Autumn Cup 2023

今回の担当は、秋tで見事Rookie Grand Finalistに輝いた、26期の菅原淳さんです。京都で開催された本大会の感想を執筆していただきました!


こんにちは、26期の菅原淳です!今回は10月28〜29日に行われたJPDU Autumn Tournamentのブログを書かせていただきました。ブログを書くのは初めてなので拙い文章ではありますが、読んでいただけたら嬉しいです。ずっと書きたかったKDSブログを書かせていただく機会をいただけて光栄です。


Table Of Contents

自己紹介

チーム結成

試合・結果報告

大会前の練習

京都観光・その他


自己紹介

改めまして、法学部政治学科1年生の菅原淳です。僕は日本で小学6年生まで過ごし、その後2年間オーストラリアのシドニーに滞在しました。そこで身につけた英語を高校時代に何か活かせないかと思って始めたのが英語ディベートです。高校時代は英語ディベート部の部長として3年間活動に取り組み、大学に入学してからもディベートを続けたいと思いKDSに入サーした次第です。

 

チーム結成

麟太郎とチームを組むことを決めたのは8月11日〜12日に行われた銀杏杯の大会宣伝の時でした。麟太郎の誕生日が10月27日、僕の誕生日が28日と誕生日が近いこともあって、「秋Tとほぼ被ってるからバースデイボーイズっていう名前で出よう!」という話になり、そこからペアを組んでの練習も少しずつ始めました。チーム名は銀杏杯で話した通り「Birthday Boys ~プレゼントにPOI待ってます~」になりました。大会では「POIを待っている」にもかかわらず、僕はスピーチ時間に余裕がなくPOIをほぼ取らず、麟太郎は取ったPOIを全部セカンドスピーカーの僕に投げるというカオスな状況になってしまいましたが、二人で組めてグラファイまで行くことができて本当に嬉しかったです!麟太郎ありがとう!そして誕生日おめでとう!

 

試合・結果報告

1日目、2日目の試合について、覚えている範囲内で紹介しようと思います。

 

1日目

Round 1

THW prohibit religious organizations from providing rehabilitation for addicts.

CO, 2位

OOの筑波のペアが本当に上手で、こっちがクロージングで話そうと思っていたマターもほとんど言われてしまいました。しかしOOの説明にもっとイラストレーションを加えたり、効果的な反論をガバメントサイドに投げたり、インパクトを詰めることでなんとかガバメントサイドには勝ちきり、OOに続いて2位でした。早速KDSの同期2チームと当たりましたが、いつものラウンド練習のような気持ちで、落ち着いて臨むことができました。キャラクター分析やインパクトをしっかり話すことができていた、とジャッジの方に言われ、良いスタートを切ることができました。

 

Round 2

THS the formation of the “Lithium OPEC”.

OO, 4位

リチウムOPECとは南米の国々による、リチウムの生産や価格設定、輸出が政府間同盟によって管理されるカルテルのことです。

完全に知識不足で文字通り何を話せば良いのか分からずプレパ中冷や汗が止まらなかったことと、ラウンドの相手が強い有名なディベーターばかりだったことで、ラウンド部屋に入った瞬間にビリになることを確信しました。

試合後ジャッジの方からは、”No sufficient mechanism, not much of a linkage between issues you brought”と言われ、これは毎回のラウンド練で先輩方に言われてることだなあと思い出し、自分の未熟さを再確認しました。

 

Round 3

THP a world with dominant norm that friendly/intimate relationship in business should be minimal, to a world with dominant norm that people should actively seek friendly/intimate relationships in business.

OG, 3位

僕は高校時代からずっとセカンドスピーカーをやってきたせいなのか、あまりファーストスピーチが得意ではないし、BPのOGが好きではありません。自分自身がアイデアマンではないし、スピーチ中にその場で色々考えて話すことも苦手です。なかなか満足のいくスピーチをすることができませんでしたが、COに対する麟太郎のPOIが炸裂していた(?)のはいい思い出です。

 

Round 4

THS the implementation of San Pedro’s prison structure.

(Info: San Pedro is the largest prison in Bolivia and is renowned for being a society within itself. There are no guards inside the prison and police officers exclusively guard the outside of the prison only. Prisoners have to buy/rent the cells they live in, with a range of accommodation provided to them from worst to best. Prisoners can earn money from working in the prison as messengers, hairdressers, shopkeepers and many more. The prison holds annual elections to elect a leader and executives, similar to a regular cabinet.)

CG, 1位!

このラウンドで意識したのは、初めから各チームやラウンド中の重要な論点についての比較軸を出し、それに基づいて自分たちの主張や相手への反論を作ったことです。エクステンションもうまくでき、勝つことができました。

 

Break Annoucement

ブレイクアナウンスメントは同期のナオキたちとご飯を食べながらオンラインで見ました。なぜ京都に来て北海道ラーメンを食べたのかは今でも謎ですが、、、ご飯はとても美味しかったです。

3試合目までの順位があまり良くなく、最後の試合で1位を取っていなければ累計ポイントを見る限りブレイクすることもないだろうと思っていたので、正直ブレイクはしないだろうと思ったいました。同期の友達もみな同じような状態で、「明日の京都旅行はどこに行こうか、宇治行きたいね〜」などという話をしていると、なんとズームのスライドに僕たちのチーム名が!一緒に京都観光をしようと言った友達もブレイクし、結局初めての京都観光は諦めざるを得なくなりましたが、ブレイクできたことに非常に大きな達成感と喜びを覚えました。

 

2日目

Rookie Semi-Final

TH, as you, W destroy all the evidence of the human experiment

(Info: You are a researcher working for a corporation that is about to release a cure for a fatal disease that afflicts millions. You’ve been recently made aware that the research conducted involved several instances of underground human experiments which led to the speed in development. You have substantial evidence to prove this beyond reasonable doubt. Releasing this information will lead to the shut down of the research. You are the only one that has the evidence, and once destroyed, the evidence will never be discovered by anyone else.)

CG, 1位!

専門的な知識があまり必要なく、当たり前のことをしっかりメカニズムやインパクトを詰めて話すことが大事なラウンドだったと感じました。OGが残したメカニズムの穴を埋めるとともに、2チームとも強いインパクトを出してきたオポジションサイドもしっかりと削りきることができました。

Rookie Grand Final

THW force citizens to serve several years in industries which the government deems to be important for country’s economy/society but severely lack labor. (e.g. agriculture, nursing for Japan)

CO 多分4位(汗)

比較的得意なクロージングを取れて良かったのですが、なかなかアイデアが思い浮かばず、かなり厳しいラウンドでした。プレパ中も二人でうーん、、と悩むばかりで、結局OOのスピーチを聞いてから書き始めようということになりました。しかしラウンドでも、OGは細かいマターを綺麗に立て切っており、OOも自分たちが予想していなかったCFを用いて話していたので、COとしてやらなければいけないことが多くあって大変でした。スピーチも思ったように上手くできず後悔は残りますが、グラファイに出てレベルの高いチームと競い合えたことだけでも十分に嬉しかったです。麟太郎がこのラウンドでも受けたPOIを僕に回したので、スピーチの最初に”First of all, I’d like to answer the POI that I got from MY PARTNER”と言ったのに誰もこの巧妙かつ秀抜なジョークに気づいてくれなくて悲しかったです。

大会前の練習

麟太郎とは練習に来る日程が合わないことがあり、満足いく回数練習することはできませんでしたが、一緒に練習できる限りある時間を大切にして、絶対に勝ちに行こう、と決めて毎回ラウンド練に臨みました。中でも強い先輩たちとのラウンドで1位を取ることができたりしたのは良い思い出です。こういった練習の積み重ねで少しずつ自信をつけることができました。いつもラウンド練を開催してくれる先輩方、ディベーターやジャッジとして自分たちの練習に関わってくださったKDSのみなさん、ありがとうございます!

 

京都観光・その他

ルーキーのグラファイが終わったあと、同じラウンドに出た友達と一緒に祇園までバスで行き、2時間ほど京都観光を楽しむことができました。試合でへとへとになった後に食べるラーメンと、京都のわらび餅は格段に美味しかったです!!そのあとは急いで会場まで戻り、クロージングセレモニーに参加、夜は京都駅の近くで26期みんなでご飯を食べました。ちなみに前泊した金曜日の夜ご飯は一緒に新幹線で行った友達とカレー屋さんに行き、ライス400gの大盛りカレーを食べました。キーマカレーとバターチキンカレーの組み合わせが最高でした。

今回の大会で評価できるところはこれからも続け、反省すべき点は徹底的に改善して、今後のディベーター人生に活かすことでもっと強いディベーターに成長していきたいです。拙い文章でしたがここまで読んでいただきありがとうございました!

 


 

 


Results

Open Semi Finalist
Re; Loveless Losers (Taichi Fukami, Yohei Horiguchi)

Rookie Grand Finalists
Love is a mental illness that is not covered by medical insurance (Naoki Tachi, Haruki Sadaoka)
Birthday Boys ~プレゼントにPOI待ってます~ (Atsushi Sugawara, Rintaro Wadami)

Rookie Semi Finalists
タイちゃんに叱られる!(Taisuke Yoshimura, Sora Hanzawa)
Life is beautiful (Hanul Uchigaki, Kotaro Iimori)
出会って15分で即ディベート (Chan Pok Man, Hiroaki Matsuo)

Best Adjudicator
1st Miyo Arai

Best Rookie Speaker
6th Taisuke Yoshimura

Best Open Speakers
5th Taichi Fukami
10th Yohei Horiguchi

DCA Natsumi Sadaoka
EO Ryunosuke Gyotoku