初心者が語るこの一年間について

こんにちは!今回は21期のむつきに6月に行われたGemini-Cupについてのブログを書いてもらいました!ディベートを始めるきっかけとして英語への苦手意識を克服したいからという理由の人は結構多いのではないでしょうか?このブログではそんなむつき1年を通してどうディベートに向き合ったかについて書いてあるので、ぜひ参考にしてみてください!😌💭

それではどうぞ!👇👇👇


こんにちは(?)。仮に他の人のブログの後だろうとたいしたことは書けません。俊哉のTDO Best Adjブログの後ならなおさらですね。

2年の宇野です。今回が人生初ブレイク/Quarter finalistでした。初のブレイクはとても嬉しく、ホッとしました。やっぱり「ブレイク」というのがこの一年(特に銀杏杯以降)の目標でしたし、ブレイクしなかったらチームの2人に申し訳なさすぎると思っていたので。あともう一つ嬉しかったのは、KDSの全チームがブレイクできたことですね。一人も欠けることなくブレイクラウンドに進めたのは、これ以上ない結果だったと思います。今大会の感想は取り敢えずここまでにします。

さてこのブログで何を書きましょうか。おそらく各ラウンドで僕が話したことを書いても特に意味はないと思います。というのもスピーカースコアは極めて平均的だったので大したスピーチもしていません。というわけで僕は、「学年の中でおよそ平均的な実力の人」の一年を振り返ってみようと思います。そうすれば、最近ディベートを始めた人たち(特に海外経験/ディベート経験等なし)が辿る足跡の参考にもなるかなと。もし一年後、僕と同じような平均的なレベルにはなりたいというなら、最低限のハードルとして。より上を目指すのならば超えるべきハードルとして設定してくれればいいと思います。(目標は高く設定したほうがいいとは思いますが。)もちろん成長速度は人それぞれなので、あくまで参考程度にしてほしいですが、何かの役に立てば嬉しいです。

一応、海外経験/ディベート等経験なしの初心者向けの投稿にはなりますが、もしかしたらそういった人たちを教える先輩にとっても参考になるかもしれないです。なかなか英語に馴染みがなかった人たちがどういう感覚で練習しているのか、ということがわかると思うので。そしてそれをエジュケに活かせることもあるかもしれないです。それでは長文になりますが、よろしくお願いします。


Table of Contents

1.慣れについて

2.休みについて

3.終わりに


1.慣れについて

まずはディベート始めた当初について話します。僕は特に海外経験のない(旅行すらない)、いわゆる純ジャパの人です。ディベートの経験もないし、なんなら中高6年間の英語の成績も(下から数えたほうが明らかに早いくらいには)低かったです。そんな感じだったので、始めた当初はとてもしんどかったです(笑)。10秒間フリーズするのはよくあること。3分すら話せない。POIはしないでほしい。答えられないし。相手の話は英語だから分からない。反論とか無理。などなど。周りの英語話せる人(帰国子女とか)との差が明確にわかってしまうし、そもそも議論ってレベルではないな、という風に感じていました。これだけでへこんだりしていました。おそらく同じような境遇の人たちはいるはずです。

ただ一方で、そういう人たちこそ練習に出続ける意味はあるのかなと。(当たり前なことですが)とにかく英語はコンスタントに触れ続けなければできないものです。そのために、ラウンド練はちょうどいい機会です。特にKDSの場合、とりあえず練習に来てしまえば、ラウンドの中に混ぜられ、プレパ⇒スピーチの流れに身を置くことになります。そうすると英語には触れざるを得なくなります。確かに英語そのものやスピーチの質は高くないけれど、「英語といううまくいかないもの」に触れることくらいは達成できます。最初はこれくらいの目標でいいと思います。それこそ、プールに入る前にシャワーを浴びるのと同じ要領です。

僕の場合はとりあえず予定がない限り、基本的に練習に出ることにしていました。そうすると、気づいたら(一ヶ月ぐらいですかね)成長を感じるようになりました。最初はスピーチする時間が長くなることがわかりやすい成長だと思います。その次はスピーチの密度、という流れではっきり感じ取れます。そして少しでも成長を実感出来たらOKという感じで行きましょう。

今まで語ってきた経験はあくまで一つの方法でしかないし、最適解でもないとは思います。ただ、多くの人はいきなり全力で自分を追い込む真似はできないと思うので。少しずつ慣れていくことを意識してみるといいと思います。

 

2.休みについて

ここまで、ゆっくりと慣れることが大事とは言いましたが、どうしても自分にとって負担になることはあるのかなと思います。ではその時にどうしたのか、という話です。
僕は逃げることにしていました。具体的に言うと、3,4日くらい一切英語に触れませんでした。そもそも僕が今までの人生で続けてきたことなんて食事・睡眠・排泄くらいなもので、さすがに英語はそこには割って入っていけなかったです。周りには毎日やっているんじゃないかみたいな人がいますが、そういう風にできる人がすごいだけと思っています。というわけで時々(頻繁に?)さぼるようにしました。

ただ一方で、さぼるというか息抜きは大事です。一口に慣れるとは言っても少しずつ負担は積み重なっていくものだと、僕は思っています。おそらくディベート以外の事全般にも当てはまることだとも感じています。この場合、負担を抱え込んで爆発というのが最悪の事態だと思うので、細々とでも続けていくことをイメージしてみるといいです。ただ休んだなら、その分のロスを取り返す気にもなることも大事です。僕は負けん気がないので、それが昔から苦手ですが。ともかく長期的に向かおうとする意識が肝です。

 

3.終わりに

というわけで僕なりのディベートへの向き合い方でした。正直言うと、これよりはもうちょっと真面目にやるべきだとは思いますが、具体的なペースは自分で判断してみてください。
僕自身は、これで学年大会はなくなったので、これからは先輩方からこてんぱんにやられるステージに本格的に突入ですね。頑張ります。
こんな駄文を最後まで読んでくださった皆さん、ありがとうございました。

最後に、組んでくれたしんご、ひろお。またマックで練習に付き合ってくれたかいとさん、としやに本当に感謝です。ありがとうございました。


Results of Gemini Cup

[Semi Finalist]

Limitless(Miyo Arai, Yu Asano, Goro Eiki)

[Quarter Finalist]

ToBeHonest: (Yui Kawaguchi, Masahito Nakamichi),

THW criminalize Pierre Taki: (Shingo Iwata, Mutsuki Uno, Hiroo Murakami)

[Oct Finalist]

ふわふわ: (Mashu Kobayashi, Saki Yoshikawa, Toshiya Ozawa),

ゆいかわぐちファンクラブA: (Riku Saito, Tsubasa Ito, Yukina Hashimoto),

月曜4限: (Aoi Kubota, Keita Fukuda, Ritsu Murata)

[Best Speakers]

1st: Mashu Kobayashi

7th: Toshiya Ozawa

7th: Riku Saito

9th: Miyo Arai

9th: Masahito Nakamichi

[Best Adjudicator]
2nd: Ryo Hayakawa

DCA: Kaito Suzuki


むつき、ありがとうございました!👏

純ジャパにとって英語力の壁というものは非常に高く、簡単に乗り越えられるものではありません。精神的に苦しんだ時期もあったと思います。それでも英語と向き合い続け、見事初ブレイクでQuarter Finalistとなったむつきを心から讃えたいです😭✨✨ お疲れさま!おめでとう!!!!