2020 ブログリレー #5

今日でブログリレーも最終日を迎えました… 寂しいものですね… 最終日の今日は現チーフの22期村田律に書いてもらいました✨ KDSに少しでも興味を持った新入生必読です!

それではどうぞ⤵️⤵️⤵️


KDSが気になっている人へ

KDS22期チーフの、経済学部2年村田律です。自分から見たディベートやKDSがどういうものであるかについて書きたいと思います。新歓期間がなくなってしまった分、諸先輩方のものも含めてこのブログリレーの情報が皆さんのサークル決め(あわよくばKDSの新入生獲得)の一助になれば嬉しいです。ぜひお付き合いください。


Table of Contents

  • ディベートについて(面倒だったら読み飛ばし可)

  • KDSについて(面倒だったら読み飛ばし可)

  • 新入生へ向けて(新入生読み飛ばし不可)


  • ディベートについて(面倒だったら読み飛ばし可)

ディベートの基本的なルールを大雑把に言うと、与えられた論題について肯定側と否定側に分かれ、各チームから一人ずつ順番に決まった時間内でスピーチを行っていき、第三者であるジャッジがどちらがより説得的であったかを決めます。試合ごとに異なる論題に取り組むため自然と色々な分野についての知識やその知識と自分の考えを表現する英語力が要求されるので、ディベートを通して政治・経済・文化など幅広い分野について深く考えたり知識をつける機会や、英語の理解力・英語でのプレゼン力が得られます。また、大会や練習会を含めれば大学内外・年齢・国内外問わず様々な考え方を持った様々な人と議論を深め合うことができるので、とても刺激的です。ディベートを経て、一つの物事に対して色々な角度からの視点を持って一つの考えに凝り固まらずに柔軟に取り組めるようになったと個人的には思います。(効果には個人差があります。)

 大会は新人のための賞や新人部門での決勝が設けられている、そもそも一年生しか出られない大会があるなど、大学から始めた人にも優しい親切設計。大会後に他の大学の人とご飯を食べにいったり、関西での大会のついでに観光をしたりと、大会も大会で楽しいです。大会の種類や数が多く、自分のレベル・予定・経済状況に合わせて大会に挑めるかつ直近の大会に向けてなど練習に目標を設定しやすいのもこの界隈の特徴です。

また、ディベートは論理的思考や幅広い知識などのアカデミックな側面が取り上げられることが多いですが、自分的には競技の副次的な効果の外に競技中、つまりスピーチ中の楽しさもディベートを続ける一因となっています。自分が調べた分野の論題が出ていい感じのスピーチをできたり、ジャッジが頻繁に頷いてくれたり、それで勝てたり、動画で見たかっこいいスピーチの仕草や言い回しを真似したり。自己満足の域を出ないかもしれないですが、スポーツで何かを遂げたときとは別種の高揚感を感じます。他にも、普段お堅い話題について友達と話すのはなんとなく気恥ずかしいししづらいけれどもここでは臆せずに自分の考えをぶつけられる、頭ごなしに否定されずに自分の意見に向き合ってもらえるというのもディベートの魅力の一つです。このような場はとても珍しいと思います。議論を深めあった末の決着は勝敗がどうであれ大きな満足感があります。あとは海外経験もなく英語が完全に外国語である自分からすると、英語でのスピーチが単純にカッコよく見えるというのもあります。ぜひY◯utubeでWSDC 2018 QF England vs USAの最初のスピーチを見てみてください。僕の推しです。あとは論題が面白かったりもします。例えば不死になれる技術があるとしてそれを拒んだほうがいいか否か、とか全人類の存在を完璧に抹消できるとしてそれを使うか、とか。どこかで考えたことがあるような「もしも」について真面目に論理的に議論するなんて経験は外では味わえないと思います。要は、ディベートは就職をはじめとする自分の将来のためのただの通過点ではなく今その時熱中できる競技としての要素も十分持っているということです。

 

  • KDSについて(面倒だったら読み飛ばし可)

慶應は3年生から通うキャンパスが変わる人が多く、1・2年生の雰囲気がそのままKDSの普段の活動時の雰囲気になります。自分たち22期(2020年度の2年生)は割とお互いに遠慮せずに意見をぶつけ合うような裏表の無い感じです。遠慮する必要がないので話していてストレスが溜まらないし、ディベート時以外でもスッキリするまで議論する、なんてこともたまにですがあります。また、自分で言うのもなんですが意外と付き合いが良かったりします。練習後にご飯食べに行こうと言うといつも誰かしら一緒に行ってくれるし、練習後じゃなくても部員同士で授業の合間に昼食を食べに行ったり休日にご飯を食べる様子が散見されます。自分的には割と心地よい距離感でサークル活動に関われていると感じます。細かい個人の紹介はぜひKDS新歓2020のツイッターなどを見てみてください。

 練習について思うことはとにかく環境がいいです。キャンパスが違うにも関わらず練習に来てアドバイスしてくださる先輩方や他の大学からわざわざ練習に参加してくださる他大学の方々など毎回の練習にたくさんの刺激があり、とても成長できます。この環境のおかげで、高校での経験がある人もない人もどんどん活躍して実績を残していっています。

 この2点が、自分が安心してKDSの代表となれた、かつここでディベートを頑張れている主な理由です。

 

  • 新入生へ向けて(新入生読み飛ばし不可)

時に真面目に、時にゆるく。政治思想から今日の晩飯まで。独特にして唯一無二。そんな場所がKDSだと思うし、代表としてそういう場にしていきたいと思っています。「ろんりてきしこう」とか「えいごりょく」とか大層なことを言いましたが、ぶっちゃけ自分がKDSに入ったのは高校でやっていたディベートを惰性で続けようと思ったからだし、高校で始めたのも兄がやっていたからという軽い理由なので、ディベートでもKDSでもいいから少しでも興味を持った人は覗くだけでも来てもらえたらなぁと思います。そしたら引き摺り込むので。

とにかく、ぜひ気軽に練習の見学とか来てください。皆さんに会えるのを、そしてあわよくば一緒に上を目指す仲間が増えるのを楽しみに待っています。