャラ取るぞキャラ取るぞキャラ取るぞキャラ取るぞという感じで分析を頑張ってたくさん出したら、後のジャッジからのフィードバックで、恋愛についてのディベートなのに論理詰めされて辛かったもっとイラストをしてください、イラストは相手のほうがずっとよかったですという旨のフィードバックを頂き悲しい気持ちになりました。晴れてブレイクはできたものの、試合に勝って勝負に負けたような気分になりました。3人とも論理的な分析ばかりだしがちでイラスト的な部分が欠けがちなので、そんなチームの傾向が顕著に表れた試合だったなと思いました。ジャッジの中で、結局何が起こるの?という部分がイメージできないといけないなとおもいました。

 

・ちゃんと反論する

これを特に感じたのはR3でした。ディシジョンが出るまでとても時間がかかったラウンドでした。まわりがもうoral adjudicationまで終えて出てきているのに自分たちはまだディシジョンも出ておらずあうあうあうあうあうあうあうあうあうとなりました。結果は、ジャッジ間で合意に至らずスプリットという結果になりました。原因はリバッタルでした。お互い、反論がsuggestion of other possible scenarioに終始してしまっていてどっちの論をとればいいのかがジャッジの判断によってしまったということでした。こっちもあるよーじゃ反論になっておらずきちんと相手の話を否定しなければ反論になっていないというのは1年生のころから教わるようなことですが、そういった基本で勝敗って決まるんだよなあと実感しました。

 

・タブがよかった

 今大会ではいつも色々な大会で目にするTabbyCatではなくTabbrというタブを使ったのですが、使いやすくてよかったです。特徴としてはやはりタブ上でオンラインでモーションのVetoを行うという機能だと思います。はじめ聞いたときは、間違えて提出してしまったりしたら怖いなあとか色々な不安を抱いていたのですが、感想としてはむしろこちらのほうがVetoなどはしやすかったなと思いました。自分は心配性なので、相手がどこにいるかすぐ見つけられないと怖くなるし、紙でVetoを行った後も、「真ん中のモーションですね!」「あれ真ん中ですよね?」そしてORを出る前に「あれ、真ん中だよね?」となってしまうので、オンラインでVetoが行われたうえでこのモーションをやりますと画面にビシっと出てくれると安心でした。心配していたVetoのミスなどもなかったので、慣れればこちらのシステムのほうがモーション勘違いなども減るし相手を探す手間も減るしいいんじゃないかなと思いました。また大会が終わった後にジャッジのフィードバックが見られたりするのもおもしろいなと思いました。色々な人が言っているように、ずっと使っているからTabbyCatのほうがやりやすいような気がしてしまうけど、便利なものならどんどん広まっていってほしいなと思いました。実際NDOやTDOや春Tでも使われていたので広まっているっぽいですね。

 

3.謝辞等

 まずパートナーの2人、わたなべととしやにお礼を言いたいです。お互いきちんと話を聞きながらも間違ったところは指摘して直せるようないいチームでした。練習が少なかったにも関わらずある程度のところまでいけたのはこのちーむだったからだなと思います。ありがとうございました。また、大会の運営の皆さんに感謝をしてブログの締めとしたいと思います。新しい試みなどもあって大変だったと思いますが運営ありがとうございました。

 この経験を糧にこれからもがんばります。


Results of ディベすす Lesson 15

CHAMPION(優勝): Titech Ookayama Campus(Hikari Tamura joint)
Grand Finalist(準優勝):Love Sexy かるろす is innocent(Mitsushi Ono joint)
Quater Finalist(ベスト8):Ryo A(Ryo Hayakawa joint),Chapati(Mashu Kobayashi, Toshiya Ozawa joint)

Rookie Semi Finalist(ルーキーベスト4):Rubik’s Cube(Eiki Goro, Hiroo Murakami joint)

Best Speaker(個人スピーカー賞)
1st Best Speaker: Hikari Tamura
3rd Best Speaker: Mitsushi Ono
10thBest Speaker: Mashu Kobayashi

Rookie Best Speaker(ルーキー個人スピーカー賞)
1st Rookie Best Speaker: Mashu Kobayashi
2nd Rookie Best Speaker: Toshiya Ozawa

DCA(副審査員長): Kaito Suzuki


いかがでしたか?来年は「にねんせいでがんばったでぃべすす」というタイトルで、運営側として活躍してくれるのが楽しみです!😁