Elizabeth Cup 2023

今回の担当は、5月に行われたエリザベス杯で見事チームプライズ、個人プライズに輝いた、26期の飯森康太郎さんです。エリザベス杯に向けた練習や当日の様子を振り返っていただきました。


Table of Contents

    1. 自己紹介 

    2. なぜ二年からKDSに? 

    3. 練習内容 

    4. 結果・感想 



<自己紹介> 

私は、法学部法律学科の26期です。ディベート経験は全くありませんでした。海外経験は中学生の時に香港とタイに住んでいたのですが、日本人学校だったので、特に英語が話せるわけではありません(一番微妙なやつです。) 

高校は慶應高校で、バスケットボールをずっとやってました。 

<なぜKDSに?> 

私がKDSに入った理由は、①英語のスキルアップ ②友達がいたからの二つです。 まず、英語のスキルアップになると思ったから。なんて意識高いことを言ってますが、ほんとは二年の時に英語の履修をとり忘れて、「一年間英語に触れないのはやばい!」と思って、慌てて入 りました、、 

そして、25期(自分と同じ学年)に高校のバスケ部からずっと一緒の港斗がいて、なんとなくKDSの話は聞いていたので、特に他のディベートサークルと迷うことなく入りました。 

<KDSの雰囲気> 

26期は、とにかく人が多い! その分新しい人との出会いもたくさんあります。練習後もよくご飯にいくことが多く、知り合ってそこまで経ってないとはいえ、雰囲気も和気藹々としています。 P.S. 二年だからといって特に奢りませんので、、 

<練習> 

私のエリザベのペアは25期のチーフでスーパーエースの夏美さんだったので、効率的な練習プ ランを組んでもらってました。 

練習方法は 

・プレパ練(Idea出し) 

・スピ練(自分のスピーチを磨く) 

・ラウンド練(試合形式) 

の大きく3つに大別してやってました。 

まず、プレパ練。私は、ディベート超初心者だったので、「AREA」・「SQ・AP・impact」などの基礎的なところを教えてもらいました。基本的に、一つのMotionに対して「Gov」・「Opp」それぞれで出 てきそうなArgumentをまず自力で考えて、その後に、先輩が思いつくArgument(正解)を教えてもらうというスタイルでやってました。プレパ練をこなすことで、分野別で言うべきこと、絶対論点になるであろうポイントが見えてくるので、似たようなMotionが出た時に役にたつ実感がありまし た。 

次のスピ練とラウンド練は並行してやってました。スピ練は、プレパ練のNext Stepのようなイメー ジで行ってました。「Gov」・ 「Opp」どちらかになって、自分でアイデアをだし→フィードバックをもらった後で、スピーチを作って話す練習をしました。ここでは、話し方のコツ(ナンバリング・イントロ)などを特に教わりました。これは対面でやったり、オンラインでプレパをしてスピーチを録音して送ったりしていました。毎回のスピーチごとにフィードバックを貰っていたので、どこを改善すべ きか、どう話したらもっとclearに伝わるかを理解することにつながりました。さらに録音で送る時は、2、3回同じスピーチをとったりもしました。これによって自分でブラッシュアップする練習にもな りました。

ラウンド練では、とにかくディベートになれることとReplyの練習を意識して行いました。やはりプレパ練・スピーチ練のようにはいかず、焦りまくることが多い(今も)ですが、この緊張感に慣れること 自体が練習になった気がします。 

全ての練習で、夏美さんをはじめ、ジャッジをしてくれた先輩がフィードバックしてくれるので、回数を重ねることで、自分の弱いところが見つかり、成長につながりました。 

<結果・感想> 

本番は、3win(全勝)で、プライズは、ペアで10th best team、個人で3rd rookie best speaker をとることができました。 

正直、「よし!上手くいった!」という自信がつくようなスピーチができた気はしませんが、2nd で、 engagement, comparisonなどを的確にして頂いたので勝つことができました。今回の大会で一つ大きな学びを得ました。それは、「勝敗は自分では判断できない・諦めるな!」ということです。 第三戦で、強いディベーターの方と当たって、ラウンド中「負けた」と思ってました。でも結果は勝ちでした。いくら相手の方が英語が上手かったり、argumentの数が多くても、どこかに必ず綻びがあってそこを見極めてつくこと、自分たちの守りたいものを一貫して守っていけば勝てることもあるという教訓を得ました。この経験は現在、どんなチームが来てもブレずにできるメンタルに繋がっています。

 


 

[Results]

Best Teams
3rd Love & Sexy 密&圧 (Mitsushi Ono, Atsushi Sugawara)
4th 他人の金で食う飯 (Takushi Kobayashi, Yuta Sonoda)
10th チャーハン (Natsumi Sadaoka, Kotaro Iimori)

Elizabeth Best Speakers
2nd Mitsushi Ono
8th May Kurata
10th Eiki Goro

Arthur Best Speakers
2nd Atsushi Sugawara

Jane Best Speakers
4th Kosei Ban
4th Joh Hagane

Dookie Best Speakers
3rd Kotaro Iimori
4th Rintaro Wadami
4th Ryohei Yoshino
7th Nanako Kubota
7th Hanul Uchigaki