ぎんなんじゃないですいちょうです銀杏杯2016うううう!!!!

こんにちは、昨日に引き続きブログ更新でございます、2年の藤井葉子です。さて、覇気のある()タイトルでスタートしました今回は、19期の塩田凌平に、Icho Cup 2016の感想を書いてもらいました!ではでは!


こんにちは、KDS1年の塩田凌平です。今回、8/22, 23に東京大学で行われた銀杏杯の感想を書かせていただくことになりました。銀杏杯は東京大学UTDSの主催するNA style (2 on 2)、一年生にとっては初のブレイク制の大会です。自分はKDS Aとして高校時代からの顔見知り(?)の柴田サンとKDS Aとして参加しました。

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1. 大会前

パートナーを含むほかの同期のKDS部員が韓国で行われていたsummer ADIに参加していたため、その間帰省して地元(栃木)の牛乳を狂ったように飲んでいました。神奈川のとは違ってやはりおいしいです。
と同時にKDSに入部してから練習した論題及び先輩方がリストアップしてくださった古典モーション集の論題をみて只管一人で議論を考えていました。実際に出た論題に的中はしなかったのですが、今になって思い返せば様々な論題に応用できるアイディアを自分のものにできた気がします。

2. 大会初日

パートナーとは大会の2週間前韓国に旅立つ前に2、3回ほどしか合わせてなかったのですが、案外その数回がうまくいっていたこと、かつパートナーがADIで行われたトーナメントで好成績を収めていたので、「お、これはコバンザメ(格上のパートナーの恩恵にあずかること)できるじゃん」と思い、不安はなく大会に臨めました。

Round 1 THW establish exclusive school for LGBTQ (opp)

性的マイノリティ(もはやマイノリティとは言えないと思うのですが)のみが入学可能な学校を設置しようという論題でした。何度か頭の中で考えたことのある話で、ある程度堅実な話を重ねたつもりだったのですが、上記のようなメンタリティだったからですかね、初戦から負けてしまいました。(パートナーキレてましたね。)正直負けた自覚のあった試合ではなっかたので、んんんんんん(悶え)でしたね。銀杏杯ではブレイクして2日目のブレイクラウンドに進むためには予選4試合のうち3勝は絶対条件なので、いきなり崖っぷちになり萎え×2でした。

Round 2 THW introduce female quota for executive board of companies (gov)

企業の管理職に一定数の女性を登用すべしという、自分もパートナーも高校時代から数え切れないほど繰り返し見てきた古典中の古典論題でありながら、二人ともしっくりくる議論を組み立てきれない論題だったので余計萎えました。この試合負けたらブレイクの可能性がなくなるということでかなり焦りながら準備して、真新しい画期的な議論を思いつくことができず、結局当たり障りのないテンプレのような話になってしまい、渋い顔をしながらスピーチした覚えがありますが、何とか勝つことができました。大学入ってから唯一高校からディベートしててよかったと思った瞬間でした。ですが、この段階でもう少なくとも自分は気力が果てそうになっていました。

Round 3 THBT Japan should actively attract and accept mass immigration (opp)

この論題は見た瞬間にOh…..と思った論題です。日本は大量の移民を受け入れるべきという論題なのですが、いいじゃん受け入れればいいじゃんと自暴自棄になりました()結果としては何とかアイディアを絞り出して、相手の論に反論を重ねて何とか勝てましたね、、、でも予選ラウンドの中では一番ひどいスピーチで、ディシジョンを待つ間はただただ後悔。
このころはもう疲労と緊張と萎えでくたくたでした。

Round 4 THW give more votes to the young (gov)

若い有権者に選挙の際に票をもっと与えるべきという論題でした。練習のときにTHW give more vote to the poor の論題は一度やったことがあったので落ち着いて試合を進められた気がします。ブレイクまであと1勝ということもあり気力を振り絞ってのラウンドでした。最後の試合の結果はその場では発表されないので、ブレイクナイトでのブレイクアナウンスメントをそわそわしながら待ちました。

ブレイクナイト

前述のように気力を使い果たしてしまっていたので、他大のディベーターとソーシャライズする余裕もなく会場の隅のほうでうめき声をあげていました。最後の試合にはそれなりに自信を持っていたのですが、万が一のことを考えるとかなり不安でしたね。結局13位でのブレイクとなりうれしかったです(語彙力)KDSからはAとCの2チームがブレイクでうれしかったです(語彙力)あ、でもKDS Cが2位ブレイクでアナウンスされて「おおおお(多義)」と圧倒されてしまったので、ブレイクラウンドであたったら葬りさってやろうと思いました。

顔が死んでる

顔が死んでる

3. 大会二日目

レジ落ちしないように4時とかに起きたので眠かったです。

Pre-Oct
In case of a life-threatening illness or injury, THW NOT allow parents to deny medical treatment to their children on religious ground (opp)

ここからは二日目です。重篤な病気、けがの場合には子供に対する医療措置を親が拒否することを認めないというものです。この論題は一日目の会場に向かう前に一人で論を考えておいたものだったので進研ゼミ状態で、パートナーにマターダンプしてノートに書いてあったことに修正を加えながら話すだけでした。とはいえ、ブレイクラウンドともなるとオーディエンスがいて、ふおおおおお。。。。となりながらのスピーチでした。とりあえず突破できてよかったです。

Oct
THW criminalize the payment of ransom to terrorist group (opp)

やったことあるぞー、と思いながらんんんんnopp、、、という感じでした。テロリストに身代金払ったらそれ犯罪だから、という論題でした。この試合は相手チーム側のオーディエンスしか試合会場におらず完全アウェー状態でした。相手の普通の話に逐一オーディエンスが反応してええええええほんとですかーーーというかんじで。といいつつ自分は余計な話をぶち込んだり、内容を詰めすぎて帰結の見えないひどいスピーチをしてしまいやばいやばいと思っていたらパートナーが大暴れしてオーディエンスを黙らせるスピーチをしていたのでにやにやしながら勝ちを確信しました。(コバンザメッテイイデスネ)

Quarter
In countries where abortion is legal, THW ban the use of technology to check whether the fetus has disability or not (gov)

中絶が合法な国においては胎児が障害を持っているかどうか調べるのだめです、という論題でした。個人的にダメだと思うのでその理由をつらつら話したところ負け。後にRFDをもらったところなんともびみょい負け方をしていたようでとても萎えました。

4. 大会終わって

大会前からいろんな先輩に「まあQuarterくらいまではいくんじゃない??」と言われていて本当にそうなりましたね。一応ブレイクはして1日目のブレイクナイトで急遽立てたクオまでは最低でもという目標も達成できたのでとりあえずよかったです。心残りがあるとすればKDS Cを僕たちの手で葬り去れなかったことだけでしょうか、、、ぼく個人としては、ある程度満足のいった大会でしたがGFの試合を見ているとやはり悔しい気持ちもありました。次の学年大会紅葉杯ではもっといい結果を出したいです。
この大会ではKDSの先輩だけではなくUTDSの先輩からもたくさん応援していただきましたし、丁寧なアドバイスをたくさんいただきました。名前を挙げるときりがないのですが、特にUTDSの渋谷先輩には他大の後輩なのにもかかわらず試合後には丁寧なRFD、case study のための復習シートまで送っていただきました。KDSの先輩方には普段の練習から丁寧に指導してもらいました。UTDSの方々をはじめとした大会を運営に携わった方々にも感謝が尽きません。本当にありがとうございました。
水も滴るいい男

水も滴るいい男


ありがとうございました!ではここで結果報告です!

Quarter Finalist: KDS A (Takao Shimizu, SZ), KDS C (Ryohei Shioda, Momoka Shibata)
3rd Best Adjudicator: Kotaro Asano
Breaking Adjudicator: Kasumi Nogawa (DCA), Masako Ishihara (GF adj), Kotaro Asano (GF adj). Shunki Nakamura, Shunsuke Kanda, Atsushi Sumida
Reserved Breaking Adjudicator: Rena Kitsui, Tatsuya Morimoto
DCA: Kasumi Nogawa

銀杏杯からもう1か月がたってしまいましたが、中の人も1年生の成長をひしひしと感じております。来月の紅葉杯も頑張っていきましょう!次回のブログもお楽しみに!

最後に集合写真です!

Icho Cup 2016