最近寒くなってきましたね。BP Novice 2016

こんばんは!2年の藤井葉子です。先日KDSの総会を終え、執行部の引継ぎを行いました。そして新たな広報担当が誕生しました!今後もご期待くださいね!その後報告もしなくてはなのですが(大汗)、まずは11月に行われたBP Noviceの報告を載せたいと思います!3rd Breaking Team & Oct Finalist に輝いた1年の柳百香にお願いしました。


こんにちは。KDS 1年の柳百香です。
梅子杯のブログを書いてくれた和田野澪とは比べようにならないぐらい、地味にひっそりとKDSに生息しております。

知り合いいなさすぎていつもORにいるのが辛いので皆様どうぞお見知りおきを。

今回は、11月13日(予選)、12月4日(本選)に行われたBP Noviceについて書かせていただきます。

スピーチぐぢゃぐぢゃとよく言われるので、以下サインポスト↓( ◠‿◠ )

1.      大会まで
2.      予選
3.      本選
4.   感想など


1. 大会まで

少しだけ自分の話をすると、私は4月からKDSに所属していたわけではなく、ADIに行きたくて夏休み前に衝動的に入部しました(理由は割愛)。

しかもADIでは、事情があり大会前に早退するというイレギュラーさを発揮し、かなり謎キャラ扱いされていたと思います。その後は梅子杯に参加させていただきましたが、アーギュメントはパートナーに任せて私はセカンドでひたすら相手を煽ってるだけでした。そんなこんなで、BP Noviceの予選前はディベートの基礎が全くなっていない状態の中、凄い先輩と組ませていただくことになりました(KDS2年の神田駿介さん)。

ここで、ほぼ初対面の時に駿介さんに吐き捨てられた言葉が、

「まじで期待してないから」です。( ;  ; )

(後の説明によると、「他人に期待してしまうと、勝ちを他人に依存してしまい、自ら勝ちを掴みに行かなくなるから」だから、だそうです。今までパートナーに期待したことはないそうです。ただの良い話でした。)

ビビりすぎて、お家帰りたかったです。

でも、結局たくさん教えてくださり大変お世話になりました。

本当に尊敬しています!

2. 予選

各ラウンドを、振り返りたいと思います。

R1: THW ban all procedures to alter one’s racial appearance. (OO,1位)

かなりオーソドックスなラウンドでした。
LOとして、現状いかにracial minority(例として黒人)がアメリカでoppressされているかを話しました(学校とか、就職活動とかにおいて)。

もっとShengwu聴いておけばよかったと、自分のツメの甘さを感じました。

どうでもいいけど、Shengwuって手大きいですよね。

駿介さん名言「俺はKDS随一の細かさ」

R2: THW make the board of executives criminally liable if their workers commit suicide due to overwork. (CG,2位)

OGにKDSの塩田くんと太郎さんがいて、「1位譲るんでガバベン(government bench)にしてください〜」って塩田くんが冗談で言ってたけど、塩田くん太郎さんが1位でした( ◠‿◠ )。

オープニングで、BOEは労働者が自殺するかどうかを予期できているのかに関して水かけで終わっていたので、CGではいやめちゃくちゃ予期できてるからこれはactive murderだよん、and even if予期できていなかったとしても、なぜcriminalとして扱われるべきなのかを話しました。

このラウンドは改めて駿介さんのマターに感動しました。この時のプレパ用紙は今でも見返してます。

結果はイニシャルで割れて、2位でした。

エクステンションを出す時は、同じベンチのチームに容赦なく、「オープニングはこれができていないからだめ♪ぷぷぷ」ってMGからはっきりと違いを出さなければいけないなと痛感しました。内容がよくても、wordingやframingでジャッジさんからの取られ方が変わってしまうのはもったいないので、気をつけようと思いました。

駿介さん名言「俺とお前の貢献度、100:0だから」

R3: THR the western media demonizing Islamic terrorists rather than portraying them as criminals with legitimate grievances. (CO,1位)

予選でもっとも印象的なラウンドでした。全チームとも、ここで1位をとればブレイクが確実となるので、心なしかみんな目がいっちゃってました。

個人的に当たってみたかったチームばかりだったので( ◠‿◠ )(理由は割愛)面白かったです。

OGは、テロリストを犯罪者として扱うとフランスなどにいるイスラム教への差別につながってしまう、と言っていて、CGは覚えていないです、ごめんなさい。OOがかなりアーギュメントを網羅していたので、COとしてはエクステンションといったエクステンションは出せなかったと思ってます。でもOGやCGが(たぶん)話していた、差別の話を、むしろgovのほうが差別が強まるもん、あと、実際問題govではテロの解決に繋がってないけどoppはテロをtackleできるもんぷんぷん、みたいな話をしました。

MOとして私はかなり死んでいましたが、OWで先輩が巻き返してくれました。正直1位にも4位にもなりうる試合だったなと思います。1位とったあと駿介さんが機嫌よすぎて何か憑依しているのかと思いました。怖かったです。

駿介さん名言「うぇい〜」

R4: TH opposes the marketing of indigenous cultures for the purpose of tourism. (OG,1位)

自分が家族旅行でニューメキシコ州のサンタフェに行ったときを回想してどんなシチュエーションか想像しました。このラウンド、よく覚えてないです。なんでだろう。ラウンド終わってからも、原住民にとっての幸せはどう測るのだろうか疑問に思いました。夜お布団入ってからも考えていました。

駿介さん名言「やっぱり、今日の俺とお前の貢献度、70:30ぐらい」

予選結果→3位ブレイク

3.本選

面白いタイトルつけてください

面白いタイトルつけてください

朝から余裕ぶっこいてお風呂で優雅に動画見てたら遅刻しそうになり生死をさまよいました。

OF: THBT prominent civil society activists should choose not to run for elected office. (OG,3位以下)

日吉練でほぼ同じモーションをやったことがあったのでラッキー☆って思いました。いけたかなーと思ったら奈落の底に落とされました。結局、いくらoppの世界を叩いても、じゃあgovだとどういう風にsocial changeが見られるのか描かなければいけないんだな、って当たり前のことをリフレク聞いて思いました。あと個人的に、もっと”prominent”に着眼すべきだったのかなと思います。

このあとKDSのかえさんとUTの孫くんと少しいじけてました。( ◠‿◠ )

楽しかったです。( ◠‿◠ )

本選結果→KDS F Oct-Finalist

個人としては、

3rd Rookie Best Speaker (Kanto)

10th Main Best Speaker (Kanto)

をいただきました。

持って帰る時に折れちゃった

持って帰る時に折れちゃった

 

姿勢悪い

姿勢悪い

19期は名前がMから始まる人間が多い

19期は名前がMから始まる人間が多い

せっかく3位ブレイクしたのにオクトで散ったのは普通に悔しかったです。
もっと駿介さんの素晴らしいマターをドヤ顔で披露したかったです。

個人賞は、もちろん私の実力だとは1ミリも思っていないし、全ては先輩のおかげです。その上で、多少なりとも今後の大会への自信、また、次は自分の力で同等の結果を残さねば、という良い刺激になったと思います。

結論:BP Noviceはとてもいい勉強になりました。

4. 感想など

①    BP Noviceは良い大会である

そのまんまです。1年生は、先輩にすごく見込まれているか、あるいはかなり積極的に先輩に頼みに行かない限り(頼んでもある程度上手くないと無理)、大きな大会であっても1年生同士で組むことが現状としてほとんどだと思います。そういったときに、たしかに自分でマター集めたり音源聴いたり、上手くなる方法はたくさんあるにせよ、自分より確実に上手い人(もちろん、経験年数=上手さではないけれど)にどかーんと一定期間一緒に組んでもらうという経験は、自分の成長に直結すると思います(異論はもちろん認めます)。

BP Noviceがどういう目的で始まったのかはわかりませんが、各institutionの取り組み(基本的に1年と2年を組ませる)は、1年生が成長できるとてもいい機会を与えてくれていると思います。

今後もBP Noviceの末長いご繁栄をお祈りします。

②    イラスト大事だなあ

BP Noviceに特化の感想ではありませんが、そのまんまです。

まずSQの分析の際に、「問題はこれでーす」とだけ提示するのではなく、細かいイラストも含めながら丁寧に論じていかないといけない、と思いました。ロジックを投げつけあってもラウンドはできるし勝敗はつくものの、果たして何のためにディベートをしてるんだろ、って思うことがありました(黙れってコメントも待ってます)。

困っている人がいるから、何かが問題だからこそこのモーションが存在するわけで、そこのイラストをおざなりにすると、お互いに誰を守りたいのか、また、サポートしてる世界はどんな世界なのかわからないまま、ディベートがモヤっとしたまま終わっちゃうなあと思いました。(当たり前ですが。)

でもまあそれ以上に、細かいイラストがないとただ単に白黒の「つまらない」ディベートになっちゃうなって個人的には思っています。(面白さ追求しても勝てませんが。)。

イラスト頑張りたいです。

最後に

BP Noviceを運営してくださったコミ、ACの皆様、おつかれさまでした、そして大会を成功させてくださりありがとうございました!

ジャッジの皆様、ディベーターの皆様もお疲れさまです。

長い文章を書くようなキャラではないのに意外と長く書いてしまった( ◠‿◠ )

最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございました!

 

おわり


ありがとうございました!以下、結果報告です!

-Kanto Main Best Seakers
Best Speaker Kotaro Asano
2nd best speaker Sayaka Nakano
5th best speaker Hikari Tamura
10th best speaker Momoka Yanagi

-Kanto Rookie Speaker Awards
Best Hikari Tamura
3rd Momoka Yanagi
5th Megumi Tanaka
7th Momoka Shibata
10th Mio Wadano

-Grand Finalists
KDS A (Hikari Tamura, Kotaro Asano), KDS B (Megumi Tanaka, Sayaka Nakano)

-Semi Finalists
KDS C (Momoka Shibata, Masako Ishihara), KDS E (Kiyonobu Tamai, Atsushi Sumida)

-Quarter Finalist
KDS D(Mio Wadano, Shunki Nakamura)

-Oct Finalists
KDS F(Momoka Yanagi, Shunsuke Kanda), KDS H(Hirokazu Matsuda, Kae Natsume)

-Breaking Adjudicators
Sho Masuda (CA)
Naoki Kagohashi
Ryotaro Takahashi
Ryo Hayakawa
Tom Ohtsuka
Kasumi Nogawa
Masahiro Michigami
Reserved: Nanami Hara

-Chief Adjudicator Sho Masuda

おめでとうございます!