19th Elizabeth Cup

今回の担当は、5月に行われたエリザベス杯にて見事に優勝し、スピーカー賞も受賞した25期の定岡夏美さんです。この大会は、ディベーター歴一年未満のディベーターが、先輩や同期のディベーターとペアを組んで出場する、NA形式の大会です。

一年生の遅い時期にKDSに入り、今は二年生の彼女。入った時期が近い現在の一年生の同期として、日々切磋琢磨しています。大会に至るまでの苦労、そして大会を通して得たものについて語っていただきました。


こんにちは!KDS 25期、医学部2年の定岡夏美です。KDSのブログ大好きでよく読んでいたので、書く機会をもらえてとても嬉しいです。

私によるモーションの解説とか需要なさすぎるのでしませんが、エリザベの各ラウンドのノートはまとめているのでもし見たいって方がいれば送ります!このブログでは KDSに入ったきっかけ、エリザベに向けた練習、感想などについて書いていこうと思います。結構ゆるゆるなブログです笑


Table of Contents

  1. 自己紹介

  2. KDSに入った理由

  3. KDSのいいところ

  4. エリザベに向けた練習

  5. エリザベの結果・感想

  6. 謝辞


  1. 自己紹介

ディベートは大学始めの初心者です。小学校5年間はカナダ、中学から高校にかけての4年間はメキシコに住んでいました。あと気づかれないのですが実は日本とタイのハーフです。

今はKDS25期なのですが、実は1年生の1月あたりという何とも微妙なタイミングでKDSに入りました笑

初心者なのにこんなよくわからないタイミングで入ったのでどうすれば良いかわからず、昨年度は一個も大会に出ず、練習もほぼ参加してないです。でも当時これを24期の方々に相談したらレクチャーとかスピーチ練習とかを計画してくださって優しすぎて泣きそう、、、になりました。本格的に練習に行き始めたのは今年度からで、期も1個下げてもらいました。

 

  1. KDSに入った理由

KDSに入ったきっかけは主に2つあって、まず1つ目は弟が高校で英語ディベートをやっていて、慶應の英語ディベート部強いよ〜って言っていて、それでKDSを知りました(実はエリザベでペアだった22期の翼さんと同じ高校の英語ディベート部です!世界は狭いですね〜)。そのときはもうすでに医学部バスケ部と全塾のダンスサークルに入っていたので3個は無理かな、、って感じで入るのを渋っていました。2つ目は私と同じタイミングでKDSに入った25期のあむと話していて、なにか頑張れることが欲しい!みたいな話をしていた時に「ディベートちょっと興味あるんだけどどう?」ってな感じで誘ったのがきっかけです。

 

  1. KDSのいいところ

エリザベのブログなのに全くエリザベ関係ない話が続いていて申し訳ないのですがどうしても言いたい!KDSはコミュニティがめっちゃ良いです。ほんとに。もう迷ってたら入った方がいい。私は去年の初めから入っとけば良かったってちょっと後悔しています。同期も先輩もみんないい人で、困ったら何でも相談できます。先輩はディベートの質問をした時にとても丁寧に答えてくれるし、普通のラウンド練以外の練習にも時間を割いて付き合ってくれます。とてもとても感謝しています。

ディベートの魅力、KDSの魅力はおそらく他のブログでもっと詳しく書かれているので、もし入ろうか迷っている方とかいたら読んでみてください!

 

  1. エリザベに向けた練習

やっと本題に入ります笑

大会前にしたことは主に

・KDSのラウンド練に参加する
・先輩にプレパ練をしてもらう
・ディベートの資料を読む
・練習のargument, feedbackをノートにまとめる

です!

○KDSのラウンド練に参加する

授業の後、信濃町から日吉に向かっていました。大体東横線で爆睡して寝過ごしそうになるのですが今のところちゃんと日吉で起きれています笑

ラウンド練は実際にスピーチができるしフィードバックも貰えるので楽しいですが、負けると普通にぴえんってなります。

○先輩にプレパ練をしてもらう

今回の大会でペアの翼さんがプレパ練をしてくださいました。本当にありがとうございます。あるモーションについて10分くらいでGOVとOPPのargumentを考えて、その後に先輩にフィードバックをもらう感じでした。どんなことを言わないといけないか、相手のアーギュメントにどう反論できるか、初心者がやりがちな間違い、あるトピックのモーションでよく使える分析など様々なことを教えていただき、非常に多くのことを学べました。

○ディベートの資料を読む

KDS資料部の資料入門に載っているものを移動時間で読んでいました。ゆるやかマターノートとか夏セミンゴとか。定着しているかはわからないのですが、普通に興味深いので読んでいました。

○練習のargument, feedbackをノートにまとめる

ラウンド練やプレパ練の時にでたargumentやジャッジおよび先輩からのフィードバックをノートにまとめていました。私は紙に書くのが好きなのでそうしているのですが、wordかgoogle docsでまとめた方が探しやすいし良いと思います。同じ、または似たmotionをやった時に見返せるのでいいと思います。あとフィードバックと自分の反省とかは見やすいようにエクセルでまとめています。

 

  1. エリザベの結果・感想

結果はチームで 優勝、翼さんが4th open best speaker、私が3rd rookie best speakerおよび3rd experienced best speakerでした!普通にめちゃめちゃ嬉しい、、Closing ceremonyで結果発表された時が入学以来いちばん感動したかもしれないです、、泣

大会では、私が1st speakerとreplyをやりました。でも言うことはもう先輩がほぼ全てプレパ中に教えてくださったのでそれをもとにスピーチしました。頭フル回転でプレパして、アドレナリンいっぱい出てる時にスピーチして、ドキドキしながら各ラウンドのジャッジを待つのがとても楽しかったです笑

エリザベを通してディベートもっと頑張りたい!と思いました!普通にめっちゃ楽しいし、いろんなことを考えるきっかけになるし、メリットいっぱいだなって思いました。ただ今回は先輩が偉大すぎたので、逆に1人だと役立たずになってしまわないか心配です。まだマターも少ないし、反論も思いつかないし、ディベートしてても勝ち筋見えないしで課題しかないです。なので今後は大会で負けることもあるだろうし、無理―ってなることもあるかもですが、めげずに続けたいです。次は成蹊ジョイントと若葉カップがあるので頑張ります!

 

  1. 謝辞

大会運営の方々、執行部の方々、KDSの先輩および同期、本当にありがとうございました。ディベートを始めて、少しずつ成長できているのは素晴らしい練習環境を整えてくれている執行部の24期、およびどんな質問や相談にも答えてくれる先輩方のおかげです。

そして何より、翼さん本当にありがとうございました。お忙しい中、時間を割いて練習をしてくださったり、たくさんアドバイスやフィードバックをしてくださったり、感謝してもしきれないです。私も将来、後輩に指導できるような強くて心の広いディベーターになりたいです。

 


Results of  the 19th Elizabeth Cup

Champion

住めば愉快だ宇都宮 (Tsubasa Ito, Natsumi Sadaoka)

Best Speakers

4th Tsubasa Ito
7th Yohei Horiguchi

Experienced Best Speaker

3rd Natsumi Sadaoka

Rookie Best Speaker

3rd Natsumi Sadaoka