しゅんすけのMDOレポ!

今回は18期の神田駿介に、MDOという海外大会の感想を書いてもらいました!


3/17〜21の間マレーシアで開催されたMalaysia Debate Open(通称:MDO)という大会にjudgeとして参加してきました。

総感。

僕は初のjudgeで大会に参加し初の英語によるfeedbackをするという中々無茶なことをしたように思いましたが、まあ一応割と上手くできたのではないかと思います。chair2回、panel4回、トレイニーなし、という感じで感触は悪くなく、もしかしたらjudge breakいけるか?みたいな感じでしたが、やはりjudge poolのレベルは高くbreakならずということでした。後でCAに点数を個人的に聞いたところ68.33ということで、多分日本で言う6〜7点のかなりブレイクするか微妙なところにいたみたいなのでちょっと悔しかったですね。

A (2)

初日3月17日。

マレーシア到着。非常に暑く、最高気温が32度。クアランプールからマラッカまでバスを使う。同期のしゅんきやかえやあつしとわちゃわちゃ喋る。修学旅行ぽい。
ホテルに到着しレジを済ませるとなんと、CAのミフザルとアミーラ(UADC champion)というアジアトップディベーターの姿が。見た瞬間に緊張しだしたのも束の間、一緒にエレベーターに乗ることに。心臓が止まるかと。しゅんきは凄さが分かっていなかったので、終始「?」みたいな顔してましたが。ちなみにミフザルは何かすっごいピュアな少年のような雰囲気を出していました。
その後、しゅんきとは一緒の部屋だったのでアミーラのすごさを見せるために動画を見せました(布教)

3月18日。

マレーシアはご飯がやばいというので、ホテルのご飯を慎重に食べてみるものの、やきそばは味が付いてるという印象しか与えなく、結局のところコーンフレークを牛乳なしで食べまくることに。
会場へバスで到着。12時。お祈りの時間のため開始時刻は2時へ。時間がなく今日は2roundしかできないのこと。会場でナタリーを見て1人で盛り上がる。
試合
R1
panelで入る、ディベートの内容それ自体はそこまでレベルは高くない印象。ディシジョンも一致しRFDもそんなに感触は悪くない模様。chairの方のRFDはかなり凄かった。
R2
初のchair。コンフリクトがないのではと思ったがまあクリアなディベートであったのでユナニマス。1人で英語でべちゃくちゃ喋るのはきついと感じた。この時のpanelがjudge breakするので後に萎える。

3月19日。

朝、食べるものがないと確信した僕はトランクの中からISETANで買ったパンをかぶりつき、900mlのポカリスエットを飲むことでなんとか食いついないだ。
試合
R3
panelで入る、今のUTmaraの部長がいるチームを見ることに。端的に言ってめっちゃ上手い。
reasonがすごいしっかりしてる。rebuttalもちゃんと機能してる。この後このチームはSFまで行きました。RFDに関してはクリアだったので問題なし。traineeにjustin君というやつがいて彼と友達になる。ハンターハンターが好きらしい。
R4
panelで入る。MDOではおそらくかなりレベルが低いラウンドであるもののjudgeはsharonという方で非常に説明が上手かった。justin君とまた同じで彼はpanelに昇格したらしい。たぶんpanelの人とコミュニケーション取って友達
になるとjudge scoreが高くなる気がした。
R5
chairで入る。close round。この時点で2勝同士でおそらくバブルの下。結構上手くみえる。ただ、英語上手いだけでたいしたこと言ってないパティーンだなと感じ、冷静になる。
R6
panelで入る。close round。EFLのバブルだなという感じ。試合は非常に良く、ディシジョンは非常に悩んだ。結局chairとvoteは分かれ、panelのもう1人が僕と同じに。話合った結果どっちもreasonableということになりいい雰囲気で全てのラウンドを終える。
日本勢!

日本勢!

3月20日。

ブレイクラウンド
QF
念願のアミーラのスピーチを見ることができる。本当に上手かった、感動した。この時、アミーラは僕のディベートの中のアイドルとなる。
SF
UTmaraの部長のチームvs IIUM Aを見る。
IIUM Aの2ndが上手すぎて、UTmaraを割とフルボッコにする。
GF
特筆すべきことはなし。

全体を通して。

MDOのブレイクラウンドは非常にレベルが高かったです。全体の感じとしてな上の層が厚く、ピンキリな感じのイメージでした。ただ、言わないといけないのは、圧倒的にマレーシア勢を含む海外勢は日本の大会で出されるマター量よりはるかに多いマターを捻出し、それにかつ英語もできる、という感じでした。日本がまだアジアで躍進できないのは英語力のなさというだけでなく中身や内容がないからなのではという感じでした。そのUTmaraの練習方法を人づてで聞いたところ、input型の練習(例えば1つのmotionについてみんなで調べたり考えたりする、各テーマにおける毎週のようにあるレクチャー)などがメインであり、output型の練習は少ないと聞きました。日本ではまずディベートをしリフレクをもらい次に活かすというサイクルがメインな気がしますが、そもそもリフレクそれ自体がリフレクする人によって質が異なる、基本的にoutput型が多いためinput型の練習は減ることによりinputは各個人の裁量に任せられる、という割と非効率的な練習をしてるのではないかと思いました。特にディベートではあらゆるテーマを網羅しなければならないわけですから必然的にinputが相対的に多くならなきゃいけない気がしました。英語力も割とinputに依存する部分もあるかと思いました。
MDO championのIIUM Aのsyarifという男の子は1年生でした。大学生から始めたというのに何でこんなにも差があるのでしょうか。彼が天才だから?っていう理由なら、なぜ他のメンバーもそれなりに日本より相対的に強いのでしょうか。日本にだって天才はいるはずです。それなのにMDOでchampionになった日本人はいないですしそもそもブレイクすらしてません。

その理由は構造的に練習形態や普段の意識が違うからじゃないでしょうか。推測の域を出ませんが僕はMDOにおけるレベルの高さをこう感じました。


ありがとうございました!

以下、KDSメンバーの結果になります。
EFL Reserved Break: KDS B (Masahiro Michigami, Kae Natsume, Shunki Nakamura)
EFL 3rd Best Speaker: Shimon Nakayama
EFL 4th Best Speaker: Masahiro Michigami
9th Best Adjudicator: Tom Ohtsuka