2022 ブログリレー #1

本日より五日間、KDSメンバーによるブログリレーを開催いたします。

大学に入って初めてディベートに触れたメンバーや、ディベートのみならずジャッジや大会運営を経験してきたメンバーなど、様々な背景を持つディベーターにブログを執筆していただきました。

トップバッターとなる1日目は、昨年度のチーフであり、オンライン活動がメインの世代である23期の太田紗菜(おおた・さな)さんです。

オンラインだからこそ苦労したこと、そしてオンラインだからこそ新しく可能となったことなど、対面活動が復活しつつもオンラインを併用していく次世代ディベーターにとって、大変重要な内容となっております。


入部を検討されている/ たまたまご覧になられた皆様こんにちは。KDS23期で昨年度は一年間チーフを務めていた、太田紗菜と申します。

今回は、入学後二年間サークル活動がオンラインだった世代として、入部前に想定していたことと違ったことや、オンラインを併用することのメリットをお伝えしようと思います。

昨年簡単にディベートを紹介した内容を投稿しているので、興味のある方は是非そちらも探して見てみてください👀


Table of Contents

  1. 入学していきなり全部がオンライン!?

  2. それでも、オンラインは便利。

  3. 結論


① 入学していきなり全部がオンライン!?

私は高校の時から英語ディベートをしていたので、ディベートがどういう雰囲気で行われるのかという事を知っている身でありました。ジャッジと聴衆の前のど真ん中にスピーチをする人がいて、その両サイドに賛成反対のチームが横一列に座ってメモを取りながら交代でスピーチをする、という感じです。(伝わると良いな…)

しかし入部する頃にはサークル活動が全てオンラインという事態でありました。友達が(学部にも、サークルにも)一人もいなかったので、人間関係をオンライン上で構築し、練習するというのはなかなか大変なものでした。特に、ディベートは相手の表情やジャッジの反応を見て、自身の主張の受け取られ方を判断したり、仲間との綿密な相談を経ることで成り立つ競技ですので、「相手の顔が見えない状態」「ちょっとした相談がしにくい」というのは練習を進める上で、非常に難しかったものがあります。

 

② それでも、オンラインは便利。

上ではオンラインはディベートに向かない、というような論調で進めてきたわけでありますが、オンラインは対面と併用すれば、最強なツールに変身します。どういう事でしょうか。

それは、一旦仲間と実際に会ってしまえば、オンライン上でもやりにくさが大分なくなり、めっちゃ楽しくディベート活動が出来てしまうということです。

ここでイメージしていただきたいのですが、高校の友達と電話やビデオ通話、メッセージをするときと、まだ会ったことのない人とするのとでは、やりやすさが全然違います。会ったことのない相手とでは、メッセージの送り方に気を遣ったり、言いたいことをちゃんと言えずに終わる、という事も沢山あります。一方、実際に会ったことがある相手とであれば、そんな心配は殆どなくなってしまいますよね。つまり、一度でも同期や先輩と会ってしまえば、オンライン上でも、相手を知っている安心感から、気軽に楽しく練習が出来てしまうということなのです。

さらに、現在ではサークルの対面練習を再開しているのですが、しっかりオンラインを併用しています。そうすることで、キャンパスにはいないけどディベート練習したい、というときに、気軽に参加できるというメリットがあるのです!!

さらにさらに、大会という観点でオンラインのメリットを話すとすれば、海外の大会にも参加するのが容易になった点が、非常に魅力的だと思います。海外大会は勿論、すごーくレベルが高いものから、初心者のための大会など、様々なものがあります。いろんな国の人と戦える上、対戦相手は全然知らない人なので、勝っても負けてもあまりプレッシャーにならないというメリットもあるみたいです。

③ 結論

オンラインとオフライン、ハイブリッドが可能となった世代に入部できる皆さんは、超超素晴らしい環境にいると言えます。オフラインで友達を早く作ったり、先輩と会ったりして、楽しい楽しい活動に参加できると同時に、オンラインを併用することでキャンパスに出向けない時や、自主的に練習したいときに、どこからでも仲間と共に練習できる環境が整っているからです。やる気とちょっとの勇気さえあれば、海外の大会にも参加できてしまいます。正直、私は皆さんが羨ましすぎて今からでも一年生をやり直したいくらいです……

興味が少しでも湧いた方は、一度見学に来てください!見学や練習体験などを通じて、その楽しさを味わってほしいと思います☆


紗菜さん、ありがとうございました。

ちなみに、冒頭で少しだけ触れていた「ディベートを紹介した内容の投稿」は下記の2021年のブログリレーになります。

2021 ブログリレー #5