春はあけぼの、ジャッジは競技 feat.春T
こんにちは!広報の藤井です。今回は、先日4月23,24日に行われたJPDU Tournament 2016(春T)にてMain Grand Finalのジャッジを務めた、18期の石原麻紗子に感想をつづってもらいました!
みなさんこんにちは! 最近のガムボトルって中に捨て紙入っているのですね、買って開けてびっくりしたチーフの石原麻紗子です。地味にブログを書くのがブログリレーを除くと去年のエリザベス杯ぶりで嬉しいです:) もう私たちのエリザべから1年経とうとしているとは思えず、つい昨日のことのようです・・・
さて、私は今回春Tという大会でジャッジとして出たのですが、そこで以前から抱いていた目標の内を果たすことが出来ました。そしてジャッジの面白さ、大変さをしかと体験してきました。ジャッジは個人競技です。ディベートのことをもっと分かるようになるし、ある意味ディベートよりも頭を使います。春Tを通して感じたことを始めは明るく、後には真面目に話していきたい思います。
1 大会前 -その時私は動けなかった-
2日間の大会にジャッジとして参加するのは今回初。そして最後にジャッジをしたのもほぼ1年前。とはいえここで絶対にジャッジブレイク(予選通過)したかったので、私はるんるーんと計6回ジャッジの練習する予定を立てていました。
だがしかし、ここで事件は起こった。
春T前の水曜日、どうにも体調が悪くKDSを休んで家に帰ると、なんと約6年ぶりの熱が・・・!38度の熱にうなされながら、水木金はほぼずっと寝込んでいました。結局ジャッジの練習を出来たのは2回。それでも熱に負けまいと、元気が出てきた金曜日はそれまでに頂いた先輩からのジャッジアドバイスをノートにまとめてみたりプリントしてみたり、ラインで質問したりしていました。お世話になった先輩方、どうもありがとうございました_(._.)_♥
2 大会 -その時マンゴープリンは、–
そして迎えた大会。1日目と2日目に分けて語っていきます。
A. 1日目(予選)
金沢八景にマスクと共に到着。KDSの先輩とか他大の友達に久しぶりにあえて嬉しかったです。19期もコミとしていっぱい来てくれていました。そんな中最初に発表されたマッチアップで、まさかの単独チェア・・・! ジャッジテストどうやら悪くなかったらしい。結局その日は最初の3回チェア、最後の1回パネルに入ることとなります。
B. 2日目(本選)ーその時私は目覚めた―(物理的に)
ブレイクしたかが気になりすぎて不安すぎて、朝の3時くらいから1時間おきに目覚めるという現象が起こります。そして朝もせっかくお母さんがマンゴープリンを薦めてくれたのに緊張しすぎて断ってしまった。
こんな感じでジャッジとしての春Tは幕を閉じました。
3. 思ったこと
A. ジャッジも競技である
冒頭に少し書きましたが、ジャッジは競技です。フィギュアスケートみたいなものだと思います。RFDというスピーチが他者に評価され、他のジャッジとの点の差でブレイクできるか・どこまでジャッジできるか・賞をもらえるかが決まる。上手く出来なかったらほとんどの原因は自分にあるというところに達してしまいます。事実私はジャッジをブレイクをしたいと燃えていたし、いい点をもらいたかった。そういう意味では競争的なディベートと非常に似ていますね。
B. ジャッジ経験の重要性
まず、ジャッジはディベートについてより分かるようになります。私は今回の春Tでコンテクスト・エンゲージ・コンペアについてもっと勉強しなくてはと思いました。ラウンドを第3者からみるだけで、どこにエンゲージするのか・どうコンペアするのか、などはっきりと見えてこなかったことが更に見えてくる感じがあります。勉強にもなるし、楽しいし、頑張れば賞ももらえる。ディベートにも役に立つので、やっぱりジャッジになるって必要だなと感じました。
C. 自分の未熟さ
大会の様子のところでは素直に結果がうれしかったのでポジティブに書きましたが、今回の大会では同時に自分のジャッジとしての未熟さをひしひしと感じました。RFD中、ここはベターに言えると何回も感じましたし、best adjudicatorを受賞された鍋島さんは、毎回10点をつけられていました。どうやったら毎回10点もらえるか、私も私なりに考えて答えを見つけていきたいです。これから私のジャッジをもっと努力して上達させていきたいと思います。
以上です:) ちなみに2日目の朝食べられなかったマンゴープリンはその日の夜にマンゴーをのせて食べました。美味しかったです。美味しかったので新歓合宿頑張れそうです。笑
大会に携わられた全ての皆さん、本当にありがとうございました!
以下、今大会のKDSの成績です。
Main Team Prize
Semi Finalist KDS A (Tom Ohtsuka, Kasumi Nogawa, Sho Masuda)