デビュー戦

みなさん、こんにちは!今回はデビュー戦でOpen Semi Finalistに選ばれた23期(一年生)の片山桃子さんにYale-NUS Pro-Ams 2020についてのブログを書いてもらいました!大会当日などについて感じたことなどを具体的に書いてもらっています!

是非読んでみてください💫

それではどうぞ〜⬇️⬇️⬇️


初めまして。KDS23期の片山桃子です。今回、自分のデビュー戦となったYale-NUS Pro-Amsについてブログを書かせていただきました。ディベート初心者である私が試合を通して感じたことや学んだことに焦点を当てています。稚拙な文章ですが、ご容赦ください。


Table of Contents

  1. 自己紹介

  2. 大会までの流れ

  3. 大会当日

  4. 大会の感想

  5. 最後に


  1. 自己紹介

私は大学に入ってからディベートを始めました。KDSに入ったきっかけは、オンラインで開催された新歓のモデルディベートを聞いて興味を持ったことです。「あんなことができたら絶対にかっこいいじゃん!」と感動し、思い切って新歓のツイッターアカウントにDMを送りました。

実際にディベートをやってみると、できないことが多すぎて日々苦戦しています(笑) それでも

先輩方がアドバイスをくださるのでなんとか続けられています。感謝しかありません。

 

  1. 大会までの流れ

まずはYale-NUS Pro-Ams出場の経緯から。8月の上旬に先輩の住田淳さんから海外の大会に出てみないかとお話をいただきました。ディベートを始めて約4ヶ月、そろそろ試合を経験したいと思っていたので参加させていただくことになりました。

大会までの1週間は通常の練習に加えて淳さんから個別でレクチャーをしていただきました。ディベートに関する基礎知識や考え方、そしてメンタル面についてのお話しは試合中大きな心の支えとなりました。本当にありがとうございます。

大会の前日は気を紛らわせようとして近所を走りました(普段は全く動かないのですが、謎の衝動に駆られていました笑)。そして寝坊防止のためアラームを5分おきに設定して就寝…

 

  1. 大会当日

初めての大会ということもありとても緊張しました。

以下、出題されたモーションと自分なりの感想(?)を書かせていただきます。

Round 1: THBT the age of digital information (e.g. social media, online news, etc.) has done more harm than good in protecting democracy. (CG -> 2位)

このラウンドでは両サイドが出してきそうな話を予想できました。改善点としてオープニングのチームが「民主主義とはなんぞや」みたいな話をあまりしていなかったので、そこを深掘りすれば良かったと思います。

Round 2: THBT the environmental movement should abandon the narrative of personal responsibility in favor of one which emphasizes institutional accountability. (OG -> 2位)

OGはプレパ時間が本当に15分しかないので焦りました。正直何を話したのか覚えていません…. BPの時間配分に慣れていきたいところです。

Round 3: THBT feminism is in opposition to capitalism. (CO -> 1位)

全体的にレベルが高いラウンドでした。特にCOだったのでプレッシャーが半端なかったです。また、ディベートが予想外の方向に展開したためプレパ中に準備したものを全て書き直すことになりました。大会で一番焦った瞬間だったと思います。しかし、この修正と淳さんの鋭い反駁のおかげで初めて1位をいただくことができました。本当にありがとうございます。淳さんによると、このBPの「ドキドキ感」を好む方もいるようですが、自分にはまだ難しいです(笑)

Round 4: Assuming that Joe Biden wins the presidential election, THBT the US should continue to pursue antagonistic and confrontational trade strategies against China (engaging in trade wars, etc.) (OO -> 2位)

International relationsのモーションに直面して自分の日々の勉強不足を痛感しました。淳さんが色々と教えてくださったのでなんとか持ち堪えましが、危なかった…

大会1日目はここで終了。

「明日は勝ち残ったチームを見学しよう…」とぼんやり考えていたらなんとブレークしていました。淳さんも私も本当に驚きました。

というわけで、2日目に続きます。

Quarterfinals: THBT religions should promise reward in the afterlife as opposed to promising material reward in this life, with both outcomes contingent on faithful practice. (CO -> 勝ち)

このモーションが特定の宗教に限定されていなくて良かったです(もしそうだったら知識不足で大変なことになっていました)。証明すべきことが割と頭の中で整理されていたので落ち着いてスピーチができた気がします。

Semifinals: TH, as the JKLF, would ally itself with the Pakistani government to push back against abrogation of Article 370 by the Indian government. (CO -> 負け)

このモーションを最初見た時、「じぇ… JKLF???」となりました。Info slideが3枚続いたときの不安感は言葉で言い表せません。もっと勉強しようと心に誓いました。加えて、対戦相手にインドの方がいて彼らの知識量やメカニズムには圧倒されました。地元ネタ恐るべし…!

ここで私たちは敗退しました。

ありがたいことに、合計6回もディベートをする機会に恵まれました。

支えてくださった淳さんには感謝してもしきれません。

 

  1. 大会の感想

海外のディベーターは語彙力が高く、スピーチの構成がしっかりしていてとても勉強になりました。また、ジャッジからいただいたフィードバックがとても丁寧でした。復習用に何度もコメントを見直しています。さらに、海外大会では有名なディベーターと対戦できる可能性があります!私は有名ディベーターに関して何も知らなかったので、淳さんから色々と教えていただきました。本当に貴重な体験ができてありがたかったです。

初めての大会でsemifinalまで残れたことは全く想定外でした。ただし、これは淳さんが何から何まで支えてくださったおかげだと感じています。実際のところ、私ができたことは本当に少なくて(少ないどころか何もやってないんじゃないかと思うくらい)先輩に頼りっぱなしでした。知識はないし、モーションを理解するのに時間がかかるし、とにかく課題が山積みです。

反省点を挙げるとキリがありませんが、良かったこともあります。特に出場したことで「次にやるべき」ことが明確になった気がします。それまでは漠然と「ディベートできないな、なんとかしなくちゃなあ…」と考えていたのですが、具体的に何から手をつければいいのか分かっていませんでした。試合をしてフィードバックをいただいたから発見できたことがたくさんあります。そういう意味で、前向きになれた体験だったと思います。

 

  1. 最後に

このブログを終える前に、謝辞を述べさせていただきます。

まず、ペアを組んでくださった淳さんに深く感謝いたします。レクチャー、練習、そして試合を通じて淳さんからたくさんのことを学ばせていただきました。このような機会を与えてくださり、本当にありがとうございました。

そして一緒に練習をしてくださった先輩と同輩に感謝いたします。これからも練習や見学から勉強させていただきます。

大会を主催してくださった方々やジャッジ、参加されたディベータにもお礼を申し上げたいです。素晴らしい体験をさせていただきました。

今後もディベートを頑張っていきたいと思います。以上、片山でした。


Results of Yale-NUS ProAms 2020

Open Semi Finalist: Keio A (Momoko Katayama, Atsushi Sumida)

Open Best Speaker:

7th: Atsushi Sumida


桃子ちゃん、ありがとうございました✨