Seikei Joint 2022

今回の担当は6月に行われた成蹊ジョイントにて見事に準優勝した、25期の羽田歩さんです。

この大会は、大学に入ってからのディベート歴が一年未満のディベーター向けに開かれた大会です。経験者枠、準経験者枠、未経験者枠など、様々なカテゴリーに分かれたこの大会は、誰もが活躍するチャンスのあるNA形式の大会となっています。

Elizabeth Cup に次ぐ2回目の大会出場で感じた苦労、そして共に実感した成長を綴っていただきました。


こんにちは!理工学部2年の羽田歩です。このブログでは成蹊ジョイントの結果と感想、そして僕とパートナーの定岡夏美さん(以後なっちゃん)について少し書いていこうと思います。練習法などはなっちゃんがブログに書いてくれているのでぜひそちらもお読みください笑


Table of Contents 

1.自己紹介

2.KDSに入った経緯

3.大会までの道のり

4.成蹊ジョイントの結果と感想


1. 自己紹介

名前は羽田歩と書いてはたあむとよみます。今年の一月からディベートを始めた初心者です。小学4年生から高校1年生まではカナダ、高2から卒業まではアメリカに住んでいました。急に思い立って入サーしたので、KDS25期生なのですが実は2年生です。普段は勉強をしたり、おいしいものを食べたりしています。

 

2.KDSに入った経緯

大学生時代になにか思い出に残ることがしたいと思っていたところにKDSを偶然見つけて入サーしました。英語が話せればディベートで有利かも、と浅はかな考えを持っていたのですが、入ってみるとみんな英語しゃべれるし頭がいい人達ばかりなのであまり関係なかったみたいです。人の前で話すことももともとあまり得意ではないので、それを克服したいという目標もひそかに掲げています。

今回一緒に出場したなっちゃんとは塾の帰国子女大学受験専用のコースで出会いました。ディベートは二人一組が多いと聞いたので、せっかくならと思いなっちゃんを誘いました。そしたら僕より先に入サーを決意していたので驚きました。練習や大会があるとすぐに声をかけてくれて、ディベートでもやる気面でもひたすらに引っ張ってくれる頼もしすぎる友達です。

 

3.大会までの道のり

1月に入サーしてから2年生になるまでは、ゆるーくスピーチ練習に出たりしていました。まず7分間話し続けるだけの知識とそれをスピーチに落とし込む力が無かったので、ディベートを始めるための基礎を作っていた感じです。対面でもZoomでもたくさん教えてくれた先輩方や24期の方々には感謝しかありません。みなさん快く教えてくれて、そのうえディベートを続けてくれてありがとうなんて言ってもらえて、人が良すぎて恐いです。2年生になってからはラウンド練習にも参加し始め、Elizabeth Cupにも出場しました。やっとディベートが形になってきたのですが、同時にディベーターの方々のすごさも分かってきました。このころからモチベーションがぐんと上がってきました。成蹊ジョイントはElizabeth Cupにつぎ二回目の大会だったのでとても緊張していましたがとても楽しめました!

 

4.成蹊ジョイントの結果と感想

成蹊ジョイントでは、僕たちのチームはOverall Team Award部門第2位、Summer Crystal Best Team Awardをいただくことが出来ました。個人では僕はSummer Crystal Speakerで6位、Overall Speakerで12位という十分すぎる結果を残すことができました。練習でも大会でもなっちゃんにたくさん引っ張ってもらったおかげで、僕も満足の行くディベートができたと感じています。なっちゃんありがとう!!!

合計3ラウンドあり、モーションは

  • 自殺報道を禁止する、
  • 学校のカリキュラムで投資について教育する、
  • 会社が求職者の犯罪歴を見れるようにする、

の三つが出ました。

どのラウンドも満足の行く議論ができ、結果全勝することができました。特にプレパの練習を入念に行っていたので、パートナー間で連携の取れたディベートが出来ました。Google Docsでテンプレートを作っておくとスムーズに組み立てや意見交換ができるのですごくおすすめです。練習を手伝っていただいた先輩方もありがとうございました!

僕のモーション解説には全く需要がないと思うので省きますが、一番印象に残っているのは第2ラウンドです。僕のチームが少し株についての知識を持っていたので、有利に議論を進めることができたのですが、同時に知識ばかりで議論が弱くなったり論題からそれてしまったりした場面があり、それが今回の一番の反省点だと思いました。全体の見通しを持って、目的を失わずに常にクリアに考えながらディベートができるようになりたいです、これからも頑張ります。


Results of Seikei Joint 2022

Best Teams:

Over All
2nd KDS C (Amu Hata, Natsumi Sadaoka)
4th KDS B (Daichi Hatano Ryunosuke Gyoutoku)
5th KDS M (Kae Matsuda, Amane Inoue)
8th KDS I (Mai Takiguchi, Aoi Onodera)
10th KDS E (Manoka Kozaki, Saya Miyake)

Royal Peach(Category A)
2nd KDS B (Daichi Hatano, Ryunosuke Gyoutoku)

Summer Crystal(Category B)
1st KDS C (Amu Hata, Natsumi Sadaoka)
3rd KDS M (Kae Matsuda, Amane Inoue)
4th KDS I (Mai Takiguchi, Aoi Onodera)

Sweet Top(Category C)
1st KDS E (Manoka Kozaki, Saya Miyake)
2nd KDS L (Haruka Akiyama, Yuto Mogi)

Speakers:

Best Speakers
1st Mai Takiguchi
2nd Natsumi Sadaoka
7th Aoi Onodera

Summer Crystal Best Speakers
1st Mai Takiguchi
2nd Natsumi Sadaoka
4th Aoi Onodera

Sweet Top Best Speakers
1st Haruka Akiyama
1st Manoka Kozaki
6th Saya Miyake


冒頭で紹介されていた夏美さんの練習に関するブログはこちら

19th Elizabeth Cup