銀杏杯2018

今回は、KDS一年の星、ましゅうに銀杏杯のブログを書いてもらいました!文章からも彼の面白さを文才が伝わってきますね^^笑


こんにちは。KDS1年生の小林真脩です。今回は8月7日、8日に東京大学駒場キャンパスで行われた銀杏杯のブログを書かせていただくことになりました。語彙力が皆無なので、「うれしい」「やばい」「~という感じ」など拙い言葉が頻繁に出てきて非常に読みづらい文章になってしまいましたがご容赦ください。


Table of Contents

-結果
-大会前
-大会1日目
-大会2日目
-大会を終えて


結果

ハルカとKDS Usamiとして出場し、チームとしてはGrand Finalist, 個人としては、ハルカが2nd best speaker, 自分がoverall best speakerという結果になりました。

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大会前

銀杏の募集が始まって割とすぐの頃にハルカに誘われて組みました。
チーム名のUsamiですが、ハルカから「黒板に書くときに短いチーム名がいい」というリクエストがあったので、適当に短い言葉を考えていたところ、KDSの同期の宇佐美が何となく浮かんだので宇佐美と提案したらなぜか「いいね😆」と返事が来たのでUsamiになりました。宇佐美、名前を借りておいて優勝できずすまん。

大会1日目

当日朝に駒場キャンパスの近くのマックでプレパ練をしてから行こうということになったのですが、「まあ駒場には着いてるしギリギリまでやったろ」という意識でいたら割と遅刻寸前になってしまい、ORに着いたら同期や先輩が「レジ落ちるレジ落ちるレジ落ちるレジ落ちる!!!!!!!早く早く早く早く!!!!!」となっていました。危なかったです。以後気をつけます。

R1 (gov) :Win
THW ban negative campaigning in political elections.

朝に頭が全く働かないので、1個目のモーション比較的考えられる古典モーションでよかったです。ですが、現状の問題、いわゆるPSとAPのPSに固執してしまって、このモーションをとったパラダイムでどう改善するのかの部分がゴッッソリ抜けているとラウンド後に気づき「えっやべえ」となりました。ギリギリ勝てました。ちなみに1ラウンド目から同インスティテューション対決でとても萎えました。

R2 (opp) :Win
THW force doctors to tell the true condition of illnesses directly to patients.

医療がどうあるべきかなどよりも、本人か親族など他のアクターかどちらがdecision makeすればいい感じになるかという短絡的なディベートになってしまった感があり、萎えました。ほんとに負けたかと思ったら勝っていました。危なかったです。個人的に「いやいや家族とかじゃなくて普通に自分に伝えてくれ」という思想なので、オポベンチで戦うのにやや苦労しました。

R3 (gov) :Win
THW force religious schools to provide sex education (including contraception and existence of abortion).

予選ラウンドの中では1番よいスピーチができたと思いましたがラウンド後にジャッジからスタンスしくってない?というフィードバックを頂き確かにそうなのか。。となりました。意味もなく自分たちのベネフィットを殺すスタンスを立ちがちなので改めて注意せねばと思いました。

R4 (opp) :Win
THBT social media (i.e. Facebook, Twitter, etc.) should actively remove content that they deem to be fake news from their platforms.

後から考えるとなぜあんなに焦っていたのか分かりませんが、あのときはもう思考が完全に「なんだよフェイクニュース消しとけばいいだろ…」になっていて良いスタンスが浮かびませんでした。焦ったときほど、論題の文言の一個一個の意味を考える、モーションによるアクターの行動の変化を分析するなど基本的なことが重要になるなあと感じたラウンドでした。

ブレイクナイト

「ソーシャライズこわ…」といって終始知り合いの人と固まっていたので、高校のディベートの全国大会で、交流会のような時間に同校の仲間と物陰に隠れて怯えていたのを思い出し「人間って成長しねえよなあ…」となっていました。大学の知り合いどころか、高校の同期と唐揚げをもさもさ貪り食べていたときは控えめに言ってやばいなと思ったので、これからはそういう面も積極的に頑張っていく所存です。はい。

肝心のブレイク順位ですが、4ラウンド目が割と微妙な感じで終わったので、うーんどの辺りで呼ばれるかなあと思っていたら1位だったので「うおおオオォォ」となりました。あとポイントが高くてびっくりしました。あとKDS SPIRALが2位でブレイクしていたのもとても嬉しかったです。彼らとはワンツーフィニッシュしたいね!と言っていたのでうおおおアツい!という感じでした。

ほかにもKDS内でそれなりのチームがブレイクしており盛り上がりました。合宿などで一緒に頑張ってきた同期のブレイクを一緒に喜べるのも同期大会ならではでいいなと思いました。

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大会2日目

2日目は余裕を持ってレジを済ませました。

DOF (gov) :Win
THBT CEOs of large corporations should be selected by employees rather than shareholders.

なんともいえないラウンドでした。比較が足りなかったような気がします。

OF (gov) :Win
THW nationalize pharmaceutical industry.

この前のラウンドまではジャッジは1人でしたがこのラウンドから3人になり「ブレイクラウンドだな。。。」という実感がわきました。製薬会社の特許についての記事を前に読んでいて、ケースに使える気がしたのですが、読んだのがだいぶ前だったので「なんか薬の特許がものすごい」という情報しか頭になくプレパで悶絶しました。とりあえず勝ててよかったです。

QF (opp) :Win
THW ban non essential forms of cosmetic surgery.

同期が応援しに来てくれているのが見えてうれしかったです。が。LOでリバッタルばかりしてしまいコンストが欠けたうえに、そのコンストも、政府が個人のchoiceに介入してよい基準を理由もなしにただぶちまけてくるものというあまりよくないスピーチをしました。choiceの話になるとすぐラーメンの例を出してしまう癖があって、あまりにラーメンに頼りすぎてたまに全然関係ない話をしているようにみえる、単純に馬鹿っぽいという声もあったのですが、個人的にはすごくrelateできるしめちゃくちゃintuitiveなのでこれからも調整しながら頑張って使っていきたいです。

SF (opp) :Win
THW monitor sex offenders with GPS technology.

思考が完全に「別にGPSやってよくない…?」になってしまって思考が停止しましたが、相手のベネフィットを考えてみたところなんとなく話が見えてきたのでスピーチはできました。R4もそうですが、自分はプレパ中によく思考停止してしまうので、詰まったときにとりあえずこれを考えようという引き出しを多く持っておかねばなと改めて思いました。ラウンドの方は、ラウンド後にエンゲージが無さすぎてやばいというフィードバックを頂きその通りだと思いました。リプライまで相手のモデルは現状の問題を何も変えないって話してたのは今考えても頭悪かったです。比較優位、を常に頭においてやっていかねば。

ちなみに、相手のHit-U turquoiseには同校出身の青柳がいて、彼とは高校のとき長い間チームを組んでいたものの対戦したことがほぼなかったので、対戦できてアツかったです。特別なラウンドになりました。

GF (opp) :Lose
THW prohibit slum tourism.

うーん…。。プレパの時から若干話が見えていない感があり、緊張も相まってよく分からないスピーチをしてしまいました。何を書いても言い訳がましくなってしまいそうなのであまり書きませんが、live streamされるときやGFで多くの人が見ているときに変なスピーチをしてしまうのは、プレパ中、ラウンド中にどう思考するのかという枠組みがまだ自分の中で確立しきっていないということなので情けないなと思いました。結果はもちろん、冷静にやれることをやらなかったことへの後悔がものすごいです。

相手はICUポテチで、WSDCに一緒に出た愛花がファーストリプライをやっていました。彼女は帰国子女ではないのにスピーチがありえん上手いというのはもちろんのこと、何よりその努力量に感服します。努力に裏付けされた実力というそのスタイル、まさにロールモデルです。はやく追いつけるよう頑張ります。

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大会を終えて

優勝を目標にしていたので、やはり決勝で負けたことがとても悔しいというのが感想です。ブレイクラウンドをジャッジしていただいた方々にフィードバックをもらっていると、改善点が本当に多いので個人1位という結果に慢心せず頑張っていきたいです。慢心せずというか、慢心することができないという感じです。
とはいえ、結果として決勝まで進出し個人賞に入賞することができたのもすべて周りの人たちのおかげだと思います。
まず、モーションを作ってくださったAC陣の方々、UTDSの運営の方々など、大会の運営のみなさん、ありがとうございました。とても実りある大会になりました。
パートナーのハルカ。大会のあとに伝えたこととかぶってしまうかもしれないけれど、組んでくれて本当にありがとうございました。Thank you for being patientという感じです。プレパ中に突然沈黙したりなんの脈絡もなくしゃべりだしたりしてごめんなさい。チームとしてはセカンドは割と放置気味になってしまったのにいつも対応してくれてありがとう。ここまで来られたのはハルカがパートナーだったからだと思います。
同期のみんな。みんな練習などに積極的なので日々勉強になるし、決勝前にキットカットにがんばれ寄せ書きみたいなのをくれたのはアツかったです。チャンピオンにKDSの名を飾れなかったのは残念だったけど、大会はまだたくさんあるからこれからも切磋琢磨してがんばろう。
そして何より、大会に向けてご指導くださった先輩方。日頃の日吉練や直前の合宿でジャッジとしてアドバイスをくださった二年生の先輩方はもちろん、さらに上級生の先輩方も様々な形でご指導くださり本当にありがとうございました。名前を挙げていくとキリがありませんが、特に4年生の淳さん。お忙しいのにも関わらず、モーションに役立つ知識を共有してくださったり、個人個人に丁寧なフィードバックをくださりました。ありがとうございました。ディベートを始めて数か月の仲間も含め自分たちがこうして大会で自信をもって試合に臨めているのはそうした先輩方のサポートあってのことだと思います。
目標としていた優勝を逃してしまった銀杏杯でしたが、この悔しさを糧にこれからの大会もがんばっていきたいと思います。

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Result of Icho Cup 2018

4th best adjudicators: Kaito Suzuki, Takua Baba
9th best adjudicators: Atsushi Sumida

Best speakers: Mashu Kobayashi
2nd best speakers: Haruka Saito
6th best speakers: Shingo Iwata
7th best speakers: Toshiya Ozawa
9th best speakers: Miyo Arai

Double Oct Finalists; KDS Mr. Harry and Ms. Potter (Hiroo Murakami, Sae Kawakami),
KDS the Queen of Sabotens (Miyo Arai, Saki Yoshikawa)

Oct Finalists:KDS ヤンキー部代表 (Yui Kawaguchi, Yu Asano)
KDS Spiral (Toshiya Ozawa, Shingo Iwata)

Grand Finalists;KDS Usami (Mashu Kobayashi, Haruka Saito)


ましゅう、ブログ書いてくれてありがとう!これからもKDS1年生の活躍に期待してます^^