1年生ペアで臨んだ秋T

長らくお待たせしました🙇‍♀️ 今回は最近絶好調のKDS21期のゆいに秋Tのブログを書いてもらいました!!


こんにちは。KDS1年の川口結衣です。今回は9/22,23に立命館大学と神戸大学で行われた秋Tについて書かせていただきます。月並みな言葉ばかりが並ぶ記事になってしまいますが、どうぞよろしくお願いします。ちなみに結構長いです。


Table of Contents

1結果
2大会前
3大会初日
4大会2日目
5大会を終えて


1. 結果

チームとしては、Open Quarter finalistとなりました。
個人では私が4th Rookie best speakerで、パートナーの真脩が2nd Rookie best speakerでした。

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2大会前

ABPが直前まであった為、今回ペアを組んだ真脩とは前日に初めて一緒に練習を始めました。とにかく練習が足りなかったので当日もギリギリまで日吉で練習していた結果、結構ヤバイ時間になってしまいました。その後学割が謎の機械メンテナンスで使用できず発狂したり、JR新横浜駅に詐欺られICカードで改札に入れず京都行きの新幹線を乗り逃しそうになったり、ハプニングの連発でした。乗車券を出発10分前に購入するとかいうガバガバっぷりはマジで笑えない事態になり兼ねたので、以後気をつけます。新幹線の中でも過去モーションをこなして難易度に慣れたり、ACの方が他に担当した大会のモーションをこなして傾向を探ったりしていました。京都のホテルは21期全員で取ったので、着いてからは部屋でラウンド練を開催しました。深夜まで練習に付き合ってくれた同期には感謝しかないです。

3大会初日

初めてのオープン大会、ナショナルズということでかなり緊張して吐きそうになっていたのですが、会場に着くとKDSの先輩方と合流できたり他大の友人と話すことが出来たりして、少し緊張が解れました。私はサブマリン気質(一試合目で爆死して沈む)ということが銀杏杯で分かったので、初戦からフルパワーで臨めるように試合前にもたくさんプレパをしました。試合前「緊張しちゃうなら体を動かすといいよ!!!」と言いながら真脩が踊り始め、しきりに大丈夫大丈夫と声をかけてくれたので、彼は完全に私のメンタルサポーターです。いつもありがとう。

R1 OG:2nd
THR the societal emphasis of charity/volunteering as a virtue.

初戦からOGか…と不安だらけだったせいか、このemphasisがいかにcoerciveになるかのメカニズムが証明しきれず、さらにクロージングに言いたかったことを取られた感が若干あったので、一発目から微妙な試合をしてしまいました。サブマリン回避ならずか…と思っていたらギリギリ2位を貰えました。反省の多いラウンドでした。

R2 CO:1st
THS active racebending which is favorable towards socially underprivileged races (i.e., African American, Asian)

初戦の反省のひとつとして「1st speakerの私がもっとプレパの舵を取る」をしっかり実践した結果、普段通りの調子でプレパが出来ました。真脩がかなりのkiller POIで相手の論を事前に潰したり、試合中にパッと思い浮かんだアイデアを落ち着いて共有してくれたおかげで、余裕のあるメンバースピーチができました。
この段階で5ポイント獲得していたので、3試合目からは6,5ポイントラウンドにぶち込まれるぞ…と怯えながら互いを鼓舞しました。

R3 CG:3rd
THW abolish all regulations against service industry (such as sanitary condition of the hotel or additional car license for cabbing) except for those related to immediate impact to one’s life

プレパまではそこそこ順調にいったのですが、いざラウンド部屋に入ると、OGに見慣れた先輩2人が…「いやなんでKDSベンチしてんのwww」とOsakaの方に笑われましたがこっちが聞きたいです。馬場さんと布施さんにも嫌そうな顔をされました。「とにかくまずはオポの話を聞いて反論メインでエクステンション頑張って絞り出して、ガバベンチ(もといKDSベンチ)勝ちを狙っていこう!」と戦略を立てましたが、3位になってしまいました。いやあそこからエクステンション出すのもう無理じゃない…?と萎えていたのですが、試合後淳さんにエクステンションの例をたくさん教えて貰い、焦って視野が狭くなっていた&知識不足による単純な負けだなぁと落ち込みました。誰が相手でも冷静に対応できるようにと心がけてはいるものの、未だにメンタル面は大きな課題です。

R4 OO:3rd
THBT the environmental movement should abandon the narrative of personal responsibility in favor of one which emphasizes institutional accountability
試合前から「この場合のinstitutionって国?企業?なんのことだろう」とその部分の解読にかなり時間をかけてしまい、それ以外にも全体的にプレパから微妙だった気がします。私と真脩のプレパは、基本的に私が大量に喋る→真脩が噛み砕く→細かいところを詰める→最終的に何を言うか決める、といった感じなのですが、私の頭が全く働かず、終始沈黙を貫いてしまいました。更に試合中「ど
ちらの方が問題解決を達成しうるか」の論に固執してしまい、モーションの趣旨である「どちらをblameすべきか」からズレた話ばかりしてしまいました。バブルラウンドという局面において微妙な試合をしてしまい、こちらもかなり反省の残る試合でした。

予選が終わり、自分で納得のいかないスピーチが大半を占めていたため、盛大に萎えながら21期に腕を引かれるがまま新大阪へ向かいました。大会中は殺伐としていてご飯を食べる時間も精神的余裕も無かったので、餓死寸前の状態で食べたお好み焼きは本気で美味しかったです。

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「もはや暴力」とまで真脩に称されたオムそば

当日はタブが落ちてしまった影響でブレイク発表が延期し、夕飯を食べている最中も全員で今か今かとフェイスブックを更新していました。行儀が良くないですね。「アナウンス来た!!!」という真脩の声に慌ててページを開くと、open 16th teamに私たちのチーム名が!!鉄板越しにウオオオぉと抱き合って喜んだのも束の間、「あれ?でもなんかRookie1stにも名前あるよ?」と言われ、よく見てみると16thがふたチームあり…その下に注意書き…

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「ここここここコイントスとは?????」とバカ焦りしたのを覚えています。どうやら同点だったチームがいて、しかしそこから更に1位をとった回数などなど全てを考慮しても差がつけられず完全同率となってしまったようでした。状況を理解した瞬間、「ああ…勝ちきれなかったってことか…」と情けなさとパートナーへの申し訳無さで頭がいっぱいになりました。けれどいくら悔やんでも仕方がありません。「こうなった以上はもう運を全てつぎ込んで頑張るしかない」と真脩と互いに固く決心したのですが、「いやコイントスって頑張るとか頑張らないとかの問題なのかなあ」と思いながらホテルで眠りにつきました。

4. 大会2日目

コイントス頑張りました(謎)
本当に本当に運が良かったです。コインの表が出た瞬間真脩と思いっきり抱き合いました。ちなみに私たちのオープンブレイクが決まったので、ルーキーGFはUTの1年生が繰り上げになり、めちゃくちゃ感謝されました。お互いおめでとうと言った感じですね。私は何も頑張ってはいませんが。
しかし冒頭の結果で述べた通り、このオープンQFが私たちの最後の試合となってしまいました。特に有益なことは書けないのですが(QFに限らず今までも書いていませんが)、反省も含め一応QFの詳細も書いておきます。

QF : OO Lose
TH, as White group in South Africa, would declare the formation of violent rebellion against the government in case they amend the constitution
「アパルトヘイトやばかった」くらいの浅い知識しかなかったのが間違いなく敗因でした。終始パートナーに頼りきりのプレパで、かなり焦っていたせいか、お互いの意思疎通もあまり上手くいっていなかった気がします。オマケにOGがUTの有元&栗原さんペアで、ガチガチのコンストに上手いリバッタルも思いつかず、POIも全く返せず、言い訳のしようがない惨敗でした。
どれだけ強くないと勝てないのか、目に見える努力量の違い、本当に強い人たちとの格差。分かってはいたけれどしっかりと思い知らされました。

こうして1年生ペアで臨んだ秋Tは終わりを迎えました。

6. 大会を終えて

相変わらず反省と後悔だらけの試合で全く自分自身に満足できていないのですが、それでもやっぱり、大会前に目標としていたオープンブレイクを(コイントスだったけれども)達成できて、純粋に嬉しいというのが第一の感想です。負けた試合はただの後悔で終わらせず、しっかりと成長のための糧にしていきたいと思います。そして勝った試合に関しては、全て周りの人のおかげだと言うことを忘れない為にも、こちらで感謝の言葉を記したいと思います。他にもたくさんの方にお世話になったのですが、キリがなくなってしまうので、特にお世話になった方に限定させていただくことをご容赦ください。
謝辞を書くにあたって、誰よりも何よりも先に、パートナーの真脩へ。
目標を達成できて本当に良かったです。だけど真脩がしっかりとやるべきことをやっている一方で、終始慌てすぎ、Fact無さすぎ、頼りすぎで申し訳なかったです。もっと余裕ができるくらい強くなります。真脩には、ほんっっっっとうにメンタル面でお世話になりました。ていうか常にお世話になってるけど…。特に大会期間中は頼りっぱなしでした。ネガティブで緊張しいな私をいつも支えてくれてありがとう。優しい21期の中でも一際優しくて、努力家で、頼れる真脩は、最高のパートナーであると同時に、私の憧れの存在です。He surely is the best partner anyone can ask forといった感じです。端的に言って大好きですね。ブレイクは真脩とじゃなきゃ達成できませんでした。本当に組んでくれてありがとう!次は梅子に向けて、お互い頑張っていこう。
次にKDSの先輩方や同期に感謝したいです。特に、そもそも秋Tの参加を勧めてくださった淳さんには感謝してもしきれません。いつも親身になって話を聞いてくださってありがとうございます。秋T直前、私情でトラブっていた際、馬場さん・カイトさんと一緒に声をかけてくださって、本当に自分は恵まれているなぁと痛感しました。後輩想いの素敵な先輩に囲まれて、幸せです。
次に同期である21期のみんな。ほぼ全員が1年生ペアで秋Tに挑戦できたことが誇らしいです。ジャッジで参加した慎悟も同様に。このまま皆でどんどんチャレンジして、壁にぶつかって、一緒に乗り越えていけたら良いなと思います。みんな良き仲間であると同時に、良きライバルでもあります。後ろ向きな私の背中をいつも押してくれてありがとう。
大会の時はいつにも増してKDSで良かったなぁと強く感じます。先輩にも同期にもたくさんお世話になっているからこそ、早く「結果」という残る形で、KDSに恩返しができるようになりたいです。精進します。
そしてもちろん、大会の運営に携わってくださった全ての方々。素晴らしい経験になりました。素敵な大会をありがとうございました!

これからも周りの人への感謝の気持ちを忘れずに、がむしゃらに頑張っていきます!


Result of JPDU Autumn Tournament

Best adjudicator: Hikari Tamara

2nd rookie best speaker: Mashu Kobayashi
4th rookie best speaker: Yui Kawaguchi

2nd best speaker: Takua Baba
5th best speaker: Yusuke Fuse

Quarter Finalist: KDS B (Mashu Kobayashi, Yui Kawaguchi)

Semi Finalist: KDS A (Takua Baba, Yusuke Fuse)

Rookie Grand Finalist: KDS E (Toshiya Ozawa, Satomi Kondo)


 

ゆい、パワーのもらえる記事をありがとうございました^^