Asian Bridge
みなさん、こんにちは!
今回は、KDS24期のスミス理紗さんに、2022年2月13日に行われた Asian Bridge 2022 について感想を書いていただきました!
大会に応募する前の苦労から、出場が決まった後の見えない努力まで、理紗さんの人柄がよくわかる記事となっております!
これから大会に初めて出場する方や、そうでない方も、学ぶことや共感できることが大変多い内容です。
是非最後まで楽しんでお読みください!
自己紹介
こんにちは!KDS24期(一年)のスミス理紗です。KDSでは9月からディベートを始めて、やっと半年というところです。
目次
大会前
チーム作り
練習
大会
R1
R2
R3
結果
振り返り
1. 大会前
チーム作り
チームが確定したのは、大会の前夜で、最後まで大会に出れるか、出れないかドキドキしていました。もともと、仲良し三人で出場する予定だったのですが、一人体調不良で出れなくなってしまいました。
残されたのは、私の高校からの友達、正岡駿一と私でした。呼びかけグループ、KDS全体ライン、友達、色々あたったのですが、アジ橋が結構有名な一年生大会であることから、もう一年生群はチームを結成していました。
大会二日前、もうやばい、あと一日で出場できなくなる!というところで、正岡駿一の双子である、正岡優一が私たちのチームメイトになってくれました。
練習
以上、説明したように、チームは大会前夜に決まったので、3人で練習することはなかったです。
しかし、正岡駿一、正岡優一、私が一緒にディベートをしたことがないというわけでもなく、正岡兄弟は高校時代同じディベート部で、HPDUにも一緒に出場して、東京大会では優勝していました。そして、私と正岡駿一はアジ橋の前日にあった、猫チャンピオンシップというBP大会に一緒に出場したので、二人で沢山練習をしていました。
猫チャンピオンシップまではBP練習しかしておらず、プレパ練などではなく、試合形式の練習に週に4回ほど出ていました。
2. 大会(各ラウンドについて)
R1 OPP 勝
R1では、すべてやったことがないモーションが出て、焦りました。まず1)は移民がかわいそうでモラハイをとられやすいのでビートしました。2)と3)でイメージしやすいのは、2)であったため、上から、312という順位をつけました。結局3)になりました。
まず、OPP世界では何が起こっているのかを想像するところからチームで始めました。このモーションのように、現状に大きな影響を及ぼすアクターや現象がない世界って想像しにくいし、守りにくいと個人的に思っています。例えば、THR marriage などで、結婚がない世界は想像しにくいと思います。同様に、マスメディアが選挙の報道を一部しないという世界も想像しにくかったです。
結論、守りたいアクターはマイノリティーで、メディアがなかったら、マイノリティーは戦略的に選挙ができなくて、政治でrepresentされなくなっちゃうということを説明しました。
相手チームは英語がペラペラで、DPMは激強でした。そのため、私たちのサイドはこことここを説明してないとリプライの人に言われ、しっかりと説明したのに、やばい、言ってなかったかもとか思ってしまい、ドキドキでしました。
R2 Gov 勝
フェミニズムって言っても色々な考えがあって、特にsecond wave feminism (tries to say traditional feminine norms are bad) とthird wave feminim (tries to redefine the feminne norms as good) の言っていることは結構違うところがあるので、フェミニストはどういうものかという明確なアイデアがなくて、このようなモーションは私は好きではありません。
特に、3)のような、メディアとフェミニズム系が嫌いで、男性も同じようにdepictすればいいじゃんって思ってしまったので、3)をビートしました。
順位は上から123で、OPPチームと一致しました。モーションは1)です。
まず、モデルを立てるのが難しかったです。誰がwageを払うのか。すべての人に払うのか、専業主婦だけに払うのか、こんなにお金あったら、がちがちにOPPチームはcountermodelたてることができるから、相手が何をいうかの予想がつかないなど色々悩みました。
結局、モデルは以下のようになりました。
model: 3levels
- pay the same amount housework services
- pay according to the number of ppl living in the household
so, if there are two people living in the family, the government pays for the labor that is necessary for two people to eat, live in a clean environment, and wear clean clothes. If there is three people, say there is an additional child, then the amount of labor increases, which means the pay also increases
- if it’s 専業主婦, 100% of the pay goes to the 専業主婦、if 共働き、50/50 within couple, or equal amount divided and distributed to all contributors, (they get money in their own bank accounts, or they directly receive it in local office) if 40/60 or 20/80 seems to be appropriate, the couple or family will decide on their own because state has no way of knowing up to the very number of minutes each individual spent on washing dishes, for example
守りたいアクターはsocial normで専業主婦になった女性、DVを受けている女性、など女性に傾きました。backlashなどのアーギュメントがOPPからくると思い、男性のベネフィットも説明したかったのですが、時間がなくて、PMの時点で言えませんでした。しかし、OPPも女性を救うというスタンスだったので綺麗にクラッシュしたと思います。
R3 OPP 勝
1)はインパクトがどちらのサイドも薄くて、面白くないディベートになりそう
2)は結局ペットストアではない場で猫とか犬を売れるから、なぜそこだけbanなのか説明しずらい
3)はまーまー守れそう、チームメンバーが使える実例を沢山知っている
上から231となりました。
守りたいアクターはthe global poorで、カトリック教会は世界最大の慈善団体であり、教育が充実していないところにチャリティーを持っていくことができる〜と主張しました。
一番内容を理解して、上手く立論できたラウンドだと感じました。
駿一の、even when we compare our worst case scenerio and the govs sides best case scenerio、 we still take this debate という比較が素晴らしかったです。
3. 結果
3 wins no losses、Best team
Best speaker:正岡優一
5th best speaker:正岡駿一
5th best speaker:私(スミス理紗)
4. 振り返り
個人的に、チームメンバーにすごく恵まれていて、この成績を得ることができたと感じました。正岡優一、正岡駿一、神崎かな、本当にありがとう!!!
学んだこと
1)Debate is about comparison. You don’t have to necessarily solve the problem at hand, you just have to make it better than the other side.
2)You really have to believe in yourself. Sometimes when the other side says with a straight face that you didn’t say something, or they argue something that seems to have a presumption that has not been explained, you have to trust your gut and POI. Confidence is important.
3)It is important to study real life examples of what is being debated.知識や例だけだとディベートに勝てないから、メカニズムだけ詰まっていれば大丈夫、と考えていましたが、実例を知っていると、1)your argument sounds more convincing 2)it is easier to imagine the situation and create arguments quickly だと思いました。
まだまだ成長しないといけないところが沢山あります。ディベートを練習できるような環境を作ってくれるKDSの皆様、本当にありがとう!
理紗さん、ありがとうございました!
Result of Asian Bridge 2022
Best Team
1st Best Team : nose boop (Lisa, Shunichi joint)
Open Best Speaker
5th : Lisa Smith, Shunichi Masaoka
Rookie Best Speaker
4th : Gen Asambo, Ryuki Ida
Best Adjudicator
1st : Yohei Horiguchi