Ryoso Cup 2016が最高だった話

みなさんこんばんは!広報の田中です。期末がじりじりと近づいてきてますね〜頑張りましょう!

今回は12月に神戸で行われたRyoso Cupの感想を2年のかえさんに書いていただきました。この圧倒的センスとユーモアに感動することでしょう…!!!イントロから早速humanityについて語ってますよ?すごくないですか??


 

こんにちは。KDS2年の夏目佳枝です。今回は人はなぜ生きるのか、全ての痛み悲しみはなんのためにあるのか、過去、現在そして未来についての全て、そして陵霜杯について書かせていただきたいと思います。

 

スパに行った

いきなり凌霜杯関係ありませんが早朝大阪に到着後スパに行きました。行ったはいいのですが浴場の清掃時間にブチ当たって全然ゆっくり入浴できなかった。それでも夜行バスで溜まった疲労と金曜の授業を切ることへの罪悪感を洗い流し、その日の大阪観光へのじゃなくて凌霜杯へ向けて士気を高めました。

その後新世界のたこ焼き屋のおばちゃんという教祖と運命的な邂逅を果たし、おばちゃんのアドバイスを指針として大阪観光を決行することにしました。

パートナー吉田佳音さんの顎が消失したスパのプリクラ機

パートナー吉田佳音さんの顎が消失したスパのプリクラ

 

串かつたべた

関係ない話が続いてしまいますが、大阪食い倒れツアーの締めくくりに串カツを食べました!大阪に高級和牛目当てに集まった食い意地張りまくりのディベーターたちが一同に会し、Co-CAの山岸さんに凌霜杯のモーションを教えてもらおうとお酒を頑張って飲ませまくりました。(教えてくれなかった。)ちなみにこれはACハラスメントというものです。串カツとビールが本当にお互いを高めあう関係にあって最高過ぎました。

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KUIIZIDebaters(神奈川のかえるさんと東工の榎本さんは遅刻したので排除)

 

その日の晩は難波のネカフェに宿泊し(1泊1600円)、神戸牛の夢を見ながら寝ました。

 

ブリーフィングが面白かった

いろいろな方がおっしゃっている気がするように、凌霜杯のブリーフィングとジャッジエバリュの方法に革新的な試みがなされていて面白いと感じたと同時に、有益なものだとも感じました。どういうものだったかというと、ジャッジのアロケーションの優先順位とその根拠を明示してアカウンタビリティの向上を図ったり、BPジャッジの方法のケーススタディをたくさん提示してくださったりしました。ジャッジエバリュの方法も今までのように総合で10点満点にするのではなく、ジャッジに要求される能力ごとに点数をつけさせ、その点数をジャッジ本人に公開することでよりエバリュをジャッジを経験する人たちにとって生産性のあるものになっていました。(これはこの年の紅葉杯でもなされていたジャッジエバリュの方法に近いものでした。)今日ジャッジの質が嘆かれるディベートソサエティと枕詞のようによく言われるようになったディベートソサエティにおいて、ジャッジの質を高めようという実践的な試みが取られたことは高く評価されるべきたと思いますし、これがいいと思ったら他の大会でも直したほうがいいところは直して、新しい方法がどんどん採用されたらいいと思います(小並だけど本当にそう)。ちなみにブリーフィングなどの資料は凌霜杯のフェイスブックで見ることができます。(やっと真面目なことがかけた。)

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これは関係ないけど職業イケメンの人の写真です

 

おにーちゃんおねーちゃんが優しかった

ラウンドとモーションのことは凌霜杯ACが公式にやってくださっている素敵なモーション解説を見てください。ラウンドはとりあえずパートナーとすごいがんばりました。すごい頑張ってバブルまでいってそのあとまたみんなで串カツを食べました。凌霜杯で改めて思ったのは優しいおにーちゃんおねーちゃんたちが多いなあということです。今回1こ先輩の青学のかのんさんが組んでくれて、一緒に観光して一緒にネカフェで寝てくれました。またごはんとかは神奈川大4年のかえるさんと青学4年のなおきさんが一緒に行ってくれたり、いろんな人が大会中も声をかけてくれたし、一緒にごはんに行ってくれました。こうやって思うのはあまりよくないとは思ってはいるのですが、こんな生意気なクソガキと友達になってくれるなんてやっぱりみんなすばらしいなあと思うのでした。それにこんなにいろんな大学の人と関われるのもディベートやってなきゃなかなかないことで、関われるだけじゃなくて敵になったり相棒になったり仲間になったりいろんな関わり方が生じるのもまた特別なところだなあと思います。ディベート界に最初入ったころはいわゆる尖ってた人だったけどだんだん丸くなった、という話がたくさんあるのも、昨日の敵は今日の友てきな特性のせいなんだと思います。ディベート大会たのしい。。

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かのんさん撮影の熟年夫婦串カツとビール

 

現実世界とでぃべーと

(最後に意識高いこと書く予定なので意識高いこと興味ない人は後半の段落は読まなくていいです。)

2位以上でブレイクのバブルラウンドで、疲れて頭がぼーっとしててブレイクしたかどうか確かではなかったので、精神的な自己防衛のためにまったくブレイクしてないつもりで2日目会場に行って、ブレイクアナウンスメントがあって、強いチームがブレイクして、同じ部屋にいたチームがブレイクして、すっごく緊張して、そして自分たちの変なチーム名(私が決めたんだけど)がスライドに移ったときは本当にうれしかったです。にゃににゅにぇにょ。ブレイクラウンドにおいて自分のパフォーマンスはよかったとは言えませんでしたが、かのんさんがプレパで出たマターをしっかりスピーチで出してくれたのでセミファイまで行くことがきました。7th best speakerという初のスピーカープライズまでいただいて(あと神戸牛のしぐれ煮も)凌霜杯とっても嬉しかったです。

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これね

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あとこれ

最後のCo-CAからの言葉で神戸大OBの鍋島さんが凌霜杯のモーションは現実で起きていることやその現実の議論があることを意識して選んだということおっしゃっていました。つまり自分たちが普段議論するモーションは現実の世界に起きていることと決して無関係ではなく、せっかくだから自分の周りの現実にも目を向けてみてはというような結論だったと思います。(勝手な解釈と単純化があるかもしれません。)

これは私自身が少し前から思っていることで、現実世界とディベートの論題というのは強く関連しているべきであると思います。日常のちょっとしたときに議論になって、そのときディベートで使ったロジックが全く説得的ではなく、さらに自分はそのイシューについてほとんど何も知らないことに気づかされることが今までたくさんありました。これは特に、ディベートから離れて自分と違う文化、考えを持っている人と会話するときにたくさん見られたもので、自分が夏休みに北京に短期留学へ行き、いろんな人と話して自分が現実のことについて知らないということが悔しく、恥ずかしく感じられました。だからもっと現実世界について学ぼうと思って、それから本を読む量を増やし、フェイスブックで英語のニュースメディアをたくさんフォローして暇な時間に英語の記事をたくさん読むようにしました。もちろん私はディベートするのが楽しくて、ディベートを通じてたくさんの面白い人と関われるのが楽しくてやっているのですが、どうせディベートでたくさん社会のイシューについて触れるのだからそれについてたくさんのものを得たいし、それは自分の日々の努力によってしか得られないものでもあります。自分は知識も経験もまだまだ浅いのでこれから自分の専門の勉強も含め、ってかテスト勉強しなきゃ。。えっともっとがんばりますのでこれからもよろしくお願いします!!!!!

 

最後に一緒に組んでくれたかのんさんありがとうございました!

 

あ、人なぜは生きるのか?串かつを食べればわかるよ!(*´ω`●)

 


素晴らしいブログをありがとうございました!!神戸牛とても美味しそうでした笑

【Ryoso Cup Results】

Semi Finalists:kasuminions(Tom Ohtsuka, Kasumi Nogawa), にゃににゅにぇにょ(Kae Natsume joint)

Quarter Finalists: Cheese hero you die(Chihiro Toya joint)

7th Best Speaker: Kae Natsume

Breaking Adjudicator: Shunki Nakamura

 

Congratulations!!