2日間KDSの世界に触れてみたICU生の話

みなさんこんばんは!春休みが始まって約一ヶ月が経ち、APスタイルの大会ラッシュ後半の準備を始めている方も多いと思います。

今回は2月26.27に行われたKDS主催のディベートのすすめLesson 13の感想文を、見事ルーキーチャンピオンに輝いたICUの代表ゆうとくんに書いてもらいました!ブログをお願いしたその日中に書いちゃうゆうとくんスゲェよ、、、広報嬉しくて泣いちゃう、、、


 

はじめまして!ICU1年の宮脇雄斗(Yuto Miyawaki)と申します。

今回KDS広報のめぐから、「ディベすすのブログを書いてほしい」という要請があり、なんか面白そうだなーと思って引き受けさせていただくことにしました(至極単純な理由)。

今大会KDSの1年生2人(しばもも、みおこ)と組ませていただいて、2日間ほぼKDS生として行動させてもらったディベすすが、振り返ればとてつもなく印象に残る大会でしたので、少しその感想文を綴らせていただきます!

 

大会前(ディべすすを知るまで)

 

時は遡って大学入学前の事なのですが、ICUDS(自大)のブログを覗いていた時に「こんな大会もあるんだー」と思った大会が3つほどありました。

1 Ryoso Cup→入賞者に神戸牛が貰えるという大会。「ディベートができると神戸牛が食べられるんだ」と、テンション上がってた記憶があります。

2 Osawa Cup→コスプレしないと参加できないICU主催の大会。「ディベート以外にも様々な楽しみ方を提供するんだなー」と、テンション上がってた記憶があります。

そしてこの慶應義塾大学主催の「ディベートのすすめ」。「他大生と組むのが参加必須条件(いわゆるジョイント)」という珍しい大会なので、個人的に楽しみにしていました。去年までは「他大の異性と組むのが参加必須条件」だったそうです。

異性という制約はなくとも、単純に他大生と交流する機会が絶対的に増えるジョイントOKの大会というのは自分にとってすごく魅力的なものなので、ジョイントOKの大会が増えるこの冬のシーズンは楽しみにしていました。

 

大会前(練習)

 

そんなこんなでチームメイトを探した末、KDSのしばもも、みおこの2人に快く受け入れてもらい一緒に参加することになりました。チームのコンセプトどうするか問題(最終的に自分のせんべい愛を押し付けたような気がしました、ごめんなさい)、日吉と三鷹遠すぎて練習全然行けない問題、そもそもICUまだ冬学期中だから他大の冬休み練のスケジュールと全然合わない問題(+テスト前のダブルコンボ)など、色々と山積みでしたが案外なんとかなりました。笑 プレパがやりやすくてスムーズにチームの議論を固めることができたので、練習機会は少ないながらも比較的良い手応えを持って大会本番を迎えることができました。あと日吉のラーメン屋美味しかったです。さすが家系の本場。

色々ありましたがこうしてSenbei Protectorsは大会に挑むこととなりました。

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大会中(予選)

 

「Rookieでもなんでもいいからブレイクする」というモチベーションで予選に挑みました。

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予選4試合ですが、最初の3試合を

負け→勝ち→負けという心臓にあまり優しくない運びで終えました。(詳細は割愛しますが、Asianはとりあえずgovernment sideの時がmodelをガチガチに固めるのがとにかく大事ということを学びました)ルーキーブレイクに進むには最後の試合勝つのが必須な上でスピーカースコアもある程度必要、という見通しだったので結構な緊張感を持って挑みました。R4では相変わらずチームメイトの2人が安定した仕事を果たしていたことと、「Poorかわいそうじゃん!!!!土地あげよう!!!!」みたいなことをひたすら語って頑張って同情してもらおうと訴えかけた記憶しかありません。勝ったかな?という不安もありましたが勝ったとしてもスピーカースコアちゃんと稼げたかな?という第二の不安があったので、なかなか落ち着きませんでした。

 

大会中(セルフブレイクナイト)

 

KDSのきよ、じゅんじにTitechのナタリーを加えたチームA愛と、自分のチーム(Senbei Protectors)の6人で新宿へ向かい、飯を食いながらブレイク発表を待ちました。他大生とこうした交流の機会が気軽に持てるのは本当にディベート界のいいところだな~とかあまり関係ないことを考えつつ、美味しい餃子を食べながらブレイク発表を待ちました。(渋谷餃子というお店です。白米大盛りが結構いい感じの量入っててコスパ満点です)

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そんなこんなで、Senbei ProtectorsはRookie 3rd breakを果たしました。ブレイク落ちまで点数的には紙一重だったので、この時ばかりはかなりはしゃぎました。ブレイクの瞬間の高揚感は何度味わっても本当にいいものだな~と最近感じてます。一緒にいたA愛もRookie 4th breakを果たし、Rookie GFで戦えたらいいね!!というありきたりな口約束を交わしました。

 

大会中(決勝トーナメント)

 

「ここまで来たら楽しむだけ」と予選の時よりいいモチベーションで挑めたんじゃないかなと思います。今回のチームは勝ちも大事にする一方で、「まずは楽しもう」というところが第一に来てるので、本当に組んでて楽しいチームでした。だからこそ1試合でも多く戦いたい、という思いは強かったです。

決勝トーナメントになるとさらに接戦を演じることが多くなり、価値を1つ掴むだけでもかなり神経を使いきるので、Rookie Semi finalの1試合でだいぶ疲れました。それだけに、勝った時の喜びも格別でした。

ようやくRookie Grand final、相手は前日共に餃子を交わしたA愛でした。

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久々の決勝に緊張感を覚えつつ、「タバコ吸う人がstigmatizeされてかわいそうじゃん!!!!」みたいなことをひたすら語ってた記憶だけあります。

 

大会後(表彰から、解散とまとめ)

 

終わってみればRookie Championの称号をいただき、予想を遥かに上回る好成績を残すことができ大満足の大会となりました。

今大会はディベートとしても本当に楽しかったし、それ以上に他大生との交流が本当に楽しかったです。今大会最も関わる機会の多かった慶應生、そして他大生と関わる機会を多くいただいたことで色々なことを知れたし、ジョイントの魅力を存分に味わえた大会だったかな、と思っています!

外に出て色々なコミュニティーと関わることはとても楽しいし、それをしやすい環境のあるディベートコミュニティーは本当にいい場所だなと感じています。

今大会がきっかけで慶應生を始めとする様々な方と前より仲良くなれて、その後のThe関の時にはまた色々な方と交流させていただきました。

とりわけ、今大会は本当にしばもも、みおこの2人に感謝しています。また機会があったらぜひよろしくお願いします!

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ゆうとくんありがとうございました!

(よく見たらトロフィーのてっぺんtraditional Japanese marriageですかね?つっこまないほうがいいですかね?笑)

来年は19期の私たちがディベすすを運営する立場になるので、先輩が仕事をしている背中を見て頑張らなければ!と強く思いました。今年は参加者も多く、とてもいい大会でした!来年もよろしくお願いします。

[ディベートのすすめ Lesson 13 Results]
Champion
Love Sexy Madakimetenai (Sayaka Nakano joint)

Grand finalist 
デュエスス (Hikari Tamura joint)

Semi Finalist
わんにゃんがおー (Yuki Oka joint)

Quarter Finalist
√-1 (Megumi Tanaka joint)

4th best speaker, rookie best speaker
Hikari Tamura

7th best speaker
Sayaka Nakano

2nd best rookie speaker
Megumi Tanaka

Rookie champion
Senbei Protectors (Momoka Shibata, Mioko Fukuda joint)

Rookie grand finalist
A愛 (Junji Yamamoto, Kiyonobu Tamai joint)