2023ブログリレー#1

本日より5回にわたり、KDSメンバーによるブログリレーを行います。

未経験者、帰国子女、理系ディベーターなど、様々なバックグラウンドを持つメンバーに執筆していただきました。新入生の皆さんにKDSについてより深く知ってもらえたら嬉しいです!

トップバッターとなる第一回目は、新2年生の森田莉子さんです。未経験、非帰国子女の彼女にKDSの魅力を執筆してもらいました。

 


 

こんにちは!KDS25期、法学部法律学科2年の森田莉子と申します。

 ここでは、非帰国子女+ディベート未経験の自分とKDSとの出会い・関わりについて述べながら、私が思うKDSの魅力について書いていきたいと思います!!

 そのため、このブログは英語やディベートを頑張りたいけど、周りとの差が不安だなと感じている方に是非読んでみて欲しいです!

 


Table of Contents

KDSに入った理由

KDSでの一年間

新入生へ


KDSに入った理由

非帰国の私がどのように英語を学んできて、なぜKDSに入ることにしたのかを二つに分けて説明したいと思います。

(a)英語との関わり

 私は大学受験対策として入った渋谷にある平岡塾で英語の楽しさに目覚めました。それまでは受動的に学校や違う塾で英語を学んでいたのですが、平岡での授業は全く異なるものでした。ジョージ・オーウェルの本を教養溢れる先生方が広範な英語の知識と共に説明したり、時には些かマニアックな英語文法まで叩き込まれ、堅い受験英語というよりは動きのある奥深い生きた英語をじっくりと教えてもらうことが出来ました。

 そのような過程を経て、私は英語に「ある程度」の自信を持って慶應に入学することになります。

(b)KDSとの出会い

 私が入会したのは5月初旬で、その頃はエリザベス杯という一年生最初の大会が終わった時期でした。色々経て、最終的にKDSに入った理由は二つあります。

①英語力を維持・成長させたかったから

 受験で培った力は大抵の場合、英語四技能の内のReading/Listening/Writingです。ありきたりな理由ですが、ゼロからやってきた英語力をこれ以上衰えさせたくない&Speakingの力を伸ばしたいという考えがあったため、英語でディベートするサークルはまさにぴったりだと思いました。また、留学も視野に入れていたため、留学で必要なIELTSやTOEFL対策のためにも入りたいと思いました。

②高いレベルの人が周りにいる環境に入りたかったから

 「環境が人をつくる」というように、大学では何かを極めている人たちやそれに向かって努力している人が沢山いるサークルに入り、私も一緒に切磋琢磨したいと思っていました。特に帰国子女の人が沢山いれば、綺麗な英語を直で聞けるとも考えていました。

 そのような想いの中、私がKDSの練習見学にzoomで参加した時の感想は端的に言って驚愕でした(笑)受験である程度英語力を伸ばしてきたつもりだった私はラウンド練習の様子に完全に圧倒されましたが、同時にこんなハイレベルな人たちと過ごしたら絶対に成長できるはずだと確信しました。

 新しく入る方々で、英語力やディベートそのものに不安を抱いている方こそ、KDSに入ったら本当に貴重な成長の機会を得られること間違いなしです🌟

KDSでの一年間

 5月に入った私は、週1・2回くらいのペースでスピーチ練習に参加しました。スピーチ練習では出された議題に対して一人で20分程準備した後、出来るところまでスピーチします。ラウンド練に進む前段階としてほとんどの人が参加するものでした。

 最初の頃、私はスピ練で長くて2,3分しか話せない時期が続き、周りとの成長スピードの差に思い悩んでいました。そのため、環境を変えてみようと思い、とりあえず6月初旬頃に一回2対2のラウンド練に参加してみました。まだ7分すら話すことが出来ていない状態での参加でしたが、ペアがいる安心感があっただけでなく、相手への反論も踏まえた立論をしていくと、今までで一番長く話せたことを覚えています。

 そこから何度も練習を重ねる中で、ラウンド中の先輩や同期の論構成を参考にしてみたり、試合後に先輩からの沢山のアドバイスを貰い、次の試合に活かす試行錯誤を行う内に、7分間話せるようになりました!その後、同期の茂木君に誘われて、7月の若葉杯で初めて大会参加をし、初心者枠で個人賞やチーム賞を経験しました。(もぎもぎありがとう)

 夏以降は、銀杏杯やKDSでの夏合宿、10月にある梅子杯などを通して、本当に貴重な経験を沢山させてもらいました。(それぞれのイベントごとのブログもあるので、興味がある方はそちらも是非見て下さい!)

 KDSで一年間を過ごして、自分の実力不足に苦しんだことも多くありましたが、それ以上に楽しかったことの方が数え切れないほどありました。ラウンド練後にディベートの感想を互いに言い合ったり、その後ひようらで皆でご飯を食べた時間や、大会でペアと一喜一憂したり、打ち上げでzoomでの結果発表を皆で見守る時間はとてもかけがえのないものでした!!何度も挫折しかけましたが、それでもこの一年間大会に出続けられたのは、KDSの優しくて面白い先輩方や心温かく向上心に溢れた同期がいたからです✨

新入生へ

 慶應には沢山のサークルがあり、自分に合う居場所を見つけることが大学生活においてとても重要な要素となってきます。「何か新しいことに挑戦したい」「英語力を伸ばしたい」と思っている方には是非、KDSに入ることをおすすめします!

 最後に、特に非帰国・ディベート未経験の方に伝えたいことが2つあります。

 1つ目は人それぞれの成長速度があることです。皆各々のバックグラウンドや能力を持っているため、同じように成長はしません。なので、他人と自分の差に愕然として諦めるのではなく、過去の自分と今の自分を比べて成長しているかを考えてみると良いと思います。また、他人を比較対象ではなく、学びの対象としてみると沢山の発見がありますし、モチベーションも上がります!

 2つ目に自分の抱えている不安や感じている壁は自分自身が作ってしまっている可能性があるという事です。私はスピ練で既に挫折しかけましたが、そこで諦めてしまわずに、とりあえずラウンド練に出てみよう!という気持ちで参加してみたら、意外と楽しかったということもあるからです。同じように、大会に出るの怖いなと思っていても、とりあえず出てみよう!と思うことも大切です。一度の挑戦を経ると仲間も増え、楽しみも増えていき、ディベートをするモチベーションも上がり、成長する意欲もどんどん湧いてきます。KDSでは、1年を通して沢山の他大も交えた一年生大会があり、初心者枠や非帰国子女枠でのプライズもあるので、英語が不安な方でも挑戦の機会は沢山あります!

 皆さん、ここまで読んでくださってありがとうございます。初心者で不安を抱えている方が少しでも前向きな気持ちになれたら嬉しいです。そして、KDSではどんな方でも大歓迎です!皆さんにお会いできることを楽しみにしています✨

 

夏合宿

プレパ練(?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

梅子杯

とうきょうみに