Wakaba cup 2017 報告
今回は、20期の小澤里佳に若葉杯二日目のブログを書いてもらいました〜!いつも練習熱心で真面目な彼女の熱く、文才溢れる文章をお楽しみください〜(^^)
KDS1年の小澤里佳です。新歓期に偶然もらったビラを見て,モデルディベートに圧倒されてKDSに入り,尊敬できる素敵な先輩方と優秀かつ一緒にいてとっても楽しい同期に囲まれて早3か月以上…いやもう4か月…
過去のKDS Blogを読んで,いつかは自分も…と頭の片隅で思っていたところ…早くも執筆依頼が!書くからには文学部らしく(笑)素敵な文章を書きたい!!ですが、個人的・主観的な感想が多くなることはご了承ください。
2017年6月25日,大阪大学豊中キャンパスで開催された若葉杯二日目に参加してきました。その時の感想・出来事・勉強になったことなどについて書きます!
1.大会前
2.大会を振り返って
3.今後に向けて
1.大会前
パートナーは成蹊jointでも組んだ,かわいい・賢い・帰国で英語もペラペラ!・そして同名の!!山本梨佳ちゃん♡成蹊joint前は普段の定期練習以外でも会ってプレパ練・リサーチ等(やり方に戸惑いながらも(笑))やっていましたが,若葉杯直前はお互いに忙しかったのか?定期練習ぐらいしか練習できていませんでした。
でも,出るからには!!ということで行きの新幹線から大会開始直前までは過去のモーションを見てgov.と opp.でそれぞれ何を立論するかをそれぞれ考えたり,話したりしました。大阪に到着して,二人で晩御飯を食べていると…若葉杯一日目の速報が!特に,かずな&はなのteam prize にgreatly incentivizeされ,「明日頑張ろ!!!」と士気を高めました。そのため、ホテルについてからのリサーチ・matterのシェア,色々考えたり…等々により一層熱が入りました(笑)ありがとう、かずな&はな(´▽`*)
2.大会を振り返って
当日の朝は、楽しみと不安・緊張とが混在していました。Opening ceremony前にORにいたときが緊張MAXでしたが、ジャッジに来て下さった先輩や同期と話したりすることで、緊張どうあれモチベーションが高まりました。
R1 Opp
Homeschoolingのmotionで「練習でかずな&はなとやってOppで負けたやつだ!」と思いました。そのとき,一応復習もしていたので,modelやargumentは立てやすく,イラストもしやすいように感じましたが,実際にスピーチしている時には、分析が足りていないし,logic jumpしているし,全然インパクトないなあ…と思ってしまいました。そして,相手のICUの子の情に訴えるようなスピーチにひるみそうになりました。なんとかengageしようと考えていたら,Opp Replyでリバッタルをするという恥ずかしすぎる痛恨のミスを犯しました。しかも,ラウンド終わるまで気づかないという…。負けたかなあ,と思いましたが,辛くも勝ちました。
R2 Gov
environmental tax!!!前日に若葉杯の過去問を見て,2015年若葉杯のKDSブログで神田駿介さんが書いた記事を読んで,こんなのあるのかあ…と思っていたらほんとに出ました。これについては,相方の梨佳ちゃんがいろいろ調べてくれていたおかげでmodelとargumentの設定がスムーズにできました。プレパ時間ほぼ目一杯アイディアを出し合っていたら,あれもこれも出てきて,あまり原稿をしっかり書けず,おおまかな枠の構成ぐらいしか紙に書けないままラウンド突入!とりあえず,set upと基本のargumentは出し切ってこないと!!と思ってスピーチしました。結構必死に話した記憶があります。私の中では次々と言うことが出てきた感じでした。ですが,modelに時間をかけすぎてargumentが薄かったかなあ…と反省しました。そして,セカンドで梨佳ちゃんがリバッタル・コンペアと同時にargumentを深めてくれて,訴えるような瞳で凛としたスピーチをするのに感動しました。ReplyではR1の反省を生かして相手より自分たちのサイドが上回っていることをなるべく綺麗にみせようと意識しました。自分の中では割と整理して言うべきことは言えていたかな,と。
結果,benefitとharmの証明度で上回っていたということで勝ちました。environmental tax のwording分析が弱いというリフレクを頂いて,もっと5W1Hを明確にしなければいけなかったと思いました。個人的には,Replyにインパクトが出ていて良かったと言っていただけたことが嬉しかったです。
R3 Opp
犯罪者が自らの罪を語ることを禁止するというmotionで???となりました。とりあえず,freedom of expression!?ぐらいしかパッと思いつかず,あまり分析を深められないままプレパが終わってしまいました。そして,ラウンド部屋に入った時,相手のTitechが英語プレパしていてビビりました(後で聞くと,インドネシア人とベトナム人でした!驚き!)。スピーチ前にもう帰りたい気分でした。準備したことが全て言い終わっても2分以上あまってしまい,もう言うことないんだけど(;´Д`)と思いながらひたすら繰り返す等本当に酷いスピーチをしました。本当に公開処刑かと思いました。Replyはまだましな形にしましたが,ラウンド直後に残ったのは無念さと悔しさ,あまりにも酷いLOスピーチをしてしまったことによるパートナーに対する申し訳なさしかありませんでした。
結果
R3はsilentだったので大会が終わるまで勝ち負けがわかりませんでしたが,もう負けた気でいました。あまりに悔しくてモデルディベートを見ているときもR3を振り返ってばかりいました。その後closing ceremonyに突入し,ぼーっと前のスクリーンを見ていたら,5th Best Team でKDS Aと出て,誰のことかと思ったら自分たちのチームでした!surpriseすぎる!!賞を取れたこと自体はすごく嬉しかったです。けれども,私の貢献なんてほんのちょっとで,ほんとにパートナーの梨佳ちゃんのおかげです。こんないい思いさせてもらっていいのか…とも思いました。
3,今後に向けて
もう若葉杯から約1か月がたちますが,自分なりにこれからの課題等を少しだけ書きます。
①イラスト!!!
イラストはいかに自分の言っていることが起こるか否か,現実的か否かを証明する上で影響力があるのは自明のこと。適切なwordingで詳細なイラストをする人のスピーチは説得的に聞こえると思うけれど,私の場合,イラストしてもしているつもりぐらいしか伝わらず,あまりに淡々としている…。イラストの上達には,第一に英語で困ることがないように英語の勉強をすること,そして地道にスピーチの練習をすることは必須だと思うので,日頃から頑張り続けたい,そうなろう,と思います。
②知識を増やす,そして考える!!
ディベートのmotionは現実でのcontroversialな事象をもとに存在するであろうことを考えると,現実・原理を知らないとどうにもならない時があるなあ、と最近。特に犯罪・刑罰関係やIRのmotionの場合,自分がまったくそのmotionが存在する状況を知らない,もしくはある一面的な見方しか知らないというとき,立論は表面的なものにとどまり,説得性もなにもないということになってしまうのでは,と。意外と知っているように思うことでも,その論理を問われたとき首尾一貫した議論を展開できるか,といったら,自分の無知さ・理解の甘さを自覚せずにはいられません。でも,知らないことを知ったり,当たり前だと思い込んでいることを問い直すことは純粋に面白いと思うし,無知のままではいたくないと思うので,自分から能動的に問いを立て,考え,調べ,…ということを地道にできるように…!
大阪まで行って,特に大阪ならではの観光をしたわけでもなく,あっという間に過ぎた若葉杯でしたが,いろいろなことを感じたという意味では収穫が多く,密度の濃い一日でした。
幸運にもteam prizeをいただきましたが自分のスピーチがそれに相応しいものであったとはいえないし,今振り返ってもR3で公開処刑したことはとても悔しいです。英語もmatterもまだまだこれからだと思います。それはすぐに手に入るものでもないと思うので,今回の悔しさを,そして普段の練習でも感じる悔しさを糧に根性を持って頑張り続けたい,続けられるようになりたいと思います!!
最後に,若葉杯に向けて毎回の練習でのジャッジや丁寧なリフレクをしてくださった先輩方,そして大阪までジャッジに来てくださったキヨさん,塩田さん,残間さん,ヒロさん,じゅんじさん,ありがとうございました!!
そして繰り返しになりますが,相方の梨佳ちゃん!!貢献度の低い私に寛容でいてくれる他いつも助けてもらってばかりで感謝しかないです。本当にありがとう!!!!!一緒に組めてよかった♡
長々と個人的な反省ばかりになってしまいましたが,以上です!ブログ執筆権を与えてくださりありがとうございました!!
里佳ちゃんありがとうー!Rika×2おめでとう!!!練習で何回か見たけれどとてもいいコンビだと思ってたのでprize入り出来て良かったねぇ〜これからもディベート楽しんでくださいー!
以下がKDSの実績となります✨
Wakaba Cup (24,25 June)
Day 2
5th Best team: KDS A (Rika Yamamoto, Rika Ozawa)
✨Congratulations!!!✨
次回もお楽しみに〜〜〜!!!