はじめてのおーぷんたいかい

みなさんこんにちは!今回はQDOについてのブログを22期のゆきなに書いてもらいました!QDOに参加して色々な刺激や気づきが得られたのが分かります!大会遠征やオープン大会に興味がある方はぜひ読んでみてください😊

それではどうぞ!👇👇👇


初めまして。KDS22期の橋本優妃奈です。九州で行われたKyusyu Debate Open通称QDOについての執筆依頼を頂いたので、「何か楽しそうだし折角だから書くか~」くらいの気分で書いています。これを書くにあたってKDSブログを漁ったのですが、QDOのブログは2016年で最後だったようなので、何となく緊張というかプレッシャーを感じています。語彙力が皆無なので駄文になっている可能性が高いのですが温かい目で見守ってくださるとありがたいです。


目次
1.自己紹介
2.QDOに出場することになった経緯
3.QDO前にやったこと
4.QDO当日の出来事
5.大会を終えて
6.反省


1.自己紹介

高校から一応英語ディベートをやっています。高校ディベートの強豪である宇都宮高校と県が同じの宇都宮東高校出身です。結構マイナーなので、知らない方も多いと思います。どちらかというと準備型ディベートに注力していたので実際にはパーラにおいては初心者です。あと所謂「純ジャパ」なので海外経験がないです。最近パスポート取ったので海外に行きたいです。

2.QDOに出場することになった経緯

QDOは、同じく一年生でTUFS(東京外国語大学)のAbe Shotaと組みました。「何つながり?」と思われるかもしれませんが、前述のとおり高校の時の栃木つながりで「何か大会出たいね~」とかtwitterあたりで話していたら6月頭くらいに出ることに決まっていました。

3.QDO前にやったこと

主にプレパ練中心に行っていました。週一回くらいに夜LINE通話して、モーションの対立軸の確認をしたりたまに試合(アイアン)したりHit-U練へ行ったりしていました。ちなみにポジションは決まっていませんでした。やばいですね。
個人的な感覚なのですが、くだらない内輪ネタとかそういう類のコミュニケーションも大事だった気がします。プレパは人と人との会話の一種なので、相手の考える癖とか、価値観を知っておいたり、思ったことを口に出せるような関係性って大事なんじゃないかなと思ったりしています。実際銀杏杯で組んだ伊藤翼や、ジェミニで組んださいとーりくとか春Tで組んだあおいくぼたとも、ディベート以外で適当にご飯いったり遊びに行ったりしているので、何気そういうのもよいプレパに大事だったりするのかなと思います。

4.QDO当日の出来事

前日入りして博多ラーメン食べました。おいしかったです。(KONAMI)基本的に観光に慣れてないので、行き帰りディベート分しか体力がなく、基本それ以外はどこにも行かずに寝ていました。あと九州大学の雰囲気や建物がかなり好きでした。景色がきれいだったので試合の合間に散歩したりしていました。

一日目
Opening ceremony
和太鼓のパフォーマンスから始まって、「これがOpen大会か…」と言葉を失っていました。TDの人が笛を吹いていたので最近のTDは多才なのだなぁと思いました。
印象に残っているのはJudge briefing及びEquity Briefingです。大会に出た回数が少ないので感覚がよくわからないのですが、かなり丁寧になされたと思います。内容がアップロードされているかどうかはわかりませんが、もしあれば見てみることをお勧めします。

R1(OG) THR the dominance of networking culture in the workplace.
ポジションが決まってなかったのですが、とりあえず私がリーダーをやりました。プレパ中はずっと「え?????????何言えばいいのこれ?????」と叫びながら恐る恐るプレパしました。初戦で緊張して何も見えなくなっていたのだと思います。部屋がわからず実際のプレパ時間が5分くらいしか確保できていない中でのPMは本当にビクビクしました。
BPのPMをやって思ったのは、Set upがかなり大事だと思いました。What is networking cultureというのを、具体例を挙げて説明すべきだと感じました。モデルの時点で説明することでジャッジにこれからいうことの予想をさせておくのも効果があるのかなと思ったりしました。Info Slideありの論題だったので、GovとOppの解釈が食い違ってしまっていたので軽く後悔しました。ちなみにCGにLove sexy Osushiの早川さんたちがいたので「わぁ…」って思いました。Govベンチwinの2位でした。

R2(OO) THW prohibit the use of predictive algorithms in criminal trials.
一試合目に続いてまたリーダーをしました。Big dataって何???????????と思いながら必死に「便利~~~!」「偏り少ない!!!!!!」「human judge単体だと偏見やばい!!!!」「今でも偏りあったevidence使ってない???witnessとか!!!」っていうのを散らして勝ちました。
類似した論題でAI judgeとかあったなぁとか思い出しながらスピーチをしました。感覚的にClosingに負けた感があったので焦りました。Opening half winの一位でした。

同期にQDO出ていることを黙っていたのですが(そもそも訊かれてもいなかった)、R2終わったころに、タブを見ていた同期に見つかってしまいちょっとがっかりしました。どうせならbreak announcementとかでばらしたかったですね~。残念。

R3(CO) THBT social movements should abandon the tactic of publicly shaming individuals in order to accomplish change.
初めてClosingやるのだが大丈夫かこれ??????と思いました。
四位でした。OOに思っていたことを言われてしまったので、何言えばいいの…?と思いました。多分こういう時に重要なのは「勝つこと」ではなく「如何に4位を回避するか」だと思ったりもしました。
おそらく最も欠けていたのは、government benchに対して有効なエンゲージだったのではないかと思いました。少なくともCGには勝ちたいと思う、悔いの残る試合でした。

R4(CG) THW hold heads of corporations criminally liable for significant environmental damages caused by their corporations.
「Closing再びってマジ?????」と思いながらディベートしました。ここで一位だったらオープンブレイクだったけど流石に無理かなと思ったので、「4位を避けること」を考えながらディベートしました。三位だったので何とかなりましたね。(?)

ブレイクナイト
銀杏のブレイクナイトを「R4はclearで負けたのでつらたん…」という理由で行かなかった私にとっては初めてのブレイクナイトでした。楽しすぎました。(語彙力0)
まずご飯が豪華でおいしかったです。ご飯に群がるディベーターを見て、「あぁ…ラウンドであんな怖い顔をしながらスピーチしていた人も人間なのだな…」と思いました。お寿司とか角煮とかサンドイッチとかいろいろあっておいしかったです。おそらくこれを上回るブレイクナイトは国内では絶対に見ないと思いました。
初めてのブレイクナイトで、「誰に話しかけたらええんや…?」と自分のコミュ障さに悩まされていたのですがかなりの人と話せたので良かったです。社会人の方や前にお会いした他大の方がかなりフレンドリーな方が多くて、本当にうれしかったです。
ブレイク発表前になった時、「そういえば参加者リストにKDSの方いるしブレイク速報した方がええんか…?」と唐突にKDSとしての義務感が生まれたので、初めてのブレイク速報をしました。速報した後にLINEグループで先輩たちが沢山スタンプを送ってくれたのを見て「わぁ私ブレイクしたのか~嬉しいなぁ」とかなりの時間差で思いました。

二日目
そういえばQDOって朝ごはん昼ご飯も出るのでQOL爆上がりしました。
Novice breakだとゆっくり朝起きられるので、Main breakできず悔しかったけどこれもありだなと思いました。いや、向上心は持つべきですね。

Novice GF(OO) THR the narrative that university education is the primary path to success. (Lose)
普通に論を外して普通に反論が思いつかなくてできなかったです。パーラ人生初めての(Novice)GFだったのですがうまくできなくて萎えました…。GFには魔物でも住んでいるのでしょうか。
試合終わった後に論外していることに気づいたときの絶望は半端じゃなかったです。

5.大会を終えて

雑に振り返ります。
①日程が冗談抜きで辛い
銀杏→QDO→夏セミとかいう、19年間夏休みは引きこもっていた人間にはかなりきっっっつい日程でした。体力が持たないです。来年はちゃんと日程考えたいです。それかそれに耐えられる体力つければいいのですかね。

②知識が足りてない
銀杏でも感じたことなのですけど、根本的にモーションに関連した知識が皆無だったように思いました。事象や出来事を知っていても、どんな過程を経て、どのように変遷したのか、どのような意義があったのかをもっと身に着けておくべきだと思いました。これからはちゃんと勉強します。(自戒)

③初めてのオープン大会たのちい
初めての遠征というか初めてのオープン大会だったのですが本当に新鮮で刺激を受けました。まず九州大学が綺麗だし(?)。どうしても関東の大会だと関東のディベーターが多いし、コミュニティが限られていて、どうしても新鮮さが失われていく感じがします。でも、オープン大会とかに参加すると、知らないディベーターが、社会人や海外からも来るので、OR入っただけでワクワクします。

④BP(哲学)
OpeningとClosingはかなり性質が異なることものだと実感しました。パートナーと合わせて二回しかスピーチの機会が与えられていない以上、自分たちのサイドで何を達成するのか、ゴールを明確化して、何故それが自分たちのベンチwinに貢献するのかを考えられるようになりたいと思いました。
また、ラウンドを客観視できる能力が必須だと思いました。自分の思っていた順位と言い渡された順位の違いがかなりありました。たぶんこれはBPにおけるサイドの評価の仕方にムラがあるからです。それによりイマイチwhipでどう立ち回ればいいのかわからなかったりmemberでどうopeningに切り込んでいくのかにピンと来なかったりするのだろうなと実感しました。要はジャッジもできるようになりたいです。

⑤ラウンド前はトイレに行く
遺言にしたいレベルで大事です。BP長いし話すときお茶飲みまくっていたせいでかなりの回数トイレへ行っていたのでぜひ気をつけてください。(?)

⑥謝辞
まずShota Abe、組んでくれてありがとう!お互い栃木育ちなのでプレパで食い違うのが少なかった気がする。パートナーや練習に困ったらいつでも言ってくれてええんやで。

先輩&同期へ。特に周囲にQDO出ると言っていなかったので唐突にブレイク速報によって知った先輩が大半なような気がするのですがLINEグループ報告してすぐ祝ってくれてありがとうございました。じわじわと喜びました。

そして大会を開催したQDOの運営の方々及び対戦してくださった皆さんありがとうございました。特に運営の方々の努力あってこその大会であることをかなり実感しました。本当にお疲れさまでした。


Results of QDO 2019

[Open Semi Finalist]

Love sexy おすし (Maya Kurata, Ryo Hayakawa)

[Open Quarter Finalist]

Love sexy Mixidea (Mitsushi Ono joint)

[Rookie Grand Finalist]

アルフォート (Yukina Hashimoto joint)

Open 9th best speaker: Mitsushi Ono


ゆきな、ありがとうございました!広報として速報LINEを流してくれて本当に助かるのでありがとう〜〜!笑

思い切って遠征したりオープン大会に参加することでコストを上回る様々な体験が多くできるのが大会遠征の醍醐味じゃないでしょうか。

それではまた次回のブログでお会いしましょう👋