コスプレ大会の醍醐味 大沢杯2019

みなさんこんにちは!今回は10月に行われた大沢杯についてのブログを22期のジェインに書いてもらいました!👻🕸🕷 ジェインはどんな所にコスプレ大会の醍醐味を感じたのでしょうか?👀💭 ぜひ読んでみてください!

それではどうぞ!👇👇👇


 みなさん、はじめまして。22期のジェインです。今回は10月20日に国際基督教大学で開催された大沢杯についてブログを書かせていただきます。日本語がおかしいかもしれませんが、読んでいただけると幸いです。


Table of Contents

・自己紹介

・大沢杯とは

・大会前

・当日

・感想


1. 自己紹介

 本名はほとんど知られていないですが、一応余婕音と申します。下の名前の読み方はジェインなので、勝手に英語の名前をJayneにしました。

 出身は中国の上海で、日本に来てから二年半が経ちました。今は法学部の二年生ですが、パーラメンタリーディベートは初心者です。(一年の時のサークルが退屈だったこともあり)、今年の春からWADの友達にすすめられて、KDSに入ることになりました。そして、同期の間で元WAD説がまことしやかに囁かれていますが、早稲田に入学したことはありません。(笑)海外経験全くありません。日本語と英語はほとんど独学で、時々変な文法を使って話したりします。

 

2. 大沢杯とは

 日本一の仮装ディベーター決定戦というオープン大会で、仮装するのが参加条件となっています。多くのOB、OGが参加してため、私がこれまでに経験した大会の中で、一番レベル高い大会かもしれません。また、コスプレのクオリティも極めて高く、皆さんの情熱が燃えているを感じとることができました。

 これに対して、大変恐縮ですが、私たちのチームは物凄く適当に赤ずきんとオオカミ(わんちゃん)として出ることにしました。

 

3. 大会前

 NAスタイルの銀杏杯で2nd Beginner Speakerの賞をもらいましたが、夏休み中帰国していたため、ディベートの練習はほとんどしていませんでした。秋学期の始まりで、同期との差を痛感しました。BPのルールすらよくわからなかった時期に(今でもわからないですが)、パートナーに大変お世話になりました。

 実は当初の私は大沢杯に出る予定はなかったです。練習会で同期から大沢杯の楽しさを知り、ちょうど事情があって出られないメンバーがいて、今回私は代わりに出ることになりました。パートナーの小林卓史くんと組むのが初めてで、彼の得意分野や役割などが全く知りませんでした。(謎いですが、以前の練習会で一回も組んだこと(組ませてもらったこと)がありませんでした。とりあえず二週間ぐらいのプレパ練とラウンド練をして頑張りましたが、いまだにチームとしての相性を疑っています。)

 しかし、台風13号が接近し被害が大きそうであるということで、フェイスブックでは大沢杯は中止か延期かとささやかれ、少し不安でした。最終的に延期になったため、とりあえず買ったコスプレ服が台無しにならないで済んだので、一安心でした。もっとも、練習できる時間が一週間増えたから、よかったです。(笑)

 というわけで、色々紆余曲折ありましたが、大会は無事20日に開催されました。

 

4. 当日

R1: THBT Japan should actively participate in the One Belt One Road initiative.CO)     

 モーションリリース後パートナーが、「One Belt One Roadってなに?」って聞きました、私は絶望しました。「中国出身とは言え、一帯一路なんてしらんよ」と私は答えました。そうして何もアイディアがないまま1試合目のルームに着いたら、見た目社会人のチームが1チームあり、「うまそうだな、やばいな」と絶望がさらに深まりました。OBの大先輩たちのスピーチを聞き、かなり迫力を感じ、緊張していました。幸いCOでしたので、OOの話を踏まえならが、最後はなんとかなりましたが、1ラウンド目としてメンタルハーム大です。

 とはいえども、このラウンドで多くの方が女装していて、すごく楽しかったです。「髪邪魔だな」を言いながら、スピーチしていた方やビデオと写真をたくさん撮っていたYoutuberの方のおかげで、堅苦しいモーションであったが、リラックスした雰囲気でした。ラウンドの後、先輩から色々教えてもらって、大変勉強になりました。

 

R2:TH as the feminist movement, opposes the “not like other girls” trope. (OO)

Info Slide: “Not like other girls” trope is a common TV/Movie/Book/Meme plot or characterization where the main female protagonist is described as being “different” and “unusual” (e.g. being smart, emotionally resilient, down to earth, independent, less caring, lacks interest in certain things) compared to other ‘typical girls.’

 このラウンドでも、プレパ時点でトラブルが起こっていました。パートナーと私どっちもファーストスピーカーに向いてないため、無理矢理にたくしくんにファーストをやらせた結果、彼はプレパで自分のスピーチを準備するのが手一杯で、ちゃんとコミュニケーションを取れなかったです。その後、彼のスピーチを聞きながら、「何言ってんだこいつ」と思い、ほぼ関連性のないスタンスを取り、自分のスピーチをしました。とはいうももの、そうとは知らないジャッジにいい感じに伝わったみたいで、いい結果を取ることができて、嬉しかったです。

 また、このラウンドでKDSのメンバーが3チームあって、見事に日吉練が行われました。最近大会で日吉練になることが多く、それもまた大会の楽しみの一つと思いました。

 その後、たくしくんに話を聞いたところ、彼はbeing different and unusualを、あまりよくない意味で捉え、 「頭のよくてgeekっぽい子は自分の人生の中で自分が主役(protagonist)である自覚があるからそういうストーリーに共感して好きになり、feminist movementがこれに反対することで、自分を否定された気がする。また、 他の視聴者はこういう面白いドラマとか好きなのに、feminist movementで見られなくなったら、feminist movementに対し嫌悪して、やっぱりfeminist movementのやっていることは一部正しくてもサポートする気にならないって言って、パトロンから降りる」という流れではなそうとしていたそうです。

 これに対して、私はこのモーションを積極的に捉え、not like other girlsだからこそ、他の女の子のロールモデルになり、将来こういう人になりたいという夢を見つかったりするのではないかと思いました。また、Mediaの重要性と影響力を言及しながら、こう言ったtropeが必要としていると話していました。このスタンスを取ったのは私だけらしく、おそらく中国出身であることが強く影響しているのでしょう。中国ではこのような極めて頭が良く、少し変な女の子がかえって良い印象を受ける風潮になっています。しかしながら、実際中国のfeminist movementはややおかしな方向になっていて、もともと男女平等を図るべきフェミニズムがただのmisandriaになってしまいました。さらに、自分に自信がなかったり、体型が良くない女性を煽り、フェミニストを名乗って、オーバーサイズの服装を販売したりもします、かなり批判を浴びています。

 

R3:Assuming feasibility, THW implement the “Literal and Universal Birth Lottery” system.(CG)

Info Slide: “Literal and Universal Birth Lottery” is a cool word I came up with. It refers to a system in which parents do not raise their own biological children. Instead, they will raise children who are randomly assigned to them through a lottery in a universal/global scale. For example, a Japanese parent may be assigned a Thai child, and vice versa.

 以前pre-Geminiの時、似たようなモーション:THS communal child rearing.Oppをやりましたが、このモーションはクロージングにとってはやや難しく、言いたいことのほとんどOGが話していましたため、かなりの苦戦でした。OGだったらもっと言えたのになあ〜とか思いながら、前のチームの言っていたことをなぞってほぼ同じことを言うことしかできませんでした。反省。

 

 

5.感想

 今回の大会で一番痛感したのは、知識とリサーチの足りなさでした。他大のレベル高い先輩たちに当たって、ぼろ負けしたけど、良い刺激も得ました。ディベートは経験の競技だと言われていますし、まさにその通りと思いました。練習を積み重ねるほど自分の思考と視野が広がり、全く知識がない分野とトピックに当たっても、AREAやSEXIを使ってやったことのあるモーションに沿ってなんとかなるとは言え、やはり普段のリサーチは非常に重要!

 そして、大会は一番勉強になれる場だと思います。特に先輩と組めるエリザベス杯やBP Noviceなどでは、極めて貴重な経験を得ることができました。4年生の松田浩一先輩と夏目佳枝先輩、本当にありがとうございました。

 ディベートを通じて、法律だけではなく、政治、経済や宗教な学校では携わらない領域の知識も学習することができました。相手の話を聞くのが苦手な私にとって挑戦でもありました。そして、ディベートは自分の新たな趣味にもなり、英語力や思考力も向上しました。今後また頑張りたいと思います。

 最後、一緒に出てくれたパートナーには感謝しきれないです。相性悪いかもしれませんが(笑)、今後またよろしくお願い致します。


Results of Osawa cup 2019

[Grand finalists]

Love Sexy Dynamite Tokyo (Mitsushi Ono, Sayaka Nakano)
Anti-Natalist Duelist (Hikari Tamura joint)

[Breaking Team]

2nd: Love Sexy Dynamite Tokyo
(Mitsushi Ono, Sayaka Nakano)
4th: Anti-Natalist Duelist
(Hikari Tamura Joint)

[Best Speaker]

2nd:Mitsushi Ono

DCA: Toshiya Ozawa


ジェイン、素敵なブログをありがとうございました!大沢杯を通して色々な刺激を受け、楽しそうな様子がよく伝わりました☺️💕