Elizabeth Cup 2020

みなさん、こんにちは!今回はKDS23期(1年)の初登場です!!一年生のトップバッターは岩本悠佑君!今回、彼には8月23日に行われたElizabeth Cup 2020についてブログを書いてもらいました。大会だけではなく、大会にむけた練習で感じたことなども詳しく書かれてあるので、是非一読を!

それではどうぞ〜⬇️⬇️⬇️


こんにちは。KDS23期の岩本悠佑です。KDSブログへの登場は初ですし、大会で会ったことのある人も少ないと思いますが、以後お見知り置きください。

ということで、さっそくエリザベスについて書こうと思います。

内容としては僕の感想になってしまいますが、少し大会に向けた練習についてフォーカスして書こうと思います。


Table of Contents

1. 自己紹介

2. エリザベス練が本当に良かった話

3. 大会当日の話

4. Result

5. 今後の練習について

6. 謝辞等


 

『自己紹介』

一通り書いた後に過去のブログを見たら、高校の先輩の遥さんが自己紹介を書いていたので、僕も書いておきます。笑

浅野高校出身で、2年ディベートから離れてはいましたが高校の頃からの経験者です。

ちなみに僕もエリザベスは「ザベス」と呼んでいました。

浅野だけですか??

 

『エリザベス練が本当に良かった話』

今回、エリザベスには淳さんと組んで頂きました。組むことが決定した際に最初にどんな方針にしたいですかと聞かれ、今回僕は「ダンプしてください」とお願いしました。

最近はどちらかというとマターを外すことが多かった上に

単純に先輩ときちんと組む初めての大会なので、先輩にみっちりダンプされてみたかったという興味もありました。

が、当然ダンプされていても、僕のスピーチは課題がだいぶ山積みでした。

主に出た問題が

  • 岩本の説明がゴチャゴチャして分かりにくい
  • 時間内に説明しきれない

の2点。

具体的にその理由を探していくと

  • 過度なナンバリングとフィラーを多用しすぎる
  • 文章を切りすぎる癖がある
  • ワードエコノミーが悪い

の3つが主にありました。

特に(i)と(ii)が深刻で、不要な言葉を言いまくるので時間内に言い終わるわけもなく、結果「セカンドアーギュメント言い終わらなかった、やらかした…」という気分でスピーチを終えることばかりでした汗

しかも変に癖になっているので全然抜けません。

(特に最近は話すマターが出てこないということの方が多かったので、「マターが多過ぎて時間足りねえ!!」なんてことが無かったのも、この問題点が改善していなかった理由の1つかも知れません…笑)

ということで、行った練習は(単純ですが)ひたすら自分のスピーチの悪いところを細かく指摘してもらい、直すという方法です。

 

淳さんにずっと付き合って頂き、

  • 2人で一緒にプレパする

  • 岩本がスピーチする

  • 淳さんに悪いところを指摘してもらう

  • 場合によっては淳さんにお手本としてスピーチしてもらい、②に戻る

 

という作業を繰り返しました。

これが本当に良かったです。

ペアの方に本当に負担をお願いすることになりますが、本当に密度の濃い練習方法だと思います。(淳さん、改めて本当にありがとうございました…!!)

というのも、普段の練習では細かいスピーチの言い回しよりも内容の方が注目されがちである上、指摘を受けても具体的な改善方法が分からなかったりします。

(「具体的な表現はどう言えばいいんでしょうか問題」ですね…笑)

その点においてこの練習は、細かい表現の方法まで教えてもらえる上にお手本を見せてもらえるので、具体的にどう話せばいいのか分かります。

僕はこの練習でめちゃくちゃスピーチの仕方が改善されました。

例えば

「そのone years, two years, three yearsっていう表現は長すぎる。A few yearsで十分伝わるから減らした方がいい」

「そのどれだけbasic necessitiesの重要性のイラストは、細かい名前や施設の話まではいらないと思う。イメージが簡単だから優先順位は低い。」

「その部分は文章を切らずに、○○でつなげた方がいい」

という感じで、普段のラウンド練習では指摘されることの少ない、細かい説明の仕方を直していきました。

ここまでの指摘は最初は細か過ぎると感じるかもしれないですが、時間も大幅に減らせる上に綺麗なスピーチになるので、やった方がいいなと感じています。

本当は自分のスピーチを録音して聞き直すのも良いのだと思いますが、そこそこしんどい上に、自分の知らない言い回しは先輩の方が圧倒的に知っているので、この練習の方が効率がいいなと思っています。

 

『大会当日の話(オンラインプレパって難しい)』

今回大会本番では、Google docsとLINE通話の兼用でプレパをしました。

オンラインでプレパするのって難しいですね。

今回は淳さんがGoogle docsでタイプしていった内容を、紙に自分で書いてメモを作りました。

オフラインのときと違ってメモを回せないので、伝えたいことがある場合はGoogle docsで伝えるのが早いし効率がいいなと思います。

ただ、単純にオンラインでのプレパはタイプが速い人が強いな…と思いました。笑

僕のタイプ速度だと、口頭の方がまだ速いです笑

大会の話に戻りますが、試合の細かい内容は割愛します…。

軽く触れると、今年のlove motionのR3(THBT it is better to get handmade presents from your boyfriend or girlfriend than expensive brand-made ones.)はhandmade側(gov)でした。

本当に難しかったです。

その後のR4(THBT developed countries should not accept skilled migrants from developing countries.)はoppでした。

特にR4は後半の先輩同士(Kanan san VS Atsushi san)のバチバチの試合を観戦者の気分で聞きながら、ディベートって楽しいなぁ、カッコいいなぁとずっと思っていました。

僕の試合内容はと言うと、スピーチをすることだけに集中させて貰っていたので、スピーチを言い終わらないという大きなミスはせず、どのラウンドもなんとかスピーチが出来た気がします。

Result

結果は4win(全ラウンドwin)で、

プライズは個人では僕が3rd rookie best、淳さんがopen 2nd bestで、チームでは2nd best teamでした。

(僕のスコアがあと1ポイントでも高ければ順位が上がったと思うと悔しさが残ります…。)

ただ、大きな失敗をせず全ラウンドを終えられたことは、エリザベスに向けて練習を始めた頃に比べて大きく進歩した部分だったので、素直にホッとしました。

 

『今後の練習について(マターも頑張ろ…という話)』

今回は前述の通り、淳さんにみっちり指導して頂いたことで、スピーチは「自分でも聞けなくはない」程度にはなったなと感じています。

説明が冗長になる点はまだ改善の余地がありますが、「言い終わらない!!」ということは少なくなってきました。

ただこれから先ずっと先輩にダンプして頂くわけには当然いかないため、自分がマターを考えないといけないわけで…。

マターを外してしまう所が大きな課題になりそうです。

今年はコロナの影響もあり練習が遅れているため、古典の復習も自分が予定していたより全然出来ていなかったりします。

せっかくスピーチのマナーが改善していても、マターの方が伴っていなければ良いスピーチは出来ないので、練習あるのみだなぁと切に感じています。

自分での練習が多い時こそ、音源やリサーチをしっかりして、先輩に聞けるところは聞いて、勉強しようと思います。(こういうところに書いて宣言しないと後回しにしがちだし…。)

 

謝辞等

駄文でしたがここまで読んで頂きありがとうございました。

そして慣れないオンライン大会の中、運営の方々、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

また、KDSの同輩・先輩をはじめとして大会までの間練習に付き合って下さった方々、ジャッジとして参加して下さった方々、そして当日対戦して下さったディベーターの方々、本当にありがとうございました。

そして何より、他の大会で忙しい中僕の練習のためだけに時間をずっと割いて下さり、一緒に組んで下さった淳さん、本当に本当にありがとうございました。

まだまだオンラインでの練習が続くかと思いますが、これからも頑張っていこうと思います。


Results of Elizabeth Cup 2020

Team Prize

2nd: KDS J (Yusuke Iwamoto, Atsushi Sumida)

3rd: KDS E (Mirei Kataoka, Owen Park)

5th: KDS C (Koma Hattori, So Ushiroda)

8th: KDS A (Toshiya Ozawa, Aiko Kurano)

Speaker Prize

Best Speaker: So Ushiroda

2nd Best Speaker: Atsushi Sumida

Rookie Speaker Prize

3rd: Yusuke Iwamoto, Koma Hattori

9th: Aiko Kurano


悠佑君、ありがとうございました✨