Winter ADI 2017 ~元大統領逮捕までのカウントダウン~
みなさんこんばんは、そしてお久しぶりです!広報の田中です。日が過ぎるのは早いものでして、気がついたら春休みが終わってもうすぐ入学式です!19期は着々と新入生を迎い入れる準備を進めています(゚∀゚)
(そういえばそんなのあったっけ)と思う方もいるかもしれませんが、今回は柳ももかに2月に開催された冬ADIの感想文を書いてもらいました!!韓国大好き、そしてディベート大好き(?)な彼女のブログ、とっても楽しいです。(ADI中にライブ行くやつとか初めて聞いいたよほんとすごいよ笑笑)(あとジャスミン可愛い)
こんにちは、KDS新2年の柳百香(やなぎももか)です。今回は冬ADIについて書かせていただきます。新歓シーズンとういうこともあり、新入生にも読んでもらえるような内容にしたいと思います。私自身ADIに参加したくてKDSに入部した身なので、このブログを読んで少しでも「ディベートおもしろそう」「ADI行ってみたいな」「KDS入ろうかな(笑)(笑)(笑)」という方が増えてくれたら嬉しいです。ADIからすでに1ヶ月以上経っているので記憶が怪しい部分があるのですが、please bear with me です。
(実際のスピーチではできていない)サインポスト↓( ◠‿◠ )
1. ADIとは?
2. 始めの二日間ぐらい
3. ラボdays
4. 大会(予選)
5. 大会 (本選)
6.その他の活動
6. 感想
1. ADIとは?
ADIとは、夏と冬の2回、韓国の中央大学で10日間に渡って行われるディベートのワークショップです。アジア屈指のディベーター陣からレクチャーを受けられる貴重な機会です。中国や韓国(夏は台湾からもたくさん来ていた)から同年代のディベーターが多く参加するので、彼らとの交流も期待できます( ◠‿◠ ) 今回の冬ADIは全体で参加者100名ほど、日本からは総勢18名が参加しました(KDS2、Hit-U15、KyotoU2、OsakaU1)。
私はKDSで唯一、夏冬両方参加したのですが、個人的に夏ADIなんだったんだろうっていうレベルで冬ADIが楽しかったです。( ◠‿◠ )あ、夏も普通に楽しかったです。( ◠‿◠ )
2. 始めの二日間ぐらい
初日は軽くOpening Ceremonyがあり、そのあとはAP Style(Asian)に関するレクチャーを受けました。よく覚えてないけど多分夜はチーズダッカルビを食べに行きました。KDSの真面目ちゃんキャラで知られるわだのみお(KDS会計担当)が大量のチーズを前に興奮しているのが印象的でした。ウケる( ◠‿◠ )

わだのみおは写真が嫌い
2日目はモデルディベートと、ラボのクラス分けのアセスメントテストがありました。ラボとは、これから大会までの5日間、自分が所属するクラスです。アセスメントテストの結果、上からOmega , Beta(1,2) , Alphaというクラスに割り当てられます。私はアセスメントはHit-Uの女の子と韓国人の女の子(初心者)と組みました!アセスメントでできる友達はADIでできる初めての友達なので仲良くしましょう!
3. ラボdays
アセスメントの結果、β2に振り分けられました。夏にΩだったのもあってアセスメントに疑問があったので、ADI運営にメッセージで「ちょいとここ説明してくれや( ◠‿◠ )」みたいな文章を送ったところ、2日目からはΩに行けと言われました。なんやねん。( ◠‿◠ )要はアセスメントはかなりテキトーだと思っていいと思います。
上記の通り1日目だけβ2でレクチャーを受けたのですが、とても役に立ちました。クラスを二分して、レクチャラーが細かくスピーチ練を行いまたフィードバックをしてくださいました。
ΩはもっとマターベースでPrincipeの話などが多いと思いました。クッキーカッターの細かい分析などラウンドの基盤となる話ももちろん、最近の時事問題などにも多く触れました。
まとめるとβはスピーチ練習やストラクチャー復習などの実践的な内容が多く、Ωはマターを増やしたりする内容だったと思います。
結論:どのラボも学ぶことがとても多い!!!!( ◠‿◠ )
また大会前々日にはラボディナーたるものもあります!
4. 大会(予選)
私は汕頭大学のお二人と組ませていただきました。チームメイトがBrainy New Sexyというチーム名を考えてくれました。語呂がよくて気に入ってます( ◠‿◠ )
正直予選はよく覚えていなくて…印象的だったことだけ。R4で、雰囲気では私たちが圧勝だったと思っていたものの、相手側のケースを軽視しすぎてエンゲージが足りずにケースを崩せていなかった。自分がいける!と思ったときほどそういうことが多いのでやはりエンゲージは必要不可欠だと思いました。
この夜はブレイクナイトがありました。(私は一人でライブに行っていたため欠席したので他の方の)楽しそうな写真がこちらです!
5. 大会(本選)
ぶち○すぞ( ◠‿◠ )という意気込みで当日の朝を迎えました。そしたらオクトのモーションテーマがAnimal Rightsで「・・・ぇ( ◠‿◠ )」って感じでした。個人的にはアニマルライトはR2モーションだと思ってます( ◠‿◠ )
でも的確なvetoを行ったのでモーションをミスったということはなかったと思います。確実に勝つこともできました。でも負けました。
悔しかったのですがいい思い出でした。ブログ書くの疲れてきた・・・
このあとオクトで散った勢でビビンバを食べた後、韓国戦争博物館に行きました。写真撮影スポットの写真が竹島でめっちゃ笑いました。パシャり( ◠‿◠ )

グラファイは私の推しメンが二人いるチームがガバだったので見ていました。でもおぽが勝ちました。( ◠‿◠ )
結果、チームはOct-Finalist、個人では3rd best speakerをいただけました。日本での大会ではないしどちらかというとお遊び大会ではあるものの、とても嬉しかったです。


6. その他の活動
晩御飯はほぼ毎日日本勢とHongDaeで食べていました。個人的オススメはチーズダッカルビです。日本でいま流行っていますが、あんなのとは比べようもありません。わだのみおがチーズに興奮している様子も見られるので本当にオススメです。
夏は一人で、有名な曲の歌詞に出てくる橋を訪れたり、変なグラフィティーを探しに行ったり、ニッチなことしてました。いろいろな楽しみ方があるので、課題が少ない日などはいろいろなところに足を運んでみてください。

確か金正男が暗殺された日の夜の出来事…というかバレンタイン

キムチチャーハン

高級サムギョプサル

寂しいバレンタインデー
7感想
Why is ADI a very unique and benefitial experience?
(1)You get to be lectured from one of Asia’s (and the world’s!) top debaters.
アジア屈指のディベーター陣のレクチャーを受け、また、ジャッジしてもらうまたとない機会です。個人的に、WUDC 2017 9th best speakerのジャスミンに教えてもらえたことが本当に大きかったです。夏もジャスミンのラボだったのですが、当時はディベートを始めたばかりでジャスミンのマターの重要さがよくわかりませんでした。冬は、ジャスミンと日常会話をしているだけで、激しいマターダンプを受けることができるということがわかりました。ジャスミンは女神です。
(2)You get to mix and gather many different perspectives.
個人的にこれが大きかったです。例えば「なぜ自殺はいけないのか」「なぜ国が人々の健康状態に介入していいのか」などのPrincipleを問うとき、同期や先輩に聞いてもなんだかんだ似通った答えしか出てこないことがあると思います。でも韓国や中国のディベーター(特に中国笑)に何気なく聞いてみると、結構ぶっ飛んだ回答をしてくれます。それが良いか悪いかは別として、とても新鮮で、「ああこういう見方もできるな」と思いました。他にも、「国」とはどういうものであるべきか、日本でディベートしているとかなり共通認識で進んでいることが多いと思います。だけど、韓国や中国では「国」がどうあるべきかのイメージ像が違くて、たとえば韓国勢は、「政府の透明性」を推している気がしました。また例にもパククネや政府の腐敗の例が多くて、想定しているバックグランドが違うとき、ないがしろにすることなく説明する必要性を感じました。
また、イラストで使えそう〜っていう細かいネタが増えました。たとえば私のチームは仲が良くて、大会中は毎日お昼を一緒に食べていて、そのときに、中国の入試制度や就職について、インターネットで独自に調べてもここまで詳しく知れないようなことまで知れたと思います。また、個人的に韓国の財閥()にとても興味があるので、韓国のディベーターにもたくさん質問ができました。財閥への就職は本当にコネらしいです。ぞわぞわ
(3)You make friendship ties.
夏のADIで出会った韓国人の子には個人的にコンサートチケットの申し込みなどを頼んだこともありますし中国人の子には中国での大会の質問をしたこともあります。ICU-T後にブログを書いているのですが(ゴミ)、ICU-Tなどの国際大会でも再会することができます。
(4)あんまADIの素晴らしさとは関係のない個人的な感想
海外ディベーターは、マナー に重きをおくなぁと再実感しました。Ωでも、パブリックスピーチの練習をさせられたり、スピーチ中の間の置き方などを注意されることが多かったです。国内大会では、「あなたのスピーチは分析量が少なくて説得力にかける」とは言われても「あなたのスピーチはスピーチスキルが低すぎて説得力にかける」とは言われないので「ふぇぇ」って感じでした。また、wordingから派生するニュアンスなども細かく注意されました。マターも大事、戦略も大事、だけど、マナーもやっぱり大事( ◠‿◠ )
とんでもなく長くなってしまいましたが、
結論:ADIは楽しい!みんなADIにいこう!
え、、、超楽しそうじゃん、、、あと柳ももか同じ顔文字使いすぎね、、、面白いからいいけど( ◠‿◠ )
ブログ書いてくれてありがとうございました!!夏と冬のADIはディベート界をもっと好きになる大きなきっかけなので、新入生は視野に入れて楽しみにしていてください!
ADI Tournament 2017 (Feb) results
Quarter Finalist: Shrimp Tempura (Mio Wadano joint)
Oct Finalist: Brainy New Sexy (Momoka Yanagi joint)
3rd Best Speaker: Momoka Yanagi
Congratulations!!